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降霊~KOUREI~(DVD) ◆20%OFF!録音技師である克彦の妻・純子。彼女には、霊を見たり、自身に憑依させることが出来る能力が備っていた。そんな純子に、警察が行方不明の少女の捜索を依頼するが…。(「DVD NAVIGATOR」データベースより)TV用作品でしたが、後に劇場公開されたそうです。だいぶ前にTVで観たんですが、急にまた観たくなってレンタルしてきました。最初に観たときは黒沢清監督のことは知らなくて、ただ「不思議な雰囲気のドラマだなぁ」と思いました。抑制されたトーンで描かれており、あんまりホラーっぽくなく、でも薄ら白い画面が妙に怖い感じだったのを憶えていました。黒沢清監督の作品は、目の前に映画をポンと置かれ、どこかに独り置き去りにされてしまったような感じを受けるんですけど(そしてそれが好きだったりするんですけど)、これもやっぱりそんな感じでした。白昼堂々現れる緑の服の少女の恐怖を描いた幽霊譚というよりも、夫婦関係、運命とかがテーマになっているようでした。少女を見つけた時にすぐ警察に言っていれば良かったのに、なんで?と思いました。そんなに変えたくなるほどつまらない生活かなぁ。役所広司がかわいそうに思えました。あんなにやさしい旦那なのに。霊能力がある、ということで多分疎外感を感じてきたであろう風吹ジュンの苦悩は、はたからは分からないのだろうけれど…。旦那は奥さんに理由は分かりませんが何か負い目を感じてるのかな、というのが何となく読み取れます。とにかくまあ、もがけばもがくほどドツボにはまっていくのを観ているのは、辛いものがありました。祈祷師(神主?)役で哀川翔が出ているのがなんか面白かったです。調べてみたら、1964年の英国版もかなり面白そうでした。ちょっと興味を持ちました。『降霊~KOUREI~』1999年(日本)監督:黒沢清脚本:黒沢清、大石哲也原作:マーク・マクシェーン「雨の午後の降霊術」出演:役所広司、風吹ジュン、草なぎ剛、哀川翔、石田ひかり、大杉漣、岸辺一徳、きたろう、他『降霊 ウ・シ・ロ・ヲ・ミ・ル・ナ』(関西テレビ)放送年:1999年9月28日 火曜 21:00~22:54『雨の午後の降霊術』マーク・マクシェーン 「Seance on a Wet Afternoon (1961)」 Mark McShane発行:1996年発行所:トパーズプレス価格:\1121(税込)雨の午後の降霊術 文庫本「雨の午後の降霊会」 創元推理文庫(税込\672)『雨の午後の降霊祭』1964年(英国)監督・脚本:ブライアン・フォーブス原作:マーク・マクシェーン「雨の午後の降霊術」出演:キム・スタンリー、リチャード・アッテンボロー、ナネット・ニューマン、他雨の午後の降霊祭
2007.10.29
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秋ですね~…。紅葉をちょこちょこ見に行ってます。きょうは、Yahoo!フォト、フォト蔵から、テストを兼ねて紅葉の写真を少しあげさせていただきます。うまくいくかな~^^;?Yahoo!フォトからはうまく出来ませんでした。出来てる人も結構いるみたいなんですが…。どこが悪かったんだろう?フォト蔵からです。写真整理できたら、もう少しご紹介させていただきたいと思います。(この写真はもしかしたら削除するかもしれません。) ※削除しました(10月28日)追記:10月27日 再テスト
2007.10.26
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ゆれる(DVD) ◆20%OFF!東京で写真家として成功した猛(オダギリジョー)は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家で父親と暮らしている兄の稔(香川照之)、幼なじみの智恵子(真木よう子)との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。だが、その智恵子が吊り橋から落下してしまう。その時そばにいたのは、稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。裁判が始まり、次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる兄を前にして猛の心はゆれていく。やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった―。(DVDパッケージ内容紹介より)西川美和監督の第1作、「蛇イチゴ」が好きです。