January 23, 2006
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昨年秋より、私の中に新しい文豪が名を残し・・・始めた。

全ての始まりは、坂東 玉三郎さまとの出会いなのだけれど・・・

彼の舞台、舞踊を見たことによって、泉 鏡花の世界にちょっとばかり興味を持った。
彼が監督を務めた、映画『外科室』『天守物語』の作者が、泉 鏡花だったから。

そんなことを考えつつも、まだ読んではいなかったところで、新しく異動でいらした部長の、趣味が絵を描く事で、
それも泉 鏡花の世界を描いているとの事。

私の中で、いろいろと繋がり始めていく。

自分が考え始めた頃に、そんな人に出会うと、これはやはり何か出会うべくして出会っていて、
泉 鏡花をもっと勉強してみた方が良いと、知らない誰かが言っているような気がしてくる私。単純といえば単純だけど、


先週、部長から鏡花の本を借りて、いよいよ、誰かを通しての鏡花ではなく、私が直接、鏡花作品に触れはじめた。

そんな昨日、日曜だったので、大河ドラマを見ようと、チャンネルを1チャンと3チャンを間違えて押したら、
なんと、泉 鏡花 特集をやっていた!!
これまた、不思議な偶然。こうゆう偶然を必然というのであろう。

もちろん、大河ドラマなぞ、却下である。。。

鏡花本と呼ばれる、装丁や挿絵に凝った泉 鏡花の本。その表紙や挿絵を書いた画家と、鏡花の繋がりを説いた番組だった。
これを見ることによって、またいよいよいろいろなことが繋がりはじめ、大好きな玉三郎さまの表現者としての思いであるとか、監督として全体的な世界を作り出す時の思いであるとか、
そうゆうものの、もしかすると根本にあったりするものを見たような気がした。


 =美を最上のものとして、これに楽しみふけること。

耽美主義
 =美を最高のものとする芸術上の立場


耽美主義結構。この現代であるからこそ、そう言った精神に惹かれる。





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Last updated  January 23, 2006 08:48:38 PM
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泉鏡花 記念館  
金沢にありますよね~。
富山に来るときにでも、立ち寄ってみたらどうですか?

<a href="http://www.city.kanazawa.ishikawa.jp/bunho/ikkinen/">泉鏡花 記念館</a> (January 24, 2006 10:01:32 AM)

Re:泉鏡花 記念館(01/23)  
CHILL  さん
アリス&ミッキーさん
>金沢にありますよね~。
そうなの。そうなの。行きたいと思って、こないだもHP見てたんだぁ。
絶対行くよ~~♪
(January 24, 2006 06:48:20 PM)

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