現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.01.31
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地平の水源

唇にメンターム塗って
何者をも掴めない
夜のはじまり
姿かたちも削り取られて
いま
この時間を漂っている

声 昔のコトバ
池にはまった大将は

腰を痛めた農作業の
人たち

長い針、肩を打ち
少しは大丈夫かと思うが
時代はいかり
飲み込んだ錠剤の
ような僕の部屋には
腫瘍の原因がある

憎しみ
耳鳴り 激しく
立ち上がると地平線は

心の中に何かが残る

丸刈り
僕は烏である





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最終更新日  2022.01.31 11:42:13
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