それで、第2作目ということ、香川照之とオダギリジョーの競演ということで否応なく期待は高まり、公開時自動車で1時間もかけて映画館に足を運んで観てきました。期待に違わずいい映画でした。猛(オダギリジョー)が智恵子の部屋で過ごして家に帰ってきた時に、稔(香川照之)が背中を丸めて洗濯物をたたんでいる姿のみじめさ、そして、猛にカマをかけたときのわずかに見える横顔の微妙な表情・返事をする時の一瞬の間。この場面がもう一度観たくてDVDを購入してしまいました。兄弟の関係って(兄弟に限らずですが)一面だけではない多面体だと思います。猛が、「真面目な兄貴が家のことを見てくれているから、自分は東京で好きなことが出来ている」と感謝する気持ち、稔が「弟は東京で成功している」と誇らしく思う気持ちは嘘ではないと思います。反面、猛は兄を「田舎から出ることも出来ない、女にも積極的に出ることが出来ない、グズなヤツ」とも思っていたでしょう。稔は弟を「自分に何もかも押付け、好き勝手なことをしている。好きな女も自分じゃなく猛に取られてしまう」と恨んでもいたでしょう。(私も妹がいるので、こういう感じってあったりします。)そういう色々な思いは、普段はある種のバランスをもって凪いだ状態にあります。でも、「智恵子の死」という出来事でそのバランスは崩れていきます。「いいことなんて一つもない。なんでオレだけ!」と面会に来た弟に唾を吐きかける、そんな一面も稔にはあった。でもそれは彼のすべてなのか?「みんな兄ちゃんのことよく知ってんだからさ。すぐに元通りだよ。みんなちゃんとあったかく迎えてくれるって。」という猛は本心で言っているのか、偽善なのか?伯父に弁護を頼み、兄のために奔走するのは兄の無実を信じているからなのか、自分が犯罪者の弟になるのがいやだからなのか?兄にカマをかけられたことを怒っているのか、智恵子の死の前日、情交を持ったのは自分だということが明らかになるのを恐れているのか?稔は言う。「初めから人のことを疑って、最後まで一度も信じたりしない。そういうのがオレの知ってるオマエだよ、猛。」猛は裁判で稔の犯罪を証明するような証言をしてしまう。それを聞きながら笑っているような、受け入れているような稔の表情が印象的です。人は「いい人」だけではありえない。「憎しみ」「ねたみ」だけというのもありえない。一人の人間の中に様々な感情があり、それは時に大きく「ゆれる」。ゆれたからといって、その感情「だけ」があるわけではない。この映画は、人間は大きくゆれて、ある一面だけが正面に見えたとしても、それは人を構成している一部だ。一部でしかない、ということを感じさせてくれました。そのことに気付いた猛が、出所する稔を迎えに行く。やっと見つけた稔に「兄ちゃん!兄ちゃん!うちに帰ろうよ!」と叫ぶ猛に気付いた稔がにっこり笑い、その笑顔がバスにさえぎられるところで終わります。個人的には稔は戻ってこないだろうと思います(戻ってきてほしいけど)。二人の関係は壊れすぎた。でも、その後、二人はどうやって生きていくのだろうか?どこかでまた交わることもきっとあるはず。だって「兄弟」なんだから。エンドロールに流れる「カリフラワーズ」の「うちに帰ろう」を聴きながら、そんなことをボーっと考えていました。※「ゆれる」 公式サイト『ゆれる』2006年(日本)原案・監督・脚本:西川美和出演:オダギリジョー、香川照之、伊武雅刀、新井浩文、真木よう子、蟹江敬三、木村祐一、田口トモロヲ、ピエール瀧、他2006年第59回カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品作品2006年度第49回ブルーリボン賞 監督賞受賞 西川美和 助演男優賞 香川照之他受賞多数
2007.10.24
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ガリレオ DVD-BOXフジテレビのない当地でも、約一週間遅れで「ガリレオ」が放送開始になりました!で、ドラマを見る前に原作を読みたいと思い、ドラマは録画して、早速「探偵ガリレオ」「予知夢」を購入しました。原作を読んだ後では、柴咲コウ演じる内海薫は「何となく違和感あるかな~」と思ったけれど、ドラマとして観た場合、華やかさ・コミカルさ・湯川とのコントラストが出ていて、これはこれでいいのかなと考え直しました。また、不可思議な事件の謎解きが中心である原作では「犯人は誰?」「どうやって?」という興味で引き付けられましたが、第一回目に限って言うと、「こういう犯人像の造形ができるのか!」と、驚きと感動がありました。次回以降も期待したいと思います。あぁ~、これから「予知夢」を読まなくちゃ!