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題名が長すぎる、そしてちょっと意味不明のこの映画の原題は"The Perfect Score"です。原題だと、いたってシンプルなんですね。スカーレット・ヨハンソンを初めとする高校生たちが"The Perfect Score"を狙っているのは、大学進学を目指しているアメリカの高校生なら誰でも受けなければいけないSATというテストです。大学によって、合格するのに最低条件の点数が違うらしく、名門校に進学したい高校生はみんな苦労するそうです。ちなみに、私は留学生扱い(当たり前なのだけど)だったので、TOEFLというテストを受けたのですが、同じく最低条件の点数が課されました。でも、この映画に出てくる高校生たちが思いついたいい点数の取り方は、なんとSATを管理している会社に忍び込んで、回答を盗むという作戦なのです。スカーレット・ヨハンソンが演じているフランチェスカという高校のゴシップサイトを経営しているパンクな女の子は、管理している会社の社長の娘で、建築学部で有名な大学に進学したい、わりと真面目な男の子カイルとあまり成績優秀ではないけど、ガールフレンドがいるメリーランドの大学に行きたいマティーは彼女に助けを求めます。その3人に加えて、成績優秀なアナと、将来有望なバスケ青年デスモンドとクスリ好きのアジア系の変わった男の子ロイがこの作戦に参加することになります。「ミーン・ガールズ」のDVDの予告に入っていた作品で、前から興味があったので、休み中に観てみました。厳密に言ってしまえば、あまり現実味がないけど、なかなかに面白かったです。高校生向けの映画なので、出演者はみんな若いのですが好感がもてるメンバーでした。ちなみに、スカーレット・ヨハンソン以外では、クリス・エバンス(カイル)やエリカ・クリステンセン(アナ)などが出演しています。みんなすごく演技が自然でした。ちなみに、デスモンド役の男の子は実際のバスケ選手だそうです。背が高くて、顔もハンサムで、すごくかっこよかったです。こんな特徴的な高校生が集まって、何かをすることって滅多にないと思うのですがこういうのも面白そうだなーと、思わせる演技でした。もちろん、テストの回答を盗むなんて悪いことなんですけどね。この映画の監督さんが1980年代に人気を博した「ブレックファスト・クラブ」をちょっと参考にしたと言っていました。こういう高校生の映画が好きなひとは、気に入ると思います。オススメです。
Nov 29, 2005
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ずっと前にアカデミー賞が発表されたときに、観たいなーと思った「サイドウェイ」、やっと見ました。ただいま、こちらは感謝祭の週末の最中で学校も4連休だったのですが、今年はホストファミリーのところに行く以外は勝手に一人で過ごすと決めて、DVDを3本借りてきました。あと二つも感想が書けるといいなーー。「サイドウェイ」って要するに、寄り道っていう意味ですよね。この映画は、まさに作家志望の冴えない中学校の教師マイルス(ポール・ジアマッティ)と結婚間近の冴えない俳優のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が結婚式1週間前にカリフォルニアで「寄り道」するお話です。どこに寄り道するかといえば、数々のワイン名所でマイルスはジャックの女好きに辟易しながら、ジャックはマイルスのワインのうんちくを聞くことにうんざりしながらも仲良く旅行していきます。その道中で、マイルスと同じくワインにやたら詳しいマヤ(ヴァージニア・マドセン)と奔放な彼女の友達ステファニー(サンドラ・オー)に出会います。R指定だけあって、ちょっとびっくりするようなシーンも多いのですが、大人の恋が描写されたかなり小粋な映画でした。出演している俳優さんたちもかなり上手でした。あの冴えないおっさん二人は、あの二人でなければ出来なかったと思います。絶対にリチャード・ギアとかは無理だと思います。ヴァージニア・マドセンも素敵な大人の女性を演じてました。あと10~15年くらいしたら、ああいう女性になりたいなと思わせる演技でした。自分の世界を持っていて、何かひとつのことについて情熱的に語れる、人のいいところを素直にみつけ、素直に受け止められる女性でした。サンドラ・オーも上手だったのですが、こんな奔放な役をアジア系の彼女が演じて、映画を観たアメリカ人がアジア系の人に変な偏見を持たないか、とか余計な心配をしてしまいました。ラストで思わず私は「ええええーーーー!!!」と叫んでしまいましたが、あのラストでよかったんだろうな、と見終わった後は思いました。ちょとほっとできるような、笑っちゃうような、背中を押されるようなちょっと不思議な映画でした。オススメです。
Nov 27, 2005
