ねーさんの独り言

ねーさんの独り言

2005年10月31日
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カテゴリ: 読書
伊藤英明さん、ミムラさんの出演で映画になった「クロノス・ジョウンターの伝説」が原作者である梶尾真治氏の手によりノベライズされたものです。

主人公は、あまりぱっとしない人生を送っていた30歳の鈴谷比呂志です。その他に重要な人物が、主人公の初恋の女性青木和美。主人公とタイムスリップする19歳のやくざの少年布川輝良、数学基礎論で知られる九州理科大学客員教授臼井光男、盲目の老女角田朋恵(映画では順に、伊藤英明さん、ミムラさん、勝地涼さん、宮藤官九郎さん、倍賞智恵子さんが演じられてられてます)。

あることをきっかけに過去(1986年)に戻ってしまった登場人物達の群像劇と言うことになってますが、物語は主人公鈴谷を中心に進んでいきます。実は、話の流れは聞いていたのでこんな感じで進んでいくのだろうと思っていたのですが、続きというか、みんなの運命がどうなってしまうのか気になって最後まで一気読みしてしまいました。

確か「黄泉がえり」もそんな感じでした。

もし、もう一度、あの時間に戻れるとしたら。そして、やり直すことができるとしたら・・・

私はどうするかな。
今の自分が自分でなくなってしまう可能性も出てくる訳ですが、一時人生をやり直せたらと思ってたこともありましたが、今の自分にそれなりに満足してますので。

あえていうなら、自分が小学2年生の頃に戻って算数が苦手になるきっかけになった「はしか」にかからないようにしてあげたいな。

主人公の鈴谷が、10歳の自分(ヒロ)に十箇条を伝えるところは、ちょっとうらやましかったし、ヒロがそれをきちんと守った大人になったのがわかって「時間は可変性がある」って頭にひびきました。今からでも未来は変えることができるということです。



この胸いっぱいの愛を

新編クロノス・ジョウンターの伝説





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最終更新日  2005年11月01日 19時47分32秒
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