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bunakishike

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2012年01月23日
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カテゴリ: スポーツ

 錦織圭の快進撃が止まりません。

今日夕食時にテレビを見ていたら、ついに全豪でベスト8に進出したというニュースが報じられていました。

全豪で4試合勝ったのは日本人では初めてだそうです。

ニュースでは昨年からの快進撃について報道していました。

そこでは、プレースタイルを攻撃重視から守り重視に変えたことが成績が上がった原因というように報道していました。

そして、それは錦織の成長であると結論付けていました。

ここで、思いだしたのが「Number」794号での彼に関する秋山英宏氏の記事です。

氏の記事を読むと、西織のプレースタイルの変化は、昨年にコーチを変えたことによるものであることが分かります。

シーズン開幕前に、アンドレ・アガシらを育てたブラッド・ギルバートをコーチに招きました。

ギルバートコーチは「ウイニング・アグリー」(醜く勝つ)という著書を持ち、錦織にかっこよく勝とうとするなと説いたそうです。

無駄にリスクを冒さないこと、守備力を上げること、そして全体的にミスを犯さないことを求めたのです。

昨年の全豪オープンでは3回戦に進出。

錦織は「100%ではないが、理想とするテニスが出来た」と語っています。

攻撃的なスタイルが身上の錦織にとっては本意ではない戦いだった。

そのため物足りなさが残りました。

しかし、新しいスタイルに取り組み意志が揺らぐことはなかったのです。

リズムを変えて、敵のミスを誘う。

その戦い方が、10月に上海で行われた大会で上手くいきます。

1回戦ではロビン・ハーセ、2回戦では全豪の4回戦で破った、ツォンガを破る。

準決勝ではアンディ・マリーには敗れるも、ランキングを17人抜きで30位に上がる。

そして、次のスイス室内選手権では、ランキング1位のジョコビッチを準決勝で破る快挙。

そして、今回ベスト8進出となるわけです。

全豪はまだ終わっていませんが、去年から今年にかけての錦織の軌跡を見ていくと、ギルバートコーチの戦略が見事にハマったと言えると思います。

しかし、これほどまでにテニスでコーチの力が勝敗を左右するとは思っていませんでした。

錦織は昨年12月時点でランキング25位ですが、今年中に15位を狙っているそうです。

さしあたって、次のアンディ・マリー戦は、前回の敗戦からどのように戦い方を変えてくるか、とても興味があります。

少なくとも、相手のミスを誘う戦い方では、トップ4には通用しないことは、分かっているのでから。。。。












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Last updated  2012年01月23日 20時02分40秒
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