かつて、かいじゅうたちの本棚があった。

2025年09月27日
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この夏のフジテレビ月曜のドラマ、重い二作、最終回まで観ました。
そもそもタイトルさえ正しく覚えられていなかった夜9時の
「明日はもっと、いい日になる」考えてみたら、社会の力で
それぞれの明日を、もっとよくできるんだよ?ってことなんでしょうね。
できるといいよね。観れば観るほどそれは難しいなと実感する(現実はもっとひどいし)ドラマでした。
不満いっぱいの自分の生活が、いかに恵まれたものであるかを知ることができるドラマでしたね。
両親がいて、毎日学校に通えて、ご飯が食べられて、お風呂に入れて、暖かい寝床があって。
多くの人が、そんな自分自身のしあわせを認識するために役に立つドラマだったと思います。
不満を撒き散らしちゃいけないな。いろんなケースが描かれましたね。

私が好きだったのは尾崎真花さんがシングルのお母さんを演じたエピソード、夢乃さんとドリムくんとリズムくんの話。初回から着実に描けましたね。尾崎さんの演技が、主演の福原遥さんを助けていたように思います。最終回の登場も感動的でした。元の旦那さんと安易によりを戻す展開にしなかったのもよかった。あんなふうに、気持ちが通じるといいけれど。難しいよね。
ドラマとしては、よくできていたと思うけど、現職の児相の方たちの意見も聞きたいですね。
話にならない、とただ切り捨てるのではなくね。まったくの無関心より、知ってる人が多いほうがいい、
うん、でも、こどもが日常的に泣いてると通報されちゃうのか。お母さんたちにはプレッシャーですね、お父さんたちもか。私も叩かれて育ったし、外に出される、(罰として)閉じ込められるのは当たり前の「しつけ」の時代に育ったけど、我が家には連鎖していません。大丈夫。最近でも「罰則ハンタイ」と家庭内で主張しています。なんだろう、罰を与えたら相手が「よくなる」って発想は。そんなわけないと思うんだよなあ。
つまり、幼いころに罰を与えられた私は反省してよくなっては、いない、ということでしょうね。それは非効率で人としてよくないと思ったので、私はこどもに罰を与えて言うことを聞かせようという発想には、ならなかった。まあ、考えている余裕もなくて手をあげていたり「懲らしめ」ていることもあると思うけど、ほとんどそうなのかな?そうすると、親自身の心の状態が大切ですね。こどもに優しくして、配偶者にも優しくして
自分も優しくされるのが当たり前で過ごしたいですね。(こどもは本来優しいがな)まあでも、早く次のお話が観たいなとワクワクするようなお話ではなかった、のはテーマのせい。意義のあるドラマだったとは、思います。ありがとう。

そしてもうひとつの「僕達はまだその星の校則を知らない」←自信がない。間違っていたらごめんなさい。最終回で、きれいにタイトルが回収されていてさすがだな、と思いました。「普通」の発想を転換する、という意味で、とても意義のある工夫されたドラマだったと思います。生徒役のみなさん、みんなよかったですね。これからが楽しみです。教師役のみなさんもよかった。警備員さんもよかったね。白鳥弁護士の家族、同僚のみなさんも、素晴らしかった。光石さんの昔ながらの教師像もよかったですね。間違ってないんだよ。そのときは、それがいちばんだった。いちばんの対応だった。最近私自身が自分の過去の行動を「あれでよかったのかな」と考えてしまうことがあって、結局、その時々の自分が「合ってる」と考える選択をすることで、現在もそのときの自分を信頼していればいいことだと考えます。だからテキトーな選択をしてはいけないし、他人の意見に流されてもいけないよね。白鳥弁護士というキャラクターはそこがものすごく強い人だと思うし、そういう人を理想として求める幸田先生(堀田真由さん)みたいな人には運命の出会いだと思うけど、現実には、あのタイプは生活しにくいよね。
だから、稲垣吾郎さんが演じた理事長の話はよくわかる。世の中はあんなふうに回っているんだろう。
自分を中心に回っているわけではなくて、みんなの軌道も考えた上で回らないとね。ああ、なんか、星の話っていいな。ありがとうございました。
「あんぱん」も終わったのだけれど「あんぱん」は逆転しない正義とは何か、「ぼくほし」は日常の正義が逆転する様を詳しく描いていたように思います。そしていまはNHKの夜ドラ「いつか無重力の宙で」を楽しみに観ています。





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Last updated  2025年09月27日 12時08分55秒
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