《櫻井ジャーナル》

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2017.07.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
デリゾールでの戦闘でもダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走していると伝えられている。こうした状況を見て住民の一部も立ち上がってダーイッシュのリーダーたち数人を殺害、副司令官を含む幹部3名は脱出したという。

2015年にロシア軍がシリア政府の要請で軍事介入して以来、アメリカ、サウジアラビア、イスラエルを中心とする侵略勢力に雇われた傭兵集団は押されはじめ、兵力の集中が図られてきた。

去年の10月、モスルからダーイッシュの部隊が逃げ出した際、アメリカやサウジアラビアはその「ムジャヒディン」を攻撃せず、 シリアのデリゾールやパルミラへ安全に移動させる ことで両国はダーイッシュと合意していた。アメリカ側は9000人程度の戦闘員を移動させるつもりだったようだが、思惑通りに進んだかどうかは不明。こうしたアメリカ主導軍の姿勢にイラク政府軍側は不満を抱いていたと言われている。

しかし、デリゾールでの戦況が悪くなった今年3月にアメリカ軍はヘリコプターを使い、モスルやデリゾールからダーイッシュの指揮官たちを救出している。( ココ ココ )その後、ダーイッシュはラッカに集結して政府軍による制圧を防ぐ形になった。アメリカ軍が到着するとデリゾールへ向かうが、残った部隊はアメリア主導軍に攻撃されている。

ダーイッシュやアル・カイダ系武装集団の敗色が濃厚になった2016年9月、バラク・オバマ政権は特殊部隊をシリア北部にある7つの基地へ派遣、今年に入って第11海兵遠征部隊がシリアで戦闘態勢を整えたと報道されている。傭兵に頼れなくなり、自国軍を投入したということだ。

シリアの南部にはイスラエルがあるが、ヨルダンにはアメリカとイギリスが拠点を築き、そこからシリア政府の承認をえないまま特殊部隊をシリア領内、バグダッドとダマスカスを結ぶ幹線が通るアル・タンフへ侵入させ、シリア政府軍を攻撃している。






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最終更新日  2017.07.14 04:38:20


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