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2007年07月01日
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カテゴリ: 本に関する話題
今回は日曜日に更新です。
皆さん、こんにちは。

更新日の水曜日は何をしていたかと言うと、前回のネット徘徊で発見した 桜庭一樹さんのサイン会 の整理券を求めて東京へと行って来ました。
昼頃にリブロ池袋本店に着いたのですが、何と肝心の本が店頭に無く、近くにあるジュンク堂に行ってみたものの無いという不測の事態に焦りまくりました(汗)

しかも詳細のメモをしていなかったので記憶違いかと諦め、そのまま原宿へと行って来ましたw
初の原宿だったのですが、気分的にも買物する気になれず、途中で見掛けた新古書店へと赴きましたが、これが大当たりで欲しい本を多数購入できました!
原宿は服だけでなく、古本も安いという間違った価値観を刷り込まれて帰路に着きましたが、往生際悪くリブロに行くと店頭に並んでおりました・・・。
以下、桜庭さんの最新作と整理券ですが、私は40番でした。

本と整理券

「もやしもん」の5巻 を買いに行った時も昼過ぎにならないと店頭に並んでいませんでした。
で、札幌では朝一から新刊が並んでいた記憶があるのですが、元々の発売日が札幌は関東圏よりも1日以上遅い事を考えると入荷する時間帯が夜間とか余裕があるのかもしれないですね。
ともかく、首尾よく整理券も入手出来たので来週の日曜日は桜庭さんのサイン会へと行って来ようかと思います~。

これからは、恒例の最近読んだ本の中で特に面白かった作品の感想を書きますが、今回は傑作揃いだと思います。



 ・桜庭一樹 「青年のための読書クラブ」
とりあえず、この作品からでしょう。
サイン会に行く気満々だった割に読むまで荒筋も知りませんでしたが、簡単に言うとお嬢様学校・聖マリアナ学園を舞台に読書クラブの面々が語る裏歴史物語。
これまでの桜庭作品と違って地方都市の少女ではなく、首都圏に住むお嬢様が多数登場し、趣が少し異なるのも良かったです。
読後に「まだまだ読みたい!」と思いつつも、いずれ今作のラストに行き着きたいなと思いましたw
何と言うか、読書に対して真摯になれる作品なのかもしれないですね。
カバーを外すと載っている聖マリアナ学園入学パンフレットや立ち読みが出来る 特設ページ



 ・島田荘司 「異邦の騎士 改訂完全版」
久々に読んだ「御手洗潔」シリーズですが、この作品を読んで続け様に手元にあったシリーズ作品3作品を読みました。
評価の高い今作はメイントリックは途中で気付いたものの作品世界に引き込まれて一気にラストまで行ってしまったという感じです。
既読の今シリーズでは最も好きですね。
前にも書いたかもしれないですが、通常版でも読んでみたい作品です。




既にシリーズ3冊目まで出ている「メッタ斬り!」ですが、やっと1作目を入手しました。
結構、立ち読みで拾い読みしてたとはいえ手元でじっくり読むと更に楽しめますね(そりゃそうだw)
過激発言のオンパレードですが、一定の物差しを持って書いているので好感が持てますし、文学賞を軸に文壇の裏側が覗けるのは嬉しい所ですね。
ブックガイドにもなりますし、特に最近文庫化されている作品が多いのは文庫派の私にとって丁度良いですw



 ・森岡浩之 「夢の樹が接げたなら」
既刊の「星界」シリーズを全て読んでしまったので手を出した作者のデビュー作を含む短編集ですが、これは傑作揃いでした!
「星界」とも共通する「言語」に対するアプローチも然る事ながら特異な設定の活かし方が絶妙でした。
特にお気に入りは、鎌倉時代の日本らしき世界に異星人が侵略したという「代官」で圧倒的な力を持ちながら統治に苦しむという状況が巧いです。
読み所の多い短編集でした。



 ・森見登美彦 「夜は短し歩けよ乙女」
今回のラストは、山本周五郎賞に選ばれた今作ですが、これは素晴らしい作品ですよ!
もう満点と言っても良い位に褒め言葉しか浮かびませんし、山本賞の北村薫さんの選評みたいにとにかく読んで下さいとしか言えませんw
蛇足ながら書くと語り手の黒髪の乙女と先輩は勿論、様々な所に顔を出す脇役も個性が際立っていますし、少し不思議な出来事も自然に溶け込んでいて何とも言えない読み心地があります。
とにかく、面白い小説が読みたいなら迷わず手を伸ばしてみて下さい!
個人的には古川日出男さんの「アラビアの夜の種族」と今年読んだ長編作品では甲乙付け難いです。

ちなみに、今回の山本周五郎賞は恩田陸さんの「中庭の出来事」と同時受賞でしたが、候補作には伊坂幸太郎さんの「フィッシュストーリー」や恒川光太郎さんの「雷の季節の終わりに」もあったみたいです。
あと、先程立ち読みした「ミステリ・マガジン」の有栖川さんのエッセイによると「学生アリス」の新作が脱稿しているはずとあり、今年は本当に新作が読めそうですねw

そんなこんなで、これから古本屋巡りへと繰り出しますが、今回は森見登美彦さんの作品と「御手洗潔」シリーズを何冊か必ず持ち帰りたいと思いますw





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最終更新日  2007年07月01日 13時49分50秒
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