《櫻井ジャーナル》

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

サイド自由欄

寄付/カンパのお願い

巣鴨信用金庫
店番号:002(大塚支店)
預金種目:普通
口座番号:0002105
口座名:櫻井春彦

2021.12.11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

 12月3日現在、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」を接種した後に死亡した人の数は前の週より354名増え、1万9886名に達した。この数値はアメリカのCDC(疾病予防管理センター)とFDA(食品医薬品局)が共同で運用している​ VAERS(ワクチン有害事象報告システム) ​への自主的な報告に基づいている。過去の例から実際の1%未満あるいは10%程度と言われている、実際はこの10倍から100倍、つまり数十万人に達すと見られている。


 こうしたワクチンの副作用を誤魔化すため、「変異種」を登場させて脅してきた。最近はボツワナで発見されたという「オミクロン」を新たな悪霊として使っているが、ボツワナとほぼ同時に見つかった南アフリカでは入院患者が増えず、深刻な事態とは言えないという。これは​ 南アフリカ政府の主席顧問を務めるバリー・シューブの話 ​だ。

 しかし、それでも人びとの行動を制限し、「COVID-19ワクチン」の接種を推進しなけらばならず、「先手を打つ」というようなことを言っている。新たな恐ろしい悪霊が必要になってきたとも言えるだろう。「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」に続く「SARS3」を投入する時期が近づいているかもしれない。

 世界を「リセット」させつつある「COVID-19騒動」の中心にいるのはNIAID(国立アレルギー感染症研究所)のアンソニー・ファウチ所長だ。1984年11月からこのポストに収まっている。このファウチの実態に迫るロバート・ケネディ・ジュリアの本(Robert F. Kennedy Jr., “The Real Anthony Fauci,” Skyhorse Publishint, 2021)が出版された。この本を開くと、約半分がエイズ(後天性免疫不全症候群)の話だということがわかる。

 ファウチがNIAIDの所長に就任した当時、世界は「エイズ」で揺れていた。感染症の脅威が弱まり、CDC(疾病予防管理センター)やNIAIDの存在意義が薄らいでいたのだが、新たな「感染症」の出現によって、そうした機関への予算が膨らんでいった。そうした動きの中心にファウチがいたということである。

 ファウチが重要な役割を果たしているというだけでなく、エイズとCOVID-19には共通項が少なくない。ケネディは著作の中で、エイズとCOVID-19の構図は基本的に同じだと指摘している。

 エイズの原因はHIV(ヒト免疫不全ウイルス)だとされているが、それを証明する論文は存在しない。COVID-19でも原因だとされるSARS-CoV-2が単離されていない。HIVを発見、2008年にノーベル生理学医学賞を受賞したパスツール研究所のリュック・モンタニエは1990年6月、サンフランシスコで開かれたエイズに関する会議でHIVは無害かもしれないと語っている。その前からそうした指摘をしていた著名な学者もいるが、その指摘をした後、「村八分」的な状況になった。

 エイズが「感染症」で、感染が広まっているとする話を成立させる仕掛けもCOVID-19と同じように、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査だった。この検査で陽性になった人を感染者と見なしていたが、使い方によって偽陽性が多くなることはCOVID-19と同じ。しかもHIVそのものを探すことはできない。そもそもHIVがエイズを引き起こすという説に疑問がある。

 PCRを開発、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスもこの問題について語っていた。この技術は分析が目的であり、診断に使うべきでないと語っていたのだ。PCRがエイズの診断に使われていたことからエイズについて調べているが、その結果、エイズの原因がHIVだということを示す論文がないことを知り、HIV原因説に疑問を持つようになったようだ。この説を広める上で重要な役割を果たしたファウチとマリスは対立することになる。

 このマリスは2019年8月7日、パンデミック騒動が始まる半年ほど前にカリフォルニア州の自宅で肺炎によって死亡している。COVID-19でもPCRが使われてきたが、生きていたなら、マリスはこの問題でも何らかの発言をしただろう。ファウチと対立した可能性は高い。

 エイズの場合でもPCR検査で陽性になると感染していると判断され、「AZT(アジドチミジン、現在はジブドブジンと呼ぶ)」が投与されてきた。この薬は癌の治療薬として開発されたが、副作用が強く、使えなかったという。それがエイズによって復活したのだが、副作用がなくなったわけではない。

 PCRで陽性になってもHIVに感染しているとは限らず、しかもHIVは少なくとも単独では無害だとも言われている。そもそもエイズなる病気は存在しないという人もいる。さまざまな病気の原因をHIVだということにしているだけだというのだ。エイズには謎が多い。

 健康な人がAZTで死んでいる可能性があり、エイズで死んだとされる人の相当数は薬の副作用が原因ではないかとも言われている。この点もリスクの高い「ワクチン」を接種しているCOVID-19と似ている。COVID-19の問題はエイズの問題と密接に結びついていると言えるだろう。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.12.11 11:30:23


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: