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2012.06.28
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カテゴリ: 飛鳥里山クラブ
飛鳥里山クラブ養成講座6回目。明日香村で野草を摘んで染色体験をしてきました。
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明日香村は田植えも終わり、水面に周囲の景色が映って綺麗です。
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午前中は染めに使える野草や、ベニバナを摘みに里山クラブの畑に行きました。話を聞くより、まずは労働ってかんじです。草木染めにはハルジオン、セイタカアワダチソウ、クズ、ヨモギ、ワラビなどを使います。いずれも煮出すとよく色が出る草で、しかも毒がありません。ベニバナは秘密の畑に行ったんですが、今年は不作で雑草に負けていました。あんまり手入れしてなかったのかな。。。もどってきてすぐに染料つくり。お昼を食べてから、柄を作る作業と染め付けです。


ベニバナ染色には中国製の乾燥品を主に使います。花の先の花びらだけを使うんですが、棘があって指先が赤く血に染まりそう。日本じゃ人件費が高くてとてもじゃないけど割に合わないそうです。今しがた摘んだ生の花も混ぜて使いました。工程は話すと長くなりますので省略~基本的には水と中和剤(クエン酸)を使って染めます。
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こちらは草木染。摘んだ野草を鍋にぶち込んで蒸しながら色を煮出します。水は後で少しずつ足して必要な量にします。媒染となるミョウバン液に布を浸して染めます。
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模様は輪ゴムや割り箸を使って絞り染めに。あまり考える時間はありませんでしたが、先生の経験だと考えたからといって、思い通りには上がらないので、直感でやれ!と…染め上げたものは干して、品評会♪みんなで誉めあう
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左から綿の草木染め(ユニクロのタンクトップ)、シルクのベニバナ染め、綿のベニバナ染め。
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草木染めは本来は黄色なんですね。モスグリーンのものがよく売っていますが、あれは木酢で黒い染料を作って二重に染めたものです。今回も用意されていたんですが、私は黄色のまま残しました。モスグリーンの方が草木染めのイメージに合い、高く売れるそうです。






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Last updated  2012.06.29 09:42:29
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