地震以来、なんとなく気がふさぐ日々が続いている。時間はたっぷりあるのに、本を読むことにも集中できない。
実家や姉、友だちの安否がわかるまではやたらと片づけをしていた。体を動かしていなければならなかったのだと今になって思う。
そして10日以上経った今、とりあえず実家も姉のところもガスが使えなかったりはするものの、何とか落ち着いた生活をしているという。落ち着かないのはむしろ私の方かもしれない。
運休していた仙台行きの高速バスも昨夜の便から運行しているとのこと。今夜にでも仙台に向かおうかと思って母に電話をしたら「来るな」と言われてしまった。「来なくていい」じゃなくて、「来るんじゃない」というような口調だった。曰く、まだ何があるかわからない。余震も絶え間なく続いている。帰れなくなるかもしれない。かえって心配だ。云々。
確かに今私一人が行ったところで何ができるわけでもない。食料を運ぶにしても知れたものである。顔を見て安心したいというのは自己満足だろう。それでも迷うのである。
とりあえずもう少し様子を見ていよう。今何をすればいいのかを考えて行動すること。これが思いのほか難しい。
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