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今日は、CLUB/DANCE/DISCOのカテゴリーで行ってみましょう。秋も深まり始めた、この季節に合いそうな一枚です。割と近い2年前の2007年に発売、hydeout productionsの2nd Collectionというアルバムです。ただ、hydeout~と書くよりは、nujabesのアルバムと言った方が通りが良いかも知れません。ここまでお読みになられて「何のことやねん?」と思われる文章になっちゃってるかと思いますw。もうちょっと、ちゃんと説明しますと、hydeout productionsと言うのはインディペンデントのレコードレーベルの名称でもあり、DJのプロジェクト集団ととらえる向きもあります。もっとザックリ言うと、CLUB系DJ達の集まった、レコードレーベルって事ですな・笑。そして、レーベルの主宰がnujabes(ヌジャベス)と言う日本人DJと言う事なんです。んでもって、その日本人DJが、「そんなアフリカっぽいアーティスト名なのじゃ?」と思われるかと思いますが、ご本名のセバジュンを逆さ読みにしたものだそうなんです。Seba Jun→←nujabes合ってますよね?笑。だからと言って、その「セバジュン」を漢字で書いたらどんな字か?ってことまでは、おいらも存じ上げません。_| ̄|○どんだけ中途半端なご紹介なんでしょうか?笑気を取り直して、中途半端を続けますw。さて、このアルバム、ジャンルとしては、良くHIPHOP JAZZとして取り上げられます。が、これまたその定義が良く分からんのでございまして、まんまヒップホップだったりジャズだったりすれば何となく「それっぽいじゃんっ!」と気取りつつ納得出来たりするのですが、彼らの音楽に関しては、HipHop-JAZZと言うよりは、物凄い「ヒーリング」チックだったり、「アンビエント」だったり、「クラシック」な雰囲気をたたえてたりするので、凄くややこしいのであります。こうなって来ると、わたくしめの少ない髪の、もといっ! 少ないボキャブラリーとおつむでは、上手く説明仕切れないので、nujabesの代表曲を1曲お聴き頂いて、雰囲気だけでもおつかみくださいませ・笑♪♪Nujabes-reflection eternal-(PV)非常に無国籍な、そしてボーダーレスなサウンドが展開されてますよね?彼らhydeout-productionsの作品を色々と聴いていると、この様なメインテーマを延々と繰り返しながら、ヴォーカルやリズムミックスでバリエーションを持たせて行く手法のサウンドが多いんです。これもある意味、トランスに近いループミュージックの一つだと思っております。しか~し、ジャンルなぞ抜きで、「好きな様に、音に身を委ねて聴く」ことが、結局は、正しいのかも知れませんw01. Nujabes / Voice Of Autumn02. Nujabes / Sky Is Falling (Feat. CL Smooth)03. Uyama Hiroto / Walz For Life Will Born04. Clammbon by Nujabes / Imaginary Folklore05. Nujabes / Hikari (Feat. Substantial)06. Nujabes / Counting Stars07. Nujabes / Another Reflection08. Nujabes / Fly By Night (Feat. Five Deez)09. Pase Rock / Old Light (Voices From 93 Million Miles Away Remix)10. Emancipator / With Rainy Eyes11. Shing02 / Luv (sic.) (Modal Soul Remix)12. Uyama Hiroto / Windspeaks13. DSK / Winter Lane (Nujabes remix)14. Nujabes / After Hanabi (Listen To My Beats)アルバム自体は、hydeoutの誇るDJが名を連ねており、1曲を除いて全てnujabesのプロデュース&リミックスとなっています。12.だけがhydeのこれまた看板アーティスト・宇山寛人が担当しています。01.Nujabes / Voice Of Autumn落ちた滴が、水面の波紋を広げる様な透明感溢れるオープニング曲02.Nujabes / Sky Is Falling (Feat. CL Smooth)MCのCL.Smoothをフューチャーしたミディアムテンポのアシッドジャズ。