.     47歳今まで中途半端に生きてきたけど,この歳になって「今から医者になる」と決意しました

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2007年07月17日
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思えば、小学校4年生の健康診断で「視力検査」をした時

   (魚のシルエットの向きや、「C」の穴の向きを示すヤツです。)

他の生徒が見えるモノが、自分には全く見えなかった・・・

あの時のショックは、今でも覚えています。

田舎の小学校でしたし、昭和40年代半ばに

メガネをかけている小学生は、ほとんどいません。

何だか自分だけが 「悪モン」 みたいな感じで帰宅したのを覚えています。

たしかに、黒板の字は見えにくかったんですが、

「みんなよくこんな状態で授業受けてるなあ」

ぐらいにしか思ってなかったのです。

当然、授業にも付いていけません。

   (黒板に何が書いてあるか読めないんですから・・・)

「この字は、何て読みますか?」

などと言われた日にゃあ、もうビクビクもんです。

だって、その「字」自体が認識できないんですから・・・

先生にあてられても、ただ 「わかりません」

としか答えられないのです。

※「読めません」とは決して言いませんでした。
    あくまで、「 (黒板に書いてある“字”が) わかりません。」
    と言っているのです。


貧乏な家庭でしたので、メガネを買うのも一大事業です。

   決して「メガネ様」がキズ付くような状態になってはいけません。
   なんせ、「本来不必要な高額な買い物」なのですから・・・
   ケンカはご法度です。鉄棒や、マット運動は、最大の危機です。
   今でも、決してケンカはしません。
   ゴルゴ13並みの「臆病さ」で、危険を回避します。
   ケンカの仲裁に入って、とばっちりでメガネが飛んだ時は
   それまでの、鬱憤を一気に晴らすようにブチ切れました。
   ・・・そうです。まさかメガネが飛んだ(飛んだだけで、壊れたワケではない)
   それだけの理由で「ブチ切れた」とは誰も考えません。
   それ以来、「あいつとは、ケンカするな」とか
        「何かしらんが、あいつの前ではケンカするな」となっているようです。
   おかげで、それ以来「歴代メガネ様」は安泰です。
   その後の「コンタクト様」の時代も私のまわりでケンカが起きない事は
   言うまでもありません。



昔の大学教授が掛けているような、「黒と透明」のフチのセルロイドのヤツです。

一度メガネをかけると、その華麗な「 輪郭 」の世界にビックリ!

「ありゃ~、みんなこんなふうに見えてたんか~」

それ以後は、成績もグングン上がる・・・わけもなく

悔しいけれど 「わかりません」 と素直に言う私の姿が有りました。


・・・20代の頃、今度は 「乱視」 が加わってしまいました。

月は、ほとんど「忍法おぼろ月」の様相でいくつにも見え、

細かい文字も「分身の術」を使います。

眼科医が言うには、

  「角膜にシワが有って、それで乱視になっている。

   しかも、瞬きの度にシワの方向が変わるので

   メガネでは矯正できない!」・・・との事。

それで、唯一矯正可能な「コンタクトレンズ」を処方されたのです。

ところが、ここにきて今度は、

「円錐角膜!」との診断を突きつけられました。

円錐角膜 (えんすいかくまく) は、眼球の角膜におこる非炎症性変性疾患である。
   角膜が薄くなり中心部が突出するため、
   角膜の曲率が正常範囲を超えて小さくなる。


ですから、普通の「歪率」のレンズでは、フィットしません。

結局かなりカーブのキツいレンズが出来上がりました。

指で洗うとよくわかりますが、

普通のレンズは親指の腹で洗えますが、

私の場合、小指の先でしか洗えません。とても洗いにくいのです。

当初は、1日6時間ぐらいしか装着できませんでした。

レンズの装着がとても下手でしたので、

  (目に入れる瞬間に目をつぶってしまうので、
   レンズが垂直に“刺さる”状態で入れてしまうのです。)

毎朝、「儀式」が執り行われます。

   (1)手をしっかりと洗い、

   (2)テーブルの前で正座して

   (3)装着しやすいように目薬を用意し、

   (4)涙を拭くためのティッシュを用意し、

   (5)大き目の鏡を用意して、

   (6)深呼吸をして、

   (7)「はァぁ~・・・」と精神集中して

   (8)・・・・・・・

   (9)・・・・・

   (10)・・・

   (11)レンズを装着!

   (12)・・・垂直に刺さってやりなおし

(13)ふりだし(1)に戻る

   運の良い日はこのサイクルを2~3回繰り返して装着完了し、

   泣きながら出かけます。

   月に1度ぐらいは、「ラッキーデー」が来ます。

   一発!で装着。こういう時は、しばしボーゼンとしています。

   月のうち5~6日は、結局涙流して「メガネ」で出かけていました。


そのうち業界も進化してきて、

「1週間連続装用」なんてのが登場しました。

「これで、儀式は週一回で済む」

しかし、調子に乗って1週間・・・10日・・・2週間・・・

と装着していると、レンズ周りが酸欠になって、炎症をおこします。

しかも、就寝中も装着しているので

朝起きると、目ン玉の裏の方に行ってたりして、も~う大変

しかも、「円錐角膜仕様」ですから、普通のレンズより“山”が高いのです。

ちょっとズレると、カップ状のレンズのフチがまともに

目にあたるので「痛さ爆発!」

こうしてコンタクトを使いながら、

「わんだほ~!」な視野と、「眼球キズだらけ」の診断を手に入れました。

・・・コンタクトレンズでは、「視力1.2」まで見えたのですが、

その時はまるで、「景色が目に飛び込んでくる」という感じでした。

普段見えてないモノが、同じ画面上に存在するのですから、

目に見える景色が「うるさい」感じでした。


・・・この調子だと「視力2.0」なんて人は、

   本来見えないモノでも見えるんじゃねえか?

   「 未確認飛行物体 」とか「 」とか・・・(多分違うと思うが)


結局、今は「安心・安全」なメガネを愛用しています。

細かい字が見づらくなってきました。

やはり、「円錐角膜」とか「眼球にキズ」とかが影響するんでしょうか?

眼科医にはハッキリと

老眼 になってきたんだよ」と断言されました。



小学生の頃は、

「老眼になれば、遠くが見えるらしい。」と楽しみにしていたのですが、

既に見えない「 遠く 」に加えて「 近く 」見えなくなるとは・・・



昔いただいた「椎間板ヘルニア」も最近活動を始め、
   新参者の「糖尿病」もジワジワとその血糖値を上げてきています。
   今のところ、薬は使わず「運動と食事」でOKなのですが、
   新しい「メタボリック・シンドロ~ム!」という
   マジンガーZの新しい必殺技のようなのが現れて
   「ヘルニア」も「糖尿病」も態度がでかくなってます。



なんだか「 明日も 」見えにくくなってきた今日この頃です。





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最終更新日  2007年07月17日 16時16分14秒
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