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2022年06月24日
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カテゴリ: 映画
戊辰戦争 北越戦争 で活躍した長岡藩家老・ 河井継之助 司馬遼太郎 が書いた原作は有名だが、やはり2時間の映画にまとめるのは難しかったと感じた。
継之助自身はオルゴールを取り寄せたり、スイスのような永世中立を目指したり開明的な人物だが、交渉相手の新政府軍は横柄で聞く耳も持たない(吉岡秀隆がこんな不愉快な人物を演じているのがびっくり)。

いったん撤退した長岡城を夜中に沼を渡って奪い返すのは痛快だった。もっと開戦に至るまでの藩内の葛藤や戦略的な部分をピックアップしてもよかった。監督の好みだろうが、奥さんと芸者遊びをするくだりなどもっと短くてもよかった。

長岡城は跡形も残っていない。本丸跡はJRの長岡駅になっている。明治維新の横暴な横顔がそこにある。
☆☆☆





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最終更新日  2022年06月25日 01時45分49秒
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