実は、「容疑者Xの献身」を先に読んでたんですけど、あまりピンとこなかったんですね。でも、「ガリレオ」「予知夢」を読んだ後では、また違った感想になりそうで楽しみです^^。「容疑者Xの献身」も映画化されるようで、こちらも楽しみです。『ガリレオ』(フジテレビ)放送年:2007年10月15日~ 月曜21:00~21:54演出:西谷弘原作:東野圭吾脚本:福田靖出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、品川祐、真矢みき、渡辺いっけい、他『探偵ガリレオ』東野圭吾発行:1998年発行所:文藝春秋価格:\1500(税込) 文庫本 文春文庫(税込\539) 探偵ガリレオ 『予知夢』東野圭吾発行:2000年発行所:文藝春秋価格:\1400(税込) 文庫本 文春文庫(税込\490) 予知夢 『容疑者Xの献身』東野圭吾発行:2005年発行所:文藝春秋価格:\1680(税込)第134回直木賞受賞2006年このミステリーがすごい!第1位 容疑者Xの献身『容疑者Xの献身』2008年(日本) (予定)監督:西谷弘原作:東野圭吾出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、他
2007.10.23
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●ネットバンキング決済・コンビニ後払いも可能!ユージュアルサスペクツ五人の前科者―ケヴィン・スペイシー、ガブリエル・バーン 、ベニチオ・デル・トロ、ケヴィン・ポラック 、スティーヴン・ボールドウィン―は、正体不明の伝説の男、カイザー・ソゼ、を首謀者として企てられた緻密な銃器強奪計画に巻き込まれる。男たちは渋々と作戦に乗り出し任務を遂行するが、その計画はパーフェクトかつシュアなものなのか、それとも…。(DVDパッケージ内容紹介より)面白かった~!観ている間は、五人がずるずると後戻りできない犯罪に引き込まれていく過程や、手に汗握るアクションに没頭してしました。「大どんでん返し映画」として名を馳せる本作ですが、それを知っていてもラストには唖然としてしまいました。私は先に「セブン」「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」を観ていたので、この二つの作品で「ケヴィン・スペイシーが出ている時点で先が読めてしまう」みたいな批評がよく為されていて、あまり高い評価を与えられていないことが不思議でしようがありませんでした。本作を観てその理由は理解できましたが、やっぱりそれは不当な評価のように思いました。私はどちらも大好きです。すみません。かなり余談になりました。いったい、どこまでが本当で、なにが嘘なのか?そもそも本当の事が少しでも含まれているのか、いないのか?後から思うとまるで映画全体がおとぎ話のようでもあり、そして、観ているときには全くその虚構性に気付かない。何度も繰り返して観ると、伏線やおかしなところ、微妙な視線の動き等を発見することができます。そういう意味でも、何度も観たくなる映画と言えるでしょう。それでも、全く何も知らない状態で観てみたかったな~と、少しだけ残念に思っています。『ユージュアル・サスペクツ』1995年(米)監督:ブライアン・シンガー脚本:クリストファー・マッカーリー出演:スティーヴン・ボールドウィン 、ガブリエル・バーン 、チャズ・パルミンテリ 、ケヴィン・ポラック 、ピート・ポスルスウェイト 、ケヴィン・スペイシー、ベニチオ・デル・トロ、他1995年第68回アカデミー賞 助演男優賞受賞 ケヴィン・スペイシー 同上 脚本賞受賞 クリストファー・マッカーリー
2007.10.22
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ナイトフライ最近、CDショップをぶらぶらしていたら、ドナルド・フェイゲンの13年ぶりのアルバム「モーフ・ザ・キャット」を見つけました(発売は2006年)。ドナルド・フェイゲン / モーフ・ザ・キャットDONALD FAGEN / MORPH THE CATドナルド・フェイゲンの名前がすごく懐かしくて、購入してしまいました。私はドナルド・フェイゲンの「ナイトフライ」が大好きなんです。「I.G.Y」を初めて聞いたときの衝撃を憶えています。「なんて素敵な曲なんだろう!」友達にその曲を歌っている人の名前を聞いて、その時はじめてドナルド・フェイゲンを知りました。その頃はまだLPレコードで、今、私はLPとCD両方の「ナイトフライ」を持っています。夏の黄昏にぴったりのアルバムです。