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皆さん こんにちは。ブログを少しお休みしていましたが、先週金曜日に7月成績検証を行い、ブログを再開することにしました。毎日更新は出来ないかもしれませんが、無理のない範囲で継続して行きたいと思いますので、これからも宜しくお願いします♪さて、早速、主力銘柄フージャース(8907)の話題です(笑)。ご存知の通り、先週7月29日(金)、フージャースは、6月25日の株主総会の決議事項(第4号議案)でもあったストックオプション(新株予約権)の発行条件等の詳細について発表しました(7月29日発行)。↓ストックオプション(新株予約権)の発行条件等に関するお知らせhttp://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10108907/00036333.pdf自分のための復習ですが(苦笑)...ストックオプション(新株予約権)とは、会社の取締役や従業員に対して会社から無償で付与される「あらかじめ決められた価格で自社株を購入できる権利(=コールオプションに相当)」で、将来、自社の株価が上昇した時に権利行使すれば自社の株式を「お得価格」で入手できることになり、従業員を更なる成長(=業績向上=企業価値の向上=株価上昇)に向けて努めさせる動機となることを意図しています。新株予約権の発行数は上限を約15%下回りましたが(会社側の株主への配慮かどうかは分かりませんが(笑)株主には嬉しいです♪)、株主総会での決議事項・社長説明に沿った予定通りの内容ではないかと思います。今回の発表の主なポイントを株主総会での承認内容と比較しながら見てみましょう:(1) 新株予約権の総数(新株予約権の対象となる株式の種類と数) 承認内容 7月29日発表の発行数 3000個を上限とする 2,565個 (新株予約権1個について普通株式1株発行)株主総会ではストックオプション行使による株式希薄化を懸念する声がありましたが、廣岡哲也社長は、以下のように従業員の士気を高めるために導入、株主には成長で報いる、と回答していました:株主質問「ストックオプション:希薄化につながり株主には不利。従業員にはボーナス上乗せなどで対応できないのか?」社長回答「希薄化のリスクについては認識している。希薄化には『成長』で報いる」「上場以来、ストックオプションの制度があっても実施実績は無い。今回も普通株式3000株はあくまで『上限』であって必ず実施されるものでは無い」「会社の成長は株主のおかげだが、同時に社員が一丸となって頑張ってきた面もあるので、社員の更なるモチベーション向上という意味でご理解願いたい」「ボーナスなどで対応した場合(社員100人で100万円とすると)年間1億円の経費増加となるが、ストックオプションだと現在の株価(¥458000)で計算した場合13億円超のボーナスを出したことになる」今回発表された新株予約権の発行数は承認された上限3000個より少なく、85.5%に相当する2,565個で、希薄化につながる可能性のある新株予約権行使による発行株式数は最大2,565株となります。 2,565株=現在の発行済み株式総数108,660株の2.3%であり、希薄化の割合は2.3%に過ぎないこととなります。今期の純利益増加71.7%、来期以降も最低20%の増益(経常利益ベース)と引き続き成長を想定しているフージャースにとっては、2.3%の株式希薄化は問題ないと思います。しかも今回の決定により権利が行使(=希薄化)されるとしても3年先のことです(下記の(3)権利行使期間の項参照)。勿論、公募増資・株式分割があれば状況(一株利益)は変わってきます。ただ株主総会でも確認できた如く、資金調達については当面は銀行融資で賄う見通しです。将来、大型プロジェクトのためにファイナンスを行う可能性はありますが、成長性との兼ね合い等その時点の状況で鑑みれば良いことと思います。株式分割は東証の基準(一株当り50万円を超える水準)に従う意向とされるため、現在の株価(¥451,000)をある程度上回る上昇が継続して続いた場合に実施される可能性がでてきますが、株価上昇の結果なので株主としては嬉しい状況が続いた結果でもあります(笑)。また会社側も希薄化の懸念を払拭する将来の増益(一株当り利益の増加)を見据えた分割決定となると思われます。(2) 新株予約権の行使に際して払い込むべき金額:1 株につき453,600 円株主総会での決議では、新株予約権の行使に際して払い込むべき金額について、「新株予約権を発行する月の前月の終値の平均値に1.05を乗じた金額(但し当該金額が新株予約権発行日の終値を下回る場合には、当該終値とする)」としており、今回決定された行使価格(=フージャスの株式を購入できる価格)は現在の株価(¥451,000)を少し上回る金額となりました。その結果、新株予約権の行使により発行する株式の発行価額総額は11億6348.4千万円(うち半分は資本に組入れられない)となります(現在の時価総額は450億566万円)。(3)新株予約権の行使期間: 平成20 年7 月1 日から平成23 年6 月30 日まで当該権利行使期間は、既に株主総会で承認されていた通り、平成20年7月からです。つまり3年先まで今回付与された新株予約権による新たな株式の発行は無い(=希薄化は無い)ことになります。(4)新株予約権の割当対象者数:計100名フージャースの廣岡社長は「役職や就業年数を考慮して新株予約権を割り当てる」と株主総会で話していましたが、今回の無償で新株予約権が割り当てられたのは、取締役2 名、監査役3 名、従業員40 名、子会社取締役1 名、子会社従業員54 名の計100 名となり、かなり幅広い割当状況となりました(フージャースの本社従業員数は約85名(男性41名+女性44名))。当然のことながら、権利行使時(期間)にフージャースもしくはフージャースの子会社の取締役、監査役、従業員でいないと権利は行使できません。また新株予約権の相続・譲渡等は認められていないので、割当者が退社・死去した場合は権利喪失となります。☆ 私的結論今回発行された新株予約権では、権利行使(=新たな株式発行=希薄化される)が可能となるのは3年後で、3年後の平成20年7月とは現行の中期計画で販売戸数2000戸(平成20年3月期)を達成した後=今期(予想PER17倍)予定1319戸より51%超増加=最低50%超の増収増益後であり、希薄化を懸念する必要は無いと思います。新株予約権行使による希薄化は株主総会でも株主仲間が強く懸念を表明してくれたので、会社側も十分理解しているでしょう(笑)。3年後までには新たな中期目標が設定され、次の成長軌道が明確になっている(だろう)時期でもありますので、その時点でフージャースへの投資判断を改めて検証すれば良いのではないでしょうか。(ストックオプションに関する内容ですが、素人知識で間違っている点があるかもしれません。ご指摘頂ければ幸いです)Q1決算発表、ストックオプション条件決定を終え、年初来ずっと上昇してきたフージャースの株価(+87.1)は7月は一休み(+\3000)、という感じでした。昨年、株価は8月終わり頃から10月にかけて急落しました。今年は、大型ファイナンスが無い・東証一部上場企業となった・月次営業報告が発表されるようになった等、昨年とは状況が異なるように個人的には感じていますが、相場のことですから分かりません(笑)。いずれにしても現物株は売りませんが。一株主としては、全体の相場状況を鑑みつつ、月次データなどで業績動向を検証していくしかないかな、と思っています♪残念ながら行けなかった昨日のアセットM(2337)の会社説明会では、色々前向きの経営報告がなされていたようです(Yahoo!掲示板にも報告がありますが、AKIさんの「成長株で億万長者」サイトを引用させて頂きました)♪今週は郵政民営化法案採決が控えていますが(ダヴィンチの上方修正も控えています(笑))、皆さん、そして私にとって良き日々となりますように♪♪♪
2005年07月31日
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ブログの更新は少しお休みしていますが、自分の戒めのために行なっている月次パフォーマンスのチェックと反省はやはり成長のためには欠かせません(笑)。7月もおかげさまでプラスでした(現物時価総額 前月比+12.6% 年初来+70%)。勿論、まだまだ高値掴みが多くて効率が悪いなどトレードには上達の余地が十二分にあるので、もっと良いパフォーマンスを上げられた状況だったと思います(笑)。基本的には中長期PFに変更はなく、「現物は売却せず・信用で適宜利益を積み重ねていく(+現引して現物を増やす)」方針にも変更はありません。主力のフージャース(8907)は第1四半期決算を巡る混乱(?)で伸び悩みましたが、不動産流動化銘柄に加えて、昔から保有している昭和シェル、三菱商事、武田薬品、トヨタ自動車など国際優良大型株、森精機製作所やトーアミなどの超低PER銘柄、及び優待銘柄(日本農産工業、紀文フードケミファ、伊藤園、ナナオ、進和など)も堅調でした。(ポートフォリオはフリーページを参照下さい)今月も保険料支払い、買物のために一部売却・出金していますので、いつもの如くいい加減な決算数字です(苦笑)(時価総額は現物のみ/信用を含まず・但し信用の含み益は利益に加算・利益は全て含み益で、配当・確定利益は含みません):☆ パフォーマンスMy PF(前月比) 時価総額 純利益額2005年1月末 +15.4% +164% 2月末 ▲0.2% + 13.9% 3月末 +4.1% + 16.0% 4月末 +9.3% + 48.1% 5月末 +6.6% + 25.2% 6月末 +8.2% + 40.9% 7月末 +12.6% + 33.4% (TOPIX+2.4%)(2004年12月末比) 4月末 +31% +416% 5月末 +40% +546% 6月末 +51% +838% 7月末 +70% +1114% (TOPIX+4.8%)PF中の割合(現物株のみ)では国際優良株が上昇しました: (割安)成長株 70% (前月比変わらず) 優待・高配当株 19% (前月比▲1%) 国際優良株 11% (前月比+1%)「ピンカス・リベンジ・ファンド」買付銘柄 買付日 取得価格 投資金額 時価 損益額* 損益率** フージャース(8907)6月30日 450000 450600 451000 ▲525 ▲0.0%ダヴィンチ(4314) 同上 317000 317593 381000 65672 +20.9%------------------------------------------------------------------合計投資額 765193 832000 65337 +8.5%キャッシュ残高 250086* 売買手数料を含む損益。** 投資金額に対する割合。7月は年初来+70%と「ラッキー7」を達成しました(笑)。本当にありがたいことですが、やはりいつもの如く株主仲間のtakoさんが計算してくれた主力銘柄「五天王」の年初来パフォーマンス(12/27→7/29)を見ると: フージャース(8907) 241,000→451,000 +87.1%(前月比+\3000) ダヴィンチ(4314) 118,000→381,000 +222.9%(前月比+\64,000) アセットM(2337) 333,000→585,000 +75.7%(前月比\42,000) アーバン(8868) 2,755→4,670 +69.5%(前月比\380) パシフィックM(8902) 238,000→513,000 +115.5%(前月比\62,000)7月伸び悩んだフージャースでも+87.1%...公募開けのパシM、中間決算期待が高まっているダヴィンチの上昇が凄い...。「分散し過ぎPF」(計42銘柄)は効率が悪いですが、昔から保有している優待・高配当株や国際優良株(全て現物)は、銀行預金を余りしていない私の「高利回り貯金代わり」なので仕方ないです(笑)。ITバブル崩壊で悲惨な状況になっていた「ピンカス成長株ファンド」を売却した資金で始めた母親のための「ピンカス・リベンジ・ファンド」はダヴィンチの好調に支えられました。追加で岩塚製菓を購入しようと思っていたら騰がってしまいました(泣)。マネーマネージメントに関しては拙日記「PF管理:資産運用・トヨタFSA豪ドル債条件決定♪」を参照して頂ければ幸いです。☆ 「五天王」の主な出来事(7月)7月11日 アセットM Q1決算(純利+147%)(MSCB発行で軟調になり「買い場」を提供)パシM、公募価格決定(43万)7月12日 パシM、公募株交付(堅調)7月14日 パシM、05年5月中間決算(連結05/11通期純利益+144%)7月22日 フーQ1決算(売上無く赤字決算←一週間前位から売り基調となる)7月26日 アーQ1決算(失望売り:アー君とは相性悪いのでお付き合い無し(笑))(8月15日にダヴィンチが中間決算、アーバンが第1四半期決算の発表を予定)☆ 7月の主な売買 ☆●「五天王」:信用にて買い増し+信用買い利益確定による現引で現物を増やす(但し予想より相場が堅調だったので現引きした株数は少ない)。●アセット・インベスターズ(大証二部3121)を新規に信用買い建て(7月25日@\770):少し下がっていたので欲張らずに\775で指していたら@\770で買えました。DAIBOUCHOUさんのサイトで紹介されていた作戦(「アセットIとパシフィックMの信用建玉について」)を試してみようと思っていますが、9月末の分割前の現引資金調達が課題です(他にも現引きしたい株が沢山あるので...(苦笑))。