2004年01月20日
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カテゴリ: 食生活
前日3時間睡眠だったので早めに帰って寝ようかと思っていたところ、ネイティブ大阪人のI さんに食事に誘われたため、大阪の天満にある香港広東ベトナム料理店に行く。一見、何のジャンルかよくわからないが、要はチャイニーズ風のアレンジを加えたベトナム料理といった感じで、以前から非常にウマイと噂にも聞いていて、一度行ってみたかった店だ。

たとえば、「ナイフください」 と頼むと「ナイフは要りません」と言って、そこにあるスプーンで料理を勝手に切ってくれる。
「サラダはありますか?」 と聞くと「これです」と、アサリ料理のメニューを指す。(「サ」だけはあっている)
「あれは取り皿ですか?」 と聞くと「あれは鶏のサラダです。」 (たしかに、鶏のサラダもそこにある)といった具合らしい。

駅から10分ほど商店街を歩いて店の前に立つと、なぜか電気が消えて店も閉まっている。「定休日か」。ショックで頭が真っ白になる(オーバーやな)。が、見ると何やら中国語で書かれたメモの張り紙があり、大学の第二外国語で中国語を履修した実力を駆使してなんとなく意味を読み取ったところ「やむを得ない用事で出かけてます。用のある方は携帯まで。090-××××・・・。20:30に戻ります」といったことが書かれているようだった(たぶん) 。待ち時間が長そうなので仕方なく諦めて帰ろうとすると、店をじっとみていたI さんが「オイ心斎橋(仮名)、これって・・・教会ちゃうんか?」というのでよく見ると、確かに2階の壁面には十字架らしきものがあり、英語と中国語で「ナントカ教会」みたいなことが書いてある。
そこでフト後ろを振り返ると、目指す店はそこにあった。まだシラフなのに、オッサンふたりして教会とベトナム料理店を間違えるのなんてよっぽどどうかしているとは思うが、しかし教会にしては妙にエスニックっぽい建物だし、だいいちあの中国語の張り紙は何なんだ?しかも商店街に教会?わからないことだらけで首を傾げつつ、まぁええかと店に入る。

50席ほどもある店内はガランとして誰もいない。再度不安になるが、見ると日本人ではないシェフ1名と女性店員2名がいたので、店は間違っていないらしい。席に座り、写真付きのメニューを見ると、なるほど、うまそうだ。
生春巻、ベトナム風焼うどん、大エビ入り生帆立炒め、ベトナム風カニ揚げ(ソフトシェル)、黒味噌入りタコ炒め、などあれこれ注文するが、残念ながら彼らは日本語が上達してしまったのか、何を注文しても受け答えに間違いがない。スリリングなやりとりを期待していたのにガッカリである。



昨夜に続いて、また美食してしまった。





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最終更新日  2005年08月25日 18時01分25秒
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