《櫻井ジャーナル》

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2011.11.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類
クリスマスの頃にイスラエルはイランを攻撃する可能性 IAEA(国際原子力機関)が発表したイランの核開発に関する報告書 が攻撃を正当化する根拠にされそうだ。

 この報告書が出された後、 イスラエル政府の高官はモハメド・エルバラダイ前IAEA事務局長を「イランのスパイ」だと中傷 している。自分たちの思い描くシナリオに反する発言をしていたからだろうが、それより天野之弥事務局長をアメリカの操り人形と見る人が多数派だろう。 天野事務局長とアメリカとの親密な関係は、アメリカ国務省の「お墨付き」 だ。

 IAEAの報告書でイランの核兵器開発が裏づけられたと考えている人はほとんどいないだろう。報告書の情報源だと見られているアメリカやイスラエルもそうだろう。報告書を読んですぐに気がつくのは、may、might、couldといった単語。要するに、「かもしれない」という次元の話であり、結論をひとことで表現するならば、「証拠はないが、怪しい」だ。

 しかも、ロシアの科学者に関する情報で大きな間違いも指摘されている。

 ロシアがイランの核開発に協力していることは公にされた事実。秘密でも何でもない。イランの核施設を制御するコンピュータにウイルスが組み込まれていることに気づき、大事故を防いだのもそうしたロシアの専門家だったと言われている。



 国の資産を吸い上げている巨大資本にとって戦争は願ってもないビジネスチャンスなのかもしれないが、アフガニスタンを先制攻撃して以来、アメリカの国力は急速に低下している。イラン攻撃で止めを刺されるのは、アメリカかもしれない。





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最終更新日  2011.11.11 03:08:44


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