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2009年04月11日
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「瞳孔が開いています。」

検死官や、医師が臨終の際に発する言葉です。

心肺停止、そして「瞳孔が開いている」

これが、死の「判定材料」になっています。




本日は、急遽休みになったので、

かねてから懸念していた

「眼底出血の疑い」

を晴らす為に、眼科へ行って「精密検査」を受けてきました。




初めて掛かる医院ですので、

最初に、メガネ屋さんで行うような視力検査を受けました。

私の眼球(特に右目)は、

「円錐角膜」に加えて、強度の乱視です。

乱視・・・と言っても、普通ではないようで、

眼球にキズが有ったり、

眼球自体の屈折率に異常があるのでは無く、

網膜の「シワ」による屈折異常です。

まばたきの度に、シワの“よれ方向”が変化するので

メガネでは矯正ができません。

「円錐角膜」のおかげで、コンタクトレンズも

快適な装着ができません。




こういう「個性的な」眼球ですので、

そこいらの、メガネ屋さんの、

「素人店員」では、最新鋭の機械をもってしても、

私の視力データは、

ERROR

と虚しく記録紙に印字されるのみです。

たいていは、その店のベテランと交代する事になります。




エキスパートである眼科でも、

私の眼球は容赦なしです。

流れるように、テキパキと患者を捌くお姉さんも

私の眼球には手も足も出ません。

ようやく機械で測定した数字を元に

実際にレンズを組み合わせて

何度も何度も何度も何度も

「C」の文字をスクリーンに出すのですが、

実際の私の目の「見え方」は、

コンピューターが弾いた数値と大きく掛け離れていて

その数値を元にしてレンズを組み合わせても

全然見当違いの組み合わせしか出来ないのです。




最後は、二人がかりで数十種類の組み合わせを

試していましたが、

私が「多分、全然違う数値の範囲ですよ。」

と言ったのを半信半疑ながら試したところ

「機械壊れた?」

「こんなに時間かかったの初めてだよねぇ。」

と、私の眼球に「畏れ入った」ようです。

結局、ただの視力検査に40分もかかりました。

単に「右目0.06、左目0.04」の数字だけで

検査の目的は果たしているのですが、

最後は、「それに見合うレンズ」を装着させるのに

二人とも意地になっていたようです。

ここの眼科はコンタクトレンズも扱っているので

実際に「どのレンズが最適か?」を調べるのは

ルーチンワーク化されているようです。

※実際、私以外の患者さんには実にスムーズに

検査を行っています。




いよいよドクターと対面です。

最初に、私の問診表を見て、開口一番

「ヘモグロビンA1cの値はどれぐらいですか?」

と聞いてきました。



「お、こいつは、ただのコンタクトレンズ売りではないな!

 ちゃんと、糖尿病の合併症の事を理解しとる。

 しかも、HbA1cの値を聞いてくるとは、素人じゃあねぇな。」

最初の質問で、既にこのドクターを信用したかむ太郎です。

※眼科医の中には、「コンタクトレンズ売り」で

 生計を立てる人も多くいます。

 実際、「内科医」だろうが、「精神科医」だろうが

 「医師免許」さえ有れば、「眼科医」と名乗れます。

 申請だけすれば、後は「コンタクトレンズ売り放題」です。

 中には、複数の医院を開設して、そこに「スタッフ」

   ・・・必ずしも医療関係の勉強をしてきたとも言い切れない

 だけを配置して、本人は常駐していない!

 という悪徳コンタクト医師も実に沢山います。

 (当然、医院には、医師が“常駐”していなければなりません。)

 コンタクトレンズは、直に大切な眼球に長時間触れる

 「医療器具」ですので、眼科医は、慎重に選びましょう。




さて、本題の「眼底精密検査」です。

視力検査ですら、困難を極める眼球に対して

ドクターは、

「瞳孔を開いて、完璧な検査をしましょう。」

との提案です。

しかも、「疑惑」の右目だけでなく、

「両眼とも、“これ以上のレベルの検査はできない”

 という状態でやります。

 車で来ているようですが、

 しばらく休んでいく時間は有りますか?」

何だか、大掛かりな気配もしますが、

既に信用し切っているので、

「仰せのとおりに・・・」と返答しました。




・・・「瞳孔を開く」・・・






手術台とか、オペ用具一式とか、

大げさな想像をしていましたが、

「では、上を向いて下さい。」

と、目薬を差され

「5分ぐらい経てば瞳孔が開いてきます。」

実にあっけないものでした。

それでも、「素人患者」と同じ扱いで

簡単に開くような私の瞳孔では有りません。

結局、その後2回、合計3回も点眼をして

ようやく「散瞳検査」です。




結果




「異常なし!

ただし、

「いつ出血しても、おかしくない危うい状況」

と、釘を刺されました。

「月に1回を目安に通院する事」と

「この結果を持って、内科主治医のところに行く事。」

を課せられました。




瞳孔が開いたまま、少し休んで

さきほど帰宅しましたが、

運転中も、異常にまぶしくて

ようやく少しずつ回復してきました。

「出血⇒失明」

という最悪のシナリオは回避されましたが、

まだまだ油断せずに生活せねばなりません。





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最終更新日  2009年04月12日 22時54分42秒
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