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2007.02.06
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カテゴリ: アロマとハーブ


トリートメントしましょうか?

と声をかけるとすぐ

「それじゃぁ裸にならないとね」といって洋服を脱ぎ始めます。

裸になるといっても上半身だけなのですが・・・。

洋服を脱ぐのも祖母にとってはリハビリです。

私はもどかしさをほんの少しだけ感じながら祖母の動きを見守ります。

襟ぐりが深く柔らかい素材のセーターですが、

片腕をはずすだけでも相当な時間を要します。


普段は腕が痛いといって自ら動かそうとしないらしいのですが、

トリートメントの時はいそいそと、

そして痛みを我慢して自らがんばって脱ごうをする祖母をみて、

「トリートメントをする」ということが、

こんな形でも役に立つのだと気づきます。


「気持ちいいね~。ありがたいね~。」と言いながら、

次第に祖母の頬がピンク色に染まっていきます。 

時々「長生きしても皆に迷惑かけるばかりで、早く死にたいね・・。」

などといって、皆を困らせます。

案の定昨日もそんなことを言い出したので、

祖母は孫に叱られました。

「役に立たない人なんかこの世の中一人もいないですよ。

年を重ねて生きてきた人がいなかったら、

後に続く若い者たちは、

どうやって年をとっていったらいいかわからないでしょ。

こうやってありがとうという言葉を聞かせてもらうことで、

人は誰かにありがとうといえる人間になっていくのだからね。」


「そうぉ・・・?」ますます祖母の頬がピンクに染まっていきました。


祖母はトリートメントを終えると、

いつも鼻歌を歌いながらお気に入りの椅子に座り、

ぽわん♪とした表情でお茶を飲みます。

昨日は暖かい一日だったこともあり、一段と頬は桃色になっていて、

祖母が可愛いお雛様のように見えました。






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最終更新日  2007.02.06 13:02:24
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