●進和(7607)ミニコバンザメ投資手仕舞い:7月20日に無事、東証一部に上場が決定、ミニコバンザメ投資分を売却、ダヴィンチの現引資金に。残りは1割分割を取って長期保有。●三菱商事(8058)ミニ回転:「サハリンII」の負担増大で売られたところを信用買い・翌々日戻したところで返済売り。「フージャースの赤字決算売り」「アセットMSCB発行嫌気売り」「パシM公募嫌気売り」と同じく、昔から保有していて馴染みのある銘柄が根拠の薄い(無い)「悪い」ニュースで下げたところを狙って買い増すのはやはり美味しいです(笑)。☆ 7月の主な出来事 ☆[フージャース個人投資家向け説明会(7月16日、日経新聞主催)]改めてフージュースの成長と経営方針を確信、永久保有・買い増しの方針に変更無し!。三回に分けて説明会の模様を報告させて頂きましたが、フージャースが更に進化していたこと(業界内での優位性を積極的に提示するなど、特に個人投資家へのプレゼンテーション)、株主(参加者)のレベルが非常に上がっていたことには驚きました。[外貨証拠金取引を開始(7月22日、ロンドンテロ・人民元切上げで参入)外貨建てMMF(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル)は昔から積み立てで保有していましたが、証拠金でレバレッジをかける外貨証拠金取引を漸く開始しました。かなり円安に戻していたので参入を迷っていたのですが、ロンドンのテロ、人民元切り上げで予想外の嬉しい「円高」となり参入(笑)。但しまだ「試し」段階。為替差益による利益確定を目指すトレードではなく、円売り・米ドル買い&円売り&豪ドル買いのポジションを維持、通貨間の金利差を利用した収益受取が目的です♪----------------------------------------------------------------このところ、個人的に色々あってブログを少しお休みしていますが、皆さんからとても嬉しいコメントを頂きました。本当にありがとうございます♪ またネット・コミュニティで知り合った方たちからも非常に暖かい言葉を頂き、凄く嬉しかったです。自分は大変恵まれていると改めて実感した日々でもありました♪♪ 皆さんに感謝です♪♪♪8月も皆さん、そして私にとって良き時節となりますように♪♪♪♪♪P.S.vox mundiさんから「リンクが上手く機能していない」とご指摘頂き、直しました(また一つ賢くなりました(大汗))。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。他にオカシイところがありましたら教えて頂けると嬉しいです♪ vox mundiさん、いつもありがとうございます♪♪
2005年07月29日
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皆さま こんばんは。突然で申し訳ありませんが、個人的な都合で少しの間、ブログをお休みします。(フージャースの「赤字決算」とは全く関係ありませんので、ご懸念なく(笑))明日月曜日は、金曜日のロイターの見事な「売り煽り速報」(苦笑)↓「2005年 7月22日(金) 15時50分 [ロイター]フージャースコーポレーション、2005年度第1四半期連結決算=当期損失は3.13億円、赤字幅拡大 2005年度第1四半期 (2005年4月1日-2005年6月30日) 注) カッコ内は前年比、△は赤字 05年度第1四半期 04年度第1四半期 売上高 (百万円) 55 1,317 (-95.8%) 営業利益 (百万円) △319 △49 経常利益 (百万円) △310 △79 当期利益 (百万円) △313 △80 1株利益 (円) △2,913.62 △2,609.06 の後でもあり(ロイターの記者、正気!?)、フージャースへの投資家の反応が興味深い日となりそうですね(笑)。テロ再発など市場を取り巻く不安要因はありますが、個人的には、昨年とは結構違う状況(東証一部上場企業になり、機関投資家の投資検討対象にもなった・増資&分割をしていない・フージャースに対する投資家の理解・認知度が高まっている・市場全体も比較的堅調な相場)がどう反映されるのか、検証できると思ってます♪ 金曜日も買い増しましたが、月曜日も下げるようでしたら買い増ししたいです。不安な方で、フージャース株主友の会会長のokenzumoさんのサイトやDAIBOUCHOUさんのコメントをまだ読んでいないのであれば、是非読みましょう(笑)。拙サイトも紹介されているのはお恥ずかしい限りですが、皆様ご存知の通り、お二人の分析・コメントはいつもながらとても参考になります。なるべく早くブログを再開したいと思っていますので、お見捨てなきよう(?)宜しくお願いします。今週も皆さん、そして私にとって良き日々となりますように♪♪♪
2005年07月24日
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☆ フージャース:買い増し&第1四半期決算(計画通り・販売順調で通期予想に変更なし)本日の今期第1四半期(2005年4~6月)の発表を控えて売られていたフージャース(8907)を少し買い増しました。買値は@436000。勤務中の取引で(苦笑)他の株主仲間のように底値で上手く買うことはできませんでしたが、今日まで余裕資金が入らなかったことが幸いしたかもしれません..お金があるとすぐ買ってしまう性質なので..(苦笑)。思い起こせば......先週7月16日(土)の日経新聞主催の会社説明会で、フージャースの廣岡社長は株価について、市場が決めることとしつつ「緩やかな上昇が望ましい」「いつ買っても株主の方々に満足してもらうようにしたい」と発言した後、最近の株価は「少し騰がりすぎているようですが….」とボソっと話していたのですよね...。廣岡社長に株価をどうこうしようなどという意識は全く無いでしょうが、結果的に今週の下げを予見したような発言となりました。現場(会場)で社長の話を聞いていたのに、対応(信用買い建て分を一部利益確定するなど)できなかった私...(泣)。もっとも、いつ株価が騰がるか下がるかなんて予測は私には不可能ですが..(苦笑)。ただフージャースは勿論、五天王については今まで買い下がりは全て報われてきたので、今回も買い増しました♪♪ 午後3時半に「平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)」が発表されました↓。以下、上記短信を「ざっと」見た感想です。Q1は、不動産分譲事業において当初計画通り引渡開始のマンションが無く前期末の販売用不動産だった新築マンション1戸の引渡しのみで、販売費及び一般管理費が売上総利益の額を上回ったため、予定通りの赤字決算でした。ただ月次データで検証できている様に、大変順調な販売状況(6月営業報告から通期業績は5月6日の本決算発表時の予想通りとなる見通しです♪♪ 皆さんご存知の如く、廣岡社長の「伝えたことは必ず守る方針」からフージャースは上方修正することはあっても下方修正をしたことは今だかつてありません。フージャースの今期・来期業績予測については、フージャース株主友の会会長のokenzumoさんの日記を参照下さい。参考:6月末時点の販売状況(()は5月末時点との比較です):決算期 計画戸数 契約済み戸数 進捗率平成18 年3 月期 1,281戸 980戸(+10戸) 76.5%(+7.8%) 平成19 年3 月期 1,700 戸 48戸(初) 2.8%(初)(注) 平成18年3月期は、マンション1,281戸(全10棟)に加え、戸建て38戸の引渡しを予定。フージャース自身がQ1報告で述べている通り、不動産分譲事業においては、マンションの売買契約成立時ではなく顧客への引渡時に売上が計上されるため、引渡時期により四半期ごとの売上高に偏りが生じる傾向があります(引渡の集中する第4四半期の売上高が他の四半期に比べて高くなる)。不動産管理事業も引き続き実績を重ねていますが、個人的に注目したのは、不動産分譲事業での相乗効果を狙って平成17 年4月1日付で設立された連結子会社フージャースキャピタルパートナーズがQ1に早速実績を上げていることです(業務受託収入で売上高300千円、営業利益81千円を計上)。財政状態(連結)では、キャッシュ・フロー及び現金及び現金同等物が減少していますが、Q1に事業上の重要な鍵となる用地仕入が順調に進捗したこと(=自己資金でのたな卸資産の取得が進む)によります。仕掛販売用不動産などの財務上の意味については6月30日の拙日記「フージャースへの疑問:株主資本比率、営業CF、PER、買いタイミング、地震etc」をご参照下さい。参考:6月末時点の事業用地仕入状況決算期 計画戸数 仕入済み戸数 進捗率平成19 年3 月期 約1,700 戸 1,220戸(+74戸) 71.8%(+4.4%)平成20 年3 月期 約2,000 戸 236戸(+131戸) 11.8%(+6.6%)平成18 年3月期第1四半期財務・業績の概況(平成17 年4月1日~平成17 年6月30 日) (1) 経営成績(連結)の進捗状況(百万円%)売上高 営業利益又は営業損失(△) 経常利益又は経常損失(△) 四半期(当期)純利益又は純損失( △)17 年3月期Q1 1,317 ( 10.1) △49 ( -) △79 ( -) △80 ( -)18 年3月期Q1 55 (△95.8) △319 ( -) △310 ( -) △313 ( -)(参考:通期実績と予想 - 平成18年5月6日本決算発表時)業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 16年3月 13,201 1,446 823 17年3月当初予想 20,675(+56.6%) 2,500(+72.89) 1,350(+64.0%) 実績 21,032(+59.3%) 2,857(+97.6%) 1,689(+105.2%)18年3月予想 31,000(+47.3%) 5,000(+75.0%) 2,900(+71.7%) (2) 財政状態(連結)の変動状況連結財政状態 総資産 株主資本 株主資本比率 現預金17年Q1 15,659 6,173 39.4% 6,20118年Q1 16,905 7,309 43.2% 1,284(参考:通期実績)連結財政状態 総資産 株主資本 株主資本比率 現預金16年3月 11,280 2,660 23.6% 4,04017年3月 19,646 7,727 39.3% 6,136☆ 進和:利益確定・ダヴィンチ現引進和(7607)については、東証一部上場が確定した後も幸い値を上げたので予定通り一部売却、信用買い建て銘柄のうちからダヴィンチ1株を現引きしました。2003年から保有している残りは引き続き長期保有です。東証のシステム変更などで今年は昨年ほど利幅がとれませんでしたが(約1ヶ月で15%程度)、コバンザメ作戦が薄利とはいえ成功したので良しとします(笑)。ダヴィンチは無配株ですが、値上がり期待から信用を買い建てては少しづつ現物に移しています♪☆ 外貨証拠金取引開始ロンドンのテロ(幸い今度は被害が少ないようです)、人民元切り上げで為替市場が動いていますね。ちょうど外貨証拠金取引を始めようと思っていた矢先の予想外の嬉しい「円高」となりました(笑)。でもまだ「試し」の段階なので、ほんの少しだけしか買っていません。また為替差益による利益確定を目指すトレードではなく、円売り・米ドル買い&円売り&豪ドル買いのポジションを維持、通貨間の金利差を利用した収益受取が目的です♪♪♪☆ 「五天王」の動き[年初(年初来安値) → 現在(7月22日(金))]
2005年07月22日
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万年東証一部上場候補の進和(7607)が本日、漸く一部上場となりました(http://www.tse.or.jp/listing/1section/1sec.html)。8月はサンエーと2社だけです。昨年は期待が大きかっただけに上場ならずのニュース後、急落。今年は東証のシステム変更のためか上場期待のコバンザメ相場も予想通り穏やかなものでした(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506200000/)。明日、もし騰がったら予定い通り一部売却して信用買い建て銘柄の現引資金に充当しようと思っています。残りは1割無償分割の権利をとってこれまで通り長期保有です♪ 第1四半期決算を控えたフージャースが軟調。Okenzumoさんも書いていますが(http://plaza.rakuten.co.jp/okenzumo/diary/200507200000/)昨年の厳しいQ1決算後の下げはきつかった..(苦笑)。昨年と違い、今年は公募増資・三分割も無く、東証一部上場企業として比較的底固い動きを続いてきました。明日から明後日にかけて更に下げたら買い増したいのですが、昨日アーバン(8868)を下げたところで買ったので(@4690)信用枠に余裕が無い(泣)。ん~信用は主に五天王(下記銘柄)なので安易に売りたくないものばかり....どうしましょう(苦笑)。昨日、三菱商事がサハリンIIの負担増加を受け売られていたので、@1515で信用買い。カブドットコム証券の新しい手数料は¥315(20万円以下の場合)。今日は無事戻したので即@1550で返済売り(無手数料)。ミニ回転取引で来週の昼食代くらいにはなりました。セコイです(笑)♪♪♪☆ 「五天王」の動き[年初(年初来安値) → 現在(7月20日(水))]
2005年07月20日
