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藤巻あつこさんの「97歳梅干し名人 人生のいい塩梅」を読みました。毎年私も作っていますが、梅干しって奥が深いこと、改めて知りました。97歳梅干し名人 人生のいい塩梅【電子書籍】[ 藤巻あつこ ]この本は2018年8月が初版出版なので、今もお元気でしょうか?97歳で、まだまだ夢があると書かれていましたが、素晴らしいですね。塩にもこだわりがあって、ミネラル豊富な自然塩を使っているそうです。おいしい「梅干し作り」と「梅のレシピ」 梅名人・藤巻あつこの梅仕事 [ 藤巻あつこ ]私は今まで、ABCクッキングスタジオお勧め商品「五島灘の塩」を使っていました。この「五島灘の塩」でも、かなりしょっぱさは緩和されるような気がします。でも、今年の梅干しは、自然塩で作ろうと張り切っています。どう違うか?知りたいからです。毎年梅干しを作っていますが、時々しか食べません。でも、毎日食べる方が健康にいいようですね。藤巻さんは殆ど薬を飲まないで、風邪予防・下痢程度は梅酢で治しているとか。梅酢とは、塩漬けにした梅を数日重しをしていると上がる液のことです。薬は副作用があるけれど、梅酢はないので安心して飲んでいるそうで、写真で見るつやつやした肌も梅酢の効用?と思ってしまいました。今まで梅干しを作っていて梅酢を大事にしてこなかったので、勿体ないことをしたと、すごく反省しました。最近は、梅干し作りは面倒だな~と思っていたのですが、この本を読んで、また意欲が湧いてきました。97歳まで梅干しを作っていける自信はありませんが、元気でいるためにも長く作りたいと思いました。【予約販売・送料無料】 【紀州みなべ産・自家梅園産】 梅干用 ・ 自然落下完熟梅 5kg 紀州南高梅 和歌山 みなべ 南高 青梅 生梅 産直 産地直送【楽天1位】手作りの天然塩 あまび 国産 天日塩 無添加 食用 天日海塩 平釜 ...価格:1,000円(税込、送料無料) (2023/5/8時点)
2023.03.31
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もう亡くなっているけれど、生活評論家の吉沢久子さんも大好きな方です。食べることが大好き人に寄りかからない愚痴ったり、クヨクヨしない吉沢久子さんは大正7年(1918)生まれ、戦争や関東大震災を経て、不安に生きる時代でも自由な心と頭を心がけてきた女性でした。自立した人間でいたいと願いつつもご主人(古谷綱武氏)の死後、70歳後半から体に忍び寄る老いに気づかされるようになる。80代はその老いを見つめつつ、その年その年なりの楽しみを大切にし始める。ご主人・古谷綱武氏は女性論、人生論、児童文学論の分野を開拓した評論家であり、進歩的文化人でした。それなのに「男子厨房入ず」の男性で、家事には全く手をかしません。吉沢さんは仕事と家事を両立する方法を模索しながら工夫を重ね、お姑さんの介護も引き受け、お姑さん死後は鬱病を発病した夫を看取り、65歳からひとり暮らしを始めました。普通の平凡に生きる私でも真似できる生活の知恵が詰まっています。老いとともにできなことを探すより、出来ることを見つける。だんだん自分の老いと向き合うことが多くなってきました。ほんの小さなことでも、昨日よりも出来ないことがあります。すると病気かしら?と考えるけれど、それは老いなんですね。老いを素直に受け入れ、家事を楽しむことなど随分と教えられました。ちょっと元気が出ない時など読みなおすといっぱい元気を貰える本です。ほんとうの贅沢 [ 吉沢久子(評論家) ]100歳の100の知恵 (単行本) [ 吉沢 久子 ]101歳。ひとり暮らしの心得 (中公文庫 よ57-3) [ 吉沢 久子 ]【中古】 達人吉沢久子老けない生き方、暮らし方 軽やかに、自由に、自分らしく「ひとり」を楽しみ、慎 / 吉沢 久子 / 主婦 [単行本(ソフトカバー)]【メール便送料無料】【あす楽対応】楽天で購入
2023.03.30
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高級老人ホームで暮らす資産家の一人の老女が殺された。その老女の名前は、笹本弥生といって孫の健文と骨肉の争いをしていた。健文は26歳の大学院生だったが、よく弥生にお金をせびりに来ていた。その時の弥生は、孫にヒステリックに当たり散らしていることが多かった。その弥生が「もう一人の孫がいる」と言いだした。老人ホームの担当のヘルパーのことを、「私の孫」というのだ。その孫に全財産を譲る、という遺言書を渋る顧問弁護士に作成させた。弥生一代で築いた遺産は数億円である。そんな中で弥生は殺された。関東大震災、東京大空襲を一人で生き延びた少女は、闇市でのし上がり、やがて冷酷な金貸しとなって莫大な資産を得た。一人の女性の生きざまが描かれたサスペンスです。望月諒子デビュー作神の手 (集英社文庫) [ 望月諒子 ]
