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しかし、感染を防ぐために、何かモノを食べたらすぐに歯磨きするよう言われていたので、たとえチョコひとつでも、食べた後にはいちいち歯磨きをしないといけなかった。私は「いいよ、いちいちしなくても」と言うのだが、お母さんは「しなきゃだめだよ」と強制的に歯ブラシを持ってくるので、歯磨きせざるを得なかった。いちいちの歯磨きがめんどくさくて、おやつを食べたくても、食事の前後以外はなるべく食べ物を口にしたくなかったのも事実だった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月26日
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だんだん日が昇ると、淡いピンク色の空もなくなってきて、窓を見る代わりにテレビをつけた。5時ごろになると情報番組が始まった。テレビをつけてすぐはニュースとか天気予報とか見ていたが、5時からみんなが出勤する時間まで、同じニュースや天気予報を何度も繰り返しやっているので飽きてしまった。途中、6時ごろに夜勤の看護師さんが採血に来て、それがその日の血液データとなる。ついでに体温、血圧、血糖値もはかり、(血糖値は少量の血液ではかれるのでその場でチクッとやればすぐにわかった)血糖値が低い時は「飴とかチョコがあったらすぐに舐めて」と言われるので、常備していたチョコの「ダース」をひとつ口にできるのがちょっとした楽しみだった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月25日
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夜は長かった。ふと目を覚まし、「だいぶ寝たかな」と思って窓の方を見ると、まだ真っ暗だった。またしばらくうとうとして目を覚ますと、まだ真っ暗。途中、私がごそごそしているとお母さんもなかなか熟睡できないのか目を覚ましていて、「今何時?」と聞くと「2時」とか「3時」とか答えてくれた。「なんだ、まだ3時か~」とがっかりした。そんなことを何度か繰り返し、やっと明るくなってくるとほっとした。しかし、明るくなったといってもまだ5時前とかそんな時間なのだ。同じく目を覚ましたお母さんにカーテンを明けてもらうと、空は朝焼けでとてもきれいだった。天気のいい日はほんのりピンク色の空で、まだ少し黒味がかった薄い雲がその空にわたあめを伸ばしたように広がっていてとても幻想的だった。「キレイだね…」元気な頃はそんな時間に起きることはなく、そんな空にお目にかかることはまずなかったので、しばらくそのピンクの空に見とれていた。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月24日
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しかし、お母さんも疲れがたまっているのか、呼んでも起きないこともあった。夜中なので小声で「お母さん、お母さん」と呼ぶのだが、だめだった。我慢して寝ようかな、とも思ったが、気にすれば気にするほど眠れなくなった。そんなによく眠っているお母さんを起こすのも申し訳ないし、看護師さんも「いつでも呼んでね」と言っていたのでナースコールを押した。看護師さんはすぐに来てくれた。「いつもお母さんにやってもらうんだけど、なんか起こすのも悪いから…」「そうだね。遠慮しないで呼んでくれていいんだよ。終わったらまた呼んでね」ひそひそ声で看護師さんと話し、ベッド上での用を足し終わると、物音に気がついてお母さんが目を覚ました。「トイレ?起こしてくれてよかったのに」「大丈夫。看護師さん来てくれたから」結局起こしてしまった。お母さんには私のことを気にせず充分に眠ってほしいと思った。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月23日
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夜は相変わらず眠れなかった。いや、術後間もない頃のようにまったく眠れないということはなかったが、うとうとしただけですぐ目が覚めてしまうのだ。ずっと寝ていればトイレをしたくなることもなかったが、一度目を覚ますとトイレがしたくて気になって眠れないこともあった。昼間はお母さんがそばにいるので、トイレのお手伝いもお母さんにしてもらっていたが、夜中はそうもいかなかった。看護師さんは「いつでも呼んでくれていいからね」と言ってくれていたが、やはりトイレのたびにいちいち呼ぶのは気がひけていつもお母さんに手伝ってもらっていた。お母さんも「夜中でも遠慮しないで起こしていいからね」と言ってくれていた。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月19日