04.Clammbon by Nujabes / Imaginary Folkloreクラムボンの原田郁子がVo.で参加したジャジーな佳曲。原田特有の気怠さやウィスパーヴォイスの不安定感がメロディと見事にマッチしていて、楽曲に不思議な緊張感を生み出しています。05.Nujabes / Hikari (Feat. Substantial)以前にご紹介したラムゼイ・ルイスの「Julia」のストリングスアレンジをサンプリングループさせたHIPHOPサウンド。06.Nujabes / Counting Starsアコースティックギターのサウンドとヘヴィなリズム、ストリングス、バックヴォーカルが融け合うアンビエントなループサウンド。07.Nujabes / Another Reflectionリリカルなピアノと奥行き感のあるキーボードアレンジで、幻想的な音世界が堪能出来る一曲。10.Emancipator / With Rainy Eyesショパンにも通じる様な憂いを帯びたピアノの旋律が延々とリピートされる一曲。CMのBGMなんかにも使えそうです。13. DSK / Winter Lane (Nujabes remix)DSKことギタリスト小島大介が参加している楽曲。アコギとの優しい音色とドラムンベースチックなリズムが妙にマッチした透明感のある一曲。何曲かリンクしていますが、正直、上記のタイトルをTUBEに流し込んで行くと、ほぼ全曲フルコーラス聴けてしまいます。それもどうなのよ?と懸念する部分もあるのですが、気に入った音のパッケージは手元において置きたいのが音楽好きの性でもございますんで(笑)、お気に召された方は購入されても損の無いアルバムだと思います。ここ数年、海外での評価も高まり、発売される12inchレコードなどは即完するなど、静かに静かにムーヴメントを盛り上げているhydeoutproductions。特にメディアで取り上げられる訳でもなく(アニメのサムライ・チャンプルーでBGMは担当していますが)、クラブやイベントでの地道な活動が受け入れられて、ゆっくりと盛り上がっている様子は、CD不況と言われる音楽業界の一つの好例かも知れません。ただし、地道に活動していれば何でもかんでもムーヴメントを起こせる訳では無く、そこには人々に受け入れられ易いメロディとサウンドがこれでもかっ!と展開されているからなんだと思います。そして、このプロジェクトを統率するヌジャベスのプロデュース能力や参加するアーティストの音楽への強い意識の表れが良い結果につながっているのかも知れませんね。これからも応援していきたいレーベルです。
2009年10月17日
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前回は、80年代のアーティストでしたので、今回は、00年代?じゃないか、2000年代のアーティストです。音楽が紹介される時って70年代、80年代、90年代ってカテゴライズされることが多いじゃないですか?今は、やっぱり00年代で良いんですか?笑これ、いつも悩むんですわ。どなたか正式なカテゴライズをご存知でしたらおせーてくださいw。と言うことで、今日は、leccaです。実は、このleccaねーさん、一年以上前に、一度だけ「期待してまっせ!」のカテゴリーでご紹介したことがあったんですね。その時は、"Dear"と言う一曲だけにスポットを当てて紹介してみたのですが、その後、期待してまっせ!の言葉に違わず、期待通りか、はたまた、それ以上の活躍をされていらっしゃるので、つい3ヶ月前に発売されたニューアルバムを材料に再度、ご紹介してみようかと思います。ジャンルとしては、レゲエと言うことで最初から押していたのですが、おいらが何枚かアルバムを聴いた限りだと、もうレゲエといったカテゴライズが合わないと言うか、必要ないかな?と言った感じがしています。レゲエ調の曲も勿論、録音されているのですが、ソウルあり、ロックあり、AORあり、HIP-HOPありで、いわゆるごった煮のJ-POPと捉えて間違いないかと思います。この若いleccaねーさんが、どうして、おいらの様な四十過ぎの薄毛オヤジのノミの心臓をつかんだかと申しますと、彼女のソングライティングのセンスと言う事に尽きると思います。声も、パンチがあって、もちろん好きなのですが、その耳に残る分かり易いメロディラインは、なかなかこうは書けないでしょ?と感心してしまうのです。特にバラードとミディアムテンポの曲は、本当に気持ちの良い曲が多いんですわ。それと同時に普段は、あまり気にしていない歌詞がスッと頭に入ってきて、自然と唄の内容が理解出来るんですね。これ見事だと思います。内容的には、働く女性に向けた応援歌みたいなモノが多いので、おいらみたいなおっさんが共感しているのは、薄気味悪い以外の何者でも無い訳なんですが、男のおいらが「フムフム」と納得しちゃってるんで、同世代の女性はさぞかし共感してらっしゃるのでは無かろうかと勝手に分析しております。そいでは、アルバムの音源も聞いてみましょうか? 01.BIG POPPERのテーマ 02.紅空 03.Higher 04.Let's get out 05.軌道修正 06.For You 07.anata 08.SHOES SHOW 09.ミソ-gal 10.Hameln 11.明日になったら 12.モトカレ 13.How 'ya feelin' 14.Goin' home 15.Memories 生楽器は、11の明日になったらで、元LUNA SEAのINORANがギターを弾いている以外、ほぼ全編打ち込みですね。01.BIG POPPERのテーマ某Dランドのカリブの海賊ででもかかりそうな曲。楽しげな曲で、まあオープニングとしては良いんじゃないでしょうか?笑02.紅空ラップとかレゲエの方で感心するのは、その口の廻りの早い事ですね。あとしゃべり調で唄う訳ですから、歌詞の容量が半端ない訳です。それを良く覚えられるなと・笑。とにかくアップテンポの曲ですが、サビはやっぱり覚えやすい明るい曲です。03.Higherこれは、このアルバムでおいらのベスト1です。見事なくらいPOPで非常に耳に残りやすいメロディです。そして歌詞の素晴らしさですね。恐らくご自身の事を唄っているんだろうと思うのですが、夢に向かって頑張る人を応援するには持って来いじゃないでしょうか?この曲、今年のマウスパッド投げ世界大会2009のテーマソングって事なんですが、そんな大会あんのかよっ!って突っ込んだのはおいらだけじゃないと思います(^^05.軌道修正これでもかっ!と言う位、明るく前向きなポップソング。ドラムンベースを取り入れた行進曲風なリズムが、ポジティブなイメージを増幅しています。 06.For You シングルとして、非常に高セールスを記録した作品。彼女がパーソナリティを務める番組でリスナーと共に曲を作ると言う企画があったんですが、テーマを「大切な人への想い」として、体験談を募集。この体験談を元にleccaねーさんが作詞作曲、そして大ヒットとなったんですが、ヒットするだけのサビ、そして共感を呼ぶ歌詞の作りは、アーティストとしてのセンスを存分に発揮したんじゃないでしょうか。良いメロディですよ。07.anata バラード連発です。06.FOR YOUよりは、マイナーコードなので上手く明暗を使った曲順にしていますね。こちらも切なさ全開の歌詞で泣きそうになりながら聞く女性も多い様な気がします。後打ちのリズムで淡々と歌うleccaの声が妙に耳に残る佳曲です。11.明日になったら 恋愛ドラマのせっぱつまったシーンで流れそうな曲(ってどんなレビューだよw)緊迫したリズムが、「人の決断する時」の情景を上手く演出しています。14.Goin' home流行の曲調で、ケツメやFUNKY MONKEY BABYSあたりが唄いそうな感じのミディアムテンポのHIP HOP。ですが、彼女の豊かな声量と唄の上手さで、とてもドラマティックなサウンドになっています。ぶははは、レビューなんぞと言う言葉を使うのがおこがましいほどの、小学生でも書けそうな感想文ですな・笑あまりテクニカルな事は書けないので、聞いてみてくださいとしか言えませんが、かなりおススメですよ。曲数が多いので、途中でダレる感があるのは止むを得ないところです。ここまで、詰め込まなくても、もう一絞りして11曲程度で抑えていたら、もっと締まったアルバムになったのではないかと、そこだけがちょいと残念な気がします。が、それを補うだけのleccaの歌唱力とその世界観に、ついつい引き込まれてしまう良いアルバムですよ。
2009年10月14日
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さて、イケる時は、頑張って書いちゃいますよ~♪。久々の音楽レビューですが、今日は、僕が20年間敬愛し続けている、荒木真樹彦です。いつかご紹介しようしようと思っていて数年経ってしまったのですが、やっとその気になりました。あまり一般的に知られている名前では無いかも知れませんが、非常に素晴らしいサウンドを生み出すアーティストです。知名度と言う点では、本当に厳しいのですが、角松ファンで考えるとほんのわずかな接点があるんですね。彼が一時、名前をかなり知られた期間があるのですが、それはRIE SCRAMBLEの「文句があるなら来なさい!」がヒットしたことによります。RIE SCRAMBLEは、元C.Cガールズの藤原理恵がヴォーカルを努めており、荒木真樹彦がギターで参加していたユニットです。彼女のアルバムも全曲にわたって荒木真樹彦が作詞・作曲・アレンジ・プロデュースを手がけています。もう、お分かりかと思いますが、この藤原理恵は、角松敏生プロデュースのVOCALAND Vol.1で5曲目MISTY LOVERを唄ってますね。遠い遠い接点ですが、こんな事も嬉しがったりしてた記憶があります。他者への提供曲が多いアーティストでもあり、CM曲も多数あり、ご本人が爆発的に売れない分(すいません)、そういった仕事が彼のアーティスト活動を支えていたと思われます。昨年20周年を迎えられましたが、現在もElec MAXICO(エレキマキヒコ)というバンドを組んでアルバム発表、ライブと精力的に活動中です。おいらが、彼の音楽に出会ったのは、幸運にも1988年のデビュー直後でして、テレビの映像を通してだったと思います。記憶が定かで無いのですが、MTV JAPANだったかな?という番組内で、「1999」と言うシングル曲のPVを見て完全KOを喰らったのが始まりです。♪COME OVER 1999,so 1999 世界が終わりそうだねと10数年後の世界を憂い、今のこの愛を大切にしようやと唄うその歌声を聞いた時には、「こういったサウンドを作る人が日本にも出てきたんだなあ」と感動したのを覚えています。その後、ほどなく発売された、今日紹介するアルバムの非常に先鋭的、前衛的でデジタリックなサウンド。黒人にも通じる様なソウルフルなヴォーカル、そしてソリッドなギターサウンドは、当時洋楽にハマッていたおいらも十分ナットクの楽しめる内容でした。そんなアルバムをご紹介する前に、んじゃ、荒木真樹彦ってどんな声なの?っつーのを公式サイトで聞いてみてください。デビューから20年経った現在も当時と、ほとんど変わってないのが嬉しい今日この頃でございます・笑。3曲を短いメドレーにしてループしていますので、1コーラス程、如何でしょうか?↓(いきなり音が出ますんでスピーカー音量にご注意です)荒木真樹彦公式サイトこんな声の持ち主です。好みは、かなり分かれそうですな・笑。さ、前フリも長かったんで、彼のデビューアルバムを数曲ピックしてみますね。01.NU-HORIZONS 02.POISON DARK 03.MISS LIMOUSIN 04.ROCK NIGHT 05.LOVE ME TONIGHT 06.M・A・X 07.1999 08.MIND BABYRON 09.TOGETHER 10.FIGARO-Nightmare- 11.BEHIND YOUR LOVE ★SUPPORT MUSICIANGt.Makihiko ArakiBs.Kouki ItoKey.Yasuaki MaejimaSax.Atsushi Kondo基本、打ち込みが中心で、上記のサポートミュージシャンは一人一曲レベルで参加しています。01.NU-HORIZONS荒木自身の多重コーラスで始まるゴスペル調の楽曲。タイトル通り、夜明けを感じさせる壮大でメロディックなオーバーチュアです。02.POISON DARK 01のNU-HORIZONSから間断なく演奏されるPOISON DARKは、吉田美奈子の作詞が意外です。ソリッドでメロディックなサウンドは格好良いの一言です。荒木自身のバックコーラスがとてもファンキーなのに加え、伊藤広規のタイトでありながらも、うねりまくるベースラインにしびれます。04.ROCK NIGHT ボブ・シーガーあたりが歌いそうな、アメリカンテイストのロックンロール。当時、ひげ剃りのCMに使われていた曲ですので、とても親しみやすいアップテンポの曲。05.LOVE ME TONIGHT ミディアムテンポが心地良いAORタイプのメロディアスな楽曲。こういう曲が書けるからこそ、他アーティストへの提供曲が多いのも納得です。06.M・A・X 荒木自身の乾きつつも透明感のあるギターサウンドに打ち込みサウンドが絶妙に絡み合う疾走感溢れるロックミュージック。07.1999 世紀末的な刹那感が満載の楽曲です。前衛的かつ近代的な匂いのするデジタリックなサウンドは、歌詞こそ青臭くはあれ、当時は非常に新鮮でセンセーショナルでした。この曲を聴かなかったら、未だに荒木真樹彦を知らずに、20年間過ごしていたことでしょう。09.TOGETHER シンプルながら奥行き感のあるミディアムテンポのメロディックサウンド。エッジの効いたギターが最高の一曲です。