現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.01.21
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地の果ての豹の眼

銀の冷たい冷酷に冷えた手を
股間に伸ばしていると
真赤な 鋭い鮫を
柔らかい 爪先に 感じた
女性の体の各部分に
鮫のような
恐怖を身に覚えて ぞっと 青ざめる

穿つものは拳である

ふらりと入ったスーパーで
朝の文法テキストの
間違った箇所を
想起しては 口に出して戯言のように
呟く 俵万智の短歌の問いには
正解・不正解が混ざり合って
尖って ペケと大書した

昔の 雪の 降る 外に ゲリラ戦の
眼が浮かび

水に酔う壮年者
山ほど、ペケを連ねては

犬のように 私は
抱き合うふたりを映画越しに
その深い腰の力に 吐息を突く

震える声 
冬木立は かちんこちんの 古米だ

ぶらん・ぶらんと無邪気に
足を揺らすのです

力入れて
鉛筆握っていました 呼吸します
心拍数が荒れて来た





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最終更新日  2022.01.21 20:31:40
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