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2010.01.31
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カテゴリ: アートと自然
今日はブログ友達の夢香里さんを誘って、大学時代の友人の二つの個展に行ってきました。

栗本夏樹 漆展 ー紙の器ー 2/7まで開催
栗本夏樹展
漆の技法を伝統にとらわれずに自由に表現されてる造形作家さんです。ずっと彼の作品を見てきました。純粋なオブジェクトを手がけてきた栗本さんが満を持して、生活道具の領域での作品作りをされています。今回の個展では木地に紙を使っています。紙と一言に言っても形はさまざまで、紙管をカットしたもの、テープ状のものを巻いたもの、産業用のケナフ入り強化素材などいろいろな紙素材に挑戦されています。下地素材によって漆の風合いが微妙に変化する面白さだけでなく、紙素材を使うことで高価な漆器をカジュアルな日常の器として提案されているところが新しいなと感じました。

漆好きの夢香里さんのブログでは栗本さんの作品がもっと大きく見られます。 Y's Cafe こちらからどうぞ。


片山みやび展…灯りをともして…  本日まで
片山みやび展

片山さんの作品展は本当に久しぶりです。カラフルでふわっとした作品がなんともいえずあたたかい気持ちにさせてくれるのです。今回は北欧を旅された後の作品で、めずらしくモノトーンの小さな水彩画が並んでいました。これは自宅で楽しむにはとてもいいかんじです。みやびさんのファンで2作目がほしいという人なら買いやすい値段でしたし、小さな空間には洒落たかんじでよいなと思いました。

二つの展覧会で感じたことは、アート作品も景気の影響を受けるのだということ。栗本さんも片山さんも、アーティストであると同時に買う人の立場にたって「売る」ことを意識したものづくりをしていました。私自身も今回初めて自分もアートを買って生活の中で楽しんでみようかなと思いましたし。栗本さんもほかの人の作品を買うそうです。そうすることで、買う人の気持ちがよくわかるのだそうです。今日は「買う」心構えができていなかったけど、これからはそういうことも意識してギャラリーに行こうと思います。





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Last updated  2010.02.01 00:14:38


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