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ストレイト・ストーリー(DVD) ◆20%OFF!〈DVD内容紹介より〉 アメリカ・アイオワ州に住む73歳のアルヴィン・ストレイトは、娘ローズと二人暮らし。ある日、10年来仲違いしていた76歳の兄ライルが心臓発作で倒れたという電話が入り、アルヴィンは和解するため、兄との再会を決心する。しかし運転免許もなく、目も身体も不自由な彼の唯一の交通手段は時速8キロのトラクターだけ。「たったひとりの兄と星空の下で話がしたい」という想いで、560キロ離れたウィスコンシンへ旅立つアルヴィン。それは、たったひとりの6週間の、”人生のわすれものを探す”旅の始まりだった。 実話が元になっているそうです。 旅先で出会う人がすべていい人ばっかりなんですが、不思議とわざとらしさは感じられないし、だからといってファンタジーや寓話になっているわけでもない。このおじいちゃんにかかわる人は悪い人でありようがないのです。それだけアルヴィン(リチャード・ファーンズワース)が魅力的です。通りがかりの人ですら、トラクターに乗るアルヴィンを見ると優しい笑顔を投げかけたり、手を振ったり、声をかけずにいられません。 家出娘に家族の大切さを教え、若者たちに年をとることの良さ・辛さを語り、口論ばかりしている双子に兄弟の大切さ・ありがたさを話す。 一つ一つの出会いが本当に宝石のようにきらきらと輝いているのですが、印象に残ったのは、同年代の老人と、お互い酒浸りにならなければ忘れられないような、戦場での過酷な体験を語り合う場面です。 さらに、映し出される田園風景の美しいこと!この映画には、(古き良き)アメリカの良いところがたくさん詰まっているようです。 そして、ライル(ハリー・ディーン・スタントン)は元気で、アルヴィンと再会できるのか?二人は仲直りできるのか? ライルの小さな家の前で、「ライル!」と叫ぶアルヴィン。すると中からライルの「アルヴィン!」と呼び返す声。歩行器で歩きながら家から出てくるライル。2本杖で歩き近づいていくアルヴィン。抱擁も号泣もない。ライルは小さなトラクターを見て、「あれに乗っておれに会いに来たのか」と尋ね、アルヴィンは「そうだよ」と応える。それですべて通じる。解り合える。許し合える。 泣けました。もし、仲違いして疎遠になってる人がいたら、後悔しないように、気持ちを伝える行動を起こすことが大切ですね。あと、兄弟っていいな、と思いました。ちょっと前に、同じデヴィッド・リンチ監督の「マルホランド・ドライブ」を観たばっかりだったので、あまりの違いに驚いてしまいました。『ストレイト・ストーリー』1999年(米/仏)監督:デヴィッド・リンチ脚本:ジョン・ローチ、メアリー・スウィーニー出演:リチャード・ファーンズワース、シシー・スペイセク、ハリー・ディーン・スタントン 第72回アカデミー賞主演男優賞ノミネート リチャード・ファーンズワース ※リチャード・ファーンズワースさんは、残念ながらこの作品が遺作になってしまいました。
2007.07.31
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発行当時、書名と装丁、帯を見て購入を決めました。全く予備知識はなかったです。 以下、未読の方はご注意を! 子供の誘拐殺人とカルト教団の話が交互に絡まるように進んでいきます。物語に引き込まれ、一気に読んでいた私は、(一人の)犯人の姿に全く気づけませんでした。 途中、免許証の話が出てきましたが、もう一つの、結婚にまつわる伏線を気にしていなかった(というか、彼の不倫を説明するための一種の状況提示としか認識せず、記憶から抜け落ちていた)私は、怪しいなと思いつつも結果的にミスリードに引っかかってしまいました。 また、人物造形とその描写が非常に丁寧で、だからこそ「まさか、この人がこんなふうになるなんて」思いもしなかった、というせいでもありました。 だから、最終章の直前にホントに「えぇっ!」と叫んでしまいました。 他の人にすすめたところ、「途中でわかった」と言われてしまいましたし、思い返すと「やっぱりそうだよね」と思えるので、「超高度などんでん返し」というわけではないのでしょうが、だまされてしまったのは、私がマヌケなんじゃなく、貫井徳郎さんの文章力がすごいせいだろう、と自分を慰めています。結局は、作品を大いに楽しめたということですしね。 話自体は悲しくて救いようのないものなんですが、是非おすすめしたい一冊です。慟哭 貫井徳郎1993年第4回鮎川哲也賞最終候補作発行:1993年発行所:(株)東京創元社価格:\1937(税込) 文庫本 創元推理文庫(税込\780)慟哭
