2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全2件 (2件中 1-2件目)
1
先週の4日間通訳のレポです・・・このお話を頂いたのは、ちょうど一年前のこと。知り合いの会社社長Sさんから、ある日電話がありました。そのS社長が理事を務めている某企業主団体が50周年記念式典を開催するとのことで、その機会に際しアメリカの同趣旨の団体を大阪に招きたい。しかし、今までコンタクトを取ったことがないので、どのようにすれば良いか?S社長からのご相談は、そんな感じだった。さあ、大変だ。というのも、これは通常の通訳とは異なるから。普通、通訳の依頼を頂く際は、「いつ、どこで、どのような通訳があるから来れますか?」と聞かれ、私の返事が「はい」ならば、資料や詳細などを送って頂き、こちらで必要な準備だけをして、当日を迎える。それがいつもの手筈だ。しかし、このお話は、私が相手方にコンタクトを取り、記念式典の日までという長期間、スケジューリングなどのやり取りを通して来日の準備をする。準備期間は一年間。ということで、一年もずっと参加していたプロジェクトだった。さて、月日の流れとは早いもので、あっという間に1年が過ぎ先週ようやく“その日”を迎えた。アメリカ側からの代表団は3名。大阪での滞在期間は、4日。実に、内容の濃い数日間だったのだ。新大阪駅や関空までお迎えに行くところから始まり、会社訪問(計3社)に一日を費やし、歓迎夕食会もあり~の、そして勿論メインの50周年式典や祝賀会もあり~の、しかも式典の間は同時通訳し~の、祝賀会では代表団の一人がスピーチしたので私もステージ横で通訳し~の、その他諸々の通訳し~の、大阪市内観光もあり~の・・・ほんと凄まじいスケジュールだった!アメリカ側は代表団の3名だったけど、日本側は通訳の私と、S社長を初めとする理事の方々6名ほど。この日本側の理事の方たちは皆、会社社長なので自分の仕事もあるのに、4日間という貴重な時間を割いていたので、本当に大変だったと思う。準備だけでも超ハードだったし、ぶっ通しでアメリカ代表団のケアをしなきゃいけなかったのだから。しかし、終始笑い声が耐えなかったのだ。なぜだろう?そりゃ日本側の理事の皆さんは中年だから疲れた顔してたけど、ダジャレは言うし、大阪人特有のボケツッコミはするし、とにかくよく喋り、よく笑う愉快なおっちゃん連中だった。これには、アメリカ代表団の方々も驚きを隠せなかった。東京には十数回行ったことがあるのだが、大阪は今回が初めての彼ら。「大阪の人って、何故こんなに明るいのですか?」と何度も何度も聞いていた。彼らによると、日本人は皆とても親切で、誠心誠意を込めてケアしてくれる。しかし、皆おとなしくて、落ち着いた雰囲気という点では共通している。けれど!大阪人は違う!なぜ、こんなに楽しそうなのか!?“Everyone is a comedian in Osaka!”とビックリしていたのだ。つまり、「大阪では皆がコメディアン!」だとさ。それを聞いた日本側の理事の方々は、ポカ~ンとしていた。なぜなら、意図的に笑わそうとしているのでもなければ、無理に笑顔を作っているワケではないから。つまり、大阪人の彼らにとっては、至って自然なリアクションなのだ。どう説明したら良いのか分からなかったので、私はアメリカ人たちに「これが、ナニワのおっちゃんなのですよ。でも、ナニワのおばちゃんのほうがもっと凄いんですから!」と言うと、「女性が強くて明るいことは結構なこと!女性はそうでなければ!」と喜んでいた。これをもし大阪のおばちゃん達が聞いたら、泣いて喜んで、余計にパワーアップするんだろうなぁって思い、クスッと笑ってしまった。さて、ナニワおっちゃん連中に感化されたアメリカ代表団の面々も仕事で来日したとはいえ、終始和やかなムードで、アメリカンなジョークを次々と連発しまくり。それに応えるべく、日本側の理事の方々はダジャレのオンパレード!ジョークならまだしも、おやじギャグを通訳するって大変、大変!でも、私も実は楽しんでいたんだけどね(笑)。ってなワケで、仕事だったし、スケジュール的にもハードだったけど、すごく楽しい4日間だった。アメリカに帰国する前、代表団の方々に「大阪がとても好きになりました」と言われたので、「具体的に、どこが特に気に入りましたか?」と聞くと彼らは「人間が最高!大阪人最高!」と即答。これには日本側の理事のおっちゃんたちもご満悦の様子だった。「今度お会いできる時までは、もっとギャグのスキルに磨きをかけますので、是非またお越しください」だってさ。おいおい・・・(笑)何はともあれ・・・私は大阪人ではないけれど、母親はナニワっ子だし、おばあちゃんや親戚は皆大阪に住んでいるし、OL時代の仕事先は大阪だったから、大阪人のことはよく知っている(つもり)。ほんと、心の温かい人達ばかりです。前にひーさんが言っていたけど、「暗い大阪人なんて見たことない。」ほんと、その通りだと思う。おしとやとか、紳士的とか、そんなエレガントさはないけれど。その代わり、なんでも笑いに変えてしまうあのパワーは何ですか!?しかも、ワザとではなく、笑いは大阪人の体の一部と同様。笑いなくして大阪人を語れないと言っても過言ではない。現在、日本の経済は完全に回復したとは言えません。大阪も例外ではない。大阪も、いろいろと大変なのだ。しかし、大阪のビジネスピープルたちよ!是非、笑いの力で乗り切ってください!だって・・・「笑う門には、福来る」だもんね。こじつけ?ううん、案外そうでないかもよ。軽んじるなよ、笑いのパワーを!(笑)
2007年10月31日

皆さん、こんにちは。ご無沙汰してます、abimegです。最近のワタクシですが・・・約3週間ほど前に、通訳で滋賀県大津市に行ってきました。滋賀県といえば・・・幼い頃に両親に草津温泉へ連れてってもらったかもしれないけど・・・う~ん、記憶にない!しかも、大津は(おそらく)初じめてなのでちょっとワクワクしました。同じ関西でも、なかなか行く機会がないからね。神戸から大津まではJRの新快速で約1時間ちょい。近いやん!ほな、もっと行かなあかんわ~(笑)。大津駅から会場までタクシーを利用したんだけど、途中であの有名な湖!そう、関西各県の水源である琵琶湖が見えた!広いよ~、スゴイよ~。ありゃまるで海やで~。まあ、仕事で行ったので一日中会場に缶詰状態。ほんと、またゆっくりとプライベートで来なきゃ。だって琵琶湖があるだけでなく、大津ってすごくきれいな街だから。これが会場から見えた風景:手前は会場の敷地内にあるプールなんだけど、その向こう側にみえる水域が琵琶湖です。(日が暮れ始めた頃に撮った写真なので、あまり写りが良くないなぁ)で、このお仕事から帰ってきてからのワタクシですが・・・翌日、ぶっ倒れました。今もなお、通院しています。けれど、明るく、気持ちは元気に前向きに。勿論、お医者さんの言うこともよく聞いています。そんな感じでやって行ってます。さて、本日のワタクシですが・・・今日から4日間、またまた通訳です。場所は大阪なので、毎日通勤するというかたち。これは一年前から準備していたイベントなので、一年間頑張ったことが今日、やっと実を結ぶのです。では、行ってきます!また後日、レポしますね~。
2007年10月24日
全2件 (2件中 1-2件目)
1
![]()