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フージャースの個人投資家向け説明会(7月16日)の報告に沢山のコメントを頂き、ありがとうございました♪ フージャース株主友の会のokenzumo会長がサイトで取り上げて下さった(http://plaza.rakuten.co.jp/okenzumo/diary/200507160001/)おかげもあってアクセス数もこれまでで一番多く、説明会会場でも感じたフージャースへの個人投資家の皆さんによる関心の高さを実感しました♪♪ 今日は反落しましたけど(苦笑)。ところで..ayumixファンドを運用しているあゆみさんがCMB研究所の内田さんのコメント(「投機・投資の手法は一生懸命に詳しく述べてもマネーマネジメントの具体的な方法は一切ふれていないサイトや本がほとんど」)を受けて「メンタル&マネーマネージメントの大切さ」について書いています(http://plaza.rakuten.co.jp/ayumix7961/diary/200507190000/)。私自身はどちらもまだまだ模索中ですが、当然のことながら個々人の資産・負債・収入・年齢・環境、そして運用「目的」によって資産管理・運用の方法も違ってくると思います♪ また市場環境(金利上昇・下落時など)によっても多少配分が変わるかもしれません♪私の場合、今は株式で運用するのが最もリターンを上げられる時期だと考えていますので株式投資(個別株・投資信託)の割合が多いですが(今日もアーバンを@4690で少し買い増し)、運用資産全体(貯蓄性保険残高を除く)では最低限、株式以外の割合を30%程度は保有するようにしています(目安): 元本保証商品・流動性資産(国内外・預金・商品券・旅行券)10% 株式 (国内外・個別株・投信) 70% 債券 (国内外・個別債券・MMF・債券投信) 10% バランス (国内外・投信・CB・金・商品) 10%預金・投資信託(MMFを含む)は基本的には毎月の積立投資です。好奇心が高いため、個別株投資同様、他の運用商品も色々投資し過ぎ(=分散し過ぎ)で余り効率の良くない運用方法かもしれません(大汗)。また保険も割合と多く加入している為(「個人年金保険」「養老保険」など)、貯蓄性保険残高も結構な額になりますが、とりあえず保険は保有資産には含めますが運用資産とは別に考えることにしています。貯蓄性保険残高は元本保証商品なので「銀行預金」と看做しても良いという話もありますが、即時に換金できる性質の金融商品ではありませんネ。債券投資では、比較的強いと思われる通貨による高利回り債券を少しづつ買っていく予定で(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506020000/)...7月も豪ドル債券を少し買います(笑)。7月15日(金)、トヨタFS証券から購入予約をしていた新しく発行する豪ドル債券(トヨタ豪州の金融子会社)の条件が決定したとのメールが来ました。↓ トヨタの格付けは最上級のトリプルAで、日本国債よりずっと高いです(笑)。豪ドル債券の購入は6月に続くものですが(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506180000/)、購入後払われる利子は自動的に豪ドル建てMMFに入り、複利運用となるようにしています:【条件(利率)決定】トヨタファイナンスオーストラリアリミテッド2008年7月満期ユーロ豪ドル建社債-------------------------------------------------------------------【申込期間】 2005年7月19日(火)~7月28日(木)15:00 銘 柄 名 トヨタファイナンスオーストラリアリミテッド(TFA) 2008年7月満期 ユーロ豪ドル建社債 利 率 年 5.05%(税引前・豪ドル建て) 格 付 AAA (S&P) 、Aaa (Moody's) ※2005年6月29日現在 売出価格 額面1,000豪ドルにつき1,000豪ドル 申込単位 額面1,000豪ドルから1,000豪ドル単位 申込期間 2005年7月19日(火)~7月28日(木) 受 渡 日 2005年7月29日(金) 償 還 日 2008月7月28日 利 払 日 年2回 (1月、7月の各28日)外貨建て商品への投資としては、株式・債券などの他、既にかなり円安になってしまいましたが、状況を鑑みつつ主として金利差を活用したスワップ取引による金利収入(一番手間隙がかからない!?)を目的に外貨証拠金取引を始めてみようと思っています♪♪♪(皆さんの助言のおかげでエクセルを貼り付けられました♪ ↓)☆ 「五天王」の動き[年初(年初来安値) → 現在(7月19日(火))]
2005年07月19日
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(6)「中期経営計画」:通過点に過ぎず中期経営計画自体は、年間供給戸数2000年3月期で2000戸など株主総会でも目標と同じで、マンション分譲業者としては平成16年の17位から「供給戸数1,700戸で13位、2000戸で10位」になりますが、あくまでも「通過点」ということ。アナリストがいう「2000戸」「売上高500~1000億円」の「成長限界」についても、「業界の通説を打ち破っていきたい」と。またNo.1を目指す布石として、東京都下・神奈川での供給を計画しているようです。但し、東京都下・神奈川においても「フージャースとして自分たちの思い(=安くて広い快適な住まいを提供する)を達成できる土地を自ら選定していく」とのことでした:中期経営計画(平成18年3月期~平成20年3月期)の概要 H17/3期 H18/3期 前期比 H19/3期 前期比 H20/3期 前期比引渡戸数 979 1,3193 4.7% 1,700 28.9% 2,000 17.6%売上高 21,032 31,000 47.4% 経常利益 2,857 5,000 75.0% 売上高経常利益率 13.6% 16.1%当期純利益 1,689 2,900 71.7%■年間供給戸数:平成20年3月期に2000戸■経常利益ベースで「年率20%以上の成長率」→それ以上を目指す■徹底的な地域特化により効率性を重視→「埼玉・千葉で供給戸数ナンバーワン」■「完成在庫ゼロ」の継続■「株主資本比率30%以上」を維持 「長期経営目標として、「マンション分譲でNo.1企業」を目指す」 (7)経営理念:安くて広い快適な住まいを提供上記に示したように、フージャースの「マンション分譲にかける思い(経営理念)」は:「所得の多寡にかかわらず、「安くて広い快適な住まい(80~90m2、2,500~2,700万台目安)に住んでいただく」■その結果、経済的にも精神的にも、家族にはゆとり(教育・余暇)が出来、本当の意味での「豊かなる日本」へのお役に立てる。■この「暮らしの質を豊かにする」は、際限のない永遠のテーマであり、企業生命をかけるには十分な使命であると考えている。■マンション管理事業を通じて、ソフト(暮らし)の領域への事業を展開。で、従来と変わりありませんが、やはり経営理念・目標を社員が共有する企業は強いと思います。廣岡社長は、目標とする広さ(80~90m2)について「新婚さんの賃貸平均面積50~60m2の約1.5倍」と説明、「求めやすい価格」を設定して購入を促す戦略が分譲地域の賃貸組を意識しているのは、DAIBOUCHOUさんのブログでtakoさんが指摘している通りです(http://club.www.infoseek.co.jp/forum/view.asp?cid=l0600033&iid=11&num=1114 ん~takoさんさすがです(笑))。2.会場参加者からの質問・応答:投資家のレベルが向上!廣岡社長による説明終了後、質疑・応答の時間になったのですが、一年前の会社説明会とは投資家の態度・質が格段に向上していました。一年前は、聴衆の多くが「フージャース? 何やっている会社?」という感じで、出席者の多くも日経新聞を読んでいる企業退職者のおじいさんで「女性活用」にもピンと来ないようでした(笑)。私もokenzumoさんから教えてもらうまではフージャースを知らなかったのですから人のことは言えないのですが(苦笑)。ところが、今年は司会者の「質問のある方は挙手を」の声に多くの人が挙手、昨年はほとんど挙手する人がいなくて私も質問できたのですが、今年は質問者が多すぎて全然ダメ(苦笑)。フージャースへの関心の高さが十分感じられました。やはり東証一部上場となり、メディア(日経新聞)にも取り上げられる機会が増え、業績の良さが認識され始めているのだと思います。質問者もフージャースについて良く勉強しており、非常に参考になる質疑応答の時間でした。質問(1)自分は企業を判断する時に「ビジネスモデルの持続性」に注目しているが、売上高経常利益率が高い上に、継続して上昇している要因を具体的に教えて欲しい。(ビジネスモデルに注目した投資とは、DAIBOUCHOUさん張りですね(笑))社長回答「事業にかかるコストである『土地代+建物+一般管理費』を節約、合理的なコストにする」「土地は、他社が買いたくないところを買い、『目利きの力』を発揮する」(フージャースは業界の常識から離れた「駅から遠い」人気がない土地の仕入れを主体にしているので、競争が少ない)「地主さんも(土地に)人気がないと価格を下げざるを得ない」「都心などのタワーマンションは20~30社で競争入札となり、仕入れが高くなっている」「人気がないといっても、それはあくまでも「業者」にとってのことで、お客さんは欲しがっている可能性がある」「毎週、モデルルームをチェックすることで、マーケットにはないけれどお客さまが欲しがっているモノがぼんやりとわかってくる」「建物は、基本スペックには自信がある。但し過剰設備は厳しくチェックして無駄を省く」「建物のスペックは、販売地域で本当に望まれているものを徹底的に検証」「一般管理費は無駄遣いを省くことは当然であるが、社員も株主なので株価が騰がれば社員もHAPPYとなる」(人件費を必要以上に吊り上げる必要がない!?)印象に残った社長の言葉は:「お客の近くにいること」です。当たり前だけどなかなか出来ないことだと思います。質問(2)数字に裏づけされた明快な説明に感服したが、従業員も今は若くて勢いがあるが、安定雇用を続けているといずれは平均年齢・給料も上がる。対応策は?社長回答「社風の問題だと思う。わからないことはわからないという柔軟性を持った社風、社員が生き生きと働ける社風を維持していきたい」「マンション事業を軸に事業を色々展開していく予定」質問(3)文句のつけようがない程良過ぎて、死角が無く、逆に不安になる。会社が考える弱点は? No.1を目指すための課題は? 社長回答「やはり社風の醸成が一番大事」「次々と目標を立てて達成していくようにしているが、危機意識が薄れて大企業病にならないよう気をつけたい。いつまでも生き生きと働ける会社にしていきたい」「以上のようなことくらいしか今は正直、思いつかない。皆さんに良いお知恵があったら教えて欲しい(会場笑い)」*****************************************************************ふぅ~長くなりましたが拙いながらも報告を書き終えることができました(笑)。ただExcelの表を貼り付ける方法がわからないので時間がかかりました(苦笑)。(どなたか機会があったら教えて下さい)今回の説明会の投資家の質の向上でも示されていた如く、フージャースが収益性・成長性の高い優れた企業であることは投資家間に徐々に認識されつつあり株価も堅調で、「騰がり過ぎ」「加熱し過ぎ」と見る人もいるかもしれませんが、成長性・財務とも良い(と思われる)株が買われるのは当然のことです。成長を続ける限り全て織り込み済みとはいえず「将来の割安株」になっていく可能性があります。何より微力な私にはフージャース以外に継続性ある高い成長性・財務安定性を持ち今期PERが10倍台の企業が判りません(一部の不動産流動化銘柄等を除く)(笑)。よって私個人の判断は、「フージャース永久保有・買い増しの方針に変更なし」の結論に至りました♪♪♪(☆おやすみなさい☆)
2005年07月18日
