Flatのガンプラ製作日記

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2019.04.05
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。

今回は「神様の御用人」です。


【中古】神様の御用人 / 浅葉なつ

この本は現在8巻まで出ていて、私は7巻まで
読んでいるのですが、
とても好きな本です。

この本の設定は以下のような感じです。



かつて、神は人から畏れられ、敬われることで、それを力にしてきました。
そして、蓄えた力をもとに人に奇跡を与えてきました。

人が神様を敬うほど、ますます神は力を増し、人々に恩恵を施すことが
可能になるという好循環が起きていたわけです。


日々のお参り、季節ごとの神事など、かつては
熱心に執り行われていたが、
今はほとんど
行われず、
お正月などにわずかな小銭
を納めて、願いごとだけはする。


敬われることがなくなった神様たちはだんだん力を失っていく・・・




というわけで、このお話に出てくる神様は
かつてのような無限の力を
有した存在ではありません。

さらに言えば、記憶を失ってしまったり、
失くし物をしたり、困って
います。
力の弱った神は自分でその問題を解決できません。
そこで、主人公が「神様の御用人」として御用を聞いていく、という感じです。


主人公は御用人という役目を拝命したことで、神のことが見え、話すことができるという点以外は普通のフリーターです。
お金がないから、交通費をケチりながら、各地を訪れて、神様の御用を聞いていきます。
決して特別な才能を発揮することなく、
地道な調査と想像力、
そして、誠実さで
決して解決できそうもない問題を解決していきます。


読んでいてとても清々しいです。

ちなみにこういうお話なので、実際の(?)神様がたくさん出てきます。
オオクニノヌシノミコトとか、コノハナノサクヤビメとか、スサノオノミコトとか
ほかにもいっぱい。

気になったんで、「古事記」も読んでみました。
すると、オオクニノヌシノミコトは各地に奥さんがいたようで子どもも100柱以上
いたそうです。
この小説でもなるほどなあというキャラ設定になっていてとても楽しいです。
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Last updated  2021.04.03 13:28:04
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