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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
noahnoahnoahさんCalendar
先週の初夏を思わせる暖かさによってイチゴの株の中心から新芽が急に伸び始めて
きました。新芽が広がってくるとマルチングの時に新芽を傷めるので、その前に
マルチングを行うのです。
マルチングの前に幸い雨も降り、乾いていた畝も水分を含みましたので、まずは畝の
両脇に米糠を散布し土寄せを行いました。

米糠には発酵微生物群が必要とするマグネシウム、カルシウム、リン酸、ビタミン類など
が多く含まれており、十分に発酵させた米ぬかを肥料として使うことで、土壌にはミミズや
微生物が大量に発生するようになるのです。
微生物は雑草や作物残渣、土に含まれるミネラルを分解し各種有機物を作ります。
その有機物がイチゴの根に吸収されイチゴの株を健全に育て、甘い大きな実を付けて
くれるのです。
また、微生物はねばねば物質を出して土を団粒化し、ミミズが土地を耕し、水はけがよく
通気性に富む土を作ってくれるのです。
古い下葉を取り除き、病害虫予防の消毒をした後に、黒いビニールでマルチングを
行いました。マルチングの方法は、黒いビニールを畝に覆い、カッターナイフで株の上を
十文字に切り、そこから手を入れてイチゴの葉を傷めないように丸めて握り、ビニールの
上に導き出したのです。

マルチングは地温が下がったり、土壌が乾いたりするのを防ぐために行うのです。
そして草取りの手間も省けるのです。また、果実の汚れを防ぎ病気の防止にも
役立つのです。この時期の3月中旬に毎年おこなっています。
マルチングは我が実家等では、昔は藁を敷きつめていたのですが、残念ながら藁の入手
がなかなか出来ないためポリマルチを毎年敷いているのです。

既に花を付けている株も在りました。
3月初めの花は低温障害により奇形果ができたり着果しなかったりします。
3月上中旬までの花はこれを取ってしまうのです。花を取り除いたからといって後から咲く
花の実が大きくなるということはありませんが。

イチゴは他家受粉です。目の前にいる我がミツバチが飛んできて授粉をして
くれるのです。これにより全体に形の良いイチゴとなるのです。
今年開いたイチゴの花たちにとって、命短い働き蜂との出会いはまさしく
『一期一会』 ?
今年も下の写真の如く、昨年と同様に、大きな甘いイチゴが楽しめるよう我がミツバチ嬢
の活躍に大いに期待しているのです。

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