2023.03.29
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原田ひ香さんの本は読みやすいですが、中身が濃厚です。娘・母・祖母の三代の女性の御厨家のお金に対する考え方に、「節約」家族小説と垣谷美雨さんが絶賛しています。就職して一人暮らしを始めた美帆は、預金30万円。姉の真帆は、証券会社に勤めていたが、高校時代の同級生と結婚。小さなアパートで娘一人と三人家族で、預金600万ちょっと。習いごとに熱心で向学心に燃える母の智子は、百万円弱。そして1千万円を貯めた祖母の口癖は、「人は三千円の使いかたで人生がきまる」祖母は、父の母親で美帆の家近くに住んでいた。中学生の時、その言葉を聞いた美帆は驚いた。その祖母が育てた父は、母の智子からみたら「仕事一筋人」で、家事を手伝うという発想も浮かないし、まったくができない。智子が婦人科の手術を受けて10日間ほど入院していたが、一人でタクシーに乗って帰ってきた。娘・30代、母・50代、祖母・70代の3人のお金の使いかたや考え方に自分をなぞらえてみたくなる、愉快で考え込んでしまう内容でした。これも面白いです。↓一橋桐子(76)の犯罪日記 (徳間文庫) [ 原田ひ香 ]彼女の家計簿 [ 原田ひ香 ]我が家の庭から。
2023.03.28
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久し振りにバスクチーズケーキを焼きました。雑誌「クロワッサン」に載っていたケーキカフェ「AWORKS」のレシピで作りました。甘さも控えめ、上品な味に仕上がっりました。でも、売っているバスクチーズケーキは食べたことがないのです。一度食べてみたいと思うのですが、近場では見かけません。楽天市場ではどうかな~?と検索してみたら、いろいろありますね。お値段もいろいろあって…1万円というのもあって驚きました。安くて2~3千円…迷うな~。「ふるさと納税」というのもあるんですね。【ふるさと納税】【高評価★4.90以上】バスクチーズケーキ 1個 490g | チーズ ケーキ 誕生日 記念日 お祝い ギフト プレゼント 贈答 美味しい 可愛い 取り寄せ お取り寄せ グルメ 人気 おすすめ 冷凍 お菓子 スイーツ デザート ブランカ 京都府 京都市結局送料のあまりの高さに迷ってしまい、ポチッとできませんでした。1万円のバスクチーズケーキ食べてみたいけど、年金生活ではね。
2023.03.27
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一人になったら暮らしていけるだろうか~?そんな不安を感じるようになってきました。まだ、夫は元気なんですけどね。(笑)眠れない夜など、急に心配になって悶々とすることがあります。 新聞の広告欄でこんな本を見つけました。 すぐ楽天ブックに注文しました。 いあや~たまげました。 102歳で一人暮し。 農家だった家に26歳で嫁ぎ、田んぼを手伝いながら、56歳まで小学校の 先生をしていた哲子おばあちゃん。 83歳でご主人が亡くなってからは、お子さんがいないので一人暮らし。 布団の上げ下ろしも運動だと思って長年していたそうです。 今は野菜を作り、草取りが日課だけど、無理はしない。 あれが出来ない、これが出来ないと嘆かずに前向きです。 何でも良い方にとらえてクヨクヨしません。 昔はとんがっていたけど、「長う生きたら、まるく、かわいくなりました。」 と、その秘訣がいっぱい書いてありました。 読んでいて思った事は、今から「ひとりになる」こと心配しているよりも、 身近な愉しみ見つけて、こまめに体を動かす習慣を続けていたら大丈夫。 しっかりと、元気貰いましたよ!102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方 [ 石井 哲代 ]価格:1,540円(税込、送料無料) (2023/5/13時点)
2023.03.26
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曽野綾子さんのご主人の三浦朱門さんは、2017年2月3日に亡くなっています。この本は、亡くなる前の自宅で暮していた2年間の様子を書いています。自宅で介護するということがどんなものか?知りたくて買った本です。でも、やはり三浦朱門さんの名誉のためか、介護する大変さはあまり書いてはいませんでしたので、少しがっかりしました。3人の親ごさん(綾子さんのお母様と朱門さんのご両親)を看取った様子は他の本で知つていたので、もっと具体的なことが書いてあるかと思ったのです。親を看取るのと夫を看取るのは違うとは思いましたけれど、いつか直面する心構えのつもりで読んだので心に響かなかったのでしょう。今は夫婦で元気にしていてもいつかその日は来る。70代も後半を迎えると、その不安が頭を横切ります。この本は、どうしたらいいか?というノウハウではなくて、介護している人に添うような気持で書かれたものでは?と思いました。その時、又読み返そうと思いました。曽野綾子さんは、私の大好きな作家さんです。悩みがあるときや気持ちが落ち込んだ時、同じ本を何度も読み返しています。すると、気持ちが落ち着いて、あるがままの私でいい、と思えるのです。そこに宗教の教えが書いてあるわけではないのですが、不思議です。 楽天ブックス
