buffieblog

buffieblog

2022年08月22日
XML
テーマ: 高校野球(3681)
カテゴリ: 野球
ついにやった。 仙台育英 (宮城)が 高校野球選手権 決勝で下関国際(山口)を下して初優勝。104回の歴史で、東北地方の代表として初の快挙、ついに白河の関を越えた。仙台に3年半勤務した僕も自分のことのようにうれしい。

仙台育英の継投策が全国制覇の決め手だったように思える。高校野球はかつては4番でエースといったプロ注目のずば抜けた力を持つ大黒柱を中心にして勝ち進むチームが多かった。KKのPL学園(大阪)や松坂の横浜(神奈川)、マー君の駒大苫小牧(南北海道)などがそうだし、今大回の近江(滋賀)もそうだ。

だが時代は変わった。少数の選手に負担がいかないよう投手に球数制限が導入され、各チーム複数投手陣が夏の過酷な大会を勝ち進む必須条件となりつつある。そして仙台育英は急速140kmを超える投手を5人もそろえ、継投策で大会を制した。須江航監督はまだ若い39歳。系列の秀光中野球部で全国優勝を果たした後、2017年の不祥事で前監督が退任したため育英野球の監督に就任、5年で優勝させた手腕にはうなるしかない。

これまで東北の高校の野球部は隣県どころか遠く関東、近畿などからの野球留学生で占められていたこともあった。今回の仙台育英は18人のメンバー中宮城県出身者は9人、さらに7人は山形、福島、岩手、青森からで東北出身者が16人を占める。元々他校より他地域からの選手は少なかったが、今年の「東北度」の高さは顕著だ。

05年から楽天イーグルスが仙台を本拠地に活動を始めて以降、地域全体の野球のレベルが上がったように感じる。八戸学院光星、花巻東、聖光学院など有力校は東北他県にもある。今後も東北6県の代表の優勝が続くような気がする。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年08月23日 02時00分31秒
コメント(0) | コメントを書く
[野球] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: