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図書館で予約してあったのがなんと3ヶ月くらいたって本当に忘れた頃に連絡がありました。今現在も人気の高い作品で予約待ちが30~40人という状態です。買って読むには冒険だし、ハードカバーは場所を取るしで、気長にまってました。で、1週間で2冊読んでしまいました。特に1巻目はやめられない状態で2日間で読んで、いつもの寝不足になってしまいました。2巻目になってちょっとだれる部分もありましたが、2巻目の3分の1を過ぎた頃方一気に動きがあります。アマゾンの書評にもいっぱい書かれていますからあらすじなどはそちらにお任せしますが、おもしろかった!でも疲れる!この作者はホームレスを実際に体験したのではないかと思われるほど丁寧に生活を描いています。ノンフィクションでは「反貧困」などでそのころあまり注目されていない貧困の状況を知りショックを受けましたが、この本でも、住む場所をを失った人が再び自立する事がどんなに大変なことなのか、よくわかります。主人公は一か八かの賭けで手に入れたお金でホームレスから脱出しますが、それが新興宗教です。こんなに人は簡単に新興宗教に入ってしまうんだと、あきれながらも何となくこの詐欺集団を応援してしまうという変な心理状態です。この主人公、大手の証券会社で億という単位でお金を動かしていた人物、それで身を滅ぼして、そしてまた、新興宗教でお金を手に入れる、最後がどうなってしまうのかが気がかりで一気に読んでしまいます。最後が私にはちょっと物足りなかった!絶対おもしろいです。でも寝不足には気をつけて読んでください。
2011.05.29
小学3年生と4年生のクラスでは1月に1曲のペースで歌を歌っています。今は"This Old Man"を歌っています。数え歌の一種です。数とrhymingする単語を次々に歌って行きます。This old man, he played ONEHe played knick-knack on my THUMBWith a knick-knack paddywhack,Give your dog a boneThis old man came rolling homeThis old man he played TWOHe played knick-knack on my SHOE ~~~~~~~~~~~~変わるのは数とそれにrhyimgした単語だけ、意味不明な歌ですが、3年生の女子たちは愉快な振りをつけて踊りながら歌ってくれます。2回くらいでですっかりrhymingを覚えてしまいました。ばかばかしいけどなんだか楽しい歌です。聞いてみてください。http://www.youtube.com/watch?v=VT9d-Te7blQ&feature=related
2011.05.27
なんとなく借りたDVD。感動的なお話という部類の映画でしょう。大金持ちの、白人の、保守的な、たぶん共和党員の、何不自由なく暮らしている家族が、偶然知り合った黒人少年を家に連れて帰り、家に住まわせて、家庭教師までつけて、大学まで進ませて援助すると言う、絵に描いたような感動的なお話です。映画の最後にこれが実話である事が描かれています。こういう事があっちこっちで起こったらすごい国でしょう。町の両側に分かれて大金持ちの地域と最貧民の地域が存在するという事が、当たり前のアメリカって? 主人公のマイケルが酷い少年時代をおくりながらも純粋な心を持ち続けた事に感動します。絵本の読み聞かせなんてしてもらった事がなかったマイケルにアン(お金持ちの家の奥さん、サンドラブロック)が読み聞かせをしています。それが、“The Story of Ferdinand"「はなのすきなうし」です。私もこの絵本、大好きです。心がほっこりするお話です。マイケルは暴力が嫌いな"はなのすきなうし”のようにやさしく、力持ちでいざという時は人を助けるような大きな男の子なのです。この家族がここまでマイケルを家族として受け入れて援助したのは、マイケルの希有な人間性による物だとすると、納得のいく映画です。"はなのすきなうし"のようにやさしさがこの家族にもやさしさや勇気をもたらしたのでしょう。
2011.05.27
ウォーター・ホース?-?goo?映画Audible.comの紹介で写真を見て興味を持って買ったのですが、いつもと反対に聞かずに読んでしまいました。薄い本なので、さらっと読んでしまえる内容です。 YLは4くらい、16000語です。写真を2枚載せましたが、私が買った本は1枚目の映画版の表紙です。2番目の写真の方がきっと前のものでしょう。どちらを見てもだいたいの人が予想してしまうと思います。でも、違うかもしれません、読んでから、見てからのお楽しみ。展開は予想される通りですが、本と映画はかなり内容が違っているようです。まだ、DVDが見ていませんが、本を読む限りは映画にするにはシンプルすぎるなあ、と思ったとおり、映画の方には劇的な内容が追加されているようです。借りてみてみようと思います。大きな嵐の後は海岸にBeachcombingに出かけるのが楽しみになっている家族のお話です。海岸には何が打ち上げられているかな~、と嵐の夜なのに楽しみにしている様子がおかしい!そこでKirsteiが不思議な卵を見つけます。帰ってバスタブに塩をいれて一晩おいておいたらなんと不思議な生き物が生まれています。いつもガミガミいってばかりのおじいさんのGrumbleやおかあさん、Kirstie、Angusの姉弟と時々帰ってくるお父さんと、みんなこの不思議な生き物に夢中です。ストーリーはいたってシンプルですが、いつしか一緒になって応援してしまいます。スコットランドの北部にはまだ行った事がないのですが、これを読んで今度は絶対行ってみたくなりました。神秘的なところなんでしょう。Water Horseに会えるかもしれない、と思えて来ます。
