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死者に鞭打つようなことは日本の文化にはなじまないことの一つです。私もあまりそういうことは好きでありません。が、敢えて・・・。私は、自殺が必ずしも悪であると思っているわけではありません。自ら命を絶つ以上は、それなりの覚悟や逡巡、やむにやまれぬ事情があったものだと考えてあげたいです。しかし、松岡大臣のケースは、死をもって問題を解決しようとしているかのように受け取られてしまうのではないでしょうか。問題から逃げようとしているようにも思われてしまいます。そんな形で自殺をしてしまうことは、「風潮」としてよくないように思えます。特に若い世代に対して、「自殺(死)によって解決されることがある」と、死ぬことを簡単に考えさせてしまうような誤ったメッセージを送りかねません。気になることは、一部のマスコミや関係者が、松岡大臣の自殺が美談であるかのように聞こえる発言・書き方をしていることです。特に与党側の関係者にその傾向が見られるように思えます。 少なくとも、文科大臣は、真っ先に「尊い生命」を大事にすることについてコメントすべきだったように思えます。
May 29, 2007
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教育崩壊 「夢教育」で私が再生に挑む渡邉美樹著と、タイトルがついたこの本、著者(教育再生会議の委員の一人)はワタミ株式会社代表取締役社長・CEO、学校法人郁文館夢学園理事長という肩書きを持っています。渡邉氏は経営破綻した郁文館学園の建て直しに2003年から理事長として関わり、学校に競争原理を取り入れ、現在再建を果たしています。この本には学校再建の模様が渡邉氏の視点から、詳しく、思い入れたっぷりに書かれています。渡邉氏の教育への思い入れは半端なものではなく、情熱的です。同時に、その手腕は戦略的であり、さすが、一代でワタミフーズを強大な企業に育て上げただけの人だと思いました。我々教員には、見習うべき点が数知れなくあると思います。文中には、教師に対する厳しい体制作りをしてきたことが延々と書かれています。著者はなかなか変化をしない教員に対する苛立ちを隠しません。書類の出し方、目標の立て方、新人の育て方、授業の作り方、教室のゴミについて・・・様々な学校の不出来についての指摘は、確かに、おっしゃるとおりだと思います。学校現場にPLAN-DO-CHECK-ACTIONが欠けていることも、ある意味、著者が「不思議」にさえ思っているような様子が読み取れます。確かに、学校現場には、PLAN-DO-CHECK-ACTIONという組織として当然の流れがありません。外部の方から見れば、確かに、確かに、不思議であると思います。確かに、確かに。確かに、教育の崩壊は、教師自らが招いた部分が大きいと思います。しかし、渡邉氏?あなたの思考の中には、何か欠けていませんか?P189あたりで、延々と、“教師が授業の始業時間を守れないこと”を怒っています。チャイムが鳴ってから職員室を出発していては、始業が5分遅れるというのです。------------------------------(引用)約束を守ることの大切さを生徒に指導し、規律を守ることの尊さを、身をもって示すはずの教師が、「五分ぐらいいいじゃないか」と考えている。実に空恐ろしい事実だ。<中略>これ契約違反だ。契約にもとづいて授業をし、一年間で評価したうえで約束を履行できていなければ、私たちの学校から去っていただかねばならない。そうでなければ、私たちが保護者に対して契約違反をしていることになってしまう。しかし、この理屈が教師たちにはわからない。------------------------------(引用)始業時間に教師が職員室を出発するのが良い悪いはここでは議論しないことにします。問題は、その前のP186の部分。------------------------------(引用)それ(改革)は、書類の出し方、仕事に向かう姿勢、ものの考え方から始まって、校務運営に置けるあらゆる局面において徹底的に行われた。幹部クラスも例外ではない。<中略>校内にはぴりぴりとした緊張感で張り詰めていた。改革によって仕事量が膨大に増えた上、 慣れない作業に手間取り、教職員たちの勤務時間は連日深夜に及んだ。今までがルーズだっただけにそれに耐え切れなくなる教職員も続出した。 ------------------------------(引用)実際に、かなりの数の職員がこの学校を去ったようです。これは、競争原理が働いた結果のよろこばしい自然淘汰?理事長(一時は校長)として関わっていた渡邉氏にとって、1.職員の労働状態の把握2.職員の労働状態の改善3.改善状況のチェックは、経営者・管理職としての重要な任務のひとつであり、勤務時間が連日深夜に及んでいたことを知っておきながら事態を放置してきたことは、契約違反どころではなく、法律違反ではないのでしょうか?「残業手当を奮発していた」「ローテーションを組んで積極的に年休を取れるシステムを推奨していた」等の適切な処置が行われていたとは著書のどこにも書いていません。少なくとも責任ある職務につきながらの著書の発行であれば、職員の超過勤務へ対するしっかりとした見解と対処の詳細を書くべきではなかったのではないでしょうか。 彼の言動に見え隠れする「過度の合目的主義・競争主義」そして「不寛容」は、本当に教育を再生へと導くのでしょうか??
May 27, 2007
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35人学級実現、教員給与3千億円増 中央教審特別部会2007年05月11日(asahi.comより) 中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の「教育振興基本計画特別部会」が10日、都内で開かれ、委員の小川正人・東京大教授が全国の公立小中学校すべてで35人学級を実現するには、教職員を約4万5000人増やす必要があり、給与支払額は年間約3000億円増えるとの試算を発表した。小川教授は「教職員の多忙な状況を改善するためには、こういう支出を検討する必要がある」と述べ、多くの委員も賛同した。 文部科学省によると、現在は公立小中で約70万人の教職員がおり、給与総額は年約4兆8000億円。小川教授は「1990年ごろは、35人学級実現のため年1兆数千億円が必要とされたが、児童生徒の減少もあり30人以下の学級も増え、今は負担が少なくてすむ」と指摘。30人学級の完全実施には約11万人の増員が必要で、給与負担は年約8000億円増える、とした。 -------------------------------------------------あれ?教員増は○○省のおかげか何かで見送られて、教員減の方向だったのではないのでしょうか?時事に疎い私にはよくわかりません。給与支給額で言えば、3000億円でも、設備(学校新設等)のことも入れると、また計算が違ってくるとか言う話も聞いたような・・・。実現するといいとは思っています。給与支給額がこれでOKなら、 4兆8000億円分の3000億円、つまり、6.25%の現職員の給与カットでいけることになります。これぐらいなら、カットしちゃってもいいように思います。お仲間さんたちから非難を浴びそうですが、これぐらいは、我慢をしないと仕方ないのが現状ではないでしょうか。 校区変更等で、できるだけ学級増や新設校の必要性も減らして、一気に実現してしまえないものでしょうか?? 40人ぐらいが適当だとか、おっしゃる方もいます。まあ、色々と考え方はあると思いますが。単純に今の学級経営の難しさの要因のひとつが、子供たち一人一人の我がまま(あきれるほど我がままです)の総和(私は相乗と思っています)であるとすると、5人減れば、クラスのストレス要因が12.5%緩和されるわけです。40人でもうまく学級経営ができる教師がいる一方で20人でも崩壊する教師がいるとおっしゃる方もいます。だから教師次第だと。だったら、20人で崩壊する教師は40人ならまちがいなく崩壊するはずです。そんな教師を即退場させる制度がない限り、そんな教師は毎年学級崩壊を繰り返すことになります。校内に負債をどんどん増やしていきます。崩壊とは言えないないまでも、微崩壊を繰り返す教師なら、たくさんいます。私自身も危ういかもしれません。壊れた硝子のコップをもとに戻す作業はたいへんなのです。確かに、教師・学校の責任の部分は大きいと思います。しかし、今、現在進行形で、崩壊した学級で苦しむ子供がいるのです。始まって1ヶ月というのに!ああ、もう某学級の子供たちが指示を聞かなくなっているとの噂が・・・・ああ、もう某知り合いの学校の6年生は援助で入り込んでいる教頭の指示さえ聞かず、授業中に歩き回った挙句に家に帰ったらしい・・・ああ、もう某知り合いの学校の中学1年生が教師を殴ったとか・・・・
May 13, 2007
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2001年あたりに陰山英男氏の取り組みや斎藤孝氏の書物を読んだり、テレビでその活動の様子を見たりした覚えがあります。それからもう5年以上も立ちました。本を呼んで実際に自分のクラスでもやってみようとした方も多いと思います。ところが、なかなかうまくいかない・・・という話はよく聞きました。うまくいっている実践を自分の教室に持ち込むんでも、その通り行かないということは良くあることです。3分間でつくる授業モード 著者: 原田誉一 この本は、陰山氏・斎藤氏が推し進めてきたことを、たいへんわかりやすく、ひとつひとつの手順とその意義を具体的に説明しながら、だれでも教室内で確実に実践できるように書かれています。マネができるかどうかは別として、あー、こんなふうにやっているんだということがわかるだけでも大変参考になると思います。このブログでも書いてきましたように、我々は情報不足です。これから激増する若い世代の教師に情報を伝えるということが、急務な筈であるのに、情報は不足し、混乱したままです。この本は情報不足を丁寧にカバーしているという点でもすぐれていると思います。ちなみに、筆者のHPはhttp://plaza.rakuten.co.jp/yoiti/恐ろしいほどにタフに仕事をこなしておられます。すごい。
May 4, 2007
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秘密で、保護者の携帯へプラス情報を流してみました。最初からあまり手広くしてしまうと無理が生じるので、とりあえず、気にかかる子供2名の親からメルアドを聞きだして、「保護者からの質問や苦情・要望等の込み入った話にメールで応じるのは誤解・行き違いを生みやすいので『こちらからの一方通行』を原則ということでお願いします」という形でスタートしてみました。 オジサンは携帯入力に不慣れで、指が動きません。こちらも携帯でやるとたいへんな時間がかかってしまうので、パソコンから発信しています。「算数の時間にわからなかった小数を10や100で割る計算を居残りでがんばりました」 等、日常のちょっとしたプラス情報を流しています。 保護者の方はとても喜んでくれているようで、 すぐに返信が来ました。やりだしてすぐに「うちの子供は勉強ができないことを友達から馬鹿にされて・・・」といった内容の超ロングメールが来ましたが、「最初にお約束しましたように、こみいった話し、とくにマイナス面についての話は、電話か直接お会いして話させていただいた方が、しっかりと気持ちが伝わりやすいと思います。後日、お話を聞かせてください。」と、返しますと、すんなりと了解していただけました。まずまず、イケそう?
May 3, 2007
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