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承前小学生の読書感想文の課題図書をwebでさがしていて判明したのだが、なんと『星の王子さま』は中学生の推薦図書だそうだ。この分類が適当なのか、わたしにコメントする資格はない。本は読みたいときに読めばよいというのが、持論である。読書感想文の宿題は強制ではなく自由課題にすべきではないでしょうかね。読書は大事な経験ではあるが、強制は避けるべきと思う。一般教養として知っておくべきところでも、今はやりの名作ダイジェストで十分ではないか。ただ、夏の感想文祭り(?)は、出版社、書店の大事な行事でもあろうし、おもに経済的側面からも当分続くのでしょうな。残念ながら世の中をめぐる血液とでもいうべきものは現下のところ「教養」などではなく「お金」であります。脱線ついでですが、上記の検索でたまたま最初に見つけたページが京都府下の某図書館のページでありました。ご当地ものの推薦図書があるのか、ここには『理科室から生まれたノーベル賞 田中耕一ものがたり』(岩崎書店)という記載があった。存命中にこの若さで伝記が出版されているのは、近年の科学者で言えば湯川秀樹以来の快挙ではと思います。実はわたくし、京都のS製作所に実験装置を借りにお邪魔したことがありまして、そのおりトイレでT中さんとすれ違ったことがございます。有名人つながりの自慢の一つ(レベルが低い落ちとなりました)。
2004.07.31
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小学生の息子が『星の王子さま』を読んでいる。買い与えたものではなく、上の娘のお古である。見ていると、一日に何ページという遅さだがやはり面白いらしい。象を飲み込むウワバミの話は印象的だったそうだ。父ちゃんは昔フランス語の初歩で暗誦させられたぞと子ども相手に自慢したら、言ってみてと審問されてしまい、片言隻句しか思い出せず非常に悔しい思いをした。実は昨日、京都に行った折に大きな書店に立ち寄り原本を求めたしだい。20年ぶりにわたしも原語で読み返すことになったがこれも何かの縁だろう。この本は読者層が異様に広くて、妙な解釈をすると集中砲火を浴びそうなので、いまさらの感想は控えておく。ただ、好きな本のひとつであると言っておきます。しかし、息子よ、ほんとに「大事なことは目に見えないのさ」。きみもそのうちこの言葉の意味を知るだろう。深い言葉であるぞよ。もうすこし、欲を言えば、読書感想文の対象とせずに純粋によんでほしかったがな。さきほど、日記を書き込むにあたってweb検索していたら、全文掲載しているサイトを発見。(なんて便利な時代なんだ。本は大事にしまっておこう)。リンクリンクに疑義あれば、のちほど削除します。模様眺め。ただ、著者の死後50年経ておりますので、問題ないと思われます。リンク削除しました。(やっぱり怪しそうなので)
2004.07.30
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夕方から某社に出張予定。京都への小旅行となります。お客さんとの交流会というやつで、酒席つき。最近暑い日が続くので、ちょっとだけビールを飲みたい。先ほど天気予報をみたら、やはり気温は高そう。(7/28日の京都は37度以上あったとか。“恒”温室育ちのひ弱なわたしにはつらすぎます)23時すぎに戻りました。飲めなくなったと称しつつ相当量飲んでしまい、へべれけとなりました。酒好きの血は争えません。午前様とならなかったのが奇跡か。交流会の席上、顧客と商談成立し、近々再訪予定となりました。何度行ってもよい街でありました。(とくに、K町のFさん江)
2004.07.29
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中学生の娘の宿題である。帰宅してみると、居間のテーブルでなにやら長大な文章を書いている様子。いつのまにかこんな長い文章を書くようになったか、たいしたものだと、ほめてやろうと思ったら…。おとうさん、こんな宿題もういやだと助けを求めてきた。なんじゃらほいと見てみると、「次の文章を写しなさい」。各紙のコラム。計12編もある。わたしも、げんなりした。「余禄」、「編集手帳」、「天声人語」とかたよりなく拾っているようだが、いまどきこんな宿題を出すとは先生芸がありませんぞ。早いうちにこんな苦行は仕上げて、ほかの宿題にかかりたいので、ひたすら何も考えずに書き写していたとのこと。この上、課題図書を読んでの感想文を書けとの宿題もあるらしい。この教師は国語嫌いを増やそうという魂胆であろうか。虫の居所が悪ければ、学校にねじ込んでいるところである。ゆとり教育を錦の御旗とし、すかすかのカリキュラムを組んだ挙句、夏休みの宿題が書き取りもどきではなさけない。教育にある程度の強制はつきものだが、この宿題については方向違いではなかろうか。同じやるなら、詩や古典の暗誦の方がよほど効果的だと思う。子どもの心に残らないただの苦行ならやめるべし。日ごろ理数科目の軽視も気になってはいたが、先生方、国語教育も危ういのではありませんか。(一斑をもって全豹を卜するなかれとのことわざもありますが、非常に心配です)
2004.07.28
