てしごと★庭しごと
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阪急池田駅で降りるのは初めてでした。近くに住んでいたことがあるのに。東へ10分ほど緩やかな坂を上り到着したのは逸翁美術館。応挙の作品を楽しみに足を運びました。応挙の丸山派と呉春の四条派が対峙して展示されていました。どちらも素晴らしい!私が特に好きなのは、江戸時代の人物が描かれた絵です。細やかな着物の柄、表情の奥深さにため息がでます。またその頃の民俗的背景が描かれているのも魅力です。女性がおしゃれな半衿を着けているのもまた面白いところ。絵画だけでなく、食器や扇子などに描かれた絵もまた美しい。その後、せっかくなので、近くにある小林一三記念館にも足を伸ばしてみました。逸翁美術館の半券があれば200円で入場できます。小林一三氏は阪急電鉄創始者で、鉄道沿線の住宅開発や宝塚歌劇を始めた人でもあります。その生い立ちや足跡が展示してあるのが小林一三記念館です。かつての小林氏の邸宅で、以前はここが逸翁美術館として使用されていたのが、現在の逸翁美術館が建設されたため、小林一三記念館となり現在に至ります。昭和初期の建築物ですが、吹き抜けのある広いホール(応接間)や、寝室につながるバスルームは欧米風でおしゃれです。チューダー様式の調度品も建物の格式の高さを伺わせます。小林一三はお茶をたしなんでいたということで風流なお茶室もありました。「逸翁」とは、小林氏の雅号なのだそうです。お部屋の一部はレストランとして使用されていて、平日にもかかわらず多くのお客さんでにぎわっていました。最初入ろうかやめようか迷ったのですが、見学してみてよかったです。もう一度訪れたい場所です。帰りに、駅構内の「喜八洲」(本店は十三にあります)で酒饅頭をお土産に買って帰りました。懐かしい味!ほんのりお酒風味の皮にこしあんがしっとりマッチ。めちゃおいしかった~
2018.03.03
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