Flatのガンプラ製作日記

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2026.04.28
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「タイタニア1」です。


タイタニア1 疾風篇 (講談社文庫) [ 田中 芳樹 ]


田中芳樹さんは銀河英雄伝説、創竜伝などありますが、私は銀河英雄伝説の
思想が結構好きです。
有能な専制君主と無能な共和制、何が良いのかを考えさせられるお話であり、
戦闘シーンも読み応えがあります。
タイタニアもそんな感じかと思ったのですが、ちょっと違いますね。


タイタニアは人類の生存する宇宙の大部分を占める国家の中の一族です。
中の一族ではあるのですが、彼らが連盟から寝返ったことでその国家は生き長らえる
ことができたこともあり、タイタニア一族に物申すことができません。
しかも、タイタニアに敵対する組織には徹底的な弾圧をしますが、適度に服従する
者たちには、通商、警備、金融などの利益をもたらす存在であり、一方的な搾取だけを
しているわけではありません。
もちろん、革新的な技術を「安い値段で売れ、売らないなら死ね」とかは言ってくるので
天使ではありません。

そんなタイタニアに楯突いたある小都市が体裁だけのために一戦交え、負けたところで
降伏する算段で、ファン・ヒューリックを司令官として派遣します。
しかし、ファンはある奇策を用いて、戦いに勝ってしまいます。


ファンはタイタニアからも狙われるお尋ね者となってしまいます。
ファンはヤン・ウェンリーと似ているところがあり、戦争に消極的にも関わらず、
戦争ノ才能があるのです。
タイタニアがファンを敵とみなさなければ、ファンは敵にはならず、難敵は誕生
しなかったでしょう。

これは仕方のないことだったのでしょう。

ファンは一度ならず二度もタイタニアの五家族を翻弄します。
五家族はタイタニアの顔です。
ファンは一生狙われる立場似なったということですね。

ちなみにファンが立った理由が「世界をタイタニアの支配から救い出すため」
とかではないところがとても良いです。
とても個人的で小さな理由なのですが、はっきりしています。
命をかけて自分を守ってくれた人に対して恩を返す。
そのせいでタイタニアから狙われることになっても、仕方ないと思える。

2巻にも期待です。





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Last updated  2026.04.28 08:32:47
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