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やや遅い帰宅。といっても通勤時間が(車で)15分前後である。都市圏の研究所にいたときは、通勤時間が2時間ほどかかった。往復の電車で、文庫本なら1冊は優に読めた。この時間を、資格取得の勉強に充てることもあったし、有意義な時間活用ができたように思う。現在の研究所に転勤して4年。車通勤になり、中途半端な通勤時間となったことで、道中せいぜい音楽を聴くといったところ。一時期落語にこっていたが、朝から車内でひとり馬鹿笑いをしている中年というのも周囲が気味悪かろうと自重している。いまは、まず、ボイスレコーダにその日の予定や備忘を道々吹き込んでいる。思っていること考えを口にすることで、記憶を確実にする効果は見込めるようである。ときどきレコーダを忘れて取りに戻ることもあるが(とほほ)、大事な日課のひとつである。 以上、今日も雑記。訂正と追記)タイトルに誤記がありまして、早々と直しました。すみません。蛇足ながら、このレコーダは昨年懸賞であたったものです。当初は社内の会議で議事録がわりに使用しておりましたが、露骨にいやな顔をするものが多く出番はほとんどなくなりました。記録にとられて困るような話をしているのだろうか。バイアスのかかった議事録よりよほどよいと思うが(聞きなおすのは大変ですけれど)。拙者、懸賞運は非常によいのですが、社内での人間関係にはあまり恵まれていないようです(残念)。
2004.07.27
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「巷に雨の降るごとくわが心にも雨の降る…」とうたったのはベルレーヌでしたか。異常な暑さがつづきますが、毎日のように豪雨のニュースも報じられています。今日も帰りがけに夕立に見舞われて,会社の構内の駐車場にたどりつくまでにずぶぬれになりました。字義通りのShowerでした。このめまぐるしい天候は、いわゆるヒートアイランド現象の影響なのでしょう。また暑さは暑さで(年齢の問題もあり)、屋内外の温度差がこたえます。わたしは技術屋ではありますが、伝熱計算の類や気象学は専門外なので、この件気の利いたコメントが書けません。不勉強で申し訳ない。帰りがけ、田んぼ道を走っていましたら、ヘッドライトに浮かび上がる虫の多いこと。今年は害虫の大発生も懸念されているそうです。異常気象で農家の方のご苦労も絶えないようです。(以上、雑記)
2004.07.26
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何を書くわけでなし、今日の失敗を書き留めておきます。今日も関西地方は異常に暑いです。10時のおやつにと子どもが出してきた、今流行のパック入りアイス。こんなもののどこがおいしいのか、普通に売ればよいものをと難癖つけて、子どもとちゅうちゅう吸っておりました。これはギミックというやつかと思いつつ「まったく難儀なアイスやな」と気を抜いた瞬間、小片がひゅっと気管に入ってしまいました。それから約1時間咳が止まらず、喘息様の症状に苦しんでおりました。落ち着いたあとパッケージをよくよく見ると、強く吸わないでください。との注意書き。まったくぅ、もっと大きく書かんかい。加減しながら吸えるかと八つ当たり。大人はともかく、小さい子どもには与えられないではないか(うちに小さい子はおらんが)。冬場にはよくお年寄りが餅をのどに詰まらせるという事故を目にしますが、夏場の伏兵もここにありという感じ。先ほど階段を上がろうとした折にも躓いて、したたかすねを打ったし、今日は厄日か。日曜の午前を棒に振りました。付記)容器形状については、改善策要ですな。関係される方にはご一考をお願いしたい。
2004.07.25
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(いつも、読んでいただきありがとうございます。昨日のコメントのお返事代わりに本編で書かせてもらいます)昨日の日記の続きです。日記でもコメントをいただきましたが、宮崎駿のアニメは日本人の宝ですね。このようなものを見ることができて、長生きした(?)甲斐があります。夏休みの映画は、ポケモンということで子どもと約束しています。こうやって子どもと映画を見に行けるのも小学生のうちですかね。上の娘が小さいときから、この手の子ども映画を見続けているわけで、約15年の子ども映画評論家キャリアとなります。クレヨンしんちゃんのシリーズもあなどれません。何回泣かされたことかわかりません。おそらくご覧になった方が相当おられると思うので、千言を費やすのはやめてきます。わかりやすいと思い、Amazonのレビューを貼り付けようとしましたが、当然のことながら(?)書き込み拒否にあいました。当方が常識知らずだったか。残念。下記は楽天で検索したものです。「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」手抜きの書き込みになりましたが、これから因縁の図書館に行ってまいります。(息子も昨日トトロを見ていましたが、2階で調子っぱずれの「さんぽ」を歌っております。一緒に連れ出すことにいたします。)本日はビジネス関係の書籍などを借りてきました。 土日はたいて図書館に行きます。自己流速読で読めるものはその場で読みます(この伝により週刊誌は書店で買ったことがありません。立ち読みで十分です)。時間をかけて読みたいもののみ借り出しています。さきほどそくどくと入力しましたら、なんと「速毒」と変換されました。IMEの間抜けさも相当のものですが、読書とはその実、人に考えてもらうことであり、何も益はないと古人は説いております。読書が毒書にならぬよう心したいものであります。
2004.07.24