11.BEHIND YOUR LOVE 泣きのバラード・笑。歌詞・メロディ共に荒木真樹彦の本領を発揮した様な曲です。試聴音源を2曲分リンクしていますが、可能なら大きめの音で聞いていただくと、楽器の分離がしっかりとしていてタイトな雰囲気が楽しめると思います。20年も前の録音にしては、非常に優秀なアルバムだと思います。アーティストは、作詞作曲を含めて良い唄を聴かせる事に心血を注ぐものだと思いますが、加えて、その録音品質が高いと更に楽曲のパワーを引き出せますよね!?プロデューサーもエンジニアも優れた方なんでしょう。そして、それと共に全曲のアレンジを自ら行っている荒木真樹彦自身の才能が垣間見える作品だと思います。デビュー早々、これだけの仕事をこなせるのは、本当に恵まれた才能の持ち主(+本人の努力)だったんだなと今更ながら思います。話しがそれますが、おいら、このアルバム最後の11曲目にちょっとした思い入れがあってですね(笑)、このアルバムを聴いていたころ丁度大学4年生で、卒業がかかった試験があったんですが、試験の数週間前に2年間付き合っていた女性にこっぴどくフラレましてw、試験勉強なんか出来やしなかったんですわ。しかもコレ落としたら留年確定の憲法の試験が全く分からなかったんです。で、もう、どうにもならなくて、ヤケクソでこのBEHIND YOUR LOVEの歌詞全部を答案用紙に書き殴ったのですが、これが及第点を取ってしまいまして・笑後に出会った教授に「あの詩は良い出来だったよ」と・・・。完全においらが自作したものだと勘違いしてたらしいのですが、ワタスが、作詞者のことを黙っていたのは言うまでもありませんw。完璧な著作権法違反です・爆。荒木さん、ホンマにすいませんでしたっ!あそこで、単位落として留年してたら、今のおいらの人生、相当変わってたと思います。そして、そんな教授もいる、大らかな時代でもあった訳ですw。おいらにとっては、失恋と留年からの正に救いの曲になりました。そんな訳で、このSYBER BEAT・・・本当にオススメです。中古店でも、たまに見かけますので、レスキューレスキューをお願い申し上げます。荒木真樹彦と言う、隠れた才能を堪能してください。
2009年10月10日
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えっと、ご無沙汰しております。またこれだけ間空けてしまうと何からスタートして良いものやら・・・。困ったもんです。最近は、相変わらずの仕事量に加えて、色々と新規事業を立ち上げようと思っていて、各所を奔走しております。そのうちデザインとアミューズメントコンサルティングだけでは必ず会社が立ちゆかなくなる時が来るであろう想定の下に、動いております。本当に時間が無いと言うか、自分がもう一人居ればどんだけ楽かいな?と考えたりすることしきりでございます。ただ、色々な企業の方や、プロジェクトに参加を希望して下さる方々と会うのは楽しいもんですし、人との出会いはやはり大きな財産だなと感じていて、忙しいのも悪くないもんでやす。こうやって、数ヶ月も空けると必ず、メールでご連絡をして下さる方々が多くいらっしゃるのですが、ありがとうございます。本当に感謝しております。ただ、お返事もままならない状況で遅くなったり、2回に1回、3回に1回のご返事だったりで申し訳ございません。せめて2ヶ月や3ヶ月に1日でも休日なるものがあったりすれば良いのですが・・・。この場を借りて、改めてお詫び申し上げます。で、こう切羽詰まった生活をしていると、ふとどこかに「逃げ」の感覚が発生するのがおいらの悪い癖でして、去年は、突如思い立ってレコードプレーヤーを購入してニャカニャカしては自己満足に浸っていた訳なんですが、今年もやっちまいました。つい3日前に届いたんですが、↓コレです。ぶはははは、何ですかこりは?(笑)はい、レーザーディスクでございます。もう、レコードと言い、LDと言い、このおっさん、資源の一人リサイクル屋と化しておりますw。今やDVDはおろか、ブルーレイまでもが、さんざん普及していると言う時代においらは何をしてるんでしょ?先日、ちょっとデザインに苦しんで苦しんで、締め切りは迫るしブチキレそうになってたんですが、少し原点に戻ろうかと昔のデザイン誌や、センスが良いと思って取っておいた雑誌をあさりに書庫を見てたんですね。その棚の一番下に所有していたLDソフトを発見。まあ、発見と言ってもいつも目にはしていたのですが、その日は「逃げ」気分が蔓延していた為か、やけに気になってLDのジャケットをパラパラ見てましたら、無性に「これ見てぇ~」という欲求にかられましてねw。