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バフィ2004

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2025年08月04日
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国宝 。歌舞伎界を取り巻く人間模様が非常に面白く映画を堪能したので、原作本を読んでみました。
「横道世之介」「悪人」などで知られる芥川賞作家の 吉田修一 氏の上下2巻840ページの大作。他の本と並行しながらだけど、上巻は10日、合わせて1カ月かからず読み終えました。文体が一貫してですます調で書かれていることに驚きました。自分と同い年の作家、歌舞伎の演目も映画以上に取り上げられており、下調べや執筆時間がどれだけ必要だったかに思いが及びます。


内容も濃かった。原作から見ると映画は喜久雄と俊介にスポットを当てているので、周辺人物をだいぶはしょっている。まず登場人物の多さ。映画は尺の問題でばっさり切られているが、主人公の喜久雄の交友関係には大物芸人や映画女優、相撲取りもいて豪華である。不遇の時期も映画や新派の芝居に出たり紆余曲折が面白い。映画では分かりづらかった彰子(森七菜)の立ち位置だが、しっかりと奥さんに収まっている。隠し子の綾乃(瀧内公美)は映画では何十年ぶりに会ったように演出されているが、原作では中学でグレた娘を引き取ったり結婚式にも出席している。
そんな違いも楽しめた。映画を見た後、原作を読むのがお薦めだ。





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最終更新日  2025年08月04日 12時55分27秒
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