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(5)「同業他社との比較優位性」・「東証一部上場企業中での比較優位性」を示唆今回の廣岡社長のお話・資料でやはり驚いたのは、「他社に比べての優位性」を非常に強調していたことです。これまでの個人投資家向け説明会では、フージャースは自社の特徴は述べても、他社に遠慮してか「同業者との比較優位性」については余り触れてこなかったような気がします(勘違い・記憶違いだったらスミマセン)。ところが、今回は違いました。用意された資料(詳細は後述)も会社概要・業績・事業計画・経営理念に加えて:「財務内容から見る当社事業戦略の優位性(別途資料参照)」が明示されていました。別途資料では(1)「月次営業概況」と:(2)「マンション供給ランキング上位30社 財務内容(上場企業のみ)」(3)「3期連続2ケタ増益企業(時価総額300億円以上・東証一部上場)(出所:日経ビジネス)(4)「平成16年 首都圏分譲マンション供給ランキング」(出所:週刊住宅新聞社)があり、フージャースの他社に比べた「優位性」が一目瞭然でわかるように資料が用意されていました。同業他社との比較の重要性はフージャース株主友の会のokenzumo会長が従来から述べている通りですが、そこまで調べる投資家はなかなかいません(苦笑)。ただ実際に同業他社と比較してみるとフージャースの優位性が非常に明確になりますよね。今回の他社との比較優位性の資料は、フージャースの優位性・現況を明示することで、個人投資家に対し「首都圏No.1のマンデベを目指す目標」の長期経営方針に説得力を持たせ、説明会に参加した既存株主にはより一層の支援を、そして一般の個人投資家にはフージャース株式への投資を促す姿勢を積極的にしたのではないかと思います。「財務内容から見る当社事業戦略の優位性I」として:1. 経常利益率 13.6%(平成17年3月期、マンション上位30社中3位→16%(平成18年3月期)2. 経常利益伸び率 97.6%(同上、同2位)3. 株主資本比率 39.3%(同上、同3位)4. ROE 21.9%(同上、同1位)を挙げ、更に「財務内容から見る当社事業戦略の優位性II」として同業他社との比較優位性を示唆。フージャース以外、上位10社に全てランクされている企業はありません:財務内容から見る当社事業戦略の優位性II (平成16年3月期ベース) 経常利益率 経常利益伸び率 ゴールドクレスト 20.5% ゴールドクレスト 112.6%エフ・ジェー・ネクスト 14.2% フージャース 97.6%フージャース 13.6% 相模鉄道 77.6%菱和ライフ 12.1% リクルートコスモス 61.7%三菱地所 12.1% ジョイント 54.7%住友不動産 12.1% 菱和ライフ 39.6%東京建物 11.1% 東急不動産 37.5%有楽土地 10.0% ゼファー 31.6%三井不動産 8.5% 東京建物 26.3%ジョイント 7.8% 明和地所 24.1%株主資本比率 ROE 日神不動産 46.5% フージャース 21.9%エフ・ジェー・ネクスト 39.7% エフ・ジェー・ネクスト 20.0%フージャース 39.3% 菱和ライフ 19.5%ゴールドクレスト 36.1% ゴールドクレスト 18.1%明和地所 31.8% タカラレーベン 17.9%扶桑レクセル 31.1% 日本総合地所 17.7%三菱地所 29.5% ゼファー 16.6%東京建物 25.3% 有楽土地 15.3%三井不動産 23.5% 相模鉄道 13.2%日本総合地所 21.0% ジョイント 12.4%参照別途資料(2)「マンション供給ランキング上位30社 財務内容(上場企業のみ)」では、更に供給ランキング上位30社について、売上高、経常利益、(売上高)経常利益率、経常利益伸び率、総資産、株主資本、株主資本比率、ROEの各数字が表にまとめられ、供給戸数ではフージャースは17位(平成16年度)ですが、収益性・財務安定性で優れていること(つまりNo.1を目指すことが可能なこと?)が示されています。(スミマセン、この表は作成するのが大変なので省略します)更に、フージャースが不動産・マンションデベロッパーという同業他社においてだけではなく、別途資料(3)「3期連続2ケタ増益企業(時価総額300億円以上・東証一部上場)(出所:日経ビジネス)を用いて他の上場企業に比べても成長性が高い企業であることも示唆。さすがに18年3月期については自社の数字しか示していませんでしたが、私の方で勝手に18年3月期の他社の数字(経常増益率、予想PER、ROE、自己資本比率)を補足してみました(笑)。:3期連続2ケタ増益企業(時価総額300億円以上・東証一部上場) 順位 経常増益率 7月15日終値ベース 平成15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 予想PER ROE 株主資本比率1 キッツ 44.0% 44.1% 163.3% -4.9% 10.4 11.1% 33.9%2 日本バルカー 33.4% 32.1% 147.6% 9.0% 17.0 4.9% 46.8%3 ダイフク 89.2% 32.1% 147.6% 33.8% 18.3 7.1% 36.2%4 京都銀行 34.2% 67.4% 124.0% -3.0% 17.7 7.6% 5.7%5 大同特殊鋼 20.3% 132.7% 122.6% 40.0% 13.1 4.8% 33.1%6 ローランド 10.2% 51.9% 118.9% 11.8% 17.4 4.4% 65.7%7 住友金属工業 5422.6% 66.3% 118.3% 9.7% 7.7 16.0% 25.1%8 JUKI 886.8% 75.7% 114.9% -7.5% 11.7 16.0% 11.7%9 マキタ 173.1% 74.0% 99.8% 13.0% 11.0 4.7% 75.8%10 ローランドディーシー 41.6% 76.5% 98.3% 5.8% 15.8 17.3% 78.9%11 フージャース 69.1% 78.5% 97.6% 75.0% 17.6 30.9% 39.3%12 新日本製鉄 311.3% 150.9% 96.7% 21.1% 6.8 15.6% 30.7%13 トプコン 186.8% 166.2% 94.7% 26.1% 18.7 4.9% 42.3%14 東ソー 92.6% 18.8% 89.2% -15.7% 11.5 17.8% 21.2%15 日本ケミコン 420.8% 54.5% 83.3% 2.0% 27.7 2.0% 50.5%17年3月期の経常増益率では17位ですが、18年3月期では+75.0%、ROEでも39.3%とダントツ1位と収益性の高さが際立ちます。全体としてフージャースが業績・財務共にバランスのとれた高成長を安定的に続けていることがよくわかります。尚、自己資本比率ですが、日本の旦那投資家・竹田和平氏が「自己資本比率が50%以上あると望ましいのはメーカー(製造業)で、商業は30%程度、不動産だったら5%~10%以上で構わない」(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506300000/)と述べている通り、他業種との比較は余り意味がないのですが、フージャースの33.9%は他業種を含む上記15社のうち7位でした。別途資料の最期には、マンション供給規模における他社との比較が示されますが、廣岡社長曰く「埼玉・千葉に集中しているのは、戦略を持って展開しているため」ですが、私にはこの表は「首都圏No.1のマンデベ」への道筋を具体的に数字で示唆しているような気がしました:別途資料(4)「平成16年首都圏分譲マンション供給ランキング」順位 会社名 供給戸数 東京 埼玉 千葉 神奈川1 大京 6,136 3,470 820 256 1,5902 三井不動産 3,647 1,959 202 529 9573 野村不動産 3,386 2,097 31 655 6034 三菱地所 2,798 1,750 431 161 4565 日本総合地所 2,707 503 21 - 2,1836 住友不動産 2,487 1,968 66 42 4117 東京建物 2,443 2,159 50 52 1828 藤和不動産 2,437 1,425 228 107 6779 リクルートコスモス 2,437 1,420 493 81 44310 扶桑レクセル 2,130 980 309 708 13311 有楽土地 2,079 1,183 235 97 56412 日神不動産 1,969 1,150 429 - 39013 東急不動産 1,766 1,019 32 38 67714 タカラレーベン 1,568 675 565 - 32815 リックス・リアルエステート 1,565 1,058 - - 50716 菱和ライフ 1,557 1,557 - - -17 フージャース 1,439 - 832 607 - (1位)(3位)18 ジョイント 1,420 1,055 - 90 27519 相模鉄道 1,389 551 122 - 71620 スカイコート 1,371 1,371 - - -21 ゴールドクレスト 1,319 618 - 45 65622 明和地所 1,109 595 - - 51423 エフ・ジェー・ネクスト 1,096 1,096 - - -24 モリモト 1,072 769 - - 30325 伊藤忠都市開発 1,048 365 - 127 55626 ニチモ 1,044 884 14 122 2427 青山メインランド 1,012 1,012 - - -28 ゼファー 1,007 320 48 482 15729 総合地所 936 296 - 391 24930 日商岩井不動産 928 364 73 456 35以下、「フージャース:会社説明会(四)」に続きます♪
2005年07月18日
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ご報告が遅くなりましたが、7月16日(土)の個人投資家向け会社説明会(日経ホール)の様子をお伝えします♪ 一部、株主総会の報告(「フージャース:期待以上の株主総会&懇親会(一)、(二)(三)http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506260000/等)と重なる部分があり、私の個人的な印象に基づく拙い報告に過ぎませんが、最期までお読み頂ければ幸いです。昨日の日記で先に書きましたが、今回の会社説明会を聞いた結論は以下の通りです:☆ フージャースは更に進化していた..☆ 株主(会場参加者)のレベルが非常に上がっていた...☆ フージャースの成長と経営方針に益々確信が持てたので、永久保有・買い増しの方針に変更なし..!「進化」...という言葉に皆さんに大きな期待を抱かせてしまったようで申し訳ないのですが(大汗)、フージャース自体というより、個人投資家に対する「プレゼンテーション」が大きく変化したように感じたことから、「進化」と表現しました。つまり以下の点でプレゼンテーションにおいて「攻めの姿勢」に転じたように思います:☆ 「首都圏NO.1マンデベ」の長期経営目標を明確かつ具体的に打ち出した☆ 「他社との比較優位性」を強調☆ より積極的に投資家にアピール今回の合同会社説明会は、人気ストラテジストの三菱証券・北野一氏による基調講演「年後半の株式相場について」(←北野氏は好きなストラテジストですが、今回の講演も有益でした♪)に続き、フージャースなど4社が説明会を行いました。IRに熱心なフージャースは、主な個人投資家向け会社説明会に積極的に参加していますが(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506100000/)、私自身がフージャースによるこうした一般個人投資家向け会社説明会に参加するのは、昨年7月、今年1月に続き、3回目となります。今回は昨年7月と同じく日経新聞主催で、場所も同じ日経ホールでした。北野氏の切れ味鋭く説得力ある相場見通しのお話(誤解を恐れず物凄く簡単に云うと...少なくとも来年夏までは世界の株式市場は緩やかな上昇を続けるそうです)に続き、眼鏡をかけた廣岡哲也社長(いつもより知的に見えました(笑))が登場、後ろの席にはフージャースの敏腕IRの手嶋経営企画室長がノートパソコンを広げ控えて座ります。前の方に座っていた私が廣岡社長と「目が合った~」と感じたのは気のせい!?(()は私の個人的な感想、もしくは補足です)*****************************************************************フージャース個人投資家向け会社説明会:7月16日(土)(日経新聞社主催)1.13:45~14:15 廣岡哲也社長による会社説明・営業報告2.14:15~14:25 会場参加者からの質問・応答(挙手した人から司会者が選ぶ)1. 社長による会社説明・営業報告(1)「首都圏No.1のマンデベを目指す」目標を明言通常通り会社概要の説明から入ったわけですが、驚いたのは、これまで株主総会等では語ってはいましたが「一般向け個人投資家説明会」では余り主張していなかったと思われる(勘違い・記憶違いだったらスミマセン)「首都圏No.1のマンションデベロッパーを目指す」という長期的な経営目標を明確かつ具体的に打ち出したことでした。説明会冒頭で、社長は明言します:「今は埼玉・千葉が中心ですが、東京都下・神奈川にも進出し、首都圏No.1のマンデベを目指しております」前にも書きましたが、広岡社長は「当たり前のことを当たり前にきちんとやる」基本理念(業界では実際にやっている会社は少ない)から「伝えたことは必ず守っていく」ことを実行してきました。故に今まで一度も業績の下方修正がありません(上方修正の繰り返し)。今回、500人超の個人投資家が出席した大規模な説明会で、「No.1マンデベ」を明言したことは相当な重みがある、と私は受け止めました。続いて従来の説明と同じく、企業にとって「ヒト・モノ・カネ」が重要と説明([]は社長による解説):1. 全従業員の約40%が20代の新卒社員・全従業員の約50%が女性社員=男女が対等に活躍[企業は人が命・従来のマンデベとは違う]2. 創業から9年9ヶ月で東証一部上場[非常に短期間で達成]3. 平成16年マンション供給戸数、埼玉県1位、千葉県3位[ジャスダック上場以来、両県に経営資源を集中した「ドミナント戦略」が功を奏した]4. 4年連続で、約70%以上の増益率(経常利益ベース)[「ヒト」が大事・人・モノ(商品)が良ければ数字はついてくる・フージャースは進化を止めない]5. 時価総額はIPO(約16億)から現在(約512億)まで約32倍[当面の目標は時価総額1000億円]会社概要では、新しく創設されたグループ会社の「フージャースキャピタルパートナーズ」について、株主総会同様、「裾野の広い住まいという業界での相乗効果を図る」目的と説明されました。