日が暮れていき、だんだん暗くなっていく中を、たった一台の自動車が走っていく情景が、頭の中にパァーっと広がります。今でも夏になるとこのアルバムを聴きながらドライブするのが大好きです。その頃「A.O.R」という言葉がちょこちょこ耳に入ってはいたと思いますが、私は音楽のジャンルとかは詳しくないので気にせず聞いていました。「A.O.R」で調べてみたら、よく聴いたアーティスト名がズラリ…。ボビー・コールドウェルや、ボズ・スキャッグスも好きだったので「A.O.R」好きと言っていいのかな?。時代的なこともあるのでしょうね。今回購入した「モーフ・ザ・キャット」は、「夕暮れ」というよりは「夜」、「ドライブ」というよりは「バーかラウンジ」という風に感じました。より大人な感じです。曲のクオリティは高く、ドナルド・フェイゲンの声も衰えてはいませんが、やっぱり私にとっては「ナイトフライ」がNO.1だな、と思いました(ジャケットの彼は、ものすごく渋くてかっこよかったですけど(*^_^*))。『ナイトフライ』ドナルド・フェイゲン作品発表:1982年CDは多数の盤が有り1. I.G.Y.2. グリーン・フラワー・ストリート3. ルビー・ベイビー4. 愛しのマキシン5. ニュー・フロンティア6. ナイトフライ7. グッドバイ・ルック8. 雨に歩けば「I.G.Y.」 by ドナルド・フェイゲン
2007.10.19
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興味深い記事を見つけました。以前 75歳を迎えるみなさまへ~新内閣誕生に捧ぐ~ で、日本の医療費削減政策について書かせていただきました。今現在、後期高齢者医療制度は、とりあえずは「凍結」というかたちになっています。しかし、国の医療費削減政策自体が見直されているわけではありません。老人だけの問題ではなく、私たち国民全員が適切な医療を受けられるかどうか怪しくなっているのです。(以下、記事引用です)GB NEWS 2006年10月16日社会保障を誤らせたのは…国会論戦 経済政策や予算編成の基本方針などを決定する政府の「経済財政諮問会議」に関し、10月15日に開かれた参議院予算委員会で質疑が行われた。「この国を誤った方向に持っていっているのは、経済財政諮問会議そのものではないか」という議員に対し、大田弘子・経済財政担当相は「諮問会議の目的は、総理がリーダーシップを発揮するために、有識者議員(民間の委員)の知見を活用しつつ、総理が政策を形成していくということ」と応酬するなど、同会議をめぐる論戦が展開された。 同会議について、「医療のことに関してみても、本当に今後は安心なのかどうか一番問題だと思っているのは、同会議が出してきた公的医療費の将来的な給付の抑制」とする櫻井充議員(民主党)の質問に、大田経済財政担当相が答えた。 櫻井議員は「厚生労働委員会で、『(同会議が出してきた)政策を取っていって医療関係者が継続的に医療を行うことができるか』という質問をしたら、そういう観点では全く検討していないという答弁だった。今一番重要な国民にとっての安全・安心を提供できなくなるような、そういう政策を同会議が出してきていると思う」と質問。 対して大田経済財政担当相は「一昨年秋に、厚生労働省を中心に医療制度改革の議論を行った際に、同会議においても高齢化に伴って増加する医療費をどうやって負担して持続可能性を高めていくかという議論がなされた。給付と負担が高齢化の中で持続可能であるために、医療の中で何らかの効率化ができるのではないか。現在でも、コストをなるべく低く抑えながら質を高めるには、どうしたらいいかという観点で議論されている」と答えた。 この答弁について、櫻井議員は「お金だけじゃないか。現場で、そこで働いている人たちは一体どうなるのか。例えば産科や小児科がどんどんなくなっていっているということは、地域医療は継続可能じゃなくなっているということ。違いますか」と反論。大田経済財政担当相は「負担をなるべく持続可能なレベルにしながら、医師不足とか産科医療の問題解決をしなくてはならないという問題意識は同会議の中でも議論されている。厚生労働大臣とよく連携を取って、政策の具体化に向けた論議を進めていきたいと考えている」と答弁した。 櫻井議員は重ねて「先立つものができればできない。安全や安心を確保するためには、お金が必要。それを削減して、どうやってやるのか。どう実現するか」と追及。大田経済財政担当相は「同会議の中で給付と負担についての選択肢を提示して、議論を進めていきたいと考えている」と述べるにとどまった。櫻井議員は「同会議の議論が正しいなんて一つも思っていない。この国を誤った方向に持っていっているのは、同会議そのものと思っている。