2011.05.22
タドキストのJulieさんのブログでこの本を知って買いました。Julieさん、ありがとうございます。ブックレビューの多くにも泣いてしまう、と書かれていましたが、やっぱり数ページでぐじゅぐじゅです。最近は原発の事ばかり気がかりでしたが、地震と津波で被災された方たちの思いに心を寄せなければならないとあらためて気づかされました。一番心に残った言葉を書きます。ここから引用ーーー亡くなった母の言葉を思い出します。「人は奪い合えば足りないが分け合うと余る」。被災地で実践されていた。この国の東北の方々を、日本を、誇りに思います。ーーー引用終わりこれを書かれた方のお母様はすばらしい真実を何気ない言葉でお子さんに残して行かれたんですね。それがちゃんと生きて伝わっています。外国でも日本人の粘り強さ、やさしさ、思いやりが高く評価されています。私も日本人であること、東北人である事を誇りに思います。
2011.05.21

もう一つの人気シリーズ、LLLシリーズと言われている物ですが、Longman Leteracy LandのStory StreetシリーズにStep 9まですべてにCDが付きました。音源は5~6年前にはStep 6までの5冊ずつ出版されましたが、数年前にはこのシリーズそのものが絶版になってしまっていました。とても面白いシリーズで人気があったのですが、音源がないのがやっぱり読者が増えない理由だったのかもしれません。日本の小学生には絶対音源が必要です。出版社に電話してぜひ再販して欲しいとお願いしたのですが、やはり、そういう希望がたくさん来ていたようです。昨年末に再販されたという事を聞いていましたので、4月には買っていたのですが、なかなかCDの保存などに手間取ってやっと今頃全部が本箱に並ぶ事になりました。Step 1からStep 9まではすべて音源付きで本箱に入れました。Step 10から12まではCDはありませんが、ここまで読める人はもう大丈夫、CDなしでもどんどん読めるでしょう。このシリーズの特徴は冒険もファンタジーもありますが、家庭の不和なども遠慮なく出てきます。おなじみJojoとMouseのきょうだいと弟のPipの他、一人っ子のSam, 車いすのBilly, BenやRaviなどStory Streetの友達の繰り広げる物語です。年齢的にはほぼ、ORT(Oxford Reading Tree)と同じくらいですが、お話の内容がちょっと大人っぽく感じられると思います。中高生も大人の方もどんどん上のレベルまでまた音源を聞きながら読み直してみてください。朗読のスピードはちょっと早めのナチュラルスピードなのもいいと思います。
2011.05.19

小学生クラスではいろいろな本を読み聞かせしていますが、このシリーズはいつも人気です。先週から今週にかけて小学3年生と4年生のクラスでORT stage 4のHouse for Saleから連続で続くシリーズを読んでいます。この本を読むと子どもたちは「すごい古い家! どうして買うの?」と言う反応です。ここで、イギリス人は古い物が好きで古い家の方が値段が高い事もあるのよ~、と言うのですが、みんな,新しい方がいい!と言います。私も出来たら新しい方がいいかな?でもこの本を読むと古い家だからこそのワクワク感が伝わってきます。引っ越してから家族みんなで家中のリフォームする様子など日本の子どもたちには考えられないことです。古い壁紙が何重にも重なっていて、それをはがしたら秘密のドアがあって、そのドアを開けたら秘密の部屋がでてくるなんて、なんてすてきなんでしょう。読み終わったらみんな、こんな古い家に住みたい!という感想が読書手帳に書かれていました。私も住んでみたいけど、やっぱりこんなに大変なリフォーム作業は無理かな?イギリス人は本当に大がかりな工事はむりでしょうが、何でも自分でやってしまうらしいですね。私が滞在したホームステイ先でも壁や家具のペンキ塗りなどはもちろんほとんどが家族でやるようです。イギリス人ばかりでなく、カナダでホームステイした時もりっぱな手作りのベランダがありました。それに古い物が好きなのでしょう、アンティークの店がいっぱいありました。価値のある高級な物ばかりでなく何気ない家具なども売っていました。気に入った古い物を買って修理して使うという事もイギリス人は好きなようです。古いものを大切にするというイギリス人の気質がこんな絵本にも描かれていると思います。相変わらず、Oxford Reading Treeは大人気シリーズです。
2011.05.18
