現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.01.21
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蛇の歌

目が悪い
私は この両目を呪う
歪んでいるのでしょうか
と ジャンクフード、口にしながら
水平線に浮かぶ
島を夢見た 浪費の支離滅裂の症状を
医師に伝達して 安定剤で舌はもつれるし
目もぼんやりしちまった

今は 細道を 叩いて
このまま 突き進むべきか
自分に問い 切り開く

逃れの町があるとしても
犯罪者には違いないし
焼けただれた心象?
いや 逃亡者のジレンマを
皸の指がとつとつと語るだろう
小便を放って かなかな 呼び寄せる

昼三時になると冷たい牛乳一杯飲む
習慣は自然と生まれる

幼年期には味わうことが少なかった
蜜なる牛の魂が 聞こえるように
感じる耳

野の静けさが私を介抱し
傷跡が点々と続くからだを


空虚と共に生きて行こう
ますます空の大きくなる時に
人には 死の誘いが訪れるのだ
ゆっくりと 考える





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最終更新日  2022.01.21 20:33:41
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