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「となりのトトロ」をテレビで見ていました。冒頭のオート三輪が走っていたころといえば、わたしが幼稚園に上がる前。昭和30年代の風景ですね。おぼろな記憶には厨芥車というのがあって、オート三輪がその役目を担っていたように思う。ただひたすらに懐かしいです。宮崎駿の手腕のすごさもさておき、一方では脈絡なく自分のうらぶれようにもつまされるものがあります。どうにもまとまらぬ感想になってしまいまして、落ちをさがして例のメモを探っておりました。西東三鬼の句が出てまいりました。中年や遠く実れる夜の桃 (三鬼) 好きな桃が出てきたからよしとするか。ひょっとしてと思い、冷蔵庫のなかを確かめまして、運良く桃を見つけました。これからおやつの時間といたします。時間があれば、また書き込むかもしれません。(疲れましたので、今日は早めに寝ます。)
2004.07.23
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表題のようなテレビ番組が、先年放映されていたことを思い出しました。(この題に食いついた方は結構なお年の方かと思います。思わせぶりの表題ですみません)。昨日の話題が心理にかかわることで、みなさんの興味をひいたのでしょうか。平日にしては多くの方に駄法螺話におつきあいいただいたようで、ありがとうございました。人間というのは本当に測りがたい。ポジトロンCT(PETというほうが一般的?)はいま最先端の検査機ですよね。脳ドックという言葉も身近なものになりました。これら脳科学の進歩はあっても、説明できないことは数多くあります。そもそも、こんなことを考えているわたしはなにものなのか。生命の不思議、そして人間が思うこと考えることの不思議。昨日の日記のコメントにも書かせてもらいましたが、もの相手の商売で本当によかった。専門家であれば、不思議だなですましておられません。21世紀は脳科学の世紀だそうです。この先、どのような進展が得られるのでしょう。わたしの小さな希望は脳の老化をとめる方法の開発であります。若い方々、よろしくお願いします。科学的な論考ではないので、用語の不適切さはご容赦ください。(何度もおことわりしているように、自分だけのメモであります)。追記短時間に何度も更新をかけて申し訳ないです。老化を止める方法。老人の嘆き。小生『ファウスト』を思い出しましたが…、これを夜郎自大というんでしょうな。重ね重ね申し訳ない。
2004.07.22
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(承前)プロジェクトのリーダークラスは受けてほしいとのことで、コンサルタントの指示で性格検査(診断)を受けました。プロジェクトの成否はリーダーの心理的素質にもよるとの、少々危ない論を奉じているらしい。どこぞの会社では血液型をそろえたチーム編成など(漫画的なことで…)をやっているところもあるとのこと。コンサルタント氏いわく、会社には知らせないので遠慮なく本音をとのことでしたが、そのようなことがあるはずはない。みな警戒して相当バイアスのかかった診断結果になったもよう。すれっからしの老人連がこんなことで、本音をさらすわけはない。後日、この検査がインターネットにあるようなエゴグラムの類であることがわかったので、あらためて家のPC上でやってみました。たとえばエゴグラム。星占い、八卦、血液型、天中殺など一切信じたことがないわたしなのですが、精神分析ならば多少は信用を置いております。上掲URLや複数の筋の結果では、わたしのそれは「順応した子ども」という項目のみが低く、他は突出して高い。しいて言えば頑固者パターンのようです。うーん大当たりだ。自分で意外だったのは「ボス型」との判断。いままでそんなにプロジェクトをまかされたこともないが、これは人望のなさか。部下なきところにボスは君臨できぬわけである。当社は職名だけで言えば、研究所の管理職比率は7割以上。一人で雑用までこなす上席研究員(部長級です)が多数おります。あまり内情をばらしますと、当社名が特定できてしまいますゆえ、このへんでこっそり失礼いたします。 URL誤記していました。訂正。比率を誤っていました。(8割→7割:どちらにしても、相当なものです)。
2004.07.21
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このところたてつづけに、会社の指示で外部機関の試験や検査を受ける機会がありました。その紹介をしようと思います。ひとつはTOEIC、もうひとつは性格検査(調べてみるとエゴグラムというものらしい)。TOEIC。こちらは有名どころですよね。近頃では当社の留学資格の要件とされていて、実情は800点がラインだとか。この基準が世間並みかどうかはわかりません。上記はMBAをとろうとする事務屋さん向けの会社の宣言なのでしょう。そもそも、留学経験がなくても技術屋同士はコミュニケーションが取れますしね。国外での英語での学会発表という修羅場を経験すると、たいがいはみちがえるほど英語力の進歩を実感できます。ただ、この裏には果てしない反省と後悔もしくは悲しみもあるのですが。語学は度胸、それに話すべき内容につきます。昔栄華を誇っていた英語だけ流暢なバイリンギャル(死語だよなぁ)が、今一人として芸能界に残っていないことからして、明白でありましょう。今回の採点結果はまだ出ておりませんが、世の中には無冠の帝王という言葉もあります。わたしの点数がどの程度なのかは厳秘としておきます。そして、びっくりしたのが後者のエゴグラムです。この項はまたあとで(本日中にと思いましたが、諸般の事情で明日にでも)
2004.07.20
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川さらいに行ってきました。近隣の町内会総がかりで、百人くらいはいたでしょうか。約三百メートルを掃除しました。何度も日記の話題にさせてもらった、蛍のすむ川です。川幅は五メートルくらいで、いまは水量も少なくなっています。それにしても、得体の知れないごみが捨てられております。空き缶は言うに及ばず、工事標識(コーン)、車のハンドル。一緒に出ておられた隣のご主人と、これで自転車などが出てきたら、「千と千尋」にあった川の神様のシーンそのままだと嘆いておりました。幸いそのようなものはありませんでしたが、ごみの総量はトラックで1台分でした。川沿いの道が舗装されてしまって交通量が増えたことも、ごみの遠因でしょうか。いったい「美しい日本のわたし」はどこへ?関西で有名なテレビ番組に「たかじんのそこまで言って委員会」というのがあります。辛口の社会批評番組で相当の視聴率をとっているようです。ある回で、民主主義はまともなんが半分以上いなければ成り立たないシステムやとたかじん氏が言っておられました。この伝で行くと、日本の現状というのはこの臨界点に至っているのではとも思われます。ニューヨークの治安回復の論拠とされた、「われ窓理論」がわが日本にも適用されるべき時期かもしれません。上記の私見が、老生の杞憂であることを願いたいものです。きれいになった川ですが、こんなことからも社会の断面が伺えたしだいであります。だいじょうぶか、日本。(21:30若干の訂正と加筆)今日さらったのはごみだけで、ヘドロはあまりありませんでした。来年も蛍を見ることができるものと思います。
2004.07.19
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昨日の日記はたくさんの方に読んでいただきまして、また感想も書き込んでいただきました。ありがとうございます。日記という性格上、あまり訂正はこのましくないのでしょうが、「本の虫としては人後に落ちない」というくだりはぜひ訂正いたしたいと考えました。そもそも、本の「虫」というのはすでに「人後に落ちている」のではとの思いからであります。やはり自慢話は割り引いて書くべきものです。さて、わたしがこの楽天日記を書いているのは、すでに家内も承知のようです。ニックネームまでは知らないようですが、わたしの唯一の避難場所であった楽天にも妻なる監視人が現れては、例のリアリズムの原則が崩れそうです。(とくにめがねの項で、妻のしわにふれたのは大失敗でありました)。今日は連休の中日で、息子と約束していたプールに出かける予定。年よりに日焼けは禁物。昨年、背中がやけどのようになって苦しんだこともあり、十分な危険予知をして臨みます。年をとると子どもの遊び相手も大変です。(0:30)プールに行きましたが、途中で天気が急に悪くなってしまい、早々と切り上げてしまいました。おかげで日焼けは免れることができました。家内はおよげないこともあり、上の娘はいまさら父親と出かけるのはいやだそうで、わたしと息子だけの外出となりました。それにしても、たいそうな人出でありました。こんな田舎町の公共プールに、いったいどこからあれだけの人が集まってくるのか不思議です。家に戻りましたら、今度は運転手として買い物に連れ出されて、少々くたびれました。明日はゆっくできると思ったら、こんどは町内会の川さらいだそうです。海の日に、川の掃除か。環境保護がやかましく言われる折柄でもあり、これも社会貢献のひとつですかね。出典をわすれましたが、多くの日本のサラリーマンは地域貢献をしない。ヨーロッパ流の規範では、地域奉仕を免除されている社会組織は軍隊だけである。ゆえに日本株式会社の成員であるサラリーマンは兵士と同義である…。との、日本を貶めたいのか、軍隊のありようをけなしているのかよくわからない外国人の珍論文を読んだ記憶があります。最近のサラリーマン諸氏は、わたしを含めてこの種の催しには積極的に参加しているようですし、直接的にこの言説はあたらないものと思います。それよりも、一部企業でのコンプライアンスの方がよほど問題でしょう(車関係の某社の例)あまり補強的でない引用になりました。削除するのも癪なのであえて残しておきます。(22:30)
2004.07.18
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とりえの少ないわたしであるが、本の虫としては人後に落ちない自信がある。ふだん、日記の種として眺める資料があり、それについて述べてみた。就職してすぐのことであるから、二十年以上前の話。先行論文や特許などの書誌情報は京大カードで整理をするよう上司から指示をうけた。せいぜいがマイクロフィルムで集約することをデータベースと称していた時代で、手書きで要約し転記する作業は大変ながらも、実に勉強になるものであった。そのうち、読書記録もカードでまとめるようになったが、これがまたおもしろくなってしばらくつづけた。一冊を一枚に要約するという習慣が崩れたのは十年ほど前だろうか、カードが二千枚のオーダーとなり、管理が困難になったのがひとつである。そのころようやくPCを購入したのを機にデータベースソフトに移行した。非力なマシンであったが、こういうときは古いデータに執着してはいけない。カードはカードなりに利用すればよく、必要なものだけ移行すればよいのだ。それ以降紆余曲折はあったが、今はExcelベースでの個人読書記録を作成している。たとえば先日のPCダウン等で一部途切れてしまうことはあったが、ほぼ続いている。図書館で借りた書籍もほとんど網羅。今は三千冊に届こうかというところ。