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2010年02月10日
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カテゴリ: 一般書(その他)



哲学書のようなふうでもあり、具体例は少なく、概念を表現してあり、
ホストの春樹や、ねらーが読めないような表現を使っているのだろうな、と思われる。
また、自分の意識の中を深く考察するにはこのような語を使う方が表現しやすいという事もあるだろうが。
この本を読む前に中村うさぎの本をまとめて読んでから読むとと、何の事を書いてるのか想像がつくので分かりやすい。
だけど、自己を大変深く考察している本なので、なんというか、考え抜き、しゃぶり尽くした、カスというか、
もう、完結している感じで、私が付箋を付けて書き抜きたくなるような、「なるほど!」と思える文章は他の本に比べて少なかったと思う。

著者が考えたそのままで、それを、噛み砕いたりする過程をあえて省き、万人に読ませるというより、
読者を選ぶ書き方がされている本であった。


テクニックと言うか、未経験だと読みにくい書き方をあえてしてある感じ。

一気に読める。


ところで、本文には「私には時間がない。」とある。その後デルヘリ嬢になるのであるが、
命の限界を感いているような書き方が、少し怖い。でも、文庫本あとがきは、本文が出てから4年経ち、
まだまだお元気なので、少し不安を感じつつ、ちょっとだけ安心しつつ読む事が出来る。





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Last updated  2010年02月10日 21時52分54秒
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