
ゴルフって、“視力”に左右されるスポーツですよね。
ボールの行方、ピンの位置、芝のライン…
どれも「見えてるかどうか」で、判断もスイングも大きく変わってくる。
そんなゴルフにとって重要な「目」に、実は 静かにダメージを与えているもの があります。
それが、 紫外線 。
正直なところ、日焼け止めや帽子はしていても、「目の紫外線対策」まで意識してる人って、少ないんじゃないでしょうか?
「白内障っておじいちゃんの病気でしょ?」
そう思ってる人、多いと思います。でもこれ、半分正解で半分間違い。
白内障はたしかに“高齢になるほど出やすい”病気なんですが、 その原因は若い頃からジワジワと蓄積している んです。
その一因が、 紫外線による酸化ストレス 。
紫外線を長年浴び続けることで、目の中の“水晶体”というレンズの部分が 濁ってくる(=白内障) 。
この変化は自覚症状が出るまでに何年もかかります。
つまり、
10代・20代の「今」の過ごし方が、30代・40代以降の“見え方”に影響する
ということ。
ゴルフって、プレー時間が4〜5時間と長く、基本的にはずっと屋外。
しかも足元は芝なので、 上からの紫外線+地面からの反射光 という“ダブル紫外線”を浴び続けることになります。
もちろん、白内障の原因は 加齢や遺伝、生活習慣などさまざま で、「紫外線だけが悪い」というわけではありません。
でも実際、
紫外線は水晶体に酸化ストレスを与え、白内障のリスクを高めることが知られています。
「ゴルフでサングラスって、なんか慣れないなぁ」
「スイングの時に邪魔そう」
そんな声もよく聞きます。でも、ここでひとつ断言させてください。
サングラスは見た目のアイテムじゃなく、“目の健康を守る道具”です。
最近のゴルフ用サングラスは本当に優秀。
UVカットはもちろん、 偏光レンズで芝の凹凸が見やすくなる ものや、 レンズカラーでコントラストが強調される タイプもあります。
「目が楽になった」「ボールがよく見えるようになった」という声も多くて、パフォーマンス向上にもつながるんです。
そしてなにより、 将来の自分の“見える力”を守ることにつながる 。
これが一番のポイントです。
10代・20代でゴルフを始めるって、本当に素晴らしいことです。
だけど同時に、「見えにくくなってから気づいた」では遅いこともある。
白内障は、手術で治る可能性のある病気ですが、 それまでの時間、見えにくさに悩まされる期間が長くなるかもしれません。
だからこそ、いまのうちから 目を守る習慣=紫外線対策 を始めてほしい。
肌は日焼け止め、目はサングラス。
この2つをセットにして、未来の視界も、未来のスコアも守っていきましょう。
▶︎ サングラスで守る『未来の眼』 ジュニアゴルファーへの推奨と道半ばの理解
▶︎ 白内障の手術
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