データを入力しはじめた十年前と最近の記録を比べると、興味が明らかに変わっていることも見て取れるし、同じ本を何度となく読んでいることも一目瞭然。さきほど検索をかけてみると開高健の著作が上位に、つづいて平凡社の中国古典選など。わたしは大昔こそ文学少年であったが、最近は小説をはじめとするfフィクションは苦手になっている。日記で、こんな冗長な文章を書いてはいるが、商売柄リアリストたらねばならない。客観的な文章(レポート)を書くことをふだん強いられていると、小説などの虚構が身体的にたぶんあわなくなってしまうのだろう。あとは記憶力の低下で、登場人物が数人も出てくると、すぐにわからなくなってしまい、何度も読み返さなくてはならなくなるというのも理由である。(トルストイやドストエフスキーなどの超大作は若いときでないと読めません。)最近ごらんのような状況で、本はあまり読んでいませんが、みなさんの日記を拝見して楽しんでおります。リアリズムの極である「日記」は、わたしにはあっているようです。気が向いたらまた追補します。きょうも一日暑そうです。ついでの埋め草で、個人的お奨め。『聊斎志異』(常石茂訳)平凡社大きな図書館でしたら、どこでもおいていると思います。たしか以前の日記で書いた、蛍の話の挿話もここにあったはずです。(蛍はいじめられた継子の生まれ変わり。なくしたお金を探してさびしく光る。お金をなくした継子をいじめ殺すというリアリズムにも肌寒くなるものがありますな。ついでを言えば、資源問題をはじめとする現中国の強硬姿勢もいかがなものかと…。脱線)1:409:00 追記京大(式)カードについていわずもがなのことなど書いておきます。手に入りやすいところではコクヨの情報カードというのがほぼ同類。同社は名刺サイズのカードなども販売しています。資格試験の勉強の際には、こちらの名刺カードも携帯に便利なことから、単語帳のようにして持ち歩いていました。パソコンや携帯の利便性がいくらあがっても、カードの一覧性という利点にはまだかないません。抽出された情報間(カード)の関連性を見て取るのに、これらをひとところに広げて再整理していくという手法はよく知られているところです。(梅棹忠夫『知的生産の技術』)わたしの会社でも、広い会議室に関係者が集まっては、キーワードを書いたカードをぶちまけて、ブレーンストーミングをやっています。さながら、大人の遊び場という感じですが、なかなか楽しい作業です。もちろん、これらの作業から独創的なアイデアが出るとはかぎらないという、限界も承知の上ですが、矛盾のない方向性がみえるという効用はあります。まあ、プロジェクト向きの手法ではあります。うちに指導に来るRDコンサルタントも例外なく、この手法を薦めています。16:30(京大カードとは?という質問がありましたので、お答えするつもりで書いていましたら、変な方向に。常にテーマが散開するようです。いつも読んでくださる方々、お許しください)
2004.07.17
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新潟の豪雨のニュースを見ておりました。大変な数のかたがたが被害にあわれたたのことで、この老人も心が痛みます。6月の台風といい、今回の豪雨といい、今年の天気はずいぶんと荒れ模様。景気は上向いているとのことですが、このような天災が経済にあたえる影響も相当なものとなりましょう。いっぽう、今回の三菱・UFJ統合も経済ニュースとしてはサイクロン級であります。これが発端になり、三菱と(蚊帳の外に置かれた)住友の軋轢は拡大するかも。この種の争いで、住友が強く法的措置に打って出たのは珍しい事柄のように思います。最大手になることこそ生き残る手段なのでしょう。ひるがえってわが化学業界では…。少々生ぐさいはなしになりますので、コメントは差し控えておきます。
2004.07.16
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(二日続けて、書き込みがすぐ消えるという現象がおきましたが、はて?)めがねを取りに行きました。よく見えます。世の中こんなに明るかったのか。一方、糟糠の妻のしわもよく見えます。そんなに苦労させたか、甲斐性なしの亭主で申し訳ない。昔はお互い若かったなあ。と変な感慨を抱いておりました。ただ、少々矯正の度が強かったか、かけなれないせいか頭痛がしています。これはこれで、また老人の気がかりのひとつとなりそうな…。
2004.07.15
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(書いていたものが消えました。再度書き込み)息子の宿題で、夏休みの計画をまとめるというものがあり、親の押印が必要とのこと。一応眺めてみました。記憶はあいまいながら、下記のようでした。6時起床ラジオ体操準備、同体操7時 風呂8時ー12時勉強12時ー18時自由時間19時夕食 風呂20時 就寝だそうです。朝風呂に入るのはともかく、きょう日8時に寝る子はおらんやろといいましたら、寝る子は育つんやと反論してくる。また、7時台にはお風呂に入るから、毎日早く帰って来てなとかわいいことを言う。(まだ、一緒に入っています)こんなものにいちいち押印を要求されると、日ごろのISO活動ですれまくっている内部監査員根性が頭をもたげて、当方は学校の指示に剣呑な反応を示すのでした。父ちゃんはほかにもっとやってもらいたいことがあったんだがな。ただ、君の若さに免じて許そう。さて、これから夏休みに際して先立つものの算段をしなければ。(一番計画性のないのは、当の私だったりします)
2004.07.14
