現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2021.01.26
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貫く右腕

唇が切れて
痛い
ビルディングの中で
コロナ感染の
世の中を渡ることが
わたしには不可能である

釘 の 散らばった
公園を歩く

血まみれでは
散歩も 憂鬱

コロナの収束を祈る人々
様々な神に祈る人の群れ
だが
酷いな
その内、ワクチンが来るとか
収束の噂とか
騙されないぞ
まだ終わらない

ぎりぎりの皮膚の冷えを

抱き締めたい
抱き締められたい
結婚願望の強い友には
知り合いが多いが

わたしは明石に行く

通り抜けて
クリニックに行く
医師は頷いて ボソリと
薬を与えるのです
デジタル社会に冷笑しては





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最終更新日  2021.01.26 15:57:03
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