JINさんの陽蜂農遠日記

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2009.04.13
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カテゴリ: JINさんの農園

週末の農園で作業中に、遠くから『ブーン』という蜜蜂の飛ぶ音とは異なる音が聞こえて

きました。音の方向を見上げてみると、大きな凧があがっているではありませんか。

大きさは畳2枚程度の大きさでしょうか。聞こえてくるのはこの凧に付けられた『うなり』の

音でした。これだけの大きさのものは明らかに自家製であり、竹を細く割り骨を作り

これに和紙を貼り付けて作ったものに間違いありません。

いつもはゴールデンウィーク中にあがっているのを見ていましたが今年は随分早い登場

でした。ただし途中で一度下ろされていましたので今日はゴールデンウィーク本番に

向けた試運転なのでしょうか。

DSC03440_R.jpg

凧あげの歴史はとても古く、千年以上も前に中国から伝えられたと、言われています。

当初は、凧のあがり具合で吉凶を判断する宗教的な占いや、戦争の時に遠方にいる

味方への連絡方法として使われたりしたようです。

江戸時代になり、和紙の普及と共に子供の遊びとして広まり、様々な種類が

生まれたとのこと。また浮世絵などを絵柄にした凧が人気を博したようです。

いまでは凧同士をぶつけ合う競技や、いくつもの凧をつないであげる連凧なども

あります。

昨年中国上海の外灘を同僚と歩いていると、20個前後を繋いだ連凧をあげながら

これをしつこく売っているオジサンが近づいてきました。

一緒の同僚は無線飛行機を趣味にされている方でしたので1個購入されたのですが

ホテルに戻って封を切ってみる何と連凧が3個しか付いていなかったのです。

これぞ諺の発祥の地の『羊頭狗肉』。見事にだまされてしまったことを思い出しました。

DSC08449_R.jpg

凧には『雅』の文字。「雅」の語源が「宮び」であることから、宮廷風の王侯貴族の優雅さを

指すのですが、あげている方はなぜこの文字にされたのか尋ねてみたい気がしました。

息子さんやお孫さんの名前の一文字なのでしょうか・・・・・・・。

DSC03443_R.jpg

春の風に音を変えながらの『うなり』を伴い、そして真っ白な長い糸目をつけて悠々と

空に漂っているあの凧はさぞ気持ちが良いのでしょうね。






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Last updated  2009.04.14 06:55:30
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