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この何日か男の更年期を嘆いておりましたが、めがね店に行きそのひとつが解消。最近、近くのものが見えない。夜は夜でほとんど見えないと、初めて会った店員氏に身の上話をえんえんとしておりました。きわめて職業的に、すなわちよい意味で職業的に、彼は私を奥の検査室に連れて行きました。約30分後のお診たては、いわゆる老眼というほどのものではないです。ただ、近視がすすんでいます。左右の度が合っていませんねと。なんだか、あさっての方向で大暴れし、勝手に老け込んでいたしだい。面目ない。一時期、わが愛する顕微鏡をはじめとする装置類からもおさらばかと研究生命を危ぶんでいたわけで、おまぬけでした。明日はあたらしいめがねが出来上がってきます。気分もすごくすっきりした。(ただ、自己分析するに、この感情の起伏は、やはり老化から来るものに間違いない。無念)。
2004.07.13
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知人よりカニをおくってもらいました。上の娘は海鮮がてんでんだめですが、残りの家族で貪るように食しておりました。海に近い街に育ちました。この手の目利きはできるつもり。今日の到来ものは極上品でした。昨日の桃といい、今日のカニといい日ごろの心がけの賜物かしら。そうえいばもらいものばかりして、お中元を贈るのをすっかり失念。明日は帰りがてらに岡田さんのスーパーにでも立ち寄り、送ってこよう。うちの子どもたちは、いずれもかなりの年になるまでジャスコのことをデパートと信じて疑いませんでした。50km圏にデパートはありません。(田舎度もすぎると考え物です)
2004.07.12
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15時ころから高校生の娘に頼まれて、自転車のパンクを直しておりました。2kmほどの道のりを自転車通学しておりますので、今日中にやってもらわないと困るとのこと。どうして昨日のうちにいわないのだ。まったく間際に言いおって…と当方の機嫌もよろしくなく、小言を食らわしてから作業していたのですが、それを見ていた、近所のお嬢ちゃんと坊ちゃんも直してほしいとやってまいりました。結局一日に3台も直すことになりました。先ほどお礼にとそれぞれ桃と結構なお菓子を頂戴することに。なんだか得した気分。これだったら、もう少しながく店を開いておいてもよかったかな。田舎のこととて、こういうおつきあいも大事です。雑事にかまけて、投票に行くのを忘れていました。これから出かけます。(17時半)投票に行きました。比例区の記載には訳がわからん団体もありました。泡沫候補は政治的テロリストとしか思えない。彼ら(彼女ら)の意図はいったい何なのでしょうか。希望の持てない政治だからこそ、意思表示だけはしておきたく、投票してまいりました。どこかの日記ではネガティブ投票を認めたら、投票率が上がるだろうとの提案がありました。こいつだけは許しがたしという政治屋をときどきTVで見かけます。現代にもオストラコン(陶片追放でしたか)を導入したら、さぞ政治が活性化することでしょう。また、出口調査でかなりの当確が出ているようです。かなりの自信があっての報道なのでしょうが、実際の責任者は確定票がでるまで脂汗を流しているものと思います。選挙をお祭り騒ぎにする、マスコミの程度の低さも目を覆うばかり。昔は新聞を読まないと常識がないと馬鹿にされたものですが、最近はある傾向の新聞を読むと頭が空っぽになり、馬鹿にされることもあるようで…。(←特に名を秘します)大勢がきまったら、またコメントするかも(20時半)民主党議席増ということですかね(25時)
2004.07.11
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朝方の豪雨にはじまり、雷が大暴れしまして昼過ぎからようやく晴れました。と思うまもなく、また雨が降り出して天気雨、別名狐の嫁入りとなりました。さきほど子どもを迎えにいく道中、田んぼ道で、アマガエルの大群に通せんぼされまして、遠回り。なんとなく風情のある田舎道の光景でした。変な天気が続いていましたが、そろそろ梅雨明けを思わせる感ありです。きょうは、引き続きワイヤレスLANプリンタと格闘中。Hpさん、理解しがたいマニュアルをどうにかしてください。この前接続できたのは、単なる僥倖であったのでしょうか?(つづく 14:30)所用(町内会の会合)に出かけたら、短時間ながらも酒席となってしまいしばらく酔い覚ましをしていた。酒量も著しく落ちたことを自覚し、老眼に引き続くショック。若いころは斗酒も辞さずという極道者であったゆえ、なおさらです。季節は夏に向かうが、すでに人生は秋口かなどと帰宅後家人にこぼしておりました。往年の映画に『黄昏』(J・フォンダ)というのもありましたな。今にして思えば相当の名画と思います。わたしも、ああいう頑固者になっていくのでしょう。酔っ払いのたわごとで、お粗末。
2004.07.10
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長い1週間だった。PCの不調に振り回されました。うろ覚えながら、下記の挿話を思い出した。東京裁判のおりに、東条英機元首相が「手帳を失ってしまったので、いついつ日の行動は覚えていない」と審問に答えたとの報道に、多くの日本人が、強い奇異感をいだいたとのこと。当時の日本人は手帳などなくとも、日程管理ができていたことをうかがわせる話である。その数十年後、われわれは大きな外部脳(PC)、あるいは小さなそれ(携帯等)を持ち歩き、これらなしには一日も生きていけなくなったというしだい。日々あつかう情報量は指数増大するばかり。量的転換は質的転換に通ずというヘーゲルの言そのままである。さて、PC復旧後、さきほどからプリンタがまた認識されなくなりまして、いやな予感が…。 02:10