(2)「株価:何時買ってもよいよう緩やかな上昇を目指す」資料の2ページでは、平成14年10月ジャスダック上場以来見事な「右肩上がり」の株価チャートが「予想PER17.6倍」の数字と共に示されましたが、9分割後も順調な上昇を続ける株価について社長は、「株価は市場が決めること」としながらも「急激な上昇は好ましくない」とし、「株主の皆さんが何時買ってもご満足頂けるように、緩やかな上昇をしていくよう、長く保有していける状況を目指す」と話されました。(株主としては、是非そうあって欲しいですね♪)(3)業績の推移:大幅増加続く経常利益・高い売上高経常利益率/株主資本比率30%超業績については、平成15年3月期(ジャスダック上場時)、平成16年3月期(東証二部上場時)、平成17年3月期(東証一部上場時)及び来期平成18年3月期の計画が示され、中でも経常利益の大幅な増加(+69.1%→+78.5%→+97.6%→+75.0%)と共に、売上高経常利益率の上昇(7.0%→11.0%→13.6%→16.1%)について「同業他社と比べて大変高い数字」と強調。(確かにその通りで、この収益性の高さがフージャースの強さですね♪)株主資本比率についても、やはり19.2%→23.6%→39.3%と財務が安定してきていることが示され、これまで同様、「30%以上を維持する方針」ということでした。また業績全般について、従来の説明同様、「マンデベの収益予想は比較的簡単」とし、モデルルームでも「株主である」と伝えれば色々質問を受け付け説明するので、是非実際にモデルルームを訪れて欲しい、と話されました。(4)平成18年3月期 プロジェクト一覧:販売順調今年度計画マンション全10物件(1,281戸)のうち、デュオヒルズ1件の他は全て収益性の高い(←株主総会での情報)低価格帯(1,000万円台~3,000万円台)のウィズシリーズです。現在、完売が3物件、7物件が販売中ですが、6月末時点で契約済み戸数は980戸(約76.5%)と販売は順調(「フージャース6月営業概況:好調続く・来期の契約始まる♪」http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200507130000/)で、会社として平成18年3月期の数字については「ほぼ達成可能」と考えており、経営の焦点は既に平成19年3月期に移っているとのことでした。:物件名(所在地) 戸数 デュオヒルズ武蔵浦和(埼玉県さいたま市) 131戸(完売)ウィズ西千葉(千葉県千葉市) 95戸(完売)ウィズ柏ヒルサイドテラス(千葉県柏市) 65戸(完売)リバージュガーデンウィズ八千代(千葉県八千代市) 109戸ウィズ三郷(埼玉県三郷市) 200戸ウィズ松戸陽だまりの丘(千葉県松戸市) 238戸マリーナガーデン(千葉県八潮市) 188戸ウィズ南柏コンフォートレジデンス(千葉県流山市) 100戸ウィズ柏光が丘(千葉県柏市) 75戸 ウィズ稲毛ヒルトップテラス 79戸(マンションの他、今期は戸建て38戸(ミックスガーデン柏の葉)を販売中)以下、「フージャース:会社説明会(三)」に続きます♪
2005年07月17日
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My PF中最大銘柄のフージャース(8902)については、6月25日(土)の株主総会で廣岡哲也社長はじめ会社の方々から色々お話を伺えたし、月次データも確認できているので(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200507130000/)、行かなくてもよいかな~と思っていた今日の個人投資家向け会社説明会(日経新聞主催)。結局、家で予定していた来客が無かったし、Hakkinen_500さんからも頼まれていたので(笑)暑いけど行って来ました。結果は.....行って良かったです!!!報告は少し長くなるので、食事を済ましてから今晩まとめて書こうと思ってますが、結論を先に言いますと:☆ フージャースは更に進化していた..☆ 株主のレベルが非常に上がっていた...☆ フージャースの成長と経営方針に益々確信が持てたので、永久保有・買い増しの方針に変更なし..!ところで...マネックス・ビーンズ証券から「アフィリエイト参加認定」のメールが来ました。自分のサイトでアフィリエイトをやるつもりは無かったのですが、マネックスの松本社長は好きな経営者ですし(以前、コラムに関する感想に対し、個人的にお返事を幾度か頂きました)マネックス証券時代から買っているバンガート社の投信は本当に良いファンドだと思うので、同社の「宣伝」に寄与しても良いと考え、以前募集していた「アフィリエイト・サイト募集」に応募していました。でも...「今すぐできます」というメールの案内を読んでもよくわからない...(泣)。「厳正な審査の結果」(本当??)、認定されても、無事アフィリエイトまで辿り着けるのでしょうか!?? ん~世の中、コンピューターが得意な人間ばかりでは無いのです...。しかし、今日は夏物バーゲンで買い物をし過ぎました...(大汗)。ではまた後ほど...♪
2005年07月16日
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追記:全く健忘症がひどい私は、大事な大事なDAIBOUCHOUさんについて書かれた本を忘れていました(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200507080000/)。但し、DAIBOUCHOUさんの投資の本道を学ぶにはやはりインタビュー本ではなく、ご本人が語っている¥塾のDVDが一番良いと思います。以下、前回書いた内容に追記分を加えました:**********************************MU’さんから届いたアンケートに答えを書いてみました。ただ私は正直なところ、「個人で株式投資をする」という目的では投資に関する本をほとんど読んでいません(汗)。過去に証券会社の調査部で働いていた経験から仕事を通じて財務諸表や市場の見方、重要な経済指標のポイントなどを学ばせて頂いたことが投資の基礎になっています(勿論、まだまだ未熟な知識しかありませんが)。MU’さんへの答えでは、実際に個人投資家として銘柄選択や売買をする際に役立ったと思う本を書いてみました♪質問1.今まで投資をやったことが無いあなたのパートナー(奥さんや旦那さん、彼氏彼女)が投資をはじめたいと言い出しました。パートナーは財務諸表の読み方はもちろんPERなんて言葉も知りません。そこで、一番初めに読むように進める書籍は何ですか?☆ 四谷一著「普通のサラリーマンでも15年で2億円作れる! 」株主仲間の四谷さんのこの本は本当に読みやすく、実践的で基本となる素晴らしい本だと思います。☆ 「北浜流一郎の成長株投資で資産1億円!」タイトルは北浜大先生の本のようですが、この本は「日本のバフェットを目指すDAIBOUCHOU氏に有望銘柄の選び方と投資手法を学ぶ!」趣旨でDAIBOUCHOUさんへのインタビューをまとめたものです。故にDAIBOUCHOUさんについて書かれている43ページまでしか読んではいけません(笑)。またDAIBOUCHOUさんの投資の本道については、やはりインタビュー本よりご本人が直接語っている¥塾によるセミナーのDVDが良いと思います(http://www.enjyuku.com/dvd/v_kabu_068.htm)。¥34000と高いですが、それを上回るだけの価値は十分あると思います。初心者には難しい内容も多いですが、投資に対する考え方は勿論、現実に一人の若いサラリーマンがこれだけの財産を築くことができる株式投資の魅力に触れるのは良いことだと思います。☆ 東保裕之著「株式投資 これだけはやってはいけない」個人投資家、特に本業を持ちながら株式投資をする日本の普通の投資家が注意すべき点を実践的に書いた良書です。☆ 石川臨太郎著「年収300万円の私を月収300万円の私に変えた投資戦略」これも株主仲間(バリュー資産株)のリスクテカーさんの本です。全く初めての投資本としては少し難しいかもしれませんが、投資の「心構え」を学ぶにはとても良い本だと思います。☆ ピーター・リンチ「株で勝つ!」この本はフィデリティ証券で投信積立「ステップ・BY・ステップ」を始めた時に「プレゼント」として貰いました(実際は本のプレゼントに吊られた?)。読み物としても面白いし、個人投資家が機関投資家に勝てる要素を具体的に上手く書いています。個人である程度まとまった額を株式投資に投じようとしていた2001年秋に、この本を読み、自分なりにポイントを紙に書き出して、ポイント別にラインマーカーで色分けし、しばらく繰り返し暇な時に目を通していました。銘柄選択のポイントとして「変な、格好の悪い名前の会社」とか「本社が地味、もしくは辺鄙な場所にある」など結構参考になりました(笑)。質問2.パートナーはある程度、用語や投資の仕組みについて理解し始めました。いよいよ財務諸表の読み方を勉強しようと思います。読むように進める書籍は何ですか?上から易しい順です:☆ CMB研究所『ITバブルで大損こいたオレが到達した【オレ様流】決算書で発掘!儲かる株』 バリュー投資に重点を置き過ぎな点はありますが、イラスト入り・笑える財務諸表本です。☆ 日経文庫「財務諸表の見方」コンパクトに常識として財務諸表を理解するには良い本。用語の確認にも最適。☆ 山本潤「投資家から『自立する』投資家へ」財務諸表で投資判断をするのに有益な本ですが、財務諸表をある程度理解していないと読むのは大変だと思います。質問3.今までに一番影響を受けた書籍は何ですか?☆ ピーター・リンチ「株で勝つ!」質問4.今まで読んだ書籍で印象に残る名言がありましたら教えてください。「無恒産、因無恒心(恒産なければ因って恒心無し)」孟子の言葉とされています。生活を支えるに足る安定した収入(恒産)が無いと、どんなに困っても悪に走らない心・不動心(恒心)を持つことは出来ない、ということです。余程修行の積んだ人以外は、やはり一定の収入・資産が心の安定・平和のためにも必要だと思います。人を必要以上に羨んだりしないためにも(苦笑)。人・自然に優しくできる余裕を心身共に持ちたいと願っています。「尖ったチャートで買ってはいけない」(東保裕之・前掲著)質問5.一番好きな書籍は何ですか?☆「バフェットの銘柄選択術」何事もそうですが、達人には素直に学ぶべし、ですね(笑)。質問6.その他お勧め書籍、ご意見がありましたらお書きください。 ☆ 矢口新著 「生き残りのデーリング」投資と投機の考え方などが参考になりました。初めて投資をする人には、「お勉強」も大変結構で必要なことですが、ある程度株式投資の知識が身についたら、実際に株を買ってみるべきです(勿論、少しずつ、小額から)。そして売買の記録・反省点を必ず記すことが大事です。やはり自分の大事なお金を投じてみないとわからないこと、株を買ってみないとわからないことって沢山あると思います。あと余り「頭でっかち」になり過ぎて、たいした知識でもないことに自分で自分を縛り、投資機会を失う例を結構見かけるのですが、凄くもったいないと思います。優秀な投資家ほど「柔軟」で人の話に聞く耳をもっているように、投資では「勉強熱心で素直」であることがパフォーマンスの良さにつながっているような気がします。*********************************************************ん~...いわゆる投資本をほとんど読んでいない(=勉強していない)私の答えなど全く参考にならないでしょうが..(大汗)、こんな個人投資家もいるということで...(苦笑)。☆ 「五天王」の動き[年初 → 現在(7月15日)] フージャース(8907) 241,000 → 471,000 +95.4% (少し下げるも引き続き底固し) ダヴィンチ(4314) 118,000 → 354,000 +200.0% (反落するも引けにかけて買われる) パシフィック(8902) 238,000 → 498,000 +109.2%(反落続く(泣)) アセットM(2337) 333,000 → 578,000 +73.6%(反転?) アーバン(8868) 2,755 → 4,800 +74.2% (引けにかけて利益確定の売りが出るも高値更新続く・強し!) では、皆さま、良い週末をお過ごし下さい♪♪♪
2005年07月15日
