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奈良旅行「まひるの月をおいかけて」４日目

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2005年12月07日

１８歳の女性が、生まれてからほとんど外に出されることなく、母親に自宅に監禁状態にされていたことが発覚したそうだ。

女性は、身長１２０センチで、体重３０キロ。難しい計算や難しい漢字を読むことはできないらしい。

障害をおっていたので、外に出したくなかったと母親は言っているそうだけれど、それは母親の考えであって、彼女の気持ちはどうだったのだろう。
障害をおっているのは、大変かもしれないけど、生きてこの世界にいることは確かなのに。

それにしても、兄や姉、父親もいる普通の家庭らしいのに、誰も疑問に思わなかったんだろうか。今は、他人だけじゃなくて、家族もお互いを思い合ったりできない時代なんだろうか。
人は所詮一人ぼっちだ。というのが私の考えだけど、一人で生きていくのは、大変だし寂しいし、自分がここに存在していることを誰かに認めて欲しいから、家族を持ったり、友人を持ったりすると思うんだけど、彼女は、そういうチャンスを自分の親に与えてもらえなかったということなんだろう（外に出してもらえないんだから）。

彼女には、これから、今までの１８年間を取り戻せるような人生を送って欲しい。

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