2007.07.30
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古尾谷雅人 31歳、渡辺徹 27歳のころのドラマです。 大阪で「横断歩道」という売れない漫才師をしている順(渡辺徹)と光夫(古尾谷雅人)。光夫は東京の大学を出て、いい会社のサラリーマンをしていたのに、今までの自分を捨てたくて、誰も知らない大阪に来たという。 周囲からは、才能がない、もう潮時だと思われているコンビだ。 貧しい生活の中、順が寝込んだとき、売血をした金で食べ物やら薬を順に届ける光夫。部屋に行くと、動かない順が。順が死んだと思い、愕然とする光夫。実は光夫を驚かすために死んだ振りをしていただけだった。それを知った光夫は順を殴り「冗談でも死んだ振りなんかするな!」と怒る。その言葉に涙する順。二人の絆を表すいいシーンだ。しかし、二人が世話になっている漫才師の春助師匠(田中春男)は、その仲の良さが、二人の漫才がつまらない原因だと見抜いている。 警備員のバイト先の病院で、光夫はおもちゃ工場の社長・江藤(ジャイアント馬場)と知り合う。なぜか社長には自分の心の内を話せる光夫。社長は「もし、有名にならなくてもよくなったらうちにおいで。世界中の子供たちを(おもちゃで)喜ばせるのも楽しいよ。」と話す。 地方営業に、春助師匠らと一緒に出かける二人。自分達の漫才は全くうけない。師匠の漫才は大うけする。そして、営業先の海で、師匠が自殺する。 大阪に帰ってきた順はアパートを引き払い、光夫の前から姿を消す。失意の中、一人アルバイトで生活する光夫のもとに順から連絡が来る。順は後輩の女漫才師・佳代(高橋ひとみ)と夫婦漫才をする、芽が出ない漫才はやめると告げる。何も言わず帰る光夫。泣く順。 すさんだ生活をする光夫。そんな中、「順&佳代」が新人漫才コンクールで優勝する。どうしても光夫に会いたくなった順は光夫の部屋に行くが、すでにアパートは引き払われたあとだった。「順&佳代」優勝の記事が切り抜かれた新聞と、江藤社長のおもちゃだけが残されていた。 「光夫は逃げた!」と思った順は、駅までタクシーを走らせる。順は、東京行きの新幹線に乗っていた光夫を降ろす。 駅のホームで並んで座る二人。何度も列車が通り過ぎていく。最初は無言だが、徐々に話始める。やがて笑顔も見られるようになる。そして、ついには固く握手する。ビールで乾杯をする二人。最終電車が行ったあと、ホームには順一人が座っている。新幹線の洗面所で顔を洗う光夫。かすかな希望の表情が浮かんでいる。「本日のこのホームの列車はすべて終了いたしました。」との放送が繰り返される中、いつまでもホームのベンチに座っている順。〈終〉 長々とあらすじを書いてしまいましたが、おそらくこのドラマを知っている方は、そう多くはないだろう、でも、すばらしいドラマだから少しでも知ってほしいと思い、書きました。 「横断歩道」の漫才、これがほんとにつまらないんですよ。光夫に才能がないのもわかる。でも、二人、夢を実現させようと身を寄せ合うように頑張っている。だけど、やっぱりかなわない夢もある。 最後の駅のホームのシーンは、手前のホームから列車をはさんで引きの画が延々5分ほど続きます。もちろん何を話しているのかはわかりません。でも、徐々に近づいてくる二人の距離、間に行き交う列車をはさんで見える二人の表情、しぐさ、だんだん夕暮れから暗くなっていく時間の経過、そういったものが見え、道は違ってしまったけれど、お互い苦しんだけれど、絆は変わらない、ということがわかり、非常にいいシーンになっています。 あと、ジャイアント馬場さんが出ていますが、古尾谷雅人さんとのシーンは、じーんときます。お人柄でしょうか。このお二人ともが亡くなってしまっているということが、とても残念です。『シェイクハンド』関西テレビ開局30周年記念番組ギャラクシー賞奨励賞受賞放送年:1988年(KTV)演出:林宏樹原作:難波利三脚本:山田信夫出演:渡辺徹、古尾谷雅人、萬田久子、奈良岡朋子、田中春男、高橋ひとみ、ジャイアント馬場、他
2007.07.29
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夏が来た。夏の空を見上げると、遠い昔に思いを馳せる。私の町には空襲があった。母の田舎にも空襲があった。大勢の人が亡くなってしまったけれど、私の両親は生き延びた。そのおかげで、私は今ここでこうして生きている。ちっちゃい存在の私だけれど、誰の役にも立ててないけれど、あの時亡くなった人々に、そして家族に、「なんとか生きてます。ありがとう。」と伝えたい。