思い立ったら止まらない・・・試験勉強の時に限って卒業アルバム引っ張り出すとか、宿題があるのに昔のマンガ読み返してしまうみたいなもんですわ。気がついたらオークションサイトを開いて、中古で出てたパイオニアの販売最終モデルをいきなりポチしてましたw。いやね、念のために申し上げておきますと、我が家には、DVDもBDもあるんで、それはそれで楽しんではいるんですよ。ただですね、やっぱりなんぼ古いとは言え、持ってるソフトを見ることも聞くこともできないというのも、実にもったいないですからねえ。LDプレーヤーが壊れてから、かれこれ8年近く経ってしまっていたのですが、この機会にと改めて購入した次第です。DVDやBDの高画質を見慣れてしまった今となっては、かなり画質が悪いことにビックリなんですが、結構メリットもありましてね、一つはLD時代のソフトで、未だにDVD化されていないものがあると言う事。それから中古盤LDが100円~500円で入手出来る事。下手したら5枚組のカラヤンが300円とかであったりして、ビビること多しなんです。結構、貴重な映像があったりするんで、そんなんをゆっくり探して行くのも楽しみの一つになりそうです。そりでは、おいらが10数年前に購入していたソフトをちょびっと公開w。(数百枚あるんで全部は到底無理っす)まずは、何と言っても角松さんですな!角松さんの初のインストアルバムに画像を加えてLD化したもので、もう、映像と音とのマッチングが最高でございます。当時、擦り切れる程、見ましたが擦り切れないのがLDの最大の利点でしたね。今見てもワクワクする映像です。(左右共)フォープレイGt.リー・リトナーKey.ボブ・ジェームスBs.ネーザン・イーストDr.ハービー・メイスンと言うジャズ・フュージョン界の超大御所4人のプロジェクトでございます、フォープレイ。今更、説明の必要も無い訳ですが、まあ、余裕のある大人な良いライブ盤ですよ。アルバムもこの4人の当時のものが最高です。(左)マイルス・デイヴィスライブ(右)キース・ジャレット日本公演マイルスは、もう説明の必要は無いですが、そのマイルスのバックバンドでチック・コリアと共に活躍していたキース・ジャレット。ソロになってからの作品も秀作が多いですよね。クラシックにも造詣が深い方でバッハ、ヘンデル、モーツァルトなどのレコーディング作品も多いんです。(左)シンプリー・レッド(右)マドンナマドンナもまだまだ新作が好調ですよね。シンプリーは、ドラムに屋敷豪太が参加していたことで日本では有名なバンドですよね。残念ながら、このライブ盤には屋敷さんは参加していません。(左)久保田利伸(右)バービー・ボーイズバービー大好きでした。1st~4thアルバムまでは死ぬほど聴き倒しましたわw。角松さんが、KONTAのアルバムプロデュースした時は、嬉しさで鼻血出そうになりましたもん。(左)CHAGE and ASKA(右)浜田省吾日本の大御所二組でやす。どちらも最高級のライブパフォーマンスですわ。(左右共)坂本龍一教授です。全部で5枚ありましたw(左)ジャック・ディジョネット(右)ケニー・Gおいらの大好きなジャズドラマー、ジャック・ディジョネットのライブ盤です。参加メンバーは、デイブ・ホランド、パット・メセニー、ハービー・ハンコック。凄いメンバーっす。良いっすよ~。ケニーは、楽しいライブですよ。(左)ユージン・オーマンディ(右)ヘルベルト・フォン・カラヤンクラシックとジャズは、紹介してきた以外にもかなりの枚数持ってました。今回だけでは、紹介しきれないっす。数多くの指揮者の中で、おいらが最も好きな一人にユージン・オーマンディという指揮者がいます。ユダヤ系の指揮者らしく、情熱的、かつ精緻な演奏は、どなたにも一度は、体感して欲しいと思ってます。42年もの間、フィラデルフィア管弦楽団を率いていたのですが、彼が在任していた当時の豪華絢爛な音は、現在のフィラ管には、残念ながら無いのです。ほんま、極一部ではあるのですが、紹介してみました。当時は、綺麗だと思っていた映像があまりに低画質だったのには、ハッキリ言ってかなりショックでした。それだけ、DVDやブルーレイの画質は素晴らしいと言うことです。テレビも解像度があがってる訳ですから、余計に粗が目立ちます。でも、今全盛のブルーレイですらダサダサに感じる時が、またスグやって来るんでしょうね。でも、画像が多少粗くても、レコードと一緒で「味わい」というものがこの当時のレコーディングや映像にはありますね。単に想い出とセットだから感傷的なだけかもしれませんが・笑。
2009年10月10日
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