全4件 (4件中 1-4件目)
1

ありえない!事件が起きたのは土曜日の夜。その日に限って、ダンナと息子はラグビーの観戦に行っており、帰りが遅かったので娘が私の横で寝ていました。深夜、カタカタ物音がするので目が覚めると、なんと私が寝ていた真横のベッドサイドテーブルの引き出しを荒らしている人が。???寝ぼけつつ、何やってるの?と声をかけるとピタっと動きが止まって。数秒間かかって、これ泥棒だ!と目が覚め始め…ライトをつけると、ヤツはかがんで顔を隠して動かない。「ちょっと何やってんのよ!」ともう一度言うと逃げようとするので手首を掴みました。「何もしてない。何もしてない」といきなり降参ポーズ。ありえない。ダンナを何度も何度も呼んだけど起きてこないし。ありえない。手錠でもあったらかけたかったけど、このまま手首をつかんで、どうやって保管?しておけばいいの~?仲間が来たらやだなあ。ナイフでも持っていたらいやだなあ。後ろを見ると、娘が固まって見ていたので、逃がしちゃいました。その後、気づいた。私のお財布とiPodと携帯、そして車(2台分)のスペアキーがない!!!「ちょっと、私のお財布取られた!起きてよっ」と揺り起こして、やっとダンナは事態を把握しました。遅い…警察の人は10分も経たないうちに来てくれて事情徴収。翌朝は、息子のクリケット選抜で遠征試合があったので、男2人は朝7時に出発。(可哀想に。完全に寝不足だったはず)私と娘で、指紋を取るという警察官を待ちました。1時間半くらいかかって、色んな所の指紋を。つるつるの表面の方が取り易いらしいです。CSIのようだ…と興味津々の私たち。「すごい黒い足跡がある!」と言うと「娘さんが、指紋用のパウダー踏んじゃったみたいだね。足跡がいっぱいあるよ」と苦笑い。彼によると、その晩、近所で自動車が2台盗まれ泥棒に合った家も何軒か。こわ~っていうか、しっかり犯人の顔を見て、しかも話をしたのは私だけらしく。寝る前に、Gacktさんのインタビュー記事を読んでいて、「大切な人を守れなきゃいけない。だから柔軟性と瞬発力を高めるトレーニングを常にしている」とあり、戦争もないけど、こういう考え方の人がいるんだ…守ってもらえる人、いいなあ、なんて思っていたとこでした。でも、もしかして、自分は守るタイプ??*後日談超気にいっていて、今はそのカラーは製造していないという名前入りのヴィトンのお財布と、子どもの写真、なんと泥棒はうちのバルコニーに置いて行ってました。ちょっとラッキー?…お札だけ抜いてったようです。以来、戸締まりに超気を付けている我が家ですが、子どもが恐がってしまっているのが気になります…「怖いというより怒るべきなんだ。この間買ったバッグまで取られてたとしたら、ママはヤツを殺してたかもしれないよ」とダンナがへーんな慰め方を…とにかく皆さんも気をつけて下さい。この一件では、気が引き締まったと共に、真夜中に働いている方(クレジットカード会社、警察官、電話会社など)がいて、安全が守られるんだなあという気づきもありました。有り難いことですね。
2008.02.25
コメント(4)

何と8年の歳月をかけて到達したという、地元ラジオ局(FM89.1)とSBSのコラボレーションの発表パーティーがありました。SBSは、テレビでも他言語の様々な番組を流していますが、そのラジオ版をケアンズでもオンエアしたいという声が上がったのが8年前なのだそう。移民を受け入れて50周年という時で、これだけ移民が暮すケアンズにこういうラジオはきっと必要!と、ケアンズ・コミュニティ・ブロードキャスターズの方々や、ケアンズ市のマルチカルチャーオフィサーが活動を開始したのです。(今は、町中にも色んな肌の色の人が普通にたくさんいますが、移民が始まってまだ50年ちょっとのことなんですね…) パーティーでは、市の立場からこの活動をサポートしてきたディーバさんの挨拶のあと、アボリジニの方が代表してディジャリドゥを演奏。スピーチによると、SBSの電波を受け入れるトランスミッションサイトが代々アボリジニの方が所有してきた、ヤラバーという土地にあるので、部族を代表して歓迎の演奏を…とのことでした。マルチカルチャーと言えば、この発表会が行われたのもドイツ人会の会館で、まるでドイツにいるような可愛らしい雰囲気でした。民族衣装を着てきた方も。まさにマルチカルチャー!また、コミュニティラジオFM89.1局のセクレタリーで、精力的にこのプランの実現に向けて活動されてきたギリアンさんのスピーチも。 数々の書類提出、問題、問題クリアを重ねて3年間。しかも、技師が来て、後はチューニングするだけでSBS放送がケアンズで流れるはず、という段階で何と大雨!ほんと色々なご苦労があったようです。 実現に至るまでのたくさんの方の情熱に驚きました。真剣にコミュニティのことを考えている方がこんなにいるんだ!と、少し恥ずかしい気持ちにも。自分はあまりにも受け身でした…。 放送は、SBSの番組の他に、ケアンズならではの番組が19ヶ国で行われる予定。プレゼンターの方は皆さんボランティアです。日本語放送を担当するのは、CQLA社代表のMIKAさん。左からCairns FM 89.1セクレタリーのギリアンさん、ケアンズ市マルチカルチャーオフィサーのディーバさん右がMIKAさん 日本語番組は毎週水曜の朝6~7時です。早いけど、聴かなくちゃ!かけてほしい音楽などあったら、CDを提供して下さい。リビングインケアンズとしても、ニュースやネタの提供などできる形で協力していく予定。皆さんも、ぜひ一緒に日本コミュニティを盛り上げて下さいね★
2008.02.18
コメント(0)