ものすごく数が少ない中での医師定数を全く満たしていないが、これをどんどん悪くしていっているのは同会議でしょう」と迫った。 こうした指摘について、大田経済財政担当相は「同会議は、政策決定機関ではなく、総理のために調査・審議を行う諮問機関。会議の目的は、総理がリーダーシップを発揮するために、有識者議員(民間の委員)の知見を活用しつつ、総理が政策を形成していくということ」などとかわした。 経済財政諮問会議は、首相が議長として会議を代表し、経済財政担当大臣をはじめ、官房長官や経済関係閣僚、日本銀行総裁のほか4人の民間議員を含め計11人で構成。民間議員では、御手洗冨士夫・日本経団連会長(キヤノン会長)らが加わっている。福田内閣発足後の初会合となった10月4日の会議では、民間議員が「改革の継続と安定した成長のために」とした提言を提出。「改革の基本的考え方」として、「成長力強化と財政健全化を重点とする改革を今後も継続する」ことを掲げ、主要課題に「社会保障制度と財源のあり方」などを挙げている。(引用終わり。以上、強調・赤字は淡紫によるものです。)私は、経団連は企業の利益のために外国に日本を売り渡そうとしている団体だと思っています。また、新自由主義は、今までの日本の国民生活を根本からぶっ壊す、と思っています。経済諮問会議は、その経団連と、新自由主義派経済学者から成り、各年度の最重要政策が決定されるという非常に重要な位置を占めています。そして、その内容といえば、上記の記事にあるように「とにかく金」といわれてもしょうがないようなものと思います。「安全や安心を確保するためには、お金が必要。それを削減して、どうやってやるのか。」という疑問はもっともです。現在の医療制度は、医療従事者の労働基準法も無視した、奉仕ともいえる働きによって成り立っていると言っていいと思います。でも、それも限界にきています。医療関係者の間では「医療崩壊」は避けられない、というのが一致した見方です。国は、国民のことを本当に考えるのならば「安全や安心を確保するためには、お金が必要」ということをきちんと説明し、私たちもそれを受け入れなければならないと考えます。長い引用、つたない感想で申し訳ありません。
2007.10.17
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こんにちは。この間お話した古い写真のスキャン・アルバム作りに熱中しちゃって、本も映画も観れていません^^;。そこで、これでお茶を濁しとこう、というわけではないのですが、古い写真から何枚かご紹介させていただきます。昭和39年の東京オリンピックの写真です。画像があまりよくありませんが、ものすごい人数がいることがわかります。盛り上がったんでしょうね~。私の母です^^;。昔は、このように襖を取り払い、自宅で披露宴をするのが普通だったんですね。(たぶん全部合わせて一間にしても、15畳くらいだと思うんですが…。あの狭い家でよくやったな~と思います。)私の母の田舎では、竹などで丸く編んだ「エンツコ」というものに赤ちゃんを寝かせて、畑仕事などに連れていったそうです。これは四角いので普通の行李だと思いますが、このようにベビーベッド代わりに使っていたと思われます。我が家にベビーベッドがあった記憶がありませんので…。ちなみに、この赤ちゃんは私です^^;つまらない思い出話にお付き合いいただき、ありがとうございました
2007.10.15
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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。(文庫本内容紹介より)帯の惹句、「衝撃のラスト一行に瞠目!」に惹かれて購入。陰惨な事件、ミスリードを誘う叙述、人物設定の良さなど、読みどころがたくさんある本でした。コンビを組む、妻を亡くし高校生の娘と二人暮らしの小暮巡査部長、夫を亡くし5歳の息子を育てる名島警部補の取り合わせがよく、事件の中でもほっとする感じを受けました。微妙な年頃の娘をもつ小暮の生活ぶり、親子の関係性が丁寧に描かれており、十分感情移入できました。ラスト近くなると、「あれ、この人犯人じゃないかな?」と何となく解る感じがして、面白いしまあ意外な犯人だけど「衝撃のラスト一行に瞠目!」はオーバーじゃないかな~と思っていたら、ほんとにラスト一行でビックリ!そして悲しくなりました。あとはあんまり書かないことにします。(それでも書きすぎたかな^^;?)面白かったです。『噂』荻原浩発行:2001年発行所:講談社価格:\1785(税込) 文庫本 新潮社文庫(税込\660) 噂
2007.10.12
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ずっと欲しいな~と思っていた、スキャナーを購入しました。 EPSON Colorio フラットベットスキャナー GT-S600 [GTS600]古いアルバムの写真を残したいと思って…。施設にいる、親戚のおばあさんが気軽に見られるような、軽くて扱いやすい簡易アルバムを作りたいというのが主な理由だったんですが、アルバムを見ているとなんとも言えず懐かしい気持ちになりました。かすかに記憶に残る町並み。ちっちゃい私と妹。若い両親。もうなくなってしまった人達…。みんな若くて元気です。人って確実に年をとっていくんだな、とあらためて思いました。(親戚のおばあさんと一緒に見たときは、私の方が泣いてしまいました^^;)一番古い写真は日の丸の旗と「慰問袋」をもった少女たちの写っているものですから、終戦前後でしょうか。そちらはちょっと掲載できませんので、あまり差し障りのない写真を一枚ご紹介させていただきますね。昭和42年のねぶたの写真です。写真を残すっていいですね^^
2007.10.10
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クイズ・ショウ(DVD) ◆20%OFF!1956年にアメリカ中が熱狂したテレビのクイズ番組「21」。生放送の緊迫感とハネ上がる賞金額に視聴者は興奮し、知識を武器に賞金と名声を手にする解答者に自らの夢を重ねて見た。しかし、無敵を誇ったステンペル(ジョン・タトゥーロ)がヴァン・ドーレン(レイフ・ファインズ)にチャンピオンの座を奪われた時、その舞台の裏で起きている衝撃の事実を、そしてそれがTV史上最大の事件に発展しようとは、視聴者には知る術もなかった―。今やアメリカを代表する監督の一人となったロバート・レッドフォードが、全米を震撼させたスキャンダラスな実話を基に、テレビの持つ影響力の脅威を力強く描いた話題作。(DVDパッケージ内容紹介)う~ん、観終わった後に眉根にしわを寄せている自分に気付きました。マスメディアは視聴率を稼ぐため、スポンサーが儲かるためなら何をやってもいいのか、という非常に今日的な問題が、すでに50年も前に提起されていたということ、というよりも、50年間何も変わっていないことに暗澹たる思いに駆られました。内容としては一言で言うと、クイズ番組の視聴率を上げるためスターを作りたいスポンサーとテレビ局が出場者に答えを教えていた(そのうえ演出のためにしぐさや言動まで”指導”していた)、ということが明らかにされていくというものです。(今の時代ではこの程度の”やらせ”では驚きもしないというのが事実かもしれませんが…。)プロデューサー・エンライト(デイヴィッド・ペイマー)は局とスポンサーの関与を否定し、聴聞会でこう答えます。「私は一つ間違を犯しました。成功しすぎました。」「番組の人気で大金が動いたんです。今回のことを書き立てて、新聞も売上を伸ばした。スポンサーも局も収入が跳ね上がり、出場者は夢のような大金を手にし、大衆は大いに楽しんだ。誰が傷つきました?」「”大衆の要求に応じる”。あなた達政治家と同じです。」「クイズ番組は公益事業じゃないんです。娯楽ですよ。私たちが何故犯罪者なんです?これは、ショービジネスなんですよ。」娯楽番組だけででなく、ひとつの話題の一部をセンセーショナルに取り上げ、後の影響など何も考えていないマスコミの本音が見えるようです。テレビに踊らされたあげく、番組を告発したステンペルはこう言う。「それがマスコミか。餌食にする相手は骨までしゃぶりつくす。」「僕の狙いはテレビだったのに…。しかし、結果はテレビは無傷で勝ち残る…。」テレビ界の不正を明らかにしようとしたグッドウィン(ロブ・モロー)の思惑はかなわず、局とスポンサーは事件との関りを一切問われず、プロデューサーと司会者は数年の謹慎の後テレビ界に復帰し成功する。エンドロールの観客たちの笑顔が、怖かったです。(「ニュースの天才」(2003年)をちょっと思い出しました。たしかハンク・アザリアが編集長役で出ていました。)『クイズ・ショウ』1994年(アメリカ)監督:ロバート・レッドフォード脚本:ポール・アタナシオ出演:ジョン・タトゥーロ、ロブ・モロー、レイフ・ファインズ、デヴィッド・ペイマー、ハンク・アザリア、マーティン・スコセッシ、他1994年第67回アカデミー賞作品賞ノミネート
2007.10.08