2007.07.28
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●中森明菜“艶華 -Enka-”<初回盤A>CD+DVD(2007/6/27)「あの夏の日」という曲のPVを観る機会があった。海を眼前にした日本家屋、その縁側に浴衣を着た彼女が独り座り、歌っている。 80年代の明菜の歌は、一曲一曲完璧にプロデュースされていて、彼女もまた完璧に演じ、歌い上げていた。それらの歌は大好きだったけれど、インタビューなどのときの、無理やりのような笑顔、小さな声、周りから少し浮いたようなたたずまいが、当時「ブリッ子」と言われていた松田聖子とは別の意味でわざとらしく感じられ、彼女自身のことは何となく好きになれなかった。 それから彼女にはいろいろなことがあり、私自身も年齢を重ねた。今は、当時彼女に感じた違和感が何だったのか、なんとなくわかる気がする。本当に不器用で、周囲とうまく折り合いをつけられず、自分に自信がなかったんだろうな、と思う。 「あの夏の日」のPVの、風鈴・夕立に濡れる花・海に沈む夕陽。すべて美しいが、一番美しいのは中森明菜だ。とても自然で、とてもピュアで、ほんとうに少女のようだ。白い肌、細い肩、後れ毛…。 その彼女が歌いながら一筋の涙を零す。でも、泣き崩れることはなく、柔らかな微笑を浮かべながら歌っている。わたしも思わず涙があふれた。 そんなわけで、この「艶華-Enka-」を買うにあたり、「あの夏の日」のPVの入っている「初回盤A」にした。 「演歌」だけど、こぶしはまわっていません(笑)。それはもちろんかまいませんが。 いちばん好きなのは「無言坂」です。元歌も大好きなんですが、より切なくなってます。元歌は「つらい恋の歌」って感じですが、こちらは「人生もう戻れない」っていう感じですかね…。「悲しい酒」もたいへん良いです。 ただ、「天城越え」なんかは、もう少し色恋沙汰の雰囲気があってもよかったかなと思います。 収録曲の中で、好き嫌いができてしまいますね。 しかし、全体としては千住明さんによるプロデュースにより統一感があり、良盤と言えましょう。『艶華-Enka-』(初回盤A) 中森明菜発売日:2007年6月27日発売元:ユニバーサル・シグマ(UMCK 9181)価格:\5000(税込)1. 艶華I(Instrumental)2. 天城越え3. 無言坂4. 氷雨5. みちづれ6. 越冬つばめ7. 艶華II(Instrumental)8. 悲しい酒9. 舟唄10. 石狩挽歌11. 矢切の渡し12. 夜桜お七13. 艶華III(Instrumental)<DVD収録内容>千住明氏とのインタビュー映像、レコーディング映像のほか過去のPV8曲収録(約53分)(※印…初商品化)・「Heat」・「Missed U」・「Days」・「落花流水」LIVE DVDより・「花よ踊れ」※・「チャイナタウン」※・「いい日旅立ち」※・「あの夏の日」※「あの夏の日」 by 中森明菜
2007.07.27
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と言っても、実際に誰かと再会したわけではないのですが…。 たまたま借りてきたDVD「なぜ、エヴァンズに頼まなかったか」を観ていたところ、ん?どこかで見たことがあるような人が…。 「あっ!」と思って調べてみると、私の大好きな「オリエント急行殺人事件」に、ベドウズ役で出演していたジョン・ギールグッドさんではないですか! 主人公のお父さん役を演じていました。出番は多くないんですが存在感ありましたよ。 さらに調べてみると、ギールグットさんはローレンス・オリヴィエやマーロン・ブランドの師匠格にあたるそうな。1953年にナイトの称号を与えられています。 このドラマでもスペシャル・ゲスト・スターという扱いでしたし、きっと尊敬されているんでしょうね。 別に何も考えずに観たDVDで、偶然思いもかけずに知った顔を見つけられたことがちょっとうれしかったです。「なぜ、エヴァンズに頼まなかったか」1980年(英LWT・TVドラマ)監督:ジョン・デイヴィス、トニー・ワームビー脚本:パット・サンディス出演:フランチェスカ・アニス、ジェームズ・ワーウィック、ジョン・ギールグット、リー・ローソンハピ割!25%OFF!トミー&タペンス おしどり探偵 [完全版]VOL.8(DVD) ◆25%OFF!