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フージャース(8907)を中心とした主力銘柄(現物・信用共)である「五天王」(成長・業績の裏付けがある将来の割安株)の一つ、パシフィックM(8902)が14日、2005年11月期の中間決算(2004年12月~2005年5月)を発表しました。預かり資産増大に伴い利益率の高いファンド運用・仲介による手数料収入が拡大、自社保有不動産からの賃料収入増加等で、予想通り連結経常利益・純利益が前年同期比2.5倍の44億円・2.3倍の22億円となる等、大幅な増益でした。↓http://www.pm-c.co.jp/pdf/news/050714chukantansin(renketu).pdf月次預かり資産残高の伸びも堅調なようです(現在4,140億円)。↓http://www.pm-c.co.jp/pdf/news/050714%20azukarisisan0506.pdf不動産の転売が減り自ら運用する不動産ファンドへの組入れを増やしたため、ファンド組成など投資ファンド事業は順調、2.4倍の伸び♪2005年11月期通期も、引き続き順調な物件取得・運用するファンドからの配当収入増大等で、連結経常利益・純利益が2.2倍・2.3倍の72億円・22億円となる等、通期でも大幅増益を見込んでいるようです。既に四季報の来期予想を上回っています(表参照)。パシフィックMは6月23日、業績の大幅な上方修正と共に公募増資と株式分割(11月20日現在株主に対して1:3)を発表していますが、11日に即公募価格が決定、12日には株式交付と「ファイナンス明け銘柄」としてここ数日急騰、今日は反落でした(少し買い増し)。ざーと...まとめてみますと…通期連結決算:実績・予想(単位:百万円、()は前年比) 売上高 経常利益 純利益 16年11月 23,828(128.9%) 3231(175.9%) 1701(+179.8%) 17年11月 当初予想* 22,165(▲6.98%) 4,769(+47.6%) 2,591(+52.3%)四季報予想 22,200 (▲6.83%) 4,800(+48.6%) 2,600(+52.85%) 修正予想** 33,463(+40.43%) 7,241(+124.1%) 4,149(+143.91%)18年11月 四季報予想 28,500 6,100 3,300 * 1月14日通期決算発表時。** 6月23日公募増資・株式分割発表時。中間連結決算:実績(単位:百万円、()は前年比) 売上高 経常利益 純利益16年5月 12,256(+161.3%) 1,820(+180.3%) 948(+218.1%) 17年5月 12,094(▲1.32%) 4,479 (+146.1%) 2,206 (+132.5%)パシフィックMについても、11月30日までに信用買いを現引きして現物の株数を増やし、分割を取る予定です♪♪♪☆ 「五天王」の動き[年初 → 現在(7月14日)] フージャース(8907) 241,000 → 473,000 +96.3%(底固い) ダヴィンチ(4314) 118,000 → 359,000 +204.2%(反落) パシフィック(8902) 238,000 → 507,000 +113.0%(反落) アセットM(2337) 333,000 → 572,000 +71.7%(反落) アーバン(8868) 2,755 → 4,660 +69.1%(高値更新)
2005年07月14日
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フージャースのIRから月次報告「平成17年6月度 営業概況のお知らせ」が届きました。↓http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10108907/00035640.pdf前回5月度の発表日(6月10日)から株価は419,000→472,000(7月12日終値)と+12.65%上昇、年初来(243,000)では+94.24%=約2倍になっています。ただ私は勿論、多くの株主仲間の皆さんが現物を売る気がないのは、不動産銘柄で唯一の「月次データ」で好業績の見通しを確認できることも大きな要因となっているでしょう♪ ただ会社としては「ガラス張りの経営目標達成」を迫られるわけですから、大変だと思います。6月25日の株主総会で、廣岡哲也社長は、月次データの公表について:「(正直に申し上げて..)月次の営業情報開示(業界初にして唯一)は社内的には非常に厳しいものです..ただ目標達成は、成長への大きなモチベーションにもなっています。」と話していました(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506260002/)。☆ 6月末時点の営業概況(()は5月末時点との比較です):1.販売状況決算期 計画戸数 契約済み戸数 進捗率平成18 年3 月期 1,281戸 980戸(+10戸) 76.5%(+7.8%) 平成19 年3 月期 1,700 戸 48戸(初) 2.8%(初)(注) 平成18年3月期は、マンション1,281戸(全10棟)に加え、戸建て38戸の引渡しを予定。2.事業用地仕入状況決算期 計画戸数 仕入済み戸数 進捗率平成19 年3 月期 約1,700 戸 1,220戸(+74戸) 71.8%(+4.4%)平成20 年3 月期 約2,000 戸 236戸(+131戸) 11.8%(+6.6%)5月に仕込みのなかった事業用地契約は、6月に3プロジェクトで進んだようです:・ 「勝田台プロジェクト(仮称)」・ 「稲毛プロジェクト(仮称)」・ 「新座プロジェクト(仮称)」)但し、事業上非常に重要なポイントとなる土地の仕入れは、当然のことながら毎月行うといった性質のものではなく、「状況に応じて効率的な仕入れを行う」ことに注力しているようです(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200506260001/)。恐らく6月は良い条件で仕入れられたのだと思います。販売は引き続き、好調なようで、計画10棟のうち「ウィズ柏ヒルサイドテラス」(全65戸、千葉県柏市/引渡予定:平成17 年9 月)も完売(http://www.c-direct.ne.jp/japanese/uj/pdf/10108907/00035641.pdf)、今年度計画戸数(1281戸)の76.5%が契約済みとなりました。6月では来年度の契約も進んでいますね(計画戸数1700戸中48戸=進捗率2.8%)。HPに戸建てプロジェクトの概況がありました。なかなか良さそうです:↓http://www.hoosiers.co.jp/products/mixgarden_kodate/index.html【価格】2,900万円台~(予定)・最多価格帯3,200万円台(予定)【所在地】千葉県柏市高田字三勢1078番(地番)【交通】JR常磐線・東京メトロ千代田線直通「柏」駅よりバス約8分 徒歩1分。またはつくばエクスプレス区間快速停車駅「柏の葉キャンパス」駅 徒歩24分。【構造/規模】 木造・二階建て(2X4工法) 【総区画】 38区画【面積】土地約30坪~57坪、建物95.45m2~114.89m2【間取り】4LDK(http://www.hoosiers.co.jp/products/mixgarden_kodate/roomplans/index.html)【竣工予定】平成17年10月下旬。間取りは標準的。床下収納が2つあるのはいいと思いますが、個人的には和室は8畳が好きです(笑)。外観(http://www.hoosiers.co.jp/products/mixgarden_kodate/gallery/index.html)は少し安っぽい感じもしますが(苦笑)、値段に比べてどうなのかは実際見ていないので判りません(汗)。近くの方、見学してきて下さい(笑)。廣岡社長は常々「公表した数字は達成しなければいけない」と話しています。6月の進捗状況からも、フージャースの決算発表(5月6日)での今期業績予想(以下の通り)は十分達成可能と思われます♪♪♪業績(連結) 売上高 経常利益 純利益 16年3月 13,201 1,446 823 17年3月当初予想 20,675(+56.6%) 2,500(+72.89) 1,350(+64.0%) 実績 21,032(+59.3%) 2,857(+97.6%) 1,689(+105.2%)18年3月予想 31,000(+47.3%) 5,000(+75.0%) 2,900(+71.7%)
2005年07月13日
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アセットMの昨日の業績予想上方修正[修正「幅」:8月中間期純利益-連結+39.6%・個別+51.7%、06年2月期-連結+28.8%(前年比+58.5%)・個別+26.1%]と110億円の無担保転換社債型新株予約権付社債(MSCB)の発表に対し、今日の株価は予想通り強弱混合の反応でしたね。MSCBより一般投資家もディスカウントで買える公募増資の方が「受けが良い」のでは?と昨日の日記で書いたら、超優秀投資家さんのお一人にコメントを頂きました:「MSCBでさげるなら、公募価格で買えたと思って買い増しすればよいのです。今時、公募も当たりませんから・・・3%ディスカウントで577千円、5%で565千円です。ダヴィンチもそうですが、下がったときが、最大のチャンスです」誠に.....おっしゃる通りで.....ドンピシャリでした!!!!!589,000と前日終値595,000より6,000安く始まった株価は、午前中には572,000と前日終値比23,000安まで下げます。「素直」な私(笑)は、公募増資のつもりで3%ディスカウントを少し下回れば上出来かな、と575,000で指値を入れたところ..今日の最安値572,000で約定。株価は午後値を戻し、前日比10,000安の585,000で引けました。残念ながらダヴィンチの魅力に負けた私は、ダヴィンチを利益確定してまでアセットMを買うことは出来ず、「今日下げるなら、ダヴィを売っても、アセットを買う『賢い投資家』」にはなれませんでした(苦笑)。他の株主仲間かつ優秀な投資家さんたちはちゃんと他の信用銘柄をきっちり利益確定してしっかりアセットMを買っていたようで..さすがです。今日の最安値で買えたのはありがたいのですが、信用枠に余裕のない私はほんの僅かな株数しか買い増しできませんでした(泣)。今日が公募株交付日だったパシフィックMもせっかく少し下げたのに僅かしか買い増しできず...いざという時に買い増しできる余裕資金を持っておくべきなのは「投資家の常識」かつ過去の軟調相場で実感しているのに...ん~..まだまだ修行が足りません...(苦笑)。上記の売買は全て信用取引かつ買い建てのみ(現物株は原則売却せず長期保有)ですが、私の主な信用買い銘柄である四天王ならぬ主力銘柄「五天王」(現物株でも主力)↓は全て魅力的で買い増したい気持ちを抑えるのが大変です(笑):☆ アセットM(2337) : MSCB下げのリバウンドを期待☆ ダヴィンチ(4314) : 8月始めに中間決算発表(秋以降、REIT上場予定)☆ アーバン(8868) : 過熱感なき着実な上昇続く;逆日歩で利子をもらえるので信用継続の気が楽;8月始め第1四半期決算発表☆ パシフィックM(8902) : 今週14日(木)に2005年11月期の中間決算発表、11月20日に1:3の株式分割☆ フージャース(8907) : 7月下旬、第1四半期決算発表状況を見ながら信用買いは一部利益確定し、現物株を増やしていこうと思ってます♪♪♪
2005年07月12日
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「宝島8月号」の株式投資特集号では、ayumixファンドを運用しているあゆみさん始め優秀な個人投資家さんたちがイラスト入りのインタビュー記事に掲載されていますが、先日、ある投資家さんから「(宝島8月号の)個人投資家さんによる覆面座談会の記事に出席していた『去年、不動産株で大儲けした女性って幸せな投資家さんではないですか?』とのメールが来ました♪フージャース(8907)を始め、東急不動産、アセットM(2337)、ダヴィンチ(4314)、アーバン(8868)、パシフィックM(8902)などがMy PFの増大に貢献してくれたのは確かですが、私ではありません(苦笑)。でも「大儲けした」という「幸福な誤解」はあえて解かないで(笑)、近い将来必ず実現する目標にします♪♪不動産といえば..今日、アセットMが業績の上方修正と無担保転換社債型新株予約権付社債(MSCB)の発行を発表しましたね。状況をざっと見てみましょう。(私の計算部分には間違いもあるかもしれませんので、ご注意下さいね)平成18年2月期(平成17年3月1日~平成18年2月28日)中間期及び通気業績予想の修正に関するお知らせ↓http://www.assetmanagers.co.jp/pdf/20050711c.pdf第二回無担保転換社債型新株予約権付社債発行に関するお知らせ↓http://www.assetmanagers.co.jp/pdf/20050711d.pdfパシフィックMと違い、上方修正幅が余り大きく無かったこと、投資家には受けが良い株式分割の発表が無かったこと、投資家には受けが悪いMSCBを4月発行(90億円)から3ヶ月で再び110億円発行すること等から、短期的な株価は強弱混合の動きになるかもしれませんね。ただ古川会長は、株主を失望させる下方修正はしたくないという思惑から、今回の予想も比較的保守的に出してきているとは思います。06年2月期:連結業績予想の修正(百万円)(()は前期比) 売上高 経常利益 当期純利益前回予想(A) 11,400 5,800 2,950今回予想(B) 12,600(+62.7%) 7,000(+78.8%) 3,800(+58.5%)増減額(B-A) 1,200 1,200 850増減率(%) 10.5 20.6 28.8(参考:会社中期計画)*07年2月期 15,200(+20.6%) 8,700(+24.3%)* 現実的プラン。会社側には他にもっと大幅な増収増益を予想した「積極プラン」、「楽観プラン」があるようです(笑)。また、会社側の資料による「潜在株式による希薄化」による説明は以下の通りです:「今回のファイナンスを実施することにより、直近(平成17年6月30日)の発行済株式総数に対する潜在株式数の比率は10.8%になる見込みであります。」(潜在株式数の比率は、既に発行されている新株予約権による潜在株式数の比率3.0%と今回発行するMSCBの新株予約権が全て当初の転換価格で権利行使された場合の比率7.8%を足した数字)本日の発行済株式数(238,171株)が希薄後10.8%増えると想定した株数(263,893株)で今期の予想一株当り利益(EPS)を計算してみると: EPS 前期比増減前期05年2月期 実績 11,906 今期06年2月期 会社予想 前回 12,386 +480 +4.0% 今回 希薄前予想 15,955 +4049 +34.0% 希薄後予想 14,400 +2494 +20.9% 四季報予想(希薄前予想) 13,051 +1145 +9.6%来期07年2月期 四季報予想(希薄前予想) 14,157 現時点での今期の予想純利益前期比伸び率(06年2月期+58.5%)は、ダヴィンチ(05年12月期+67.6%)、パシフィックM(05年11月期+144%)、フージャース(06年3月期+71.7%)を下回りますが、今回の上方修正で今期希薄後予想EPSは四季報の来期予想EPS(希薄前予想)を上回ることになり、また中間予想も大きく上方修正したことから、基本的には業績は順調に伸びているようです。再び上方修正の可能性もあると思います。ただ個人的には、資金がすぐに確定して入っているMSCBの効率面での利点は理解できますが、新光証券とUBSだけでなく一般株主にもディスカウント株価の恩恵が得られる公募増資でも良かったのでは、と思います。会社側は勿論、様々な視点からMSCBがベストと判断したのでしょうが。最後にアセットM買い煽りの株式新聞IRニュースをご参考まで(笑):http://www.kabushiki.co.jp/ir/kshp087-02.jspx?sub=200504-2337大幅な上方修正を期待していた投資家が多かったかもしれず、またMSCBは市場では嫌われる傾向にあるので、もし株価が大きく下げた場合は買い増しを検討します♪♪♪♪♪