2023.03.26
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若いころは考えもしなかった「いつ死ぬのか?」ということが、だんだん頭に浮かぶようになってきた。そんな事が頭にあったせいか?「すぐ死ぬんだから」という本が目に留まった。読んでみて、痛快で面白かった。主人公ハナさんは78才。60代までは身の回りのことなど気にかける暇もないほど家業の酒屋を切り盛りするのに忙しい暮らしでした。何度も夫と二人で商売の危機を乗り越えてきました。しかし、ある日実際の年齢より年上にみられたことから、ショックを感じ、オシャレに目覚めるのでした。そして、夫の巌は「俺はハナと結婚して幸せだ~」が口癖でした。それなのに突然亡くなった夫には、別の家族があったのです。ハナさんは生き生きと描かれています。他の家族は色あせて、影が薄いです。「死」は、誰にも訪れることです。でも、いたずらに怯えないで、ハナさんの様におしゃれして、人生を楽しんだ方がしあわせかな~という余韻が残る物語でした。便利になった楽天ブックス
2023.03.24
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1992年7月、北海道釧路市内の小学校に通う少年が行方不明になった。という内容で始まるこの小説は、直木賞作家の桜木紫乃さんの作品。少年は、湿原の谷地眼(やちまなこ)に落ちたと思われ捜索したが、とうとう見つからなかった。17年後、弟を探したいと姉の比呂は刑事になった。両親は離婚し、助産婦をしていた母は独立して助産院を開いた。刑事として北海道警釧路方面本部刑事第一課に配属した比呂はある事件で弟の事件の担当だった片桐と組むことになった。湿原で青い眼の会社員の他殺死体が発見された。風貌は、日本人なのに眼だけが青かった。調べるうちに、その会社員は自分の目が青いことから自らのルーツを調べて探していたらしいことが解った。普段はカラーコンタクトで目を黒くして、ひたすら眼が青いことを隠していた被害者。直木賞作家唯一の長編ミステリーとありますが、樺太に住んでいた日本人がソ連軍の上陸で家や家族を失った当時の人々の数奇な運命が背景にあるので、読みごたえがありました。一人の女性が運命に翻弄されながらもたくましく生きた結果…、一人の会社員が殺されてしまった。もの悲しい結果ですが、時々読み直したくなるサスペンスでした。こちらの作品は、比呂の後輩大門真由が活躍するサスペンスです。2016年11月、柴咲コウさんが大門真由役でテレビドラマ化されています。【中古】 氷の轍 北海道警釧路方面本部刑事第一課・大門真由 小学館文庫/桜木紫乃(著者) 【中古】afb
2023.03.23
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この小説は映画化されているので知っている方も多いでしょうね。主人公後藤篤子さんは、娘の結婚式のことで悩んでいた。相手は金持ちのお坊ちゃん、娘が肩身が狭くないよう結婚式に600万も出すという夫。定年まであと3年しかないのに預金は、一千二百万円。一生懸命真面目に働いていたパートはクビ。そして舅が亡くなり、葬儀代は俺が長男だから「うちが持つ」という夫。残った姑の生活費はどうするの~?いくら篤子さんがキリキリして悩んでいても、夫はのんびり鷹揚に構えている。定年まじかの50代夫婦の老後の心配をリアルに描いていて面白かった。私がこの本を読んだときは、老後の暮らしも年季が入っていた時だったので、なんとなく「おかしみと悲哀」もうんうんと頷けるものだった。解説の室井佑月さんが、生活の不安に勇気とヒントをあたえる家計応援小説と書いています
2023.03.21
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はじめして。ボケ防止にブログを始めました本の虫のシニアです。錆びついた頭でブログなんて出来るかな~?と思い乍、ドキドキしながら書いています。新しいこと始めるのも今が最後かな?後期高齢者一年生の蒼いケシです。どうぞよろしくお願いします。内館牧子さんの作品は、私たち年代の気持ちをリアルに描いてるので好きです。
2023.03.18
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