今習っているのは、空手とお茶…日本にいたときは全く興味のなかった和の世界に、まさかケアンズで触れられる機会があるなんて。幸せなことですね~それも、教えてくださる先生や周りの方の協力があるからこそ。ほんと、感謝です。今回は、「初釜」を初体験させていただきました!祖母の形見の着物もデビュー。いつ着れるかなと思っていたのでワクワク。もちろん私は着付けができないので、英美さんに着せてもらいました。参加した他の方の帯の結び方も全部変えて、しかも手早い!いやーすごい。彼女はお料理がうまいだけではありませんでした。(英美さんのレシピを読みたい方、こちらへどうぞ★)しかも、一緒に習っている方の中には美容師さんもいたのでみんなのヘアを整えてくれました。特技があるって素敵。鏡を見て気づいたけど、私すっぴんで来ちゃったんですよね…日曜だったのでつい。おいおい。でも、着物も日の目を見れて、天国の祖母も仕立て直しや小物を手配してくれた母や叔母も喜んでくれたと思います。たまには孝行!?先生のみかこさん(右)をはじめ、先輩にも一から十まで教わっています。並んでみたら「細雪」になりました。(笑)懐石もおいし~!お手製です。日本人で良かったいただきながら、つくづく感じたのですが、日本の伝統って本当に美しくってていねいで、環境に優しくて、ムダがないですね。一瞬一瞬を慈しむ文化というか…作ってくれた人に感謝し、給ししてくれる人に感謝し、その空間に感謝し。もう本当に、まるごと慈しんで味わう感じが、とても新鮮でした。最後には自分で器もふくんですね。それに、同じお茶碗を他の方と共有して使うっていうのもエコだな~。ロハスとかスローライフとか、色んな言葉が使われる現代だけど、日本文化に伝承されてきたものって、そのものじゃないですか!すごい発見した気分です。お茶は、私は劣等生ながらも頭が真っ白になるところが好きです。一つ一つの所作に集中できるって、日常ではなかなかできないことなので…(でも早く覚えなければ×) とてもとても贅沢なひとときでした。皆さん、本当にありがとう!
2008.02.12
コメント(2)

何年か前にオフィスに届いた1通の手紙。そこには、いつか日本で演奏をしたいけれど、コネがまったくなく、どこから行動を起こしていいかわからない。でも、どうしてもこの夢を叶えたい!という情熱あふれる文面と、プロフィールがしたためてありました。写真を見るとかっこいい青年(笑)真剣に求めているのが伝わってきて、リビングインケアンズで応援してあげようと思いました。すぐにできることと言えばインタビューすることで、日本語の活字になれば、彼の日本での活動のとっかかりにはなるかな、と。ギグを見に行って、がーんとやられました!なんと悲しげなブルース&カントリーを若干25歳(確か…)の彼が奏でて歌うのです。作詞作曲をこなし、楽器も触るとだいたい弾けるようになっちゃうんだって。この人、からだ全体がミュージックだなあと感じました。雑誌が出た後は、ティムタムを1箱オフィスにお礼として持ってきてくれたり、(やることが可愛い)自分にできる精一杯のことは、とオフィスで生演奏してくれたり(音がでかかったけど、今思えば贅沢)日本人的な 律儀な面がある人なのです。その後、日本に行って演奏できた!とか連絡をくれたりしていたのですが、今日は数年ぶりに電話で話しました。話していても歌ってるようなハスキーボイスも健在。拠点をブリスベンに移していて、今では各国をツアーで廻るアーティストに大成長しました。日本での演奏も今度の7月で4回目とか。ニューヨークにも進出予定と、波に乗ってます。でも、日本が大~好きだそうだ。あれだけ律儀でシャイだったら、きっと日本と波長が合うだろうなと思っていたら案の定です。「そんなに日本が楽しかったなら体験談でも書いてよ」と言うと即OK!写真もくれたので、今度訳して記事にしますね。昔の名前で呼んでたら、「僕もうその名前は使ってないんだよ。みんなエイトボール・エイトキンっていうステージネームで呼んでいるから、けいこもそうしてね」と言われ、ちょっと悲しいような??出世してくな~周りの人たち…でも、とても喜ばしいことです。彼のソウルあふれる音楽が、より多くの人に触れられるようこれからも応援していこうと思います。
2008.02.04
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1


![]()