2005年07月11日
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保有銘柄の重なっている(笑)noppinさん(http://blog.livedoor.jp/noppin/)から「ニュージックバトン」、フージャース友の会okenzumo会長(http://plaza.rakuten.co.jp/okenzumo/diary/200507010001/)から「リーディングバトン」が回ってきていたのですが(汗)..これもご縁ということでお答えしたく思います。回ってきた質問を自分のブログ上で答えて次の人に回す、というルールですが、人に回すのは昔から苦手なので..申し訳ないのですが拙い回答で終えようと思います。MU’さんからの投資本に関するアンケートもそうなのですが、改めて聞かれるとなかなか思いつかないです...(苦笑)。☆ ミュージックバトン(1)コンピューターに入っている音楽ファイルの容量“0”!!未だに初代ウオークマンを持っている私(苦笑)。今使っているパソコンも1月に買ったばかりで最新装備ですが、機械オンチの私はCDを聞くくらいで全然使いこなしていません(汗)。(2)今、聞いている曲人気漫画「のだめカンタビーレ」(オススメです♪)の影響で:「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番」(華麗なピアノと迫り来るオーケストラの音がたまりません)クラッシック音楽に詳しいnouhime2000さんから教えてもらったCD:「カラヤン・アダージョ・ベスト」(これはもう素敵な曲ばかり♪)vox mundiさんに教えてもらった大好きなミーシャ・マイスキーのCD:「Invitation from Maisky:叙情豊かなチェロ名曲への誘い」(ウットリ♪)(3)最後に買ったCD↑のミーシャ・マイスキーのCDです。(4)よく聞く、または特別思い入れのある5曲(少し多くなりました) 「マーラー:アダージェット」 マーラーは妖しくて好き♪ 「ラヴェル:亡き王女のためのバヴァーヌ」 ラヴェルも好きな作曲家。この曲は本当に切なくなります♪ 「リムスキー・コルサコフ:シエラザード」 昔、ウイーン国立劇場で見たバレエが「シエラザード」で、本当に美しい曲でした。 バレエの「伴奏」がウイーンフィルですから(笑)。 「バッハ:無伴奏チェロ組曲」 心に響く曲です。 「ブラームス:交響曲第1番」 昔々、NHK交響楽団がヨーロッパ公演に行く前にサバリッシュ指揮で行った熱のこもった演奏が印象的です。 クラシックばかりでは... 「Minnie Riperton:Loving You」 理屈抜きに好きな歌です♪この曲が一番思い入れがあるかもしれません..。 Beatles、Queen、井上陽水、ユーミンも好きです♪ (保有銘柄と一緒で「何でも有り」ですね..)☆ リーディングバトン■お気に入りのテキストサイト(ブログ) 個人投資家のオススメブログは、拙ブログの「オススメ新着」や「お気に入り一覧」にある通りです。全て目を通すのは兼業投資家としては正直なところ結構大変ですが(苦笑)、勉強になります♪■今読んでいる本脇田晴子「中世京都と祇園祭」■好きな作家ん~色々いますが..近代以前: シェークスピア(一応、英文科出身です(笑)でも理屈抜きに面白いですヨ) 紫式部(漫画でもおなじみ♪)近代: 泉鏡花 太宰治 三島由紀夫 中島敦現代(亡くなった作家を含む): 岡本太郎(文筆家としても凄く面白いです) 渋澤龍彦 辻邦夫 曽野綾子 阿部龍太郎■よく読むまたは、思い入れのある本中島敦「李陵・弟子」高校生の時に初めて読んで以来、繰り返し読む度に文章の素晴らしさ、内容に感じ入ります。小西甚一「古文研究法」大学受験時に買ったのですが、単なる受験参考書ではなく、著者の古文やこれからの若い人たちへの熱い思いが伝わる素晴らしい本です。■この本は手放せません!やはり...中島敦「李陵・弟子」でしょうか。最近、本当に物忘れが酷いので、肝心な曲や本が抜けているかもしれません(苦笑)。活字中毒なので本はよく読む方ですが、単なる「習慣」に過ぎません。本というのは読むだけでは駄目なのですよね。読んで..感じて..「自分で考える」ことが大事だと思います(自戒を込めて..)♪今週は明日11日にアセットM(2337)の決算発表、12日にパシフィックM(8902)の公募株券交付とイベントが続きますね。今週も、皆さん、そして私にとって良き日々となりますように♪♪♪♪♪
2005年07月10日
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フージャース(8907)の株主仲間になった☆Rion☆ちゃんの「家族ファンド」を始め、ご親族から資金運用を託されている投資家さんは少なからずいるようです。私自身は、他の優秀なご子息の方々と違って母親からの信頼度が低いため(苦笑)、母は私が薦めた株のごく一部しか買ってくれません(「投資-母は娘の言うことをきかない!」)。フージャースなど薦めようものなら...日頃マンション販売会社の電話攻勢に辟易していることから..「マンションなんて!!」「人口も減っているし..有り余っているでしょ!!」「不動産なんて駄目駄目!!」..と全く聞く耳をもってくれませんでした...(泣)。ところが...フージャースから来た「営業報告書」の右肩上がりの業績グラフの数々(IRの手嶋さん、ありがとうございます)を見せたところ、「ふ~ん」とまんざらでもなさそう...。そして遂に決意してくれました。手持ちの「ウオーバーグピンカス日本成長株ファンド」を解約して、その資金の運用を任せてくれると!!ITバブルの頃、母は、投資信託を扱い始めた三井住友銀行から薦められて「ウオーバーグピンカス日本成長株ファンド」を買いました。投資資金は150万だったようです(信じられないのですが、よく覚えていないらしいのです(苦笑))。あの頃、ピンカスさんのイラストと共に右肩上がりの基準価格のグラフの宣伝がよく夕刊などに載っていたのを記憶してらっしゃる方もいるかもしれません。一時は良かったのですが...ITバブル崩壊...元本を大きく割り込み、ピンカスさんは解雇され(クビ)、運用はクレディ・スイスに委託されて現在に至っているようです。母の頭痛の種だった「ウオーバーグピンカス日本成長株ファンド」を売却した資金(¥1,015,279)で、現物株を買い、なんとか元本を割った分を取り戻してリベンジ(復讐!)したいと思っています(笑)。投資資金は約100万と僅かですが、「ピンカス・リベンジ・ファンド」、6月30日、立ち上げました。組入れ銘柄は、まず安定成長株としてフージャース(時価総額約500億円)。そしてトレンド(不動産流動化)成長株のダヴィンチ(同1156億円)です。本当は、アセットMも組み入れたかったのですが、資金が足りませんのでダヴィンチにしました。投資の便宜上、私のイー・トレード証券の口座にて一旦信用で買い付け、即現引きしました(信用取引の方が手数料が税込¥577で、一日分の金利を足しても[各々計\600、\593]、現物取引の手数料税込¥735より安いためです)。一週間経った状況は以下の通りです:投資資金:\1,015,279.-運用方針:現物で長期保有運用目標:1年で+50%超買付銘柄 買付日 取得価格 投資金額 時価 損益額 損益率* フージャース(8907)6月30日 450000 450600 464000 12665 +2.8%ダヴィンチ(4314) 同上 317000 317593 357000 41672 +13.2%------------------------------------------------------------------合計投資額 765193 821000 54337 +7.1%キャッシュ残高 250086* 投資金額に対する割合。フージャース友の会会長のokenzumoさんがブログで「フージャースの株価は割高か!?」と検証しておられますが、「フージャースはもう高くなっていて今から買うのは遅いのではないか?」「騰がりすぎて買えない」と買いを躊躇している投資家の方々にも、今から買って資金の増大を目指す「ピンカス・リベンジ・ファンド」の動向は、参考になるのではないかと思います。勿論、私の目論見が正しい保証はありません。ただ現時点では、「今期40%超増収企業で70%以上の増益が見込まれ、来期も30%以上の増収増益が期待され、財務も健全、ROEが30%超で収益性も高いPER10倍台の株」は、フージャース以外見当たりません(東証一部企業)。母親には、大幅に元本を割り込んでもっと悲惨な状況にある「ウォーバーグ・ピンカス 日本小型株ファンド」も解約してもらって、「ピンカス・リベンジ・ファンド」の追加運用資金として欲しいのですが、余りにも損が大きく売りを躊躇しているようです。私も自分のお金ではないので「売って」となかなか強く言えません(苦笑)。まずまずのスタートの「ピンカス・リベンジ・ファンド」。これからも波があるでしょうが、順調な成長を期待しています。ピンカス・リベンジ・ファンドの運用報告も、自らの戒めとして続けている月次成績と共に報告していく予定です♪♪♪♪♪P.S. 株式配当金の「銀行自動振込サービス」について、幾つか質問を頂きました。フリーページを加筆・補足していますが、後日まとめて報告させて頂きます。
2005年07月09日
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日記更新が遅れましたが、本業・副業共に大忙しでした(笑)。昨日のロンドンでのテロ、大変悲惨な出来事で残念です。犠牲者の方々の冥福をお祈りします。日本にも国の膨大な借金や少子化など課題は沢山ありますが、世界の多様な国々の中では、「株式市場が機能している国=安全が致命的に脅かされておらず経済活動が比較的順調」で無事に生活を営んでいる、というだけでも幸せなのかもしれませんね.....最近の状況を振り返ってみます♪☆ 株式投資(売買は信用のみです)・ アーネストワン(8895):このところ騰がっていたので僅かな利益ですが月曜日に@2720で売却、信用も現物も“0”になりました。割安だと思いますが、私はアー君とは相性が余りよくないので他の方々に集中します(笑)。スルガ(1880)も売却、フェイスも一部売却、と少し信用銘柄を整理しました。フェイスは少し損が出ましたが限りある信用枠を有効に使うための処分売り。他の株の確定利益が上回っていたので思い切って売りました(笑)。・ インデックス(4835):一部利食い、信用枠に余裕を作りました。残りは様子見。・ アセットM(2337):静かに高値を更新していましたね...水曜日に@573000で3株買い増した後、60万を超えたので前に買っていた1株を売却。11日に第一四半期(3~5月)決算発表を予定しています。・ ダヴィンチ(4314):水曜日の朝、@339000で2株を利益確定した後、前に買っていた信用1株を現引、@338000で2株買い戻し&@346000で2株買い増し。優秀な株主仲間の皆さんがダヴィンチ(信用分)を利益確定で売却していた中、私は利益確定しつつも結局は「買い増し」(苦笑)。また得意の高値掴み!??上方修正は恐らく8月に入ってからで、今は利益確定して他の上昇銘柄に資金を移した方が効率が良いのでしょうが..ダヴィンチの魅力に負けてしまう私...下手です(笑)。今朝361000の年初来高値に並んでからもみ合っているようですが、日興シティが「投資判断「1」を継続、目標株価を37万円から43万円に引き上げ・今期の経常利益予想を前回予想の45億円から50億円に11%引き上げ・今後5年間の中期EPS成長率予想を前回の年率40%から42%に引き上げ」たそうな..。全く何回目の目標株価引き上げでしょうね..(苦笑)。初めて格付けした大和に対抗!?「個人投資家嵌め込み説」もありますが、ダヴィンチにはセコイ証券会社の目論見を吹き飛ばす成長力があると期待しています♪・ アーバン(8868):あれ~信用の利子がプラスになっている??...生まれて初めて「逆日歩」を経験しました。信用の売り株が足りないことから信用買建側が利子を受け取れるとか..普通は「ボロ株」に多く発生するそうですが、アーバンはボロ株ではありませんので気にせず@4360で300株買い増し(笑)。