《櫻井ジャーナル》

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2021.01.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 人間世界はCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動で麻痺状態にある。この感染症は伝染力が強力、無症状者も感染を広げ、しかも「新型」のために効果的な治療法がなく、ワクチンの接種が必要だと宣伝されてきた。PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査で陽性になった人は感染者と見なされ、拘束されている。

 そうした拘束を拒否する人に対し、菅義偉首相は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金を課そうとしている。そうした罰則を導入しなければならないほどコロナ対策への反発が強まっているということ。「緊急事態宣言」が遅かったと考える人は、早ければ厳しい対策は必要なかったと錯覚しているからだろう。

 WHO(世界保健機関)、政府、自治体、有力メディアなどは恐怖を煽っているCOVID-19だが、それほど恐ろしい病気なのかどうか疑問に感じるの人が出てくるのも当然だ。ワクチンでは副作用だけでなく死者が出ているとも報告されている。

 今回の騒動はWHO(世界保健機関)がパンデミックを3月11日に宣言してから始まった。2019年12月31日に武漢で原因不明の肺炎患者が見つかったとする中国からの報告を受けてのこと。1月にはコロナウイルスが原因だとされ、ICTV(国際ウイルス分類委員会)は2月11日にSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)という名称を採用した。このウイルスによって引き起こされるとされる病気をWHOはCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)と呼んでいる。この感染症について、簡単に振り返ってみたい。

 感染が拡大していることを示す根拠として利用されているPCRは任意の遺伝子、あるいはゲノムの領域を指数関数的に増やす技術。アメリカの生化学者、キャリー・マリスが1983年に開発、その功績で1993年にノーベル化学賞を受賞している。COVID-19の場合、中国の学者が発表した遺伝子配列の数百分の一の領域を複製している。PCRはウイルスを発見するための技術ではなく、技術の進歩があってもその本質に変化はない。​ その点はマリス自身も注意していた ​。

 しかし、それでもPCRを信奉する人は少なくない。そこで存在しない伝染病が存在すると錯覚するということが引き起こされる。そうしたことが起こりえると​ ニューヨーク・タイムズ紙は2007年1月22日の記事で指摘 ​していた。






 この記事が具体例として取り上げたのは、アメリカのニューハンプシャー州にあるダートマース・ヒッチコック医療センターで2006年4月にあったケース。ひとりの医師が2週間ほど咳き込みはじめ、他の医療関係者も咳をするようになる。

 そこで医療センターで働く1000名近くが簡易検査を受け、勤務から外される。そのうち142名が感染しているとされ、数千名がワクチンを接種する事態になったのだが、何人かは本格的な検査の結果、百日咳菌に感染していた人は確認されず、通常の風邪だった可能性が高いことがわかる。騒動が始まってから8カ月後、関係者は伝染病が発生したとする警報はまちがいだったことを知らされた。

 こうした間違いを引き起こした原因のひとつがPCRのような高感度の簡易検査だと指摘されている。PCRを過度に信じることは存在しない伝染病の幻影を作り出すことになるということだ。こうしたことは2007年の時点で少なくともニューヨーク・タイムズ紙や一部の専門家は認識していたはずでで、WHOは熟知していなければならなかった。アメリカの​ FDA(食品医薬品局)はPCRによってSARS-CoV-2の存在を正確に調べることはできないと認めている ​。

 COVID-19の場合、症状は通常の風邪やインフルエンザと区別できないとされている。風邪やインフルエンザをCOVID-19だとすることができるとも言えるだろう。インフルエンザは毎年少なからぬ死者を出しているが、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)は今シーズン、インフルエンザに関するデータを集めないと発表している。

 武漢がある湖北省の当局者によると、2020年3月25日にCOVID-19の新たな感染者はいなかったという。早い段階から中国ではインターフェロン・アルファ2bが使われ、有効だったとされている。

 この薬はリンパ球を刺激して免疫能力を高める効果があり、キューバで研究が進んでいる。キューバでは1981年にデング熱が流行、その際に有効だったことから注目されるようになったという。ちなみに、この流行はアメリカによる攻撃だったと見られている。

 中国でもインターフェロン・アルファ2bは注目されていたようで、その製造工場が吉林省長春にある。今回の件で中国の習近平国家主席がキューバのミゲル・ディアス-カネル大統領に謝意を述べたとも伝えられている。

 抗マラリア剤のクロロキンやヒドロキシクロロキン(クロロキンにヒドロキシル基をつけた構造)がCOVID-19に有効だとするとも指摘されていた。​ フランスの著名な微生物学者、ディジェ・ラウルを含むグループは3月、ヒドロキシクロロキンを抗生物質のアジスロマイシンと一緒に処方すると効果が上がると報告 ​している。このコンビネーションが有効だとアメリカ人医師のグループも指摘している。

 クロロキンがコロナウイルスに対して有効だとする論文も存在する。​ 2005年8月22日、ウイルス・ジャーナルというNIH(国立衛生研究所)の公式刊行物に掲載 ​された。

 一方、ヒドロキシクロロキンのCOVID-19に対する有効性を否定する論文がイギリスのランセット誌とアメリカのニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に掲載されている。ランセット誌に掲載されたのは5月22日、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌に掲載されたのは6月3日(オリジナルは5月1日)のことだ。

 ところが、ふたつの論文が依拠しているサージスフィアのデータが信頼できないことが発覚、両誌はそれぞれ掲載した論文を撤回している。サージスフィアの分析能力に疑問が持たれているだけでなく、データそのものが存在しない疑いがあるのだ。

 こうした医薬品の有効性を否定する「権威」は、効果が定かでないギリアド・サイエンシズのレムデシビルなる抗ウイルス薬やワクチンの使用を推進してきた。その背景には世界をファシズム化しようとする勢力が存在している。






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最終更新日  2021.01.25 10:32:03


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