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2012.06.14
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カテゴリ: 飛鳥里山クラブ
飛鳥里山クラブ養成講座5回目。「里山つくり隊」による、雑木林を再生する活動や現代生活にあった明日香村独自の里山つくりの考え方について学びました。午前中は主に座学。午後はフィールドワークです。野外では活動範囲を一通り見て周り、その後下草刈り、かまの刃研ぎの実習でした。


貴重な自生するササユリ群生地です。笹が腰あたりまで伸びて近づけません。この後、草刈をやってササユリを保護しました。刺さっている竹はササユリがあることを示し、整備業者が過って一緒に刈ってしまわないようにしています。ササユリは本当に綺麗でした。
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ホタルブクロ。一瞬自生か?と思われがちですが、植えたものです。
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ナデシコ。こちらも植えたものです。
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この辺りでは「万葉の植物」と称するものを苗床で栽培し、ある程度大きな苗になってからあちらこちらに植え替えています。それらが群生になるまで育てるのはかなりの労力がいるようです。やはり勢いのある雑草に負けてしまいますので。
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「里山つくり隊」の森づくりの方針の一つに「多種多様」があります。森は放っておくと単一品種が蔓延り、里山の魅力のひとつでもある豊かな生態系がなくなってしまいます。また植林された杉や檜なども伐採された後は、クヌギなどを植えて雑木林を作ろうとされています。

タラヨウ。別名「葉書の木」。裏側をひっかくと黒くなる。文字も書けるので切手を貼れば葉書として使えます。
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クリの花。
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肉桂。ハーブティーとして使えます。葉脈の入り方が独特なので、食卓の飾りに使っても面白そう。
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作業が終わった後は道具の手入れ。カマの刃を砥石で研ぎます。これは家でもやってるので、オテノモノ…
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梅雨時でお天気が心配でしたが、よく晴れて暑かったけれど、雨で泥だらけになるよりははるかに良かったです。ここには書ききれないほどの「里山つくり隊」の方々の苦労話や、それ以上の自然の恵みを利用した楽しいイベントの話を聞いて、またワクワクして帰ってきました。

次回は紅花染色体験です。これも楽しみ~♪





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Last updated  2012.06.14 22:27:20
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