「ぎゃくひぶ」と読むのですね...「ぎゃくにっぽ」と頭の中で読んでいました(苦笑)。・ パシフィックM(8902):月曜日に@458000で2株、木曜日に@448000で1株、買い増し。本日、信用残が多くなっていたこととテロ対策で朝@450000で1株返済売りしましたが、強そうだったので、@456000で買い戻しました。また高値掴み?? ・ フージャース(8907):火曜日に@469000で1株売り、本日@465000で買い戻し。これも高値掴み!?でもこれまでもすぐプラスに転じてきましたので、引き続き買い増し方針に変わりなし♪・進和(7607):+59の¥1995と年初来高値(¥2040)に迫ってきました。今年も予定通り(笑)1:1.1株の分割を発表。ハイブリッドカーなどの材料もあるのですが、東証の制度変更など昨年と状況が違っていますので、ソコソコの利益で一部利益を確定して信用の現引き資金にする予定です。ん~...こうやって振り返ってみると...小心者なので...相変わらずチマチマとした売買だし、トレードそのものも下手.....結局は株価上昇でプラスに転じることが多いのですが時間・資金的に効率悪し...「高く売って安く買い戻す」のは今の未熟な私には至難の業です(苦笑)。でも自分のお金(=自らリスクを取る)で実際に売買してみないと学べないと思います。カブドットコムでも一部信用取引をしているのですが、「フージャースコーポレーション(8907/東京)をお取引いただいたお客様に人気の他銘柄」として、ダヴィンチ、パシフィックM、アーバン、アセットM、ファースト住建が上位5位にランキングされていました。皆さん..目をつけるところは同じ..大体同じ銘柄を回しているのですね...(笑)。基本的には「『強い銘柄』を信用で買い増す → 利益確定を繰り返して現引 → 現物株を増やしていく(現物株は原則売却せず)」戦略には沿っているつもり...デス...(笑)。今週は、アセットMの他、優待銘柄の紀文フードケミファ(2865)、資源株の三菱商事(8058)も年初来高値を更新してきました。二銘柄とも現物のみですが、全く売る気はありません。三菱商事は一部の優秀な社員が日本の石炭黄金時代に既に世界に出て主要資源の権益を抑えており、今は「何もしなくても儲かる仕組み」を構築しています。紀文フードケミファについては、後日書こうと思っていますが、私にとっては大変な「恩株」です。☆ 株式配当金の「銀行自動受取サービス」補足まず配当金を受け取りたい銀行に口座を持ってないと出来ません(笑)。また申し込み用紙ですが、銀行によっては書類(葉書)に株主番号を記入する欄がありますが、ブランクのままで大丈夫です。私はいつも新しい株を買ったらすぐに配当金銀行自動受取サービスの申込みをするので、株主番号などわかるはずがありません(笑)。でもいつも配当金はちゃんと振り込まれています。フリーページを補足してアップし直しました。(アセット5さん、AKIさんのコメントで大事なポイントに気づかせて頂きました。ありがとうございます。)☆ 「ピンカス・リベンジ・ファンド」立ち上げフージャース(8907)の株主仲間になってくれた☆Rion☆ちゃんを真似て(苦笑)、私も「ばあばファンド」ならぬ母親のために「ピンカス・リベンジ・ファンド」を6月30日、立ち上げました。投資資金は僅か(¥1,015,279)ですが、一週間経た本日終値で+7.4%(+\56337)とまずまず。勿論、これから波があるでしょうが、詳細はまた後日書きます♪☆ 日記を分野別に整理投資の話が多くなってきましたが、自分でも後で記録を追うために少し分野別に整理しようと思っています。運用一般、株式投資一般、フージャース(不動産・流動化銘柄)、優待株、投資信託...くらいでしょうか。☆ 「フージャース株主友の会」(初級用)「二代目」をフージャース株主友の会okenzumo会長から仰せつかりましたが(http://plaza.rakuten.co.jp/okenzumo/diary/200507010002/)、他に適正な超優秀な株主の方が沢山いらっしゃるので、私などとてもその資格は無いのですが..(大汗)。「説明がわかりやすい」のも、私自身がフージャース投資初級者ですので、自分が理解できる範囲で書いているからだと思います(苦笑)。微力ではありますが、「フージャースに投資したいけど..(恐そうな)会長には(怒られそうで)今更聞きにくい..」という場合など(笑)、何でも気軽に拙サイトのコメント欄にお書き下さいませ♪ 少しでもお役に立てたら幸いです♪☆ 大先生、DAIBOUCHOUさんを激賞す-「北浜流一郎の成長株投資で資産1億円!」この本はもう...okenzumo会長が見事に読破しております(http://plaza.rakuten.co.jp/okenzumo/diary/200507050000/)。私も昨日買って読みましたが、株主仲間のfujiさんも言う通り、確かに43ページまで読めば十分だと思います(笑)。DAIBOUCHOUさんの凄さは私などが記す必要もなく、6月4日のセミナーでも実感しましたが、今回、本を読んで改めて心に残ったのは: 「常に疑うこと」(P17) 「利益成長のスピードを常に確かめる」(P18) 「色々と調べた結果、“いい銘柄”だと思ったら、あまりタイミングを気にせず買ったほうがいい」「本当に良い銘柄であるなら、株価が下がる確率よりも、騰がる確率の方が高い」(P30) 「勢いのある会社を狙う」(P34) 「バリュー+グロース投資」「成長株に..積極的に投資し、その企業が成長力をキープしている限り、株を所有して続ける」(P42)6月4日のセミナーでも印象に残りましたが、「PERは絶対の指標ではない」ということです。PERは重要な投資判断材料の一つではありますが、注意が必要です。PBRはそう変動することはありませんが、PERは業績次第で大きく変動するためです。「真っ当な成長株」の場合は純利益の増加で将来のPERは割安に転じていきますが、銘柄によっては一回の「業績下方修正」で割安だと思っていたPERが割高になることがあるからです。やはり銘柄選択で大事なのは「企業収益(の見通し)」だと思います。...それにしても本当に大先生の面目躍如の本です。44ページ以降の「特集2 北浜流一郎の日本の未来を買う有望5テーマ厳選100株」の巻頭ページにある見出し..「躍進株に乗って天国へ」..凄いですね...天国ですか..是非行きたいですけど...でも100株って..少し調べるだけでも気が遠くなって地獄に落ちそう..(苦笑)。袋とじの「特選ボーナス株14銘柄」のフージャース(!!)を初めとして、推奨銘柄には、ダヴィンチ、アーバン、アセットM、パシフィックMなど、DAIBOUCHOUさん銘柄オンパレードですが、他の自分の保有銘柄ではシンプレクス・テクノロジー(4340)と日本農産工業(2051)が含まれていました。「吉」と出ると良いのですが..(笑)。☆ CMB研究所オフ会内田さん、ヨシさん、お世話さまでした。ちょっとビックリすることなどあり、面白さ満点でした。お話をさせて頂いた皆様、ありがとうございました。************************************************************************ふぅ~...日記を書き溜めると大変ですね...(苦笑)。テロ事件の被害、郵政民営化法案の行方など、市場には不透明要因が絶えませんが、良き週末をお迎え下さい♪♪♪♪♪
2005年07月08日
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昨日の夕方から紫陽花を見に箱根の温泉に行っていましたので(「また~!?」..と言わないで下さいね...)、コメントのお返事、サイト更新が遅れて申し訳ありません。でも..都内の自然の少ない場所に住んでいると「緑、鳥の声、温泉」が無性に恋しくなるのです(苦笑)。今月は、超優秀投資家DAIBOUCHOUさんのセミナー、主力銘柄フージャースなどの株主総会...と投資では盛り沢山の充実した月でした。中でも多くの株主仲間・優秀な投資家さんと実際にお会いできたことは、私にとって期待以上に大変嬉しいことでした。本当にありがたいことと感謝しています♪☆6月成績 (自分への戒めのために毎月チェックしています)6月もおかげさまで引き続きプラスでした。ただ今月も個人年金保険料支払い(今度は全労済の別のタイプ)、ゴルフクラブ数本購入(宮里藍ちゃん使用のブリジストンTOURSTAGE最新モデル..高い!!)などのために一部売却などしているので、いつもの如くいい加減な決算数字です(苦笑)(時価総額は現物のみ/信用を含まず・但し信用の含み益は利益に加算・利益は全て含み益で、配当・確定利益は含みません):(前月比) 時価総額 純利益額2005年1月末 +15.4% +164% 2月末 ▲0.2% + 13.9% 3月末 +4.1% + 16.0% 4月末 +9.3% +48.1% 5月末 +6.6% +25.2% 6月末 +8.2% +40.9% (TOPIX +2.9%)(2004年12月末比) 4月末 +31% +416% 5月末 +40% +546% 6月末 +51% +838% (TOPIX+2.4%)PF中の割合(現物株のみ)がキリの良い数字になりました(笑): (割安)成長株 70% 優待・高配当株 20% 国際優良株 10%年初来+51%は本当にありがたいことですが...株主仲間にして超優秀投資家のお一人であるtakoさんが計算してくれた主力銘柄の年初来パフォーマンスを見ると: フージャース(8907) 241,000→448,000 +85.9% ダヴィンチ(4314) 118,000→317,000 +168.6% アセットM(2337) 333,000→543,000 +63.1% アーバン(8868) 2,755→4,290 +55.7% パシフィック(8902) 238,000→451,000 +89.5%フージャースを保有しているだけで+85.9%...ん~...「分散し過ぎPF」の効率の悪さが出ているような...(苦笑)。100%(割安)成長株に投資すればもっと投資効率が良いのでしょうが.....現物株式PF中の優待・高配当株や国際優良株は、銀行預金を余りしていない私の「高利回り貯金代わり」なので仕方ないです(笑)。個別株以外(投資信託など)への投資も結構多いのも、効率性から言えば「X」なのでしょうが...また、相変わらず「高値掴み」が多くトレードが下手(苦笑)。基本的に「順張り」で「欲しいものはすぐ手に入れたい」性格が災い(?)しています。結局は株価上昇で含み益に転じてくれることが多いのですが、効率が非常に悪いです(笑)。6月は新たに信用でインデックス(4835)を買い、一旦利益確定した後、また騰がりそうだったので買い戻して保有中です。信用は一部売却・現引きしました。現物ではチマチマと優待株を少し買ってみました: 鳥越製粉(2009-12月自社そうめん\4000相当) 四国コカコーラ(2578-3・9月自社製品各\700分) 新日本建物(8893-3・9月限定ワイン各1本)基本的には中長期PFに変更はなく、「現物は売却せず・信用で適宜利益を積み重ねていく(+現引して現物を増やす)」方針にも変更はありません。7月1日は出来すぎ(http://plaza.rakuten.co.jp/15happy24/diary/200507010000/)(笑)。ただ昨年は6月まで絶好調、7~9月に大きく含み益を減らし、10・11月は苦しい日々でした(苦笑)。今年は7月以降も現在の時価総額・利益を維持、できれば増やしたいと願っています。優秀な投資家さんに学びつつ、自分なりに努力して、信用の利益を少しづつ確定して現物株を増やしていく予定です。勿論、状況次第ですが。あと...「フージャース株主友の会」会長のokenzumoさんからいつも過分なお褒めの言葉を頂戴していますが..フージャース投資歴の浅い私は優秀な投資家さんのお知恵を拝借しているだけで..皆さんにいつも助けてもらうばかりで..(大汗)..「フージャース株主友の会(初級用)」の看板を引き継ぎ二代目なんて..(苦笑)。ただ微力な自分ですが..出来る範囲でお役に立てることがあれば幸いです。これからも宜しくお願いします♪7月も皆さん、そして私にとって良き時節となりますように♪♪♪♪♪P.F. 明日7月3日(日)夕方のCMB研究所のオフ会に参加する予定です。参加の皆さま、宜しくお願いいたします。
2005年07月02日
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今朝、遅刻しそうになりながらも、なんとなく指値が気になってコンピューターを立ち上げ直し、1000円高く指値を再設定してから慌しく勤務先に赴きました。仕事をしている机の上でマナーモードの携帯のメールが入る-「アセット・マネージャーズが543,000円で約定しました。」株価は来週以降に予想される業績発表や分割期待で動き出しており、設定し直した543,000円が今日の安値となっているようです(午後2時現在)。あのまま1000円低かった指値をそのままにして会社に行っていたら買い増し出来ませんでした。「勘」だけの買い(笑)。午後は14,000高ですか...。勿論、この先、株価がどうなるかは分かりませんが、今日のところは昨日買い増したフージャース、ダヴィンチも値を上げ、怖いくらい順調です。大変嬉しいですが..好調な時こそ信用の利益確定・現引きのタイミングを図っていきたいと思います。おっと仕事に戻ります♪♪♪ 今月も良き日々となりますように♪♪
2005年07月01日
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