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2020.06.08
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カテゴリ: ドキュメンタリ
1892 ジャック=イブ・クストー 8/海の百科 5:海の上のラッコ/北国のビーバー [海の百科 DVD-BOX]


※オモテ面

【スタッフ】
[海の上のラッコ]
・監  督  フィリップ・クストー
       ミッシェル・デロワール
[北国のビーバー]
・監  督  フィリップ・クストー
       ミッシェル・デロワール

【キャスト】
[海の上のラッコ]
・解  説  ジャック=イヴ・クストー(麦人)

[北国のビーバー]
・解  説  ジャック=イヴ・クストー(麦人)
・ナレーション ジョセフ・キャンパネラ(山野井仁)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  REDV-00501
・製作年度  [海の上のラッコ]1971年
       [北国のビーバー]1975年
・製 作 国  フランス
・原  題  La Collection
       JACQUES-YVES COUSTEAU
・発 売 元  IMAGICA

・協  力  STEP BY STEP
・価  格  税込 36,750円/税抜 35,000円(全10枚)
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----

・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   97分(985分)
・サ イ ズ   4: 3
・音  声  1.日本語吹替(モノラル)
       2.英語(モノラル)
・字  幕  ----
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、複製不能、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD、レンタル禁止
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :海洋研究のパイオニア、
      ジャック=イヴ・クストーが贈る
      荘厳なる海の世界

本BOXの特典として、36ページのブックレットが封入されている。内容は次の通り。
1.中村征夫 インタビュー
  ~若い世代に伝えたいクストーの魅力~    P. 2
2.カリプソ号解剖               P. 6
3.カリプソ号の仲間たち            P. 8
4.クストーチームが探検で出会った生き物たち  P.10
5.クストーチームの乗り物           P.12
6.クストーの偉大な発明            P.14
7.DVD収録作品紹介             P.18
8.ジャック=イヴ・クストー 活躍の軌跡    P.30
なかなか濃い中身だ。侮れない。


※ジャケット(裏面)


※ブックレット⑤


※ブックレット⑥

【感  想】
「DISC 5 海の上のラッコ/北国のビーバー」

ジャック=イブ・クストー率いるチームが、世界の海を冒険するドキュメンタリー番組のディスク4。絶滅しかけた希少哺乳類を追った作品が2本収録されている。
もちろん、私は、ラッコもビーバーも水族館でしか見たことがない。(笑)

■. 9.海の上のラッコ THE UNSINKABLE SEA OTTER(1971)
アラスカ・ラッコとカリフォルニア・ラッコを追った1編。
アラスカでは捕らえた2匹のラッコを網で囲った入江に離して観察する。
カリフォルニアでは、餌付けに成功したラッコの生態をカメラが追う。
……というお話し。
「ラッコの毛皮に最初に目をつけたのは日本人だった」と言うナレーションが衝撃的だった。でも、ラッコの毛皮のコートやマフラーなんか見たことないなぁ。
絶滅に瀕したラッコを観察しながら、人間生活とラッコの保護について、クストーが識者と話しをする場面が興味深かった。勿論、結論が出るわけではないが、十分に問題が提起されていた。
やはり、ドキュメンタリたるもの、こうでなければならない。ただ生態を写すだけでは意味がないのだ。(某国営放送のことではありませんので、念のため) ラッコも可愛らしかったが、クストーがどちらにも偏らない発言をする辺りは、シリーズの中でも屈指の名場面ではないかと思う。

■.10.北国のビーバー BEAVERS OF THE NORTH COUNTRY(1975)
北米にアメリカ・ビーバーの生態を追うクストー・チーム。彼らは、秋から冬、春にかけてビーバーを観察するため、湖の岸辺にキャビンを建てる。
……というお話し。
クストー・チームは、保護区に連れて来られた2匹のビーバーを譲り受け、飼い始める。キャビンの中に棲み処を作り、エサを与える。まるでバラエティ番組『どうぶつ○○○○』みたいだ。(笑)
一方、湖で見つけた2匹のビーバーに対しては、それほど手厚く遇しない。まぁ、仕方ないことだが、明らかにこちらの方が状態が悪い。オスは前脚をケガしていた。どうせ関与するなら、こちらの方を手厚くすべきではなかったか、と思った。
クストーのドキュメンタリは、観察対象と接触する、或いは生活に介入する、というのが特色だろう。“野生動物の生態を調査する”という目的からすると間違っているような気もするが、70年代はそれが一般的だったのかも知れない。

『海の上のラッコ』で、途中、“リブリーザー”という閉鎖式ダイビング・システムについて短い解説があり、なかなか興味深かった。クローズドサーキットシステムとも言われる仕組みで、呼気から炭酸ガスを吸収し酸素を再利用する。取り扱いが難しいと言っていたが、レジャー・ダイバーには普及していないところをみると、商品化出来なかったのだろう。残念だ。(テクニカル・ダイバーは使用するらしい)

そう言えば、30年くらい前、『007/サンダーボール作戦』に出て来たようなカートリッジ式のタンク(?)が販売されていた。 5分とか10分くらいしか潜っていられないものだったが、気泡を出さないため、シュノーケリングの時に使おうかと真剣に購入を考えていた。10万円くらいだったような気がする。
結局、それもダイビングの1本に勘定するため、窒素を抜く時間が必要だと言われて断念した。いまにからすると、買っておけばよかったなぁ、と思う。

オススメ!


[ジャック=イブ・クストー 劇場3部作]
『1878 ジャック=イブ・クストー/沈黙の世界』
『1879 ジャック=イブ・クストー/太陽のとどかぬ世界』
『1880 ジャック=イブ・クストー/世界の果てへの旅』

[ジャック=イブ・クストー 海の百科]
『1885 ジャック=イブ・クストー/海の百科 1』
『1886 ジャック=イブ・クストー/海の百科 2』
『1887 ジャック=イブ・クストー/海の百科 3』
『1888 ジャック=イブ・クストー/海の百科 4』





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Last updated  2020.06.08 05:30:07
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