2007.07.26
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《送料無料》寺尾聰/Re-Cool Reflections(CD)よく聴きましたね~、「Reflections」。「ルビーの指環」が大ヒットし、「SHADOW CITY」「出航SASURAI」とあわせて三曲トップ10ランク入りしたりしてました。アルバム丸ごとエアチェック(!)して、オリジナルテープを作って聴いてました。カセットのジャケットは、自分で絵を描いて作りました。(「夜のビル街」の絵です。恥ずかし~!)まだ持ってますよ。シングル三曲のなかでは「出航SASURAI」がすきでした。 ♪自由だけを 追いかける 孤独と引き替えにして ♪おまえの匂いは 記憶の彩りだけど ♪生きてゆく道連れは 夜明けの風さもう一曲、「喜望岬」もお気に入りでした。 ♪灰色の空と荒れ狂う海 そいつが見たいから心が騒ぐ ♪世界地図 壁に貼り 行方はピン投げて決めるのさ ♪待っててくれとは今は言えない コインでも投げて決めてくれ愛する女はいても、自由を求め一人旅立つ男の孤独、ダンディズムを、子供心に「しびれるゥ~」と思っていたんですね。 今回新たに『Re-Cool Reflections』を聴いて、声が全然衰えていないことに、まず驚きました。今こういう歌を歌える男性シンガーっていないんじゃないでしょうか。 で、改めてすきになった曲もありました。「HABANA EXPRESS」 とにかく曲がカッコイイ!ドライブしながら聴いたら最高じゃないですか? こういう、身勝手だけどカッコイイ女性に、なんか憧れます。「予期せぬ出来事」 大人の恋の駆け引き、おしゃれですね。 最近は「君が大好き」「好きだからずっと一緒にいたい」「二人で幸せになろう」みたいな曲が多い感じで、久々に聴いた寺尾聰はとても格好良く、新鮮でした。『Re-Cool Reflections』寺尾聰発売日:2006年12月20日発売元:avex io(IOCA-20195)定価:¥3150(税込)1 Re-Cool HABANA EXPRESS2 Re-Cool 渚のカンパリ・ソーダ3 Re-Cool 喜望岬4 Re-Cool 二季物語5 Re-Cool ルビーの指環6 Re-Cool SHADOW CITY7 Re-Cool 予期せぬ出来事8 Re-Cool ダイヤルM9 Re-Cool 北ウイング10 Re-Cool 出航SASURAI11 ルビーの指環1981
2007.07.25
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横溝正史は大好きで、学生時代に角川文庫の黒い背表紙の本を随分読みました。 なかでも一番好きなのが「獄門島」です。 横溝作品を読むきっかけとなったのが、ささやななえの漫画「獄門島」なのです。獄門島改版「獄門島」横溝正史 「宝石」昭和22年1月~昭和23年10月「獄門島」ささやななえ 「別冊少女コミック」昭和52年7月号~10月号(以下、ネタばれを含みます) 島の閉鎖性、因習など、横溝作品特有の雰囲気はもちろんのこと、最後の謎解きの場面がゾクゾクするほど好きです。 故嘉右衛門翁の遺志に操られるように、三姉妹の連続殺人は成し遂げられました。 犯人たちは、 1, 千万太の死 2, 釣鐘の帰還 3, 一の生存・復員の三つの条件が揃ったことで、嘉右衛門翁の執念の強さを畏れ、犯行の決意をしたはずです。 ところが、一の生存は、実は嘘だった。しなくてもよい殺人をしてしっまったことを知った了然和尚は憤死する。嘉右衛門翁の怨念の力の恐ろしさを感じながら…。 (あとの二人の犯人、荒木村長は自殺、幸庵先生は発狂してしまう。) もうひとつ、この作品の大きなポイント、金田一耕助の謎解きの鍵となる了然和尚の言葉、「きちがいじゃがしかたがない」。 映画やドラマでは、了然和尚の憤死の描かれ方が不充分だと思います。 和尚の発するキーワードに至っては、放送禁止用語の自主規制によって、正確に表現されていません。 非常に残念です。 その点、このささやななえによる漫画化は、とてもクオリティーが高いと思います。 最初に読んだというせいもあるのでしょうが、作中人物のキャラクターや風貌(金田一耕助や月雪花の三姉妹など)も、私のなかで、この漫画が基準になっているようです。「獄門島」は何度か映画化、ドラマ化されていますが、私の印象に残っているのは[DVDソフト] 獄門島昭和52年(東宝) 監督:市川昆 脚本:久里子亭(日高真也+市川崑) 出演:石坂浩二(金田一耕助) 佐分利信(了然) 大原麗子(早苗)横溝正史シリーズ:獄門島 【リマスター版】昭和52年(毎日放送) 監督:斎藤光正 脚本:石松愛弘 出演:古谷一行(金田一耕助) 中村翫右衛門(了然) 島村佳江(早苗) (島村佳江さんの「早苗」が気に入っています。)