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ふと、なんだかベッドの足の方が上がっているような気がした。お母さんに「足の方上がってない?」と聞くと「そんなことないよ」という答えが返ってきた。ベッドは平らなままだというのだ。でも、なんだか足が上になって、頭が少し下になっていて、緩やかな坂に頭を下に向けて寝せられているような感覚がした。「ちょっとハンドル回してみてよ」そう言ってお母さんに確認してもらったが、やはりベッドは平らなままだった。「ほんとに上がってない?」「? 上がってないけど……」何度も確認したが、やはり平らなままだという。その感覚を何とかしたくて、ベッドの頭の方をほんの少しだけ上げてもらった。ちょっとは改善されたような気がした。あまりにもベッドに寝たままだったので感覚がおかしくなってしまったのだろうか?私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。もし自分や家族が脳死になった時、あなたはどうしたいですか?多くの人に臓器移植についての正しい知識を持ってほしいと思います。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月18日
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うとうとして目を覚ますとおばあさんはいなくなっていた。「あれ?おばあさんは?」「先にアパートに帰ったよ」時間を見るとまだ夜の9時前だった。「どうせアパートに帰っても一人なんだからもうちょっといればよかったのに」私は一人でも多くの人が病室にいたほうが賑やかでよかったので、おばあさんにもあまり早く帰ってほしくなかった。「でも、おばあさんももう年だから疲れてるしね」お母さんにそう言われて、「そうだよね」と改めて思った。いくら元気なおばあさんでも、もう70代も半ばなのだから知らない土地で生活するのは肉体的にも精神的にも思った以上に疲れるだろう。しかも、孫の看病なんて…。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月17日
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そんな風にかいがいしく、献身的につくしてくれる2人の姿を見て、なんだか切なくなってきた。本当は、若い私がお母さんやおばあさんに色々やってあげなきゃいけないのに、ほんと情けない…。無表情なふりしてマッサージをしてもらっていたが、そう思うと、ほろりと涙がこぼれ落ちた。涙を気付かれないようにそっと目を閉じ、心の中で「ごめん、ごめん…」とつぶやきながら、私はそのまま眠ってしまった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月16日
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肝臓が悪く、まだ栄養をうまく体内で処理できていないことや、ずっとベッドの上で寝たままであるせいで、私の足はむくんでいた。また、手は点滴漏れによってむくんでいた。お母さんやおばあさんはそんな私の手足を見て、暇を見つけては一生懸命私の手足をマッサージしてくれた。「あ~あ、こんなにむくんで、青あざもできてかわいそうに…」そう言って手のひらを一生懸命マッサージしてくれるお母さん。「おばあさんがやると気持ちいいだろ?」年のわりには力が強くて、私よりもごつごつした手でベッドから出た私の足の裏をマッサージしてくれるおばあさん。「マッサージはリラックス効果もあるんだよ」2人そろって、動けない私にマッサージをしてくれた。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月15日
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点滴漏れしたところは青黒いあざになった。そのあざはつまり内出血なので、押すと打ち身のような痛さがあった。毎日の点滴で何度も点滴漏れしていると、あざの部分も一箇所ではなかった。右手に点滴針を刺すと何かと不便なのでだいたい左腕の血管に刺していた。なので左腕の内側の手首から肘の間にかけて、青あざが一面に広がっていた。内側がダメなら外側にも刺した。手の甲にも刺した。手の甲の血管は太くて見やすいので刺すほうにとっては刺しやすいのだが、刺される方としてはとても痛いのだ。それに手は腕よりもよく動かすので上手にテープで固定していてもすぐ針がずれて漏れてしまい、長時間の点滴には不向きだった。左腕がダメなら右腕の内側、外側、手の甲…と様々に位置を変えながら両手のあちこちに針を刺された。それに加えて毎日、1~2回の採血。本当に毎日毎日針を刺されるのでその痛みにもいいかげん慣れてしまった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月14日
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個室で寝泊りしていたお母さんも交えつつ、そうこう話をしていたが、肝心の点滴針はまだ刺さっていなかった。(大きな声では言えないが)あまり注射が上手でないらしく、「ここはどうかな、あそこはどうかな?」と何度か試みるのだが、刺さっても点滴が落ちなかったりとどうもうまくいかなくて、「何度もごめんね」と言いながら、しまいにはもう一人の当直のベテラン先生に来てもらうことになった。やって来たのはすらりとした細身の女の先生で、カツカツ足早にやってきて、知的でちょっと近寄りがたい印象を持ったが、話し方はそうでもなく優しかった。「はい、ちょっとチクッとしますよ~」といいながら、サクッと一発で針を刺してしまった。しかもあまり痛みもなかった。さっきの点滴針との格闘はなんだったんだろう?というくらいあっさりうまくいって、ちょっとあっけにとられてしまった。先島先生は申し訳なさそうに、しかしちょっとほっとしたように「じゃあ、おやすみなさい」と言って、ベテラン女医さんと一緒に去っていった。お母さんと顔を見合わせて「すごいね」と苦笑いをしてしまった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月13日
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とにかく、点滴が漏れていたので針を刺し直さなければならなかった。今度は点滴針を刺しに当直の先生がやってきた。その日やってきた先生は、初めて見る顔だった。「先島といいます。隣の班なので直接はふうこさんの担当ではないけれど話は聞いてます」先島先生はまだ医者歴が浅いかんじで(おそらく研修医)、めがねをはめていて若くて優しそうな先生だった。「僕は沖縄の大学を出たんですよ」点滴針を刺しながら自分の話をしてくれた。沖縄、と聞いて、私が以前いた九州と近いな、と思ってしばし南国話で盛り上がった。私の担当の先生の一人である小西先生も沖縄の大学を出ていると言っていたので「先生、小西先生のこと知ってた?」と聞くと「いや、同じ大学だったみたいだけどここに来て初めて知りました」とのことだった。やはり同じ大学といえども学年が違うともうわかんないか、と思いながら点滴針が刺さるのを待っていた。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月12日
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“漏れている”というのは、点滴の針が血管を突き破っていたか、うまく血管に刺さっていなかったか、何らかの理由でちゃんと血管内に薬が入っておらず、皮下に液が漏れてしまう状態のことを指す。うとうとしていたが、目を覚まして自分の左腕を見てみると、腕がパンパンにむくんでいた。手のひらや指までむくんでいて、指を曲げようとしても曲がりにくい状態だった。寝ていたので点滴が漏れていることに気がつかなかったのだ。普通、点滴が漏れていると多少痛みがあるのだか、それまでにも何度か漏れたことがあったし、点滴針を毎日のようにあちこちに刺され、針の傷みなのか点滴漏れの痛みなのかよくわからなくなっていたのだ。そういう鈍感なところが、そもそも病気の発見が遅れた事由だったのかもしれないが…。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月11日
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機械つきの点滴は、点滴液を大きな注射の容器に入れてそれを機械に横向きにはめ込み、その機械から出たコードをコンセントに繋ぎながら使うようになっていた。その機械で液が入る量を一定に保ちながら少しづつ正確に液の量を調整しているのだ。しかし、液がなくなったり、うまく点滴がいかなかったりなどの不具合が生じると「ピーッ、ピーッ」とけたたましい音を鳴らした。その音はわざわざブザーで看護師さんを呼ばなくても、少し離れたナースステーションまで聞こえてしまうくらい大きな音だった。昼間はまだいいのだが、夜中に鳴ると最悪だった。ただでさえ眠りつけなかった私は、その音で目が覚めて、それから寝られなくなってしまうことも多々あった。ある夜、当直の看護師が新人ナースだった時にその機械が「ピーッ、ピーッ」と鳴り出して、新人ナースがやってきたまではよかったが、止め方がわからずに「どうしよう…」とおたおたしていたことがあった。結局は一度点滴を止めて音は鳴り止んだのだが、どうやら点滴が漏れているようだった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月10日
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点滴も、何がどういう効力の薬なのかは全くわからなかったが、ICUでしていたオレンジジュースのような(色のカバーをかけた)ものや、量を機械で量りながら少しづつ少しづつ体内に入れていくものや、さっきのきれいな薄緑色のや、とにかく色々な種類ものがあった。色々なものを毎日のように体内に入れている当時の私は、点滴なしでは生きられない身体だった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月09日
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数値が悪化すると、今まで順調に減ってきていた点滴の数も元に戻っていった。以前にやっていたような点滴もあれば、今まで見たこともない色の点滴も加わったりした。「これはタンパク質の点滴でね、小さくてちょっとどろどろしてるけどとっても高価な薬なんだよ」点滴を持ってきた看護師さんが教えてくれた。肝臓の機能があまりよくないせいで体内のタンパク質が少なくなっているのでこの点滴が始まったらしい。それは透明な薄い緑色をしてちょっと粘り気のあるような点滴で、小さなガラスの容器に入っており、その容器がちょうど2個さくらんぼのようにぶら下がっているので、点滴棒を揺らすとそのガラス同士がぶつかり合ってカチャカチャと音を立てていた。「キレイな色…」看護師さんが点滴をセットして去っていき、静かになった個室の中で、水あめのような薄緑色の透明の粒が静かに落ちていくのをじっと見ていた。粘り気のあるせいか、点滴薬が減るごとに、ビンの中はブクブクと泡だってきていた。量が少ないので時間的には短いのだが、「点滴終わりました~」とブザーで看護師さんを呼んでも、何しろ“高価な点滴”なので、「これは高いお薬だから最後までちゃんと落とさないとね」と言って、なかなか点滴をはずしてくれなかった。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月07日
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年末年始で間が空きましたが、前回の続きです。 * * * 本当に山と谷が規則正しく交互に来てくれればいいのだが、現実はそううまくはいかないらしい。谷が続くと、先生達の笑顔もだんだん心からの笑顔ではなくなってきて、南田先生は私を励ますように「3歩進んで2歩下がるんだよ」と言った。私はその言葉を聞いて、「それじゃちっとも進んでないじゃん!」とふくれて言うと、「いやいや。1歩づつだけどちゃんと進んでるよ」と先生は言った。「んー、それはそうだけど・・・かなりゆっくりだよね」「まあ、そうかな…」「えーーー!!」自分では体調的に特に悪化しているという感じはなかったので、「そんなにゆっくりしか良くならないのか」という驚きはあった。そして、「もしかしたら9月退院は無理!?」という嫌な予感がし出してきていた。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月06日
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ブログのネタ帳(?)を入れたデータを実家に忘れてきてしまいました先日、新年初の診察に行ってきたのですが、主治医の先生に、「ふうこさんはすぐ油断するから…」と言って“まだこんなに悪いんだぞ”という検査データ一覧を見せられてしまいました「病気だという意識を持ってね」って。先生、言われなくてもわかってますってばぁ~。常に意識してると心配で憂鬱になるからわざと意識しないようにしてるんですよぉ~(それにしては昨年遊びすぎたか!?)でも一緒に実家に帰った旦那も病院についてきていたのでその説明を聞いた後、進んで私の軽い荷物まで持ってくれたのはラッキー私が元気そうだと旦那まで油断して扱いがひどくなってたからね~まあ、なにはともあれ油断せず元気にやっていきたいです・・・といいつつ、早速1月から九州(旦那の実家)と北海道に行く私でした。。。私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月05日
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また新しい年を迎えることができました本当に幸せなことだと思います。普通の人にとっては当たり前のことかもしれませんが、私にとって「また一年生きながらえた」というのは、本当にありがたくてほっとすることなんです。皆様にとっても、健康で幸せな年になりますように今年もどうぞよろしくお願いいたします私はより多くの方々に臓器移植のことを知ってもらいたくてランキングに参加しています。ランキングが上がると多くの人の目に触れます。多くの人の目に触れると臓器移植に対する関心が高まります。臓器移植はみなさんの善意があってこそ成り立つ医療です。今すぐにでも移植しないと助からない命があります。クリックは一人につき一日一回有効だそうです。どうかよろしくお願いします! ↓ ↓
2007年01月02日
コメント(11)
全19件 (19件中 1-19件目)
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