先週からほぼ全員が中間テスト対策に入っています。多読は自由です、読みたい人は読む、問題集をやりたい人はどんどん進む、という事でやっていますが、ほぼ全員問題集をやっています。問題集の他には、とにかく音読を全員にすすめています。今までの経験からも教科書の音読がスラスラ出来る人はほぼ間違いなく高得点がとれています。点数のためばかりでなく、音読をすることによって文の構造、つまり自然な形が体にしみ込むと思います。多読と音読は英語力向上には絶対に必須、と言っても過言ではないでしょう。私との個人レッスンはテスト前は短時間を何回か繰り返す形で行っています。教室に来たら家でやって来た問題集を提出、やっていない人は問題集を進める、教科書の音読を一緒にやる、単語をあちこち抜いて作ったプリントを見ながら音読する、この繰り返しをしています。1年生は初めての中間テストでちょっと緊張気味です。どんなテストかおっかなびっくりです。まだ教科書がほとんど進んでいないので、本当に簡単な内容ですから、ピリオドを落としたり、大文字を小文字の書き間違えなど、ちょっとした間違いさえしなければ大丈夫なはずです。今、中学生がほとんど本を借りて行ってないので本箱から本が溢れています。早くテストが終わって一杯じっくり読んでもらいたい!教科書の英語だけではとても量が少なすぎ!もっともっと読んでもらいたいと思います。
2011.05.17
ボーカルレッスンで今練習しているのがオズの魔法使いの主題歌"Over the Rainbow"です。もうすぐ発表会があるので絶対暗譜しなくてはならないのですが、なかなか覚えられません。そこでずるい事を考えました。生徒さんと一緒に歌う事!いつもは教科書を何回も読めば覚えられるよ!と言っている私ですが、自分の事になるとそう簡単ではない事に気づきます。特に譜面を見ながら歌うと覚えられません。そこで歌詞だけを書き出して生徒さんと一緒に歌う事にしました。一石二鳥とはこの事!私も覚えられるし、生徒さんには英語の勉強になるし。歌詞を良く読むとこの歌本当にすてきです。ちょっと紹介します。When all the world is a hopeless jumble and the raindrops tumble all around,Heaven opens magic lane.When all the clouds darken up the skyway, there's rainbow highway to be found,Leading from your window pane, to a place behind the sun, just a step beyond the rain.Somewhere over the rainbow way up high,There's a land that I heard of once in a lullaby.以下省略英語の歌の歌詞は省略がいっぱいだったり、文法的にはちょっと変?なのもあったりしますが、これはとてもキチンとした文ばかりで教室で歌うにもいい歌だと思います。この間まで、昔大好きだったダスティー・プリングフィールドの「この胸のときめきを」英語タイトル"You don't Have to Say You Love Me"を歌っていたのですが、これは歌っていて恥ずかしくなるほどの愛の表現がいっぱい!これを一緒に歌う訳には行きません。でも、本当にいい曲です。聞いてみてください!http://www.youtube.com/watch?v=i_AtGUyu64s&feature=fvwrel
2011.05.15
最後の日記からはや3週間たってしまいました。地震原発問題からちょっとブログを書く気持ちがしぼんでしまったというのも正直な所です。しばらくはコメント欄は閉じさせていただいてます。今日ひさしぶりにブログをみてみたら、毎日たくさんの方が見に来てくださっていて本当に嬉しく思っています。私ももっと元気を出して書いていこうと思います。ゴールデンウィーク中は急遽再手配したキャセイパシフィック航空でオランダへ行ってきました。香港まで4時間、そこから12時間ですから、待ち時間を入れて合計18時間ですから、今までで一番疲れた長い移動時間でした。これからはもうこういう旅程は無理だとしみじみ年を感じました。10日間も日本を留守にしている間、大きな地震がないか、原発は無事だろうかと気になっていましたが、帰って来てみるとこの10日間何も事態は変わっていないかのようです。一番気になる、福島原発、もう安心ですよ~、のニュースが聞けたら嬉しいのですが、そうはなってませんでした。旅行中に出会った外国人の方々に日本の地震、津波の被害に対して、力強い応援の言葉をたくさんかけていただきました。お話ししながら涙ぐんでしまった事も何度もありました。世界の人が日本に注目している、という実感を今回ほど感じた事はありませんでした。博物館で出会ったアメリカ人の女性、コーヒーショップで出会ったイギリス人のご夫婦、電車で偶然となり合ったアメリカ人のビジネスマン、アムステルダムのお土産屋さんの楽しいオランダ人の店員さん、みんな日本を心配していました。お土産屋さんの店員さんは「日本が大好き、一度絶対に行きたいけれどやっぱり福島原発が気になる、治まったら必ず行く!」と言ってくれました。ちょっと時差ぼけ状態で始まった先週の教室ですが、やっぱり元気のもとは子どもたちの元気な笑顔です。がんばらなくっちゃ!です。
2011.05.15
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