2004.07.09
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ネット上で老人を名乗るようになり久しいのですが、過日東洋文庫をながめておりましたら、『ペルシャ逸話集』という小編に下記の文句を見つけ、日記用にメモを残しておきました。"老人とは見舞い客のない病人である。老人の苦痛は老人のみが知る。"(カーブース)苦い言葉です。この1、2ヶ月でとみに目の衰えを感じ、先日会社であったTOEICの試験*ではマークシートを埋めるのに、非常に苦労しました。あんなものが見えなくなるとは、いよいよ老眼鏡のお世話になること必定です。仕事も終日顕微鏡をのぞいていることもあるので、目に来る負担は相当のものです。最近は20インチくらいの大画面に出力できる光学顕微鏡等もあり、もっぱらそちらのお世話になるか、別の意味で操作の楽な電子顕微鏡を利用しています。よもや電顕(略。業界用語のひとつです)をこの日記で引き合いに出すこととは思いませんでしたが、ともあれ商売柄目の不具合は死活問題です。年相応に管理業務に転進ということもなくはないですが、もうすこし成果を出さないと例の賞が遠のきます(泣)とりあえずは、家内に頼んでめがね代を出してもらうことにします(会社の研究予算を獲得する以上に、うちのバリアは高い)(*TOEIC試験の怪しさについては別の機会に述べることにします)
2004.07.08
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先ほど日記を書き込みの後、ふたたび、再起動を繰り返す症状に見舞われてしまいました。今回は思い切りよく、すぐに再セットアップをかけました。要領がよくなったのか、約2時間余でここまで持ってこれた。あとは再度ダウンロードセンターよりパッチを…。なにか変なワームの類の流行の兆しであろうか。こんな箱につながれている、自分が恨めしい。悪夢でも見ているのか。この2日間はデジャビュの連続。「電解コンデンサ破裂」で検索すると、同様の症例がヒットいたしました。これはメーカー補償もの? 下記参考(”シバケンの天国”)http://web.kyoto-inet.or.jp/people/shibaken/index.html
2004.07.07
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ようやく復旧。とおもったが、Windowsのパッチを忘れていた。これからダウンロードセンターを見に行きます。21時ころ帰宅。ほぼもとどおりのシステムになりました。疲れました。下の子が七夕の用意をするのだといって、夕方から短冊にあれやこれやを書いているようです。わたしも便乗して、「○○賞がもらえますように」と書きました。ノリで書いたつもりでしたが、子どもに毎年これしか書かへんなと指摘されました。子どものころの夢はなんだったかなと思い出せない自分がありました。老人は思い出に生きるそうですが、思い出もさだかでないわたしは、これより何をよすがに生きて行くのでしょう。退行催眠とやらで幼いころの記憶をとりもどしてみましょうか。
2004.07.06
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ごたいそうな話題で、これっぽちのことを他人様の言葉で語り続けたもので、わがPCがへそを曲げたらしく再セットアップを行っておりました。1ヶ月くらいバックアップをしていなかったので、この間のメモや例の予稿集の一部も失われてしまい、少々打撃を受けております。会社の機密に属することがらを自宅PCで処理するのも考えものかと省察します。自宅に仕事をもちこんではいけないという教訓。また、やはり備えあれば憂いなし。自宅のPCで仕事をしないと上に書きましたが、この二三日はやらざるをえないこともあり、そのためには山ほどインストール要のソフトウェアあり。また睡眠時間を削られるわけで、老人の苦行が続きます。週の初めがこの体たらくでは思いやられます。これより、インストール、再起動、インストール、再起動の無限ループに入ります。昨日はずいぶん多数の方においでいただき、コメントを頂戴しましたが、本作業完了後お返事を差し上げたいと存じます。 偏屈亭老人(さっそく、誤字を見つけて訂正。情けない)なんとか目鼻はつきましたが、プリンタのインストールが残ってました。いわくつきのHpの無線LANインタフェース。これのおかげで、日記も何篇かかかせてもらいましたっけ。どこまで苦労がつづくかなぁ。ところで、そもそものPCダウンの症状は、起動辞に何度も再起動がかかるものというものでした。セーフモードもつかえませんでした。やっぱり、サイバーアタックか。変なメールはたくさん来ますが、検疫ソフトもインストールしており、自覚症状はありませんでした。そういえば昨夜の彼女の(最後の)メールは「どうして、お返事くれないの!」という表題でした。これまた落ちのない話で、お粗末。復旧作業に戻ります。 以上。
2004.07.05
