全7件 (7件中 1-7件目)
1
日頃、離婚に関するご相談を受けていますと、内心、こちらも閉口してしまうような話を聞かされることがあります。それは、犯罪を犯していることについての自覚が足りない人からの相談ですね。暴力を振るったとか、相手に怪我をさせたとかいう場合は、さすがに通常、自覚ができるのですが、離婚届を偽造して役所に受理させたら犯罪になりかねないということを自覚できていない人が稀にいます。私も離婚届を偽造して役所に受理させた人から相談を受けたことがありますが、あまりに思慮が浅いので閉口してしまいました(私より15歳くらい年下だったと思いますが、いわゆる「タメ口」で私に相談してきました(笑))。こういう人格は、心理学のテーマとしては興味深いかもしれませんね。さて、報道によると、札幌のパチンコ店従業員の男が、重婚をし、かつ有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕されたそうです。まだ21歳のこの男は、妻に内緒で偽造した離婚届を提出し、さらに別の女性との婚姻届を提出したらしい。ところがなんと、勝手に離婚届が提出されたことを知った妻が重婚相手の女性宅を訪れたところ、この男は重婚相手とも既に離婚して別の女性と交際していたんだとか。そして更に、その女性とも別れ、この男の祖母宅にいるところを逮捕されたようです。この男は、結婚するには十分成熟していなかったようですね。男の供述によると、「女性を好きになるのも、飽きるのも早いからやった」と容疑を認めているそうです。いわゆる結婚詐欺師というのは、結婚すると相手に思わせて、その実、お金を巻き上げる輩をいいますが、この男は、それとはまた違う人種ですよね。安易に結婚さえしなければ、その才能を生かせる職業があったかもしれません。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/25
コメント(10)
去年の行政書士試験の記述式問題で、「裁判所が原告適格を欠いた者からの訴えを却下する」ということが理解できているか、ちゃんとこのようなテクニカル・タームを入れて解答できるかが問われ、面食らった人もいたのではないでしょうか。大体、「却下」と「棄却」の違いも知らずに行政書士試験の受験をしてきた人が多かったはずだと、私は推量しています(いいんです、いいんです)。ただ、この傾向が続くなら、行政書士に裁判は関係ないなどとは言っていられませんから、きちんと基礎法学の一環だと思って、対策を立てる必要がありますね(訴訟代理人にこそなりませんが、行政書士も民事法務の仕事をする職業ですし)。さて、では表題の訴訟の当事者(原告、被告)には誰がなれるのかという話をしましょう。この訴訟の当事者能力は、簡単に言うと、民法の権利能力とほぼ同じです(その他特別に認められるものがありますが)。ですから、自然人と法人には基本的に当事者能力があり、法人格(権利能力)なき社団については、活動、運営、資産管理の方法などにおいて一定の要件を満たしているとみなされた場合に限り、当事者能力があるとされることになります。はい、はい、権利能力なき社団のところは、労働組合などを想像すればいいですね(比較的最近の判例では、預託金会員制ゴルフクラブにも当事者能力が認められていますよ)。ところで、訴訟の当事者になれるということと、実際に単独で有効な訴訟行為をすることができると言うこと(訴訟能力)とはちょっと違うので、この点については、また今度お話しますね。・・・ということで、今日はここまで。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/23
コメント(8)
離婚先進国(?)といえばアメリカですが、そのアメリカの離婚率が2005年は極めて少なかったということがわかりました。報道によると、同年のアメリカの離婚率(人口1000人当たりの離婚数)は3.6件で、過去30年余で最少レベルになっているそうです。専門家の分析によると、入籍しないカップルが増えていることや高学歴者の離婚率が大幅に下がっているからなんだとか。ピーク時の1981年には離婚率が5・27件もあったのに、以後低下し続けているらしい。しかも、人口統計学の専門家によると、大卒の人の離婚率はこの20年間で3分の1になったのに対し、大学教育を受けていないか、裕福でない人の離婚率はあまり変わらなかったようです。高学歴のアメリカ人が、結婚に対して慎重になりつつあるということなのでしょうか。それから、高学歴の女性の方が仕事を持っている率が高く、「妻が仕事を持つ方が結婚生活を安定させるとの認識が広がっている」というのが今のアメリカの状況だそうな。これが5年後の日本の姿となるかどうかわかりませんが、これから結婚を考えている人は、とりあえず覚えておきます?遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/15
コメント(14)
芸能界もドロドロすると、仕事に影響しますね。男女の永遠のテーマです。さて、報道によると、マイ・リトル・ラバーのakkoさんが、夫で音楽プロデューサーの小林武史さんと近く離婚するそうです。小林さんが歌手の一青窈さんとの不倫交際を続けているため、昨年から離婚に向けた協議をしていたらしい。そういえば、夫婦で音楽活動をしていたル・クプルも離婚していましたね。歌手の人たちが大変なのは、歌のイメージが、このようなプライベートの部分と著しく異なったりしている場合、ファンからお叱りを受けかねない点でしょうか。悲しいかな、陽だまりも長くは続かず、人の幸せを100年願うことも時には止めねばならないのが、人間の営みかもしれません。akkoさんは、せめて私に相談して、旦那さんと一青さんから慰謝料を沢山取ることを考えてはどうでしょうか。ちなみに、お2人の離婚成立後は、小林さんは一青さんと再婚すると言われているんだとか。しかし、お金を払うことになろうとも、止められないのが男女の営みでもあるんですよね。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/11
コメント(6)
日本の裁判制度は三審制(度)といって、一つの訴訟の目的で最大3回まで裁判を受けることができます(これは常識ですね)。では最初に訴えを提起する裁判所はどこなのかというと、基本的には地理的な管轄、職分管轄および事物管轄によって決まると言えます。まず地理的な話ですが、最高裁判所はもちろん一つですけど、高等裁判所は日本を8ブロックに分けているので八つあり、地方裁判所と家庭裁判所は各都府県に一つと北海道に四つあり、それから、簡易裁判所となると全国に400箇所以上あるんです。っで、民事訴訟事件について言いますと、職分管轄というのは、要するに、家庭裁判所が扱う人事訴訟事件なのかそれ以外の通常訴訟事件なのかの区別で、事物管轄というのは、通常訴訟事件のうち訴訟の目的の価額(訴額)が140万円を超えるのかどうかの区別です。ですから、離婚のような家庭での揉め事について訴えを提起するなら、人事訴訟事件になりますので、第一審は家庭裁判所ということになります(前にお話した調停前置主義もお忘れなく)。そして、訴額が140万円以下の通常訴訟事件なら簡易裁判所が、それ以上の訴額なら地方裁判所が第一審の裁判所というわけです。ちなみに地方裁判所と家庭裁判所は同格ですけど、簡易裁判所となると制度上、一番格下なので、第一審が簡易裁判所で行われたら、第三審は高等裁判所になりますからね(何でも最高裁判所が第三審ではありません)。それからちょっと難しいところでは、会社の設立無効・取消の訴えのような非財産権上の訴えは、一律に第一審を地方裁判所にすることとされ、更に財産権上の訴えでも、訴額の算定が極めて困難な場合は、140万円を超えるものとして扱われるので、やはり第一審は地方裁判所になります。住民訴訟、人格権に基づく差し止め請求訴訟などでは、要するに、まず地方裁判所に訴えなさいということです。今日はここまで。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/09
コメント(6)
物を売り買いしただとか、お金を貸し借りしただとか、人の経済生活上の揉め事の場合と異なり、離婚をするだとか、養育費をもらうだとかの家族生活上の揉め事の場合は、揉めている相手方をいきなり訴えることはできません。この場合は、まず訴えを提起する前に、家庭裁判所に調停を申し立てる必要があります。これが「調停前置主義」です。経済生活上の揉め事の場合にも、民事調停の制度はありますが、こちらは調停前置主義は採られておりませんので、いきなり訴えを提起して、裁判を起こすことができます。ところで、裁判になると、ご存知の通り、原告と被告に別れて主張しあうことになりますね。すると、時として当事者の心に火がついて、妥協する心が一切無くなったりします。ですから、家族生活上の揉め事の場合は、いきなり裁判にするよりも、家族同士話合いをする場をもらって(面と向かってという意味ではありません)、円満に解決する努力をまずはしましょうという意味なんですね。そこで、家事調停を申し立てる場合は、相手方の住所地を管轄する家庭裁判所か、当事者で合意した家庭裁判所に対して行うことになります。裁判所の調停委員会が当事者の仲介役をしてくれることは、民事調停の場合と基本的に同じです。それから、家庭裁判所で取扱われる問題には、上述のような揉め事に当たる事件(乙類といいます)と、成年後見、子の氏変更、相続放棄の申述、遺留分の放棄などの紛争の相手方がいない審判をする事件(甲類といいます)とがあります。つまり、調停前置主義が採られる事件は、乙類に当たる事件ということです。皆さん、頭の整理、できましたか。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/02
コメント(6)
昨日のことですが、今、何かと話題の新丸ビルを見てきました。何しろ、東京駅の真正面です。丸の内と言えば、かつては土日祝日に行っても人通りがほとんどない街でしたが、今、新し物好きの日本人でごった返しています。ブランド物の店も結構増えてきましたし、丸ビルのリニューアルと相まって、休みの日に行こうと思えば行ける街に変わりつつあると言えます。でも、ちょっと話題になると、ぞろぞろ人が集まるんだから(私もその1人か)、面白いですね。遺言相続応援団はこちらです。離婚問題応援団はこちらです。
2007/05/01
コメント(6)
全7件 (7件中 1-7件目)
1