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【ポイント2倍!9日am9:59迄】[枚数限定][限定盤]Voyager/V6[CD]【0928店舗限定】 ※限定版BV6/Voyager【通常盤:ジャケットC】ちょっと遅くなりましたが、イノッチ・瀬戸朝香さん、ご結婚おめでとう!だからというわけではないのですが、今回は「V6」で。もともとV6の歌は好きでした。「ジャニーズの中では」という断り書きをしなくても、うまいと思います。すごく自然なんだけどかっこいい。曲もいい曲が多いですね。「太陽のあたる場所」「出せない手紙」あたりは大好きです。「TAKE ME HIGHER」「Darling」とかもいいですね。このアルバムもいい歌がいっぱい。シングルになっている「Voyager」「ジャスミン」「HONEY BEAT」など、聞き覚えのある曲はもちろん、「Live Show」「ユメノサキ」は私のお気に入りになりました。すごく心地いい感じ。「I give smile to you」なんかは、6人の声が、厚みがあるんだけど重くないハーモニーを聴かせる曲になっていると思います。(08/2/10 訂正 コメントにてご指摘いただきました。「Voyager」はシングル曲ではありません。「学校へ行こう!」のエンディングテーマになってましたので勘違いしてました。すみません)今回は、メンバーそれぞれのソロが収録されている「特典CD付初回限定盤 B」を選びました。リーダー、イノッチはやっぱりうまいですね~。全く期待していなかった剛くん、健くんがそれぞれ持ち味をうまく出していて、びっくり。特に「candy」はChara作詞・作曲に剛くんがすごくはまってて名曲になってると思います。限定版なので、ネット上では入手困難になってるみたいです。私はCDショップで購入しました。『Voyager』[特典CD付初回限定盤 B/ジャケットB] V6発売日:2007年9月12日発売元:avex trax(AVCD-23410)価格:\3500(税込)1-1 Voyager ~ボイジャー~1-2 Live Show1-3 ユメノサキ/20thCentury1-4 ジャスミン1-5 ROCK THE HOUSE/Coming Century1-6 HONEY BEAT1-7 I give smile to you1-8 BRAND NEW DAY,BRAND NEW LIFE1-9 Rainbow1-10 僕と僕らのあした1-11 シュガー・ナイトメア1-12 ハジマリ2-1 I・N・O=NUT KID/YOSHIHIRO INOHARA2-2 夕暮れオレンジ/KEN MIYAKE2-3 Time’s on my side/MASAYUKI SAKAMOTO2-4 My life/HIROSHI NAGANO2-5 candy/GO MORITA2-6 NO”FIN”/JUNICHI OKADA「Voyager」 by V6 「Honey Beat」 by V6
2007.10.05
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警察官人生二十五年。不祥事をめぐる玉突き人事のあおりで、強行犯係の捜査員から一転、単身赴任の駐在勤務となった巡査部長の川久保。「犯罪発生率、管内最低」の健全な町で、川久保が目撃した荒廃の兆し、些細な出来事。嗅ぎつけた“過去の腐臭”とは…。捜査の第一線に加われない駐在警官の刑事魂が、よそ者を嫌う町の犯罪を暴いていく、本物の警察小説。(「BOOK」データベースより)小さな町に赴任してきた駐在警官を主人公にした、連作短編集です。派手な事件が起こるわけでもない、大胆な推理で難事件を解決するわけでもない。でも、駐在所勤務という、ある意味よそ者である主人公の淡々とした日々の業務のなかで明らかになる真相、また、明らかにできなかった真相。そういったものが警察の裏事情・地域と駐在所の微妙な関係などを垣間見るようでおもしろかったです。一つ一つが独立した短編として読んでももちろん面白いのですが、町の暗部・荒廃が徐々に明らかになっていく様が全編を通して読むとよく解るようになっており、連作短編集としてより楽しめる趣向になっています。なぜこの町が「犯罪発生率、管内最低」なのか?この本を読むと薄ら寒く感じることでしょう。個人的には、腕のいい流れ者の大工・大城と育児放棄にあっている浩也の交流が描かれた「割れガラス」、13年前の少女失踪を想起させる事件の発生から、町の秘密が明らかになっていく「仮装祭」が好きでした。制服捜査『制服捜査』佐々木譲2007年このミステリーがすごい!第二位発行:2006年発行所:新潮社価格:\1680(税込)
2007.10.04
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吉田秋生の出世作ですね。夢中になって読みました。 カラーページの「空の青」が、それまでの少女マンガでは見たこともない色でした。キャラクターの瞳も、大きくないし星も入ってない。ゲイやホモセクシャルが自然に描かれている。生活やセックスに生々しいリアリティがある。とにかく、他の人の作品とは全く違っていました。家族との確執、青春の暴走、若さゆえのイタさ、コンプレックス、不器用にしか生きられないナイーブさ、傷つきやすいけど他人も傷つけてしまう。でも、感情の赴くままに生きる、研ぎ澄まされたナイフのように美しいヒースが羨ましくもありました。だから、「夢の園」に泣かされてしまいましたが、それはまた後日、機会がありましたら。当時発売されたオリジナルイメージアルバム(LP)も買っちゃいました。それと、「カリフォルニア物語」のおかげで、「サイモン&ガーファンクル」を知り、大好きになりました。マイベスト3は、今のところ「ボクサー」「ニューヨークの少年」「アメリカ」です。(作品の中では「いとしのセシリア」も印象的に使われていましたね。)『カリフォルニア物語』吉田秋生別冊少女コミック1978年2月号~1981年12月号に断続的に連載 文庫本 小学館文庫(1)~(4) 各\610(税込) カリフォルニア物語 〔文庫版〕全4巻 吉田秋生/作 こちらは4巻で\1200です(残り1セット) 他、フラワーコミックス、小学館叢書での出版あり カリフォルニア物語 〔新書版〕全8巻 吉田秋生/作 こちらはフラワーコミックスです
2007.10.03
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いつからか、部屋のどこかで「ピー」という音がするようになった。いつ鳴るかわからないし、どこで鳴っているのかわからない。それらしい場所をあちこち探してみたのだけれど、何も見つけられない。そんなに大きな音ではないけれど、急に鳴るのでびっくりするしイライラしていたけど、なんか、だんだん慣れてきていたある日…。押入れから何かを取ろうと扉を開けたとき「ピー」!「そうか!」以前に懸賞で当てた時計がそこにあった。それのアラームが鳴っていたんですね~。針のない変わったタイプの時計で、説明書もあんまり読まなかったので、前にてきとーに触った時、アラーム設定を知らずにいじっていたのでしょう。アラームの設定を直して一件落着しました。おそまつさまでした ちゃんちゃん。
2007.10.01
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ハピ割!25%OFF!ヴァイブレータ スペシャル・エディション(DVD) ◆25%OFF!彼を食べて、彼に食べられた。それだけのことだった。ただ、あたしは自分が、いいものになった気がした。 早川玲、31歳。フリーのルポライターをしている彼女は、いつからか頭のなかで聞こえるようになった”声”の存在に悩まされ、そのせいで不眠、過食、食べ吐きを繰り返し、アルコールに依存していた。ある雪の夜、コンビニで酒を探す玲は一人の男を見かけ、店を出て行くとその後を追う。男は岡部というフリーの長距離トラック運転手だった。岡部のトラックに乗り込み、「あなたにさわりたい」と言う玲。それを優しく受け入れ、互いに肌を重ねる二人―。玲はトラックのアイドリングの〔ヴァイブレーション〕を感じながら、彼に包まれているような安心感を覚える。夜が明け、「道連れにして」という玲を乗せ、トラックは東京から新潟へと向けて走り出す…。(DVDパッケージ内容紹介より)大森南朋がいいんですよ。女だったら、必ず惹かれる部分があるんじゃないでしょうか。身体を抱きしめることで、壊れてしまいそうな心を壊れないように繋ぎとめるという感じ。二つの肉体の間に隙間がないって、安心で、幸せなことだと思う。あんなふうに、優しく扱われたいな、と思う。玲(寺島しのぶ)は、最後、岡部(大森南朋)のトラックを降りて一人で歩いて行くけど、私は一人で行けるだろうか?いや、一人で自分自身を受け止め、受け入れることが必要で大切なことなんだろうな。「旅」という非日常の空間が心を開放する。ロードムービーとしても素晴らしい映画じゃないでしょうか。『ヴァイブレータ』2003年(日本)監督:廣木隆一脚本:荒井晴彦原作:赤坂真理出演:寺島しのぶ、大森南朋、他2003年第16回東京国際映画祭最優秀女優賞受賞 寺島しのぶ他、受賞多数『ヴァイブレータ』赤坂真理第120回芥川賞候補発行:1999年2月発行所:講談社価格:\1260(税込) ヴァイブレータ 文庫本 講談社文庫(税込\400)
2007.10.01
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