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らぶバトンでも紹介したチキン・リトル君の映画を観てきました。その名も「チキン・リトル」です。チキン・リトル君はある事件を境に、大人からは疎まれ、子どもたちからはいじめられ、お父さんもどう接したらいいか分からず・・・という感じのちょっとあわれな小さなにわとり君です。そんな彼ですが、地球で迷子になってしまったエイリアンの赤ちゃんを見つけ、ちゃんとエイリアンたちの両親に返そうと、友達とレスキューに乗り出すことにします。果たして、本当にレスキューすることが出来るのか、それともあわれなにわとり君のままなのか、というのがだいたいのお話です。最初のほうは、リトル君がかわいそう過ぎて、不覚にも、目頭がちょっと熱くなってしまいました。でも、「僕にだって、チャンスがあれば!!」と常に前向き姿勢の彼なので、涙は流さずにすみました。リトル君もすごくかわいいのだけど、彼の友達もすごくユニークで、かわいらしかったです。エイリアンの赤ちゃんもかわいくって、一緒に観ていた友達がキャラクター商品が出たら、絶対に買うと言っていました。私は水槽付ヘルメットをつけていて、ぶくぶく~くらいしかしゃべれないさかな君がお気に入りになりました。話じたいは単純で、たいしたことはないかもしれないけど、前向きなリトル君はかわいかったです。日本では、クリスマス直前に公開されるようです。けっこうオススメですよ♪リトル君をもっと知りたい方はこちらへ。↓http://www.disney.co.jp/movies/chicken/今、踊っているリトル君の動画も無料で配信しているらしい。↓http://broadband.biglobe.ne.jp/index_recommend.html?movieid=206814&bitrate=500k
Nov 23, 2005
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があつぼうさんから回ってきました。さっそく答えさせていただきます。Q1.ズバリ好きな人はいますか?家族、友達、松浦亜弥ちゃんほどじゃないけど、自分。俗に言う好きな人は、今はいない気がするけど、ちょっと前まで気になっていた人がふっきれてないかな、と思うことはあります。Q2.好きな男性有名人BEST3ディビット・シュワイマーというより、こちらで大人気のコメディドラマ「フレンズ」で彼が演じているロスが好きです。ロスは誠実で頭もいいんだけど、どうも不器用で憎めないところが好きです。でも、俳優業以外にドラマや映画のプロデュースも手がけているし、レイプ被害者のためにも、いろいろ働いているようだし、多方面で活躍しているというところも、彼の魅力のひとつだと思います。ガエル・ガルシア・ベルナルほんとかっこいいなぁと思います。彼の映画はあまり観たことがありませんが、「バッド・エデュケーション」の彼はすごく妖艶でした。パブロ・ピカソちょっと路線は変わって、アーティストです。男の人のアーティストでは、やっぱり彼が好き。私の部屋には、彼の絵のポスターが飾ってあります。Q3.好きな女性有名人BEST3ニコール・キッドマンニコール様です。彼女独特の声とアクセントのせいか、どの映画でも同じようなしゃべりに聞こえてしまうけど、どの役もうまくこなしている気がして好きです。彼女の映画でもっとも好きなのは、ムーラン・ルージュです。レイチェル・マクアダムスちょっと前の日記でも紹介した「きみに読む物語」のヒロインの彼女です。このあいだ友達に付き合って、また「ミーン・ガールズ」を観てしまいましたが、やっぱり演技がうまいな、と思いました。フリーダ・カーロ私の尊敬するアーティストです。彼女ほど、情熱と苦悩とともに人生を謳歌した人はいない、と思ってます。Q4.今、読んでる本は?正確に言えば読んでいた本なのですが、「ハリー・ポッターと混血のプリンス」ハリポタ大好きなポッタリアンです。映画もまあまあだけど、やっぱり本のハリポタが一番です。数日前に読み終えたけど、6作目もなかなかに面白かったな。Q5.好きなキャラクターは?小さいころから、全般的にディズニーものが好きです。大学1年生の頃は、ピグレットが好きでした。最近、よく見かけるたびに胸がキュンとなっているのはチキン・リトル君です。こちらで彼の映画が公開されていますが、興行成績がなかなかのようです。日本にはクリスマスあたりに、やってくるそうですよ。Q6.次にバトンをまわすブロガーさんをど~ぞ!依存症の会の女性陣のみなさん。あと、運恥バトンを回してくださったGAMERさん。よろしくお願いします~。
Nov 17, 2005
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GAMERさんから運恥バトンなるものを受け取りました。untiと読むそうです。あつぼうさんからも、ラブバトンをいただいたのでバトン続きとなりそうです。とりあえずは、このバトンから。1.今までで一番ラッキーだったことは?日本という先進国に生まれて、じぶんが受けたい教育を受けられること。あと、私の人生に大きな影響をもたらした高校に入れたのは奇跡じゃないかと、思っています。2.最近ラッキーだったことは?大学の女性センターの仕事をもらえたこと。この先、忙しくなりそうです。3.今までで一番アン・ラッキーだったことは?一番最後に付き合っていた彼氏に浮気されたこと。でも、起きるべきすることとして、起きたのかもとは思う。あのことがなければ、今の私はないわけだし。4.最近アン・ラッキーだったのは?とくに思い当たらないです。一つ言えば、親友の日本への飛行機が2日連続でキャンセルされたこと。でも、あれは飛行機会社が悪いです。5.今までで一番恥ずかしかったことは?中学のとき、私は塾に通っていました。で、その日の最後の学校の授業が体育だったのです。塾に遅れてしまう!!とものすごくあせっていた私はブラウスのボタンをとめないで、その上にセーターを着て、塾に行きました。しかし、塾の暖房が強くて、暑くなってしまったのでセーターを脱いでしまいました。友達に隠してもらって、あわててボタンをとめたけど、あれはあせったな。6.最近の恥は?友達の前で泥酔。(10日の日記、参照。)飲んだ量はそんなに多くなかったのですが、いつもよりずっとはやいペースで飲んでしまった、そしてその前に食べたものが脂っこい残り物だった、というのが原因だと思われます。しかし、ケーキを切りながら、ぐびぐび飲むというのは我ながら、ワイルドな行動だと思いました。(笑)このバトンを答えてみて思ったことは、私はやっぱりわりとポジティブ思考なんじゃないかなー、ということでした。こっち来てから、ちょっとネガティブになったかなーと思っていたのですが、やはり基本的には嫌なことも、しょうがなかったんじゃないかな、と思えるポジティブ思考のようです。バトンを渡してみたい方々依存症の会の男性陣のみなさん(女性陣にはラブバトンを回そうかな、と思っています)あと、回答がとびぬけておもしろそうなkaleidoscope3さん。(笑)
Nov 16, 2005
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久々に映画館で映画を観ました。ユマ・サーマンとメリル・ストリープ主演の"Prime"です。コメディなんだか、ドラマなんだか分からないような映画でした。ストーリーは、離婚したてのキャリアウーマンの女性ラフィー(ユマ・サーマン)が付き合い始めた14歳年下の男の子、デーヴは、彼女のカウンセラー、リサ(メリル・ストリープ)の息子でした、というもの。リサは保守的思考のユダヤ系アメリカンで、息子のデーヴがアーティストということにも賛同できないし、彼が婚前前にセックスするのも、ましてユダヤ系以外の女性と付き合うのもダメ、まして14歳年上の女性と付き合うなんて問題外だと思っています。カウンセラーという立場上、最初はラフィーの行動を奨励していた彼女ですが、ラフィーの相手が自分の息子と分かった途端、あわてふためいてしまいます。こちらで製作された映画って起承転結がちゃんとあって、山あり谷ありという展開が多いのですが、この作品はなんか淡々としていて、こちらの映画としては変わった印象を受けました。ユマ・サーマンとメリル・ストリープがコメディ主演というのも、ちょと意外な気がしました。カメラアングルとかも、普通の映画と違っていて、面白かったです。一緒に見に行ったほかの友達は、あんまり面白くなかったみたいだけど、私はけっこう気に入りました。日本にもし輸入されたら、観賞してみてはいかがでしょうか。
Nov 15, 2005
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私の誕生日は1週間ほど前だったのですが、私23歳にして、やってしまいました。その名も・・・・泥酔友達は一生に一回はこういうことあるよ~と言ってくれましたが、本人は実際は大変情けなく思うのです。ああ~、友達の前ではあんな気持ち悪くなりたくなかったです。でも、喧嘩などはしなくてよかったです。しかし、しばらくお酒は飲みたくないぞと思いました。泥酔意外は素敵なことばかりで、サプライズが2回もあったり、友達からメールや手紙、プレゼントをもらったりしました。ここにいつも遊びに来てくださるみなさんからもお祝いの言葉をいただきましたし。ありがとうございました♪こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
Nov 10, 2005
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今のところ、日本で公開されているレイチェル・マクアダムス3大作品のひとつ、そしてその中でも最も話題になっているであろう「きみに読む物語」をついに見ることが出来ました。レイチェル・マクアダムス扮する身分の高いお嬢様とライアン・ゴスリング扮する労働者階級の青年の純愛ドラマです。で、その話をある不思議なおじいさんが、記憶喪失になってしまっているおばあさんに読み聞かせるというお話。まさに「きみに読む物語」ですね。素敵な邦題です。そういえば、日本でも「冬ソナ」だの「セカチュー」だの純愛ものが流行っていたそうですね。もしかして、この映画もその流行に便乗できたのでしょうか。こちらでも、最初は単館扱いだったのに、どんどん人気が出てきて最後のほうにはいろんな人の話題になってました。レイチェル・マクアダムスは、やはり素敵でした。この映画からにじみ出るかわいらしさからは、『ミーン・ガールズ』の彼女は想像できません。途中でクラシックな赤い水着を着て、海辺でライアン・ゴスリングと"Sailor Birrrrrrd~!!"はしゃぐシーンがとても可愛かったです。ライアン・ゴスリングも私の好みのお顔でした。飄々としているのだけど、刺激的な雰囲気をよく醸し出してました。時代設定がかなり昔なので、お高いレイチェルの母親(ちなみに、ジョアン・アレン)が戸惑うエピソードや、第2次世界大戦のエピソードも交じっていて、なかなかによく出来た映画だなぁと思いました。展開はかなりゆっくりなので、ちょっと眠くなってしまいましたが。久しくこんなお互いを思いやる純愛をしてないな~とちょっと切なくなってしまった23歳目前(というか実は日本時間では今日、誕生日。)のchiquititaでした。
Nov 1, 2005
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