2007.07.24
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躊躇すると言っても、つまらないからではないのです。 観ると、苦しくなったり、悲しくなるのが解かっているので、なかなか観ようという勇気がでないのです。もしくは、最初に観た時のような感動が得られなかったらどうしよう…という不安です。 私の場合、イル・ポスティーノ(DVD) ◆20%OFF!「イル・ポスティーノ」1994年(伊/仏) 監督:マイケル・ラドフォード 出演:フィリップ・ノワレ マッシモ・トロイージ 詩人によって、言葉(詩)と世界を知った男の変化とそれゆえの死、詩人と男の交流がせつなく美しい。 カッコーの巣の上で スペシャル・エディション / ジャック・ニコルソン「カッコーの巣の上で」1975年(米) 監督:ミロス・フォアマン 出演:ジャック・ニコルソン ルイーズ・フレッチャー 自由を勝ち取るために戦ったマクマーフィーの変わり果てた姿を眼にしたチーフの行動。救いが見えない中に微かに感じられる希望。二十日鼠と人間【070330DVD】「二十日鼠と人間」1992年(米) 監督:ゲイリー・シニーズ 出演:ゲイリー・シニーズ ジョン・マルコヴィッチ 最後の決断をしたジョージが、レニーに二人の夢を語らせる。そのジョージの気持ちが心に突き刺さってくる。【中古DVD】聖なる嘘つき/戦争「聖なる嘘つき」1999年(米) 監督:ピーター・カソヴィッツ 出演:ロビン・ウィリアムズ 「え~!これで終りなの?」と愕然としました。などがあります。 気に入った映画や本は、けっこう繰り返して観たり読んだりするほうなんですが、これらはなかなか…。 単なるハッピーエンド好きなのかも知れないですね。(暗い映画でも好きなのはあるんですが…。) 今日は甥っ子たちと川べりの公園に遊びに行きました。天気がとても良く暑かったのですが、川風が気持ちよかったです。少し日焼けしたかも。 公園には少しですが、きれいな紫陽花がさいていました。
2007.07.23
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こんにちは。 もう一度観てみたいドラマや映画ってありませんか?でもDVD化されていないような…。そんなドラマについて書いてみようと思います。「恋のためらい」TBS放送年:1997年10月~12月 (金曜 21時)出演者:竹中直人・鈴木杏樹・中谷美紀・大竹しのぶ 他脚 本:岩松了主題歌:竹中直人『君に星が降る』 他にも、鈴木砂羽、塚本晋也、益岡徹、串田和美など、渋い役者さんが出演されていました。軽いコメディータッチの中に、せつなさのにじむドラマでした。 主題歌『君に星が降る』(作詞:竹中直人 作曲:坂本龍一)も大好きで、CDを買って繰り返し聴いていたら、妹に「しつこい!」と怒られてしまいました。今でも時々聴いています。郷愁を誘う口笛、ロマンティックなメロディー、そして竹中直人さんの優しい声に癒されます。 同じ金曜日の22時からの「青い鳥」(主演:豊川悦司)の評判が高く、「恋のためらい」は視聴率的にも振るわなかったのか、あまり話題にならなかったような気がしますが、とても素敵なドラマです。
2007.07.22
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私は、「特別映画好き」というわけではありません。ただ、むか~し家が商店をやっていた頃、店先に映画のポスターを貼っていて、そのお礼に映画の招待券をいただいており、しばしば映画館に足を運んだものです。まだ二本立て上映が行われていました。憶えているのは「少林寺」と「ゾロ」の二本立て。リー・リン・チェイがあまりにかっこよくて、「少林寺」を2回見てしまいました。あと「追想」。家族が火炎放射器で殺されてしまう場面がすごい恐怖と衝撃で、後の詳細は覚えてません。今思うと子供の観る映画じゃなかったかもしれませんね。「男はつらいよ」と「ザ・デイ・アフター」(「クジョー」だったかな?)なんていう組み合わせもあったように憶えてます。「E.T」「愛と青春の旅立ち」なんかのメジャーどころも観ましたが、「グローイング・アップ」や、なぜか「花街の母」「関白宣言」とかも観てましたねぇ。なつかしいです。招待券をくれていた街の映画館も、今はすっかりなくなっちゃいました…。
2007.07.21
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ブログに初挑戦です。よろしくお願いします。
2007.07.20
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