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メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ Maison Roche de Bellene のシャルム・シャンベルタン Charmes-Chambertin Grand Cru 2008。このワインは2024年にセット物で購入したワインで、一緒に購入した他のワインのことを考えると1万円台前半ぐらいなのだろうと思う。ロッシュ・ド・ベレーヌはニコラ・ポテル Nicolas Potel 氏が運営するドメーヌ兼ネゴシアンで、このワインはネゴシアンもの。コルクには生産者名は入っておらず、畑とヴィンテージのみが記載されていた。ワインは、色調は全体に少し褪色が見られ、もう飲み頃と言って良いと思うが、酸が強めの味わいと、旺盛なタンニンのせいで単独で飲むのは少し厳しく、赤身の肉を食べながら楽しみたい。悪くないワインだが、1万円超の値段(調べてみたら単品販売では3万円超の値段をつけている店もあった)を考えると再購入はしないだろうなと思う。裏ラベルに3000本生産されたうちの818本目という記載があった。コルクは50mmの長さで質はまあまあ。状態は良好。
2025年01月25日

デュジャック Dujac のクロ・ド・ラ・ロシュ特級畑 Clos de la Roche Grand Cru 2002。このワインは2004年に購入して寝かせておいたもの。デュジャックという生産者にはあまり思い入れはなく、あまり購入してなかったので飲む機会も少ない。調べてみたらデュジャックを飲んだのは2018年に2002年もののシャルム・シャンベルタンを飲んだのが最後だった。クロ・ド・ラ・ロシュについては、2011年に1995年ものを飲んだのが唯一の機会であった。今回開けたワインはちょうど飲み頃。色調はエッジが褪色した中程度の濃さのルビー色。ドライフルーツっぽいニュアンスを感じる赤系果実、マッシュルーム、腐葉土の香り。ミディアム・ボディ(アルコール度数表示は13%)で、優雅で凝縮感のある果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしい。タンニンは解けきっていて単独で飲んでも気にならない。購入当時は1万円台半ばで買えたので、3本ぐらい買っておくんだったなあと後悔。レストランに持ち込んだのでコルクの写真はなし。
2025年01月18日

ジャン=マルク・ブロカール Jean-Marc Brocard のシャブリ特級プリューズ Chablis Preuses 2010。去年バックヴィンテージが売り出されているのを見つけて購入したもの。セット物だったので、このワインの価格ははっきりしないが、多分10,000円弱ぐらいの扱いだろうと思う。リリース時の価格の倍ぐらいになっていたが、10年余りの保管コストを考えれば仕方のないところだろう。飲んでみた印象は飲み頃初期というところだろうか。色調は少し緑がかった薄めのレモン色。火打ち石、レモン、焼き栗の香り。ミディアム・ボディ(アルコール度数表示は13%)で、引き締まった果実味と強靭な酸が印象的で、ミネラルたっぷりの味わい。このボトルに関して言えば、あと10年ぐらいは飲み頃が続きそうな感じである。コルクは50mm長のディアム・コルク。初期のもののせいか保証年数の記載なし。
2025年01月12日
周辺の音を遮断せずに聞くことのできるイヤホンが欲しくなって、Shokz AFT-EP-000024 OPENMOVE を購入した。1週間あまり使ってみての感想。良かった点◯ 期待通り周辺の音を拾える。◯ 圧迫感が少ない。不満な点◯ 音域が狭い。低音も高音もカットされた感じで、一昔前のテレビの音みたい。正直、音楽鑑賞にはとても使えない。安い密閉型イヤホンのほうがまだまし。しかし、この開放感は貴重。要は使い方しだいということか。
2025年01月04日

マルキ・ダンジェルヴィーユ Marquis d'Angerville のヴォルネイ一級クロ・ド・デュック Volnay 1er Cru Clos des Ducs 2005。ダンジェルヴィーユのワインは結構好みでそれなりの数を購入しており、調べてみるとこのワインが22本目。ここもコート・ド・ニュイの人気ドメーヌほどではないけれど、それなりに高騰しており、2013年に2003年もののヴォルネイ一級シャンパンを購入したのを最後にその後は買ってないので、このワインがダンジェルヴィーユの最後の1本。ブルゴーニュ赤の2005年は良年だが熟成に時間がかかるワインが多く、このワインも本当はもっと待ちたかったのだが、元気なうちに飲みたいので思い切って抜栓。飲んでみた印象としては、まだまだ早かった。色調はエッジに僅かな褪色が見られる中程度の濃さのルビー色。赤:黒=6:4という感じの果実の香り、腐葉土、マッシュルームの香り。ミディアム~フル・ボディ(アルコール度数表示は13.5%)で、果実味はしっかりしており、酸も綺麗だが、現時点ではまだタンニンが強く、飲み頃にはまだ早い感じ。あと10年以上元気に過ごせる自信があるのであれば、最低5年、できれば10年待ったほうが良いだろう。コルク長は50mmの良質なもの。状態は極上。
2025年01月03日

今年の「芸能人格付けチェック」で100万円銘柄のワインとしてアルマン・ルソー Armand Rousseau シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ Chambertin Clos de Bèze Grand Cru の2011年ものが採用されていた。2011年のルソーのワインとなると、まだまだ飲み頃には早いんじゃないかなあと思って、楽しみながら観ていたのだが、これも良い機会と思って、2002年もののクロ・ド・ベーズを開けることにした。今では大人気でとんでもない価格になってしまったが、私がこのワインを購入した2004年の時点では、2万円ちょっと出せば購入可能であり、両デュガと呼ばれたクロード・デュガ Claude Dugat とベルナール・デュガ=ピィのシャルム・シャンベルタン Charmes-Chambertin Grand Cru の方が遥かに高かった。ルソーのワインは最初の一口の印象は強くないけれど、いつの間にか飲み進んでしまうという感じのワインで、最初の一口のインパクトが強い両デュガとは対照的。思い返せば2004年頃は両デュガのようなスタイルが人気で、ルソーのようなスタイルはあまり人気がなかったようだ。ワインだが今まさに飲み頃という感じ。色調はエッジが褪色した薄めのルビー色。赤系果実、マッシュルーム、腐葉土の香り。ミディアム・ボディ(アルコール度数表示は13%)で、繊細かつ優美な果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしい。タンニンは解けきっていて単独で飲んでも楽しめる。傑作である。コルクは54mm長の長くて良質なもの。ワインの染み込みは部分的に半分くらいまで見られるが状態は良い方。
2025年01月02日

アンリ・ボワイヨ Henri Boillot のコルトン・シャルルマーニュ Corton-Charlemagne Grand Cru 2005。アンリ・ボワイヨは自社畑から生産するドメーヌものと買いぶどう等からつくるネゴシアンものがあるが、このコルトン・シャルルマーニュはネゴシアンもの。このワインは2007年に購入して寝かしておいたもの。当時の購入価格は1万円代なかば。色調は少し琥珀色っぽい濃いめの金色。ブランデーのニュアンスを感じる焼き栗、ハチミツ漬けの白桃のような香り。フル・ボディ(アルコール度数表示は14%)で重厚な果実味としっかりした酸のハーモニーが素晴らしい。ミネラル感もたっぷりで、スケール感満点のコルトン・シャルルマーニュ。個人的な好みからすると、もう少し早く飲みたかったが、今でも十分美味しい。コルクは50mm長の良質なもの。状態は良好。コルクに液漏れはないのだけど、上面には白カビが生えていた。決して珍しい現象ではなく、何度も見たことがある。こういった状態のコルクを見て以来、ワインがボトルに残っている間、私は抜き取ったコルクを逆刺しすることをしなくなった。ワインショップや百貨店で試飲用のワインに抜き取ったコルクを逆刺ししていることはよく見かけるのだが、コルク上面にはカビがついているかもと考えると、あまり試飲したくないなあと思ってしまう。
2025年01月01日
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