《櫻井ジャーナル》

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2011.08.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 ロシアのニュース放送局 RT 18日 にも原発が危機的な状況にあるとする報道をしている。

 また早い段階から田中三彦さんが指摘していたように、津波の前、地震で原子炉が深刻なダメージを受けていたともRTは17日に伝えている。(この件については8月17日付けの インディペンデント紙 も伝えている)地割れの話は8月上旬にインターネット上で流れていたが、どうやら、この噂は正しい可能性が高まった。

 炉心が溶融して圧力容器の底を突き抜け、格納容器の底に落ちているならば、底部のコンクリートに入り込んでいると推測できる。効率よく冷却できるような状態だとは思えないので、予想されていたように、現在も沈み込みつつあると考えるべきだろう。

 そうした状態では、すぐに鋼が融けてしまうと思われ、遅かれ早かれ地中へ出てしまうと覚悟するべきだ。いわゆる「チャイナ・シンドローム」の状態である。そうなると、広島市立大学広島平和研究所のロバート・ジェイコブス准教授が言うように、数値が安定しているように見えても、単に測定している場所から溶融物が離れているだけということになる。

 7月の下旬から福島第一原発の近くで起こった比較的大きな地震を拾ってみると、まず7月25日にM 6.2(最大震度5弱)、31日にM 6.4(最大震度5強)、8月5日にM 4.8(最大震度4)、12日にM 6.0(最大震度5弱)、19日にM 6.8(最大震度5弱)など。3月11日の地震で施設も地盤も痛んでいる可能性が高く、こうした地震で破壊が進んでも不思議ではない。





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最終更新日  2011.08.20 05:37:41


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