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昨夜は結局書きかけの日記を封印してしまいました。正義は相対化されてしまうものであり、人間は自分の主義/主張を正義と称するだけと思います。「殺すな、盗むな、嘘をつくな…」等のお題目が十戒と言われていたように、いつの時代も正義は語られてきました。これとても、社会制度や宗教などの規範でいかようにも解釈されるわけであります。古くは十字軍の惨禍、そしていまのイラクをはじめとする中東地域の混乱をみるとあきらかです。やはり「彼岸の汝を殺すは正義」なのでしょうね。これらの課題は、社会生物学(という学問があれば)の研究範疇となるのではないでしょうかね。人間が至高の存在であるとの先入見が、正義や戦争に関する議論を矛盾だらけの結論に導くのかもしれません。また時間を見つけて考えてみたいと思います。本論とあまり関係ないですが、ページ追記。パスカル先生の冷笑あるいは冷徹とはちがって、人間という存在に、多少は希望を持たせてくれる詩句のひとつと思います。ずいぶん牽強付会な紹介になり、申し訳けないです。いつもアクロバティックな終わり方で、われながらお粗末と思います。エリュアールの詩はこのページhttp://plaza.rakuten.co.jp/eaucourante/4000/
2004.07.04
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徹夜疲れが、まだ尾を引いて立ち直れません。年寄りは年相応にがんばればよいと言うことを学習しました。時事問題です。フセイン元大統領の身柄が正式にイラクに移送されて、その裁判(?)の模様が放映されていた。正義は奈辺にありやと?まわらぬ知恵をはたらかすが、わかりません。そこで、困ったときのパスカル先生だのみである。引用開始 なぜ、汝はわたしを殺すのか、汝のほうが有利なのに、わたしは武器を持っていないのだ。 なんだって?汝は川の向こう側の住人ではないか。 (略) 汝が向こう側の住人であるからには、わたしは勇者であり、わたしのすることは正しい。引用終わり講談社文庫版『パンセ』(松浪新三郎訳)ポールロワイヤル版233まさしく彼岸の人間は敵なのである。パスカル先生は冷笑的にこの断章を書いた。以来400年を経ても人間の心性はかわることはない。子どものころ読んだ、SF小説に描かれる戦争は例外なく地球外生命体とのそれのみであったが、これらは地球上には戦争がなくなることを前提としての物語である。本当にそんな時代が訪れることはあるのだろうか。おりしも、参議院選挙の投票日も間近である。今朝の新聞に入ってきた候補者諸君の言説(政見)をすこしはチェックしておこうと思ったのでありました。この項つづく予定。23時ころ追記)大上段に振りかぶったテーマが沈没するのは、よくあることです。明日はまた別のことを書くかもしれません、
2004.07.03
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ようやくコーディングが完了した。世の中、ソフトウェアは買うものという認識のようだが、ないものはつくらなければならない。今回のはやや特殊な回帰計算で(Windowsアプリである必要もなく)、Cでがしがし書いておりました。コンパイルがなかなか通ってくれず、記憶力と体力の衰えを痛感しました。かんたんな文法もわすれていましたし、短期記憶を補うために書いているメモの連関もおぼつかなくなる。やはりプログラムは若い人の仕事です。余談だが、わたしの世代の前の実験屋であれば、装置は作るものと相場が決まっていた。マイコン使いの新人類であったわれわれは、装置をブラックボックス化するなど、研究者の堕落であると先輩方に貶められたものである。(補注。当時はマイコンというのが一般的であった)わずかな進歩とともに、失うこともまた大きい。ひるがえって、進歩して得られた幸せ(あるいは不幸)は本物なのかとやや哲学的な疑問にもつながりますね。疲れがとれないので、今日も早く寝ることにいたします。なんだか長い1週間でした。訂正と一部秘密日記へ移動
2004.07.02
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(承前)プログラムのコーディングの続き。結局、朝までおきていることになりそう。午前フレックスにしてしまおうか。年寄りに徹夜はこたえます。つづきです。徹夜明けのまま、出勤。今日はもうあかん、早く帰って寝ようと帰り支度をしていた4時過ぎ。○○会議に出てくれないかと、突然の指名。(庶務一般を議題とするしょうことなしの会議です。)うちの会社には、誰も守らない「1時間ルール」という会議時間に関する規則がある。庶務の議題で1時間を越えることはあるまいと踏んでいた。ところが、まんまとはめられた。なんと9時半ころまでかかった。本旨からはずれて暴走する長老をたしなめ、自分も眠いことこの上ないのに居眠りする若いものを注意し、半死半生で5時間を乗り切った。会議の司会のリードのしかたにもよるが、腐ったみかんは経時で増殖するのだ。会議における無駄な言葉集。 「自信がないのですが」という前置き。そんなこと言ったら誰も聞いてくれません。 「個人的には…」 ?? 多くの場合、会議では個人の意見を求められているのです。 「○○さんがいわれたように…」あなたの意見を聞かせてください。 内職をするもの、発言しないものは参加する資格がない。会社でも(少し規模の大きい会合では)、私語が散見されるようになり憂うべきことである。自分でもいやみなじいさんになったものだと思います。ひさしぶりの徹夜のせいでしょう。許してください。もう、寝ます。
2004.07.01
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