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インテリア茶箱クラブ関西出張教室第二弾を敢行した。写真はこちらへ。去年も6月最初の週末、今回も6月最初の週末。去年は西宮で二日続けて行った。今年は大阪の長居で一日、西宮で一日だ。お陰様で、両日とも満員御礼。キャンセル待ちの方も大勢おられ、とても有難いと同時に申し訳ないことになった。両会場とも、認定インストラクタークラス受講中の生徒さんのお宅をお借りした。初日は長居。去年と同様朝6時半の新幹線に乗った。同行するのは去年に引き続きT講師。静岡に同行したT講師とは別人だが、二人ともイニシャルがY.Tなので区別がつかない。ややこしいから「T2」にしとこ。去年と同じ朝6時34分品川発の新幹線。乗車後ほどなく爆睡。新大阪から長居駅まで電車を乗り継ぎ、タクシーで会場へ。認定インストラクタークラス受講中のM.Mさん宅だ。ついてみればとても立派な日本家屋。広い玄関ホールにある階段には竹細工の手すり。神社の御札や干支の置物などが置かれた純和風な空間だ。と、思いきや!ふと見上げれば、天井が豪華なヨーロッパ風の布張り。凝っている。さらに、煌びやかなシャンデリアが木製の飾り枠から下がっている。年月を経ているとはいえ、これだけ立派なしつらえはそうそうあるものではない。一見異質なものの混在したこの空間、不思議としっくり良い感じに収まっている。素敵な会場だ。クラスを開催する部屋は二間続きの和室で、ゆったりしたスペースだ。部屋には沢山日本人形が置かれている。聞けばM.Mさんの亡くなられたお祖母様の手作り人形たちだそうだ。とても美しい。クラフト好きの血は孫にしっかり受け継がれているというわけだ。そういうお人形達を大切に、手間を惜しまず季節ごとに入れ替えをしながら飾っておくというM.Mさんのご家族の暖かさにしばし気持ちが和む。が、和んでばかりもいられない。お仕事しなくちゃ。気を取り直して東京から予め送っておいた荷物を解く。たったか準備をしているうちに、生徒さんナンバーワンが早めにご到着。あれよあれよという間に時間が過ぎてゆく。今回の生徒さん達は、経験者がお一人、あとは全員初めてのインテリア茶箱作りだった。大阪以外にも京都や三重からご参加があった。さすが関西、真剣に汗水たらして作業に取り組みながらも、随所でボケたりツッコンだり。「ここらではね~、オチのない話しはしたらあかんのよ」だそうだ。聞けば道端でナスを「携帯っ!」といって渡されたら「ハイ、もしもし?」と反応してから「なんや、ナスやんけ~」とボケなければならないらしい。ほうほうと感心しているうちに続々と仕上がる可愛いインテリア茶箱達。とても器用な方々で、ちゃっちゃちゃっちゃと進んでいく。全員が何となく同じタイミングで終わったので、揃って記念写真をパチリ。お疲れ様でした!お名残惜しいが、また会う日まで・・・。生徒さん達が各々帰途についてから撤収作業。この日のうちに生地キットやら道具類やら一切合切持って次の会場、西宮へ民族大移動をする。大きなスーツケースを持参してきたが、物凄く重い。紙袋などにも多少分散して持つ。しかし、半端でなく重い。当初この日はそのまま西宮のホテルへ直行し、翌日の朝会場セッティングをする予定だった。しかし、翌日は雨の予報。こんなクソ重たい荷物をか弱い乙女二人で雨の中引きずりまわすのは無謀だ。急遽予定変更をして、会場セッティングまではこの日中にやっておくことにした。M.Mさんの妹さんに車を出していただいて、長居の駅まで連れていっていただく。わざわざエレベーターのある入口まで遠回りしていただいた。何しろ荷物が50キロを超えていたのでエレベーターの無い駅を利用するなどありえない。「T2」と二人、ごろごろがらがらとスーツケースを引きずってなんとか阪神線へ。目指すは甲子園口だ。やっと電車に乗り込みホッと一息。辺りはすでに薄暗くなっている。ふと「T2」が不吉な事をつぶやく。「そういえば甲子園口って階段しかなかったよね~・・・」。「え”っ・・・」言われれば、去年もそうだった。甲子園といえばお年よりなども来られるだろうに、何故エレベーターがないかな。しかたがない。沿線でエレベーターのある駅で降りてタクシーだ。駅に止まる度にささ~っと視線を走らせエレベーターサインを探す。甲子園口を過ぎて次の急行駅に目指すサインが。ガラガラと降りてタクシー乗り場へ。「よかったよかった、タクシー乗り場あったねえ。。」すでに疲労困憊な二人。ほっとしてタクシーを待つ。そして、待つ。さらに、待つ。来ねえじゃんかよううう・・・・。辺りはとっぷり日も暮れて、腹はすく、喉は渇く。ここはどこっ?私らは誰っ?頭にはあのアミンのメロディーが物悲しく響く。♪わたっし、ま~つ~わっ、いつ~まで~も ま~つ~わっ・・・・♪なんちゃって。ふざけている場合ではない。本当に困った。仕方がないので、西宮会場のI.Mさんに遭難信号発信。「え~っ、一体どこにいらっしゃるんですか~?」驚くのも無理はない。このマヌケな状況をしどろもどろに説明しているうちに「T2」、向こうからやってくる一台のタクシーを発見っ!「ん逃すかああああっ!!!!」阿修羅の形相のオバサン二人に進路を阻まれ、立ち往生するタクシー。物凄く気乗りしない感じの運転手さん。「荷物後ろに入れたいんですが」。渋々諦め、トランクを開けてくれる。そして、50キロ超のスーツケースを傍へ置く。そして、待つ。さらに、待つ。だ~れも触ろうとしない。物凄く気乗りしない上に苦虫まで噛み潰しちゃった感じの運転手さんがやっと降りてきてスーツケースに手をかける。思いのほか小柄だ。「あの~、物凄く重たいですよ。一緒に持ち上げましょう。」不機嫌な様子の運転手さん、さっと手を振って「平気ですよっ」。そうかい。そうなんだな。血糖値最低レベルな今のアタシにそういう事言うんだ。じゃあやっとくれ。「う”っ」低く呻く彼。しかし平気だと言っちゃった手前、そういう風に装わなくてはならない。腕も足も筋肉プルプル震えて顔にいたっては血管が今にも切れそうだが、弱音は吐けない。だからさ、人間日頃から謙虚な態度にしとくにこしたことはないのよ。黙って手を貸す。やっとこさ会場に着き、心配半分呆れ半分なI.Mさんに出迎えていただく。予定外の遅い時間にこの騒ぎ。大層ご迷惑をおかけした。去年もお世話になった懐かしい西宮会場。が、感傷に浸る間もなく「T2」も私も倒れそうになりながら会場セッティングを終わらせ、息も絶え絶えにホテルへ引き上げた。早々に床につく。迎えた翌朝。よっしゃよっしゃと気合を入れて一路会場へ。やはり素敵な会場だ。純和風建築の離れ。緑豊かな庭園。紫陽花が美しく咲いている。去年の関西教室もちょうど6月の第一週であった。もう一年か・・・。当時おなかが大きかったI.Mさん、今は可愛い赤ちゃんを抱えていらっしゃる。不思議だ不思議だ。今回は去年もいらして下さった生徒さんと新しい生徒さんの程よいミックス。この日はエッグアートの先生や、お料理の先生といった多彩な顔ぶれだ。ちょうど妊婦さんもおられて、多岐にわたってタメになる話を聞きながら作業が進む。とても早く終わられる方もいらして、残念ながら集合写真はないが、個性豊かな茶箱達が揃った。2度目にして改めて思うが、関西は何だか暖かくて居心地が良い。また行かなくちゃ。東京に戻ってクラスで「ナス携帯」の話しをしてみた。やはり関西出身の方たちは「わかるわかる~~っ」。ふーん、やっぱりそうなんだ。福岡、広島、静岡、名古屋に続き、関西地区に認定インストラクター誕生もそう遠い将来ではない。(よね?)狭いながらもバリエーション豊かな日本。インテリア茶箱も細くとも長く、それぞれにゆっくり浸透していってくれるといいなあ。
2008.06.18
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5月30日。7ヶ月ぶりに静岡SBS学苑パルシェ校にてインテリア茶箱教室を行った。満員御礼なりなり。同行したのは前回同様、T講師。静岡からは、今般認定インストラクタークラスをめでたく卒業された静岡在住のアトリエ ヴェールフォンセのCHIKO先生も講師メンバーとして参加。T講師を前に、前回と同じ過ちはおかすまいと(2007年10月日記の余談部分参照)、今回は予めCHIKO先生に静岡限定、能書き充分のお弁当をお願いするという万全を期しての憂いなき旅であった。憂いが無いものだから朝から快調にスタート。今回は2名の方が経験者、あとの方々は皆初心者という構成だ。慣れない大工作業に苦労しつつも、皆さん手際よく進む。今回もお一人男性の生徒さんがおられた。タッカー等の道具の扱いは流石にスムーズ。細かい作業に多少難儀されてはいたものの、いい感じで追いついてこられる。しかし。苦しい道のりをエンヤトット、エンヤトットとひたすら気張って、やっと先が見えたと思いきや、終盤に迎える落とし穴。その名も恐怖の「ザ・縫い縫いタ~イム」。「ウ~ソでしょっ?!」「ウ~ソでないっ。」皆さん「縫い」がはいるというと大抵「え~」っとのけ反るくらいはするものだが、男性の場合は、なんというか、絶望する。お気の毒だが仕方がなかよ。あんまりお気の毒なのでちょこっとやって差し上げてはみたものの、他の生徒さんをほうっておくわけにもいかず。「はい、ではこんな風に進んで下さいね」。ポイと渡された針糸に呆然とする彼を残し、他へ回る。すこし落ち着いて戻ってみると・・・。ご本人、トンじゃった様子で笑っている。ざくざくざくざく。「僕ならではの“味”ですよ~、“味”っ!あははは。」ざくざくざくざく。「そ、そうっすね~、いい味出してますよね~。あははは・・・。」そ、そうなんだ。これは、「味」。「味」なんだ。「味」は大事だ。その通りだ・・・。そうこうするうちに皆さん最終段階に入り、苦難を克服しての最後の飾り付け。辺りの空気がふっと華やぐ。例の「味付き茶箱」にも飾りがついて、あら不思議。とっても可愛くなりにけり。皆さん、お疲れながら、綺麗に出来上がったインテリア茶箱にご満足(に違いない)。カメラタイムだ。「ほら、皆さん笑って笑って~っ・・・・。あ、そこっ、笑顔が足りないっ。も一回いきますよっ。何があっても楽しそうにしてくださいよ~っ。はいっ」、パチリ。素晴らしい。帰りの新幹線の中。T講師といかに本日のお弁当が美味しかったかを話し合いながら窓の外を眺める。静岡の山々が飛び去っていく。う~む。今日も良い一日だったな。* *******次回、静岡SBS学苑パルシェでのインテリア茶箱講座は10月29日(水)。* *******
2008.06.02
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