現代詩・個人詩誌「白黒目」豊原清明BLOG

2022.02.17
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泉に干したTシャツ

存在が
雷の落ちる朝
ゆっくりと破裂して
言葉が困惑して
襞がめくれて
色褪せた父の鞄を大事にする
女性の瞳が
心の家の戸 マスクの要らない世の中は

過去に戻りたいとか
言うな

レトロ趣味は
今に満足出来ぬ人の
救いの舟
しかし、今に辿り着くと
ため息つく
そんな生活はもう嫌だ

先へ 先へ
地下鉄メトロタウンを
歩く

酩酊と呼ぶ者か
酔っ払いの町に住んで
四十五万年後の歳月を
トイレ巡業に費やし
したことは糞小便嘔吐

岐路は訪れず、ダウンする破壊的な朝に動悸走って
ランニングは死ぬかのようだ





